真実は小説より奇なり!実話を基に製作されたおすすめ海外ドラマ25選

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映画やドラマは現実逃避できるエンターテイメントとして、日常生活をより楽しくしてくれます。なかでも実話を基にしたドラマは、実在の人物や実際に起きた事件を題材にしてリアリティたっぷり。今回は実話を基に製作されたおすすめドラマを、25作品ピックアップして紹介します♪



実話を基にしたドラマ

実話を基にしたドラマといっても全てが事実ではなく、基本的には“事実に着想を得た創作”ということになっています。

それでも実在した人物や事件をベースにある程度の脚色を加えたドラマは、全てフィクションの作品に比べるとよりリアリティのあるものに仕上がっています。

今回は実在した人物や事件をモデルにして製作された、エンターテイメント性の高い見ごたえたっぷりのドラマを紹介します。

ザ・クラウン

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Netflixオリジナル・シリーズで、第73回エミー賞で作品賞ドラマ部門、主演男優賞、主演女優賞など主要7部門を受賞する快挙を成し遂げ、高い評価を受けているドラマ。

エリザベスはジョージ6世が病気で死去したため、26歳という若さで王位を継承して英国女王となる。若く人生経験の浅いエリザベスは女王という重責を背負うことに苦しみ、君主として一人の女性として、エリザベスは多くの決断を迫られることになる。

誰もが知るエリザベス女王の若き頃から近年までをモデルにしており、女王の生きざまや王室のスキャンダル、人間関係を織り交ぜながら描いて見応えたっぷり。

知られざる王室の内幕を垣間見れるのはもちろん、深く切り込んだヒューマン・ドラマは最高のクオリティを誇っています。イギリス王室が舞台だけにとにかくスケールが大きく、女王やマーガレット王女が着こなすドレスも華やかで一見の価値ありです。

 

チェルノブイリ

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1986年4月26日に起きた、チェルノブイリ原子力発電所の事故を題材にしたドラマ。チェルノブイリ原子力発電所の4号炉が爆発を起こし、炉心に使用されている黒鉛が散乱し高い放射能が流出していた。

消防士や発電所の技師たち、近隣の住民達の多くが被爆する、核物理学者のレガソフとホミュック、ソ連閣僚会議の副議長のボリスが事故の原因究明をすることになり、未曽有の大惨事を目のあたりにして愕然とする…。

ドラマを見てまず驚くのがロシアの人々の核に対する認識の低さで、発電所で働く人々ですら事故後に防護服なしで歩くなど、ロシア人と日本人の核に対する温度差が違い過ぎて驚かされるはず。

ドラマではどうして事故が起こったのか、事故が起こった後の政府や研究者達が処理する過程を綿密に描いています。

被爆国日本で育ったからこそぜひ一度見てほしい傑作ドラマで、核や原子力発電所に対して改めて考えさせられる作品です。

 

ドロップアウト ~シリコンバレーを騙した女

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シリコンバレー最大の詐欺事件と言われた実話に迫る、リアルなスタートアップ物語。

エリザベス・ホームズはスタンフォード大学在学中に、200種類以上の血液検査ができる小型血液検査機を発明しようと思いつく。

大学を中退し医療ベンチャー企業「セラノス」を創設するが、血液検査機エジソンの完成がいつになるのかは分からない状況。

メディアはエリザベスを女性版スティーブ・ジョブズと崇め時代の寵児ともてはやすも、彼女が成し遂げたとされる偉業は事実からは程遠かった。

ホームズがセラノスを創業し資金調達に奔走し、時代の寵児に祭り上げられたものの詐欺師と呼ばれ転落していくまでをスリリングに描いています。

事実を忠実に描きながらも全体的にテンポがいいので見やすく、スタートアップ物語としてもおもしろく最後まで飽きずに楽しめます。

ナルコス

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実在したコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルを追う、DEA(麻薬取締局)との戦いを描いた傑作ドラマ。

パブロ・エスコバルはコロンビアでコカインを中心に麻薬ビジネスを展開し、アメリカ政府は麻薬取締局(DEA)をコロンビアに派遣する。

コロンビアへやって来たDEA捜査官のスティーブ・マーフィーは、ハビエル・ペーニャとコンビを組みエスコバルを逮捕するべく捜査を開始する。

実話から着想を得たドラマのため、当時のニュース映像や画像を使いリアリティたっぷりに仕上がっています。

エスコバルがコロンビアを牛耳るカルテルを築き上げていく過程、カルテルとDEAとの全面戦争、麻薬取締局とコロンビア政府の策略や駆け引きなど、見出したら止まらないおもしろさ。

DEAと麻薬カルテルの壮絶な戦いと、男たちの熱いドラマは思わず前のめりになってしまうはず!

 



アンオーソドックス

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デボラ・フェルドマンの回顧録『Unorthodox』をベースに製作され、ニューヨークのユダヤ教超正統派のコミュニティで暮らす、一人の女性の自立を描いたドラマです。

19歳のエスティは若くしてお見合い結婚するが、子供に恵まれず夫ヤンキーとの関係は暗礁に乗り上げていた。

エスティは超正統派の厳しい戒律の元で暮らす自分の人生に疑問を感じ、幼い頃に別れた母親がいるベルリンに移住する。

ベルリンでの新生活と出会いを通じて、エスティが新しい自分を発見していく姿がとっても素敵。

登場人物などはフィクションながら、実際にユダヤ教コミュニティから脱却した一人の女性の経験を基に描かれているためリアリティを感じます。

閉鎖的な社会を飛び出して新しい国で人生をやり直す、エスティの勇気と行動力にきっと元気をもらえるはず!

 

DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機

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鎮痛薬のオピオイドに依存していく人達の物語と、製薬会社の闇を暴いていく実録ドラマ。

アメリカのパーデュー製薬は依存性の高いオピオイド鎮痛薬「オキシコンチン」を発売し、営業員達に町医者に売り込むようにと指導する。

炭鉱の町アパラチアで診療所を営むフィニックス医師は、営業員が勧めるまま患者にオキシコンチンの処方箋を与える。

DEA麻薬取締局の捜査官と司法省は、オキシコンチンの依存性とそれにつながる治安悪化ついて調べ始める。

製薬会社の闇を暴いていくスリリングな展開と、オピオイドに依存していく人達の物語を絶妙に絡めてイッキに最後まで見てしまうおもしろさ。

オキシコンチンに蝕まれていく人たちの物語があまりにも痛々しく、オキシコンチンの恐ろしさが画面からしっかりと伝わってくるリアルな描写も見どころです。

製薬会社の闇に深く切り込んだ実録ドラマの傑作で、見応えのある重厚な海外ドラマが観たいという方にもおすすめです!

 

ボクらを見る目

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1989年4月19日に起きた、「セントラルパーク・ジョガー事件」をベースにドラマ化しています。

セントラル・パークで白人女性が性的暴行を受ける事件が起き、偶然現場近くに居合わせた有色人種の青年達が容疑者として警察に連行される。

青年達は全員未成年ながら、親の同伴なしで警察で尋問が行なわれ、彼らの自白が決定打になり5人は有罪判決を受け服役することに。

出所してから行き場を失った少年たちは無実を訴え続け、汚名をそそぐため5人の長い闘いが始まることになる。

十分な捜査が行われないずさんな捜査がまかりとおり、自白を強要された少年達が無実なのにも関わらず刑務所に収監されてしまうという現実が信じられません。

冤罪という憤りを抱えながら生きていかなければならない少年達の姿を見ていると、胸をえぐられるような痛みを感じます。

改めて人種問題の根深さを考えさせられるドラマで、シリアスですがぜひ多くの方に見てほしい見応えのある傑作ドラマです。

 

マンハント

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全米各地で起こった連続爆破事件の犯人・ユナボマーと、彼を追うFBIプロファイラーを描いたドラマ。

FBIアカデミーを優秀な成績で卒業したフィッツことジム・フィッツジェラルドは、全米を震撼させている連続爆破事件の対策本部に加わることになる。

手がかりは少なく犯人捜査は困難を極めるが、フィッツはプロファイルを一からやり直し僅かな手がかりから犯人像を割り出し犯人のユナボマーを追い詰めていく。

本作の見どころは、何といってもプロファイリングのおもしろさ。ユナボマーの手紙や爆発物など少ない手がかりをヒントに、分析を繰り返して犯人像に近づいていく過程がスリリング。

ユナボマーが爆弾魔になった理由など人間像にも深く切り込んで、骨太なドラマに仕上がっています。

実際に起こった事件が基になっているのでリアリティがあり、犯人像に迫っていく心理的なおもしろさもプラスして最初から最後まで飽きることなく楽しめます。


ホルストン

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1970〜1980年代にかけて、名声を欲しいままに活躍した有名デザイナー・ホルストンの人生を追ったドラマ。

ホルストンはアメリカの田舎町で育ち、唯一の楽しみは母親の帽子をおしゃれに仕立てることで、成長したホルストンはシカゴで帽子デザイナーになり成功する。

婦人服を手掛けるようになりブランドを拡大させ、特にホルストン・ブランドの香水が大きな成功を収める。80年代に巨額な契約金で大手百貨店J.Cペニーと契約するが、事業は次第に悪化していく…。

一人の才能豊かなデザイナーがブランドを拡大していく過程と、それを取り巻く人間関係を描いた見応えのあるドラマです。

ホルストンがドレスや香水を作っていく過程が興味深く、ファッション業界の裏側を覗けるのもおもしろい。成功と転落を経験していくデザイナーと、一人の男性としてのホルストンの生きざまが見応えたっぷりです。

 

令嬢アンナの真実

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2017年に詐欺で逮捕された、アンナ・デルヴェイの実話を基に製作されたドラマ。

アンナは詐欺容疑で告訴され、ライカーズ島の刑務所に収監されていた。記者のヴィヴィアンはアンナのことを記事にしようと連絡を取り、刑務所へ行きインタビューする。

ヴィヴィアンはアンナ本人、詐欺の被害者、友人、恋人に連絡を取り取材を進めていき、アンナの詐欺の全貌が少しずつ明らかになっていく…。

ニューヨークの上流階級が舞台とあり、インスタグラムを多用したおしゃれな構成が印象的。見事な構成力とテンポのよさで、視聴者をグイグイと物語に引き込んでいきます。

アンナが上流階級の著名人を次々とカモにしていき、夢の財団設立まであと一歩までこぎつける「真実は小説より奇なり」のドラマです。

アンナという人物と人生、それを取り巻く人々との関係と記者ヴィヴィアンの物語を巧みな構成で描き、クオリティの高いヒューマン・ドラマに仕上がっています。

 

パム&トミー

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人気ロックバンド「モトリークルー」のドラマー、トミー・リーと元プレイメイトのパメラ・アンダーソンのセックステープ流出事件を描いたドラマ。

トミーは元プレイメイトのパメラ・アンダーソンと結婚するが、あることがきっかけで二人のプライベートを収めたテープが流出し、大スキャンダルへと発展してしまう。

テープは二人のセックスシーンも映っていたため、パメラはひどく傷つき二人の関係にも影を落としていくことになる…。

本作は問題のテープがどうやって流出し、どう広まってスキャンダルになってしまったかをトミーとパメラの関係を通して描いていきます。

テープが流出するまでのいきさつはほとんどコメディ・ドラマなのですが、流出してからはパメラの苦悩が描かれかなりシリアスな展開になっていきます。

女性蔑視も現在に比べると甚だしく、女性の社会的立場や権利についても改めて考えさせられるドラマです。

トミー・リーとパメラ・アンダーソンのことを全く知らない方でもすごく楽しめる内容で、お騒がせカップルのリアルな結婚生活を垣間見れるのも楽しみのひとつ。

ハリウッドが舞台だけありエンターテイメント性たっぷりで、思った以上に見応えのあるドラマです。

 

バンド・オブ・ブラザーズ

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アメリカの伝記記者スティーブ・アンブローズによる、ノンフィクションを原作にしたドラマ。スティーヴン・スピルバーグとトム・ハンクスが製作総指揮を手掛けた、戦争ドラマの最高傑作です。

ウィンターズ中尉率いるE中隊はソベル大尉によるイジメとも言える厳しい訓練を経て、1944年に落下傘部隊としてノルマンディーへと送られる。

ノルマンディー上陸から終戦までの3年間を、E中隊のメンバーの目線を通して戦争の現実と悲惨さを描いています。

各話ごとにスポットを当てる登場人物が変わる構成で、ドラマに登場するキャラクターはすべて実在する人物です。

エンターテイメント性より戦争のリアルと臨場感を重視した仕上がりが特徴で、お涙頂戴の臭い演出などが全くないのが逆に新鮮です。

戦場での兵士たちの息遣いが聞こえてきそうなほどの臨場感が、戦争の恐ろしさと現実を突きつけます。

視聴者を戦場に立たせているようなリアルな演出と、映画並みの壮大なスケールとクオリティは必見!ぜひ見ておきたい、実話を基にした戦争ドラマの最高峰です。


エスケープ・アット・ダンネモラ

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2015年に実際に起きた脱獄事件を基に製作された実録ドラマ。俳優のベン・スティラー監督作で、エミー賞やゴールデングローブ賞に多数ノミネートされた秀作ドラマです。

凶悪犯罪者ばかりが収容される、ニューヨーク州ダンネモラのクリントン刑務所。

リチャード・マットとデヴィッド・スウェットは終身刑囚として服役し、受刑者の縫製指導をしているティリーとスウェットは、密かに性的関係にあった。

マットとスウェットは脱獄を考えるようになり、ティリーを利用して徐々に脱獄の計画を進めていく…。実際に起きた事件を基に製作されているだけあり、すごくリアルな仕上がりで見応えがあります。

主演キャストの演技も素晴らしく、特に受刑者に翻弄されるパトリシア・アークウェットの演技に脱帽!リアルな刑務所の様子や脱獄までのいきさつ、緻密な人間関係を丁寧に描いた骨太な作品に仕上がっています。

 

アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実

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ベストセラー小説をドラマ化した、アンドリュー・ガーフィールド主演の戦慄のサスペンス・ドラマ。ジェブ・パイアリーは敬虔なモルモン教信徒の刑事で、モルモン教区で母子が惨殺された事件を担当することになる。

被害者の夫はLDS(末日聖徒)の名家ラファティ家の出身で、容疑者として事情聴取を受けるうちにラファティ家の知られざる秘密が明らかになっていく。

信仰とは宗教とはどうあるべきものなのかについて改めて考えさせられるドラマで、パイアリーと相棒のダバ刑事が協力して捜査を進める犯罪ドラマとしても上質の仕上がりです。

宗教のタブーに踏み込んだ内容でとっつきにくい印象があるかもしれませんが、敬虔なモルモン教徒の刑事が、事件を調査するうち自身の信仰心を試されていく過程も興味深い。

殺人事件の捜査、物語の中心となるラファティ家の物語、モルモン教を創立したジョセフ・スミスの物語をシンクロして描き、骨太で重厚なドラマに仕上がっています。

 

メモリアル病院の5日間

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2005年にハリケーン・カトリーナで被災した、ニューオーリンズのメモリアル病院で起きた出来事をドラマ化。

ハリケーン・カトリーナが直撃し、災害対策本部を任されたスーザンは患者や避難者のケアと災害対策に追われる。

メモリアル病院は建物内にメモリアルとライフケアの2つの病院があり、地下の発電機が浸水したことで電源を失い、食料と水も乏しくなるが救助が遅くスタッフは苛立つ。

病院からの全員退去を命じられ退去の時間が迫るなか、生きている患者を救うために究極の選択を迫られることになる。

災害の恐ろしさはもちろん、災害が起こった時の病院の対応、患者の救助、スタッフの人間ドラマが描かれ、真に迫った描写がリアリティたっぷりです。

本物のニュース映像も盛り込み、メモリアル病院で何が起こったのかが次第に明らかになっていく構成になっています。

人間の倫理とモラルを問いかける内容で、ずっしりと心に響く重厚なテーマですが、ぜひ多くの方に観てほしいおすすめのヒューマン・ドラマです。

 

ブラックバード

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刑務所に収監された密売人がFBIにリクルートされ、少女連続殺人事件の犯人から遺体を埋めた場所を聞き出すサイコ・スリラー。

元密売人のジミーは彼の性格と人当たりのよさを買われ、FBIに交換条件で少女連続殺人事件の犯人ラリーから話を聞き出すようにとリクルートされる。

ジミーは任務を引き受け、ラリーに近づき彼の警戒を解きながら事件の真相を聞き出していく。囚人がFBIにリクルートされ、シリアルキラーから情報を引き出すという嘘みたいな本当の話がすごい。

とにかくジミー役のタロン・エガートンと、ラリー役のポール・ウォルター・ハウザーの演技が鳥肌が立つくらい素晴らしかったです。

1話60分と長めですが全く長さを感じさせないおもしろさで、グイグイと物語に引き込まれていきます。

殺人事件の真相を追う展開に、ラリーとジミーのトラウマや二人の物語をシンクロさせて描いて見応えたっぷり。

「真実は小説より奇なり」を地で行くような物語で、サイコスリラーや重厚なドラマが好きな方にぜひおすすめです。

 

WeCrashed〜スタートアップ狂騒曲〜

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シェアワークスペース「WeWork」を創業した、アダム・ニューマンのスタートアップ物語。アダムはオフィスをシェアするシェアワークスペースに注目し、投資家から資金を集めWeWorkを創業する。

彼の破天荒な経営方針により支出は増える一方で、上場するIPOを前に会社の無茶な経営が明るみになり、アダムは取締役会からCEO退任要求を迫られる。

イスラエルからの移民がゼロから起業し、アメリカン・ドリームを成し遂げる物語はものすごくおもしろい!

起業当初のワクワク感やスリルが伝わってきて、テンポよく進むストーリーと駆け抜けるような疾走感にあふれたエキサイティングなドラマに仕上がっています。

主演のジャレット・レトと、アン・ハサウェイの圧倒的な演技も素晴らしい。実話を基にしたドラマが好きな方や、おもしろい海外ドラマを観たいという方にぜひおすすめです。

 



ザ・ステアケース- 偽りだらけの真実 –

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2001年に起きた階段転落事故を基に製作されたドラマ。

作家のマイケル・ピーターソンは、妻のキャスリーンと連れ子同士の再婚カップルで、子供たちは独立してマイケルとキャスリーンは邸宅で二人暮らし。

キャスリーンが階段で転落して、怪我を負ったと緊急通報するが死亡してしまう。現場の状況から事故ではなく殺人事件となり、マイケルは起訴されるがピーターソン家は無実を訴え続ける。

裁判と共にピーターソン家の秘密が、徐々に明るみになっていく。サスペンス・ミステリーと同時に、ピーターソン家の秘密と家族関係を描いた家族の物語としても見応えがあります。

事件の捜査、裁判の行方、家族関係をさまざまな人間ドラマを絡めながら、じわりじわりと迫るような緊張感で描いています。重厚なサスペンスやヒューマン・ドラマが好きな方におすすめです。

 

セルフメイドウーマン 〜マダム・C.J.ウォーカーの場合〜

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アフリカ系アメリカ人で女性初の大富豪になった、サラ・ウォーカーの実話を基に製作されたドラマ。

サラ・ウォーカーは洗濯婦として働いていたが、さまざまな問題を抱え脱毛症に悩んでいた。訪問販売で訪れたアディーのヘアケア商品を使い症状が改善し、自分も仕事を手伝おうとするがプライドの高いアディーに断られてしまう。

サラは自分で商品を作ることを決意するが、ビジネスの上で自分が黒人でさらに女性であるというハンデを痛感することになる。

どんな逆境にもめげずに信念を持ってビジネスを展開する、強い女性を描いた見応えたっぷりの仕上がりです。

観た後はきっと元気をもらえるはずで、多くの方に観てほしい素晴らしいドラマ!全4話なので、短い時間で観られるのも魅力です。

 

プロジェクト・ブルーブック

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実在した博士とプロジェクトを基に製作されたSFドラマ。

天文物理学者のハイネック博士は、空軍からUFO目撃情報を調査する「プロジェクト・ブルーブック」の調査員を依頼される。空軍パイロットのクイン大尉とコンビを組み、UFOの目撃情報があるとその土地へ赴き調査を行う。

二人は各地でさまざまな調査を行ううちに、気象状況やソ連の仕業では片づけられない事態を目にし地球外生命体の可能性を信じるようになっていく。

本作はUFOや宇宙人について調べる実在したプロジェクトを基に製作され、人間の興味を搔き立てる仕上がりになっています。

UFO物と言えば『Xファイル』が有名ですが、宇宙人の存在を信じてやまない奇人変人モルダーとは異なり、本作の主役二人は地球外生命体に対してかなり懐疑的なところが逆におもしろい。

『Xファイル』のまじめ版という感じで、実際の資料を基にSF仕立てにおもしろく作成したストーリー展開になっています。

 

ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男

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映画史に残る不朽の名作『ゴッドファーザー』ができるまでの裏話や、ハリウッドの裏事情を描いた超おもしろい秀作ドラマ。

アルバート・ラディはテレビ界でキャリアを積んだ後映画界へ活動の場を移し、パラマウントのプロデューサーとして働くことになる。

ラディの初めてのプロデュース作が『ゴッドファーザー』に決まるが、ニューヨークでの撮影許可を巡りイタリア系マフィアから反対されてしまう。

予算の問題やマフィアの対立に巻き込まれるなど、さまざまな問題が立ちはだかる…。

ゴッドファーザーが完成するまでの裏話やハリウッドの業界裏が分かるのがおもしろく、映画ってこうやってできるんだ!と興味津々でした。

ゴッドファーザーの製作に関わる映画会社の関係者、監督、俳優が織りなすドラマが、映画製作と進行してテンポよく進んで飽きさせません。

映画に反対するマフィアとの関わりもおもしろく、エンターテイメントとして最高の仕上がりになっています。

 

ダーマ―

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17人の男性を殺害した、実在の殺人鬼ジェフリー・ダーマ―の事件を描く戦慄のドラマ。

ジェフリー・ダーマ―は子供の頃両親の不仲のせいで寂しい思いをして育ち、ジェフは父親と動物の死骸を家に持ち帰り解剖したことが唯一の思い出となった。

成長したジェフは酒浸りの日々を送り、ヒッチハイカーの男性をアクシデントで死なせてしまうが、その後自ら男性を誘い薬で眠らせ殺害していく…。

前半はかなりグロいシーンが多く、思わず目を背けてしまうシーンが多数登場するので要注意です。

全10話を完走できるか最初は自信がありませんでしたが、中盤からはジェフの家族、アパートの住人、被害者遺族に焦点を当てて描かれています。

アメリカが抱える人種問題や白人至上主義が浮き彫りになるなど、前半とは異なるアングルで描かれているのに注目です。

ドラマ全体が胸クソ悪くなるような気分にさせられるし、決して楽しめるドラマではありません。それでもジェフの事件を通して、アメリカの闇を痛烈に描いているのは見応えがありました。

実話を基にしたドラマが好きな方や、グロいのは多分耐えられるはず!という方はチェックしてみてはどうでしょうか。

 



ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~

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1970年代に男女平等憲法修正条項を巡って繰り広げられた、賛成派と反対派の女性達の戦いを描いたヒューマン・ドラマ。

1972年にERA(男女平等憲法修正条項)が連邦議会で発議され、各州の承認にかけられる。

保守派の政治活動家フィリス・シュラフリーは、主婦たちを巻き込み反対派のグループ「ストップERA」を発足させる。

ERA成立に必要な38州の批准をめぐり、ERAを指示するフェミニスト団体とストップERAが対立していく。

男女平等法を巡って女性達が反対派と肯定派に別れ、バトルが繰り広げられます。政治ドラマなので話が複雑で分かりにくい部分もありましたが、女性だからこそ自分達の問題を何とかしたい!という熱い思いがビシっと伝わってきます。

ケイト・ブランシェットやローズ・バーンをはじめとする演技派キャストの演技が素晴らしく、女性はもちろん男性にもぜひ観てほしいおすすめドラマです。

 

ホット・ゾーン:アンスラックス

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911同時多発テロ後に起きたもうひとつの恐ろしい炭疽菌テロ事件を、実話を基に真相に迫るスリリングなドラマ。

2001年9月11日にアメリカで同時多発テロが起き、その1週間後フロリダの出版社に勤める男性が、炭疽菌の病状を発症して死亡する。

微生物学に詳しいライカー捜査官が事件を担当することになるが、その後も大手メディアに炭疽菌入りの脅迫文が届き、FBIはアルカイダとの関連を疑う。

炭疽菌に詳しいアメリカ陸軍感染症医学研究所の生物学者たちが協力するが、捜査が二転三転するなか思いがけない容疑者が浮上する。

911同時多発テロのすぐ後に起きた炭疽菌テロ事件を題材に、実話を基にしながらもエンターテイメント性のあるドラマに仕上がっています。

主人公のライカーがわずかな手がかりから犯人像を割り出し、核心に迫っていく過程がスリリング!

超意外な犯人が浮上するなど、予想外の展開にビックリさせられます。全6話と短いシリーズですが、見どころがぎゅっと詰まった骨太ドラマでおすすめです!

 

WE OWN THIS CITY -不正と汚職が支配する街 –

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ボルチモア警察の汚職を暴く、実話に基づいた社会派ドラマ。

ボルチモアは犯罪率が高く、警官による容疑者に対する暴行や横暴な態度が問題視されていた。ボルチモア警察の「ガン・トレース・タスクフォース」に所属するウェイン・ジェンキンスは、リーダーシップと度胸で検挙率を挙げていく。

麻薬の過剰摂取による死亡事件から売人と麻薬捜査官の癒着が浮上し、タスクフォースによる大掛かりな汚職事件が明るみになっていく。

登場人物が多く時間軸が前後するので多少ややこしい部分はありましたが、警察官による汚職と人種差別問題に鋭く切り込んで、重厚で骨太なドラマに仕上がっています。

警察が権力を振りかざし支配していく恐ろしさを、スリリングな展開でテンポよく描いて見応えたっぷりです。