Netflixドラマ『ブリジャートン家』長男アンソニーの嫁探しは大波乱の予感、シーズン2も最高におもしろい!

出典:https://www.denofgeek.com/

シーズン1が世界中で大ヒットし、シーズン2を楽しみにしていたファンを裏切らない仕上がりに大満足♡いつの時代も変わらない恋の悩みを刺激的に描いて、女子が大好きなドラマに仕上がっています。貴族版ゴシップガールとも言える設定で、おもしろくてイッキ見必須!本作のキャストや見どころなどをネタバレなしでレビューします♪(シーズン2のネタバレはありませんが、シーズン1のネタバレを多少含むためまだ視聴されていない方はご注意を。)



『ブリジャートン家』シーズン2概要

製作・配給:Netflix
配信日:2022年3月25日
ジャンル:ラブロマンス、ヒューマン・ドラマ、時代劇
製作国:アメリカ
話数:全8話、1話約60分
日本語吹き替え:あり

『ブリジャートン家』シーズン2あらすじ

ブリジャートン家のダフネが嫁ぎ第一子が誕生し、母親のヴァイオレットは長男のアンソニーもそろそろ結婚して欲しいと願っていた。

アンソニーもやっと嫁探しをする気になり、社交界シーズンの幕開けと共に嫁探しをスタートさせる。ダンベリー夫人の家に滞在しているインドからやって来たシャルマ家にはケイトとエドウィーナという娘がおり、二人がロンドンで社交界デビューする。

エドウィーナに目を付けたアンソニーだったが、姉のケイトは妹を心配するあまりアンソニーに手厳しい評価を下し思うように婚活が進まない。

社交界の幕開けと共にレディ・ホイッスルダウンが社交界新聞を発行し、人々は新しいゴシップに夢中になる。フェザリントン家では遠縁のジャックがアメリカから訪れ、家の当主になるが彼は実は曲者だった。

王妃はレディ・ホイッスルダウンの正体を暴こうと躍起になり候補者を絞っていき、一方エロイーズもホイッスルダウンの正体を独自で調査していく。

アンソニーはエドウィーナとの結婚を希望するが、妹のダフネと母親はアンソニーによく考えるようにと諭す。

シーズン1のキャスト&レビューはこちらをチェック ↓

『ブリジャートン家』シーズン2感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア82% 視聴者スコア74%
IMDb:7.4(10点中)
おすすめ度:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★☆☆

シーズン2も期待を裏切らないおもしろさで大満足でした!本作はただの貴族の婿探しと嫁探しの物語なのに、何でこんなにおもしろいんだろう?と夢中になって見てしまいます。

キャラクターがユニークで嫁探し以外にもレディ・ホイッスルダウンの社交界新聞の話や、女性の生き方、人生のやりがい、家族の絆など、さまざまなテーマを絡めながら描いて全く飽きさせません。

シーズン1はびっくりするぐらい官能的なシーンが多かったですが、シーズン2はかなり控えめ。シーズン1の主人公だったダフネはいい感じの登場回数で、アンソニーの嫁探しのアドバイザーに徹していました。

シーズンごとに主人公が変わるという趣向もおもしろいし、登場人物が多いながらそれぞれにうまくスポットを当てて描く脚本の出来が素晴らしい。

次シーズンへの期待がますます高まる終わり方で、シーズン3が待ちきれません!


『ブリジャートン家』シーズン2キャスト

ケイト・シャルマ(シモーヌ・アシュリー)

母親メアリーの再婚相手の連れ子だが、実の娘のように愛されて育った。大切な妹エドウィーナが幸せな結婚ができるよう、夫候補のアンソニーに厳しく当たってしまう。

エドウィーナ・シャルマ(チャリスラ・チャンドラン)

ケイトの妹で男勝りな姉とは違い、大人しく結婚していい妻になることを夢見ている。アンソニーに夢中になるが、ケイトとアンソニーの仲が悪いことが結婚の障害になるのではと心配する。

メアリー・シャルマ(シェリー・コン)

ケイトとエドウィーナの母親。名家の家出身ながら親が望まない相手と結婚し、インドへ行ったまま長い間イギリスに戻ってこなかった。実家とは確執があるため、ダンベリー夫人の家に滞在する。

ジャック・フェザリントン(ルパート・ヤング)

フェザリントン家の遠縁で、アメリカでルビー鉱山を持ち財を成したという資産家。フェザリントン家の財政難を立て直すため、当主になることになりアメリカから戻って来る。

 

『ブリジャートン家』シーズン2の見どころ

アンソニーの重責

 

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シーズン2の主人公アンソニーは父親を亡くしたことで、若くして一家の当主となり責任とプレッシャーを背負うことになります。

父親と母親の結婚、父親の死の原因とアンソニーのトラウマが描かれ、アンソニーの結婚観に大きく影響していることが分かっていきます。

弟のベネディクトやコリンが気ままに人生を生きるなか、長男のアンソニーは家の財政管理や家族の世話に追われ家族にも厳しくなりがち。

結婚相手にも子爵に相応しい相手を選ぼうと自分の気持ちをないがしろにする様子を見て、妹のダフネと母親のヴァイオレットが心配し結婚についてアドバイスする姿が印象的です。

父親の死がアンソニーの生き方に大きく影響していることが、シーズン2のキーポイントになっています。

社交界新聞とレディ・ホイッスルダウン(※シーズン1のネタバレを含みます)

シーズン1のラストでは、社交界新聞の筆者レディ・ホイッスルダウンがペネロペだということが判明します。視聴者は正体を知っていますが、物語の登場人物はまだ誰も正体を知りません。

王妃に挑戦的な意見をつきつけるホイッスルダウンの正体を暴こうと、王妃はあの手この手を使って調べ、ペネロペの親友エロイーズも独自に調査を進めます。

その過程で元々社交界に反対だったエロイーズが新しい思想に傾倒していき、良き妻良き母になることだけが生きがいとされていた当時の女性の生き方に疑問を投げかけることに。

ペネロペは正体を知られていないながらも女性としてゴシップ新聞を成功させた実力者で、自分でお店を持つ仕立て屋のデラクロワも自立した女性として描かれています。

貴族の嫁探しだけでなく、女性の生き方について描いているのも見どころのひとつです。

ゴージャスな衣装

 

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シーズン1でも感激しましたが、本作はとにかく衣装が素晴らしい!カラフルでゴージャスなドレスは、最初から最後まで視聴者の目を楽しませてくれます。

女性なら一度はこういうドレスを着てみたい、というデザインが多数登場するのも楽しみのひとつです。

シーズン1同様にフェザリントン家のドレスはカラフルで柄物が多く、ブリジャートン家のドレスはシンプルでシックなスタイルになっています。

男勝りで激しい性格のケイトの衣装はパープルが多く、大人しいエドウィーナは女性らしいピンクが多いなど登場人物の性格に合わせた色選びも印象的です。

官能的なシーンが減った理由は?

シーズン1では想像以上に官能的なシーンが多くて面食らってしまいましたが、シーズン2ではかなり控えめになっています。

官能的なシーンが減った理由は、シーズン1のテーマはダフネの婿探しと共にダフネの性の目覚めと教育でした。ダフネはどうやって赤ちゃんが授かるかも知らないまま結婚し、彼女は公爵との結婚生活を通じてセックスについて学び、肉体的な方法でお互いを発見していくという展開でした。

シーズン2では既に性的経験が豊富なアンソニーが主人公で、性的にではなく精神的に満たされていく過程が描かれます。

アンソニーが主人公である以上ダフネが覚醒するような旅に出る必要はなく、自分の本当の姿をさらけ出し深くつながれる相手を見つけるのが目的のため、官能的なシーンを不用意に描く必要はなかったようです。

音楽

『ブリジャートン家』では、時代劇に現代の音楽を使っているのも魅力です。

シーズン1ではアリアナ・グランデの「Thank u, next」、マルーン5の「ガールズ・ライク・ユー」、ショーン・メンデスの「イン・マイ・ブロッド」、テイラー・スウィフトの「ワイルデスト・ドリーム」がカバーされていました。

シーズン2ではマドンナの「マテリアル・ガール」、ニルヴァーナの 「ステイ・アウェイ」、ハリー・スタイルズの「サイン・オブ・ザ・タイムズ」、アラニス・モリセットの「ユー・オウタ・ノウ」などをオーケストラでカバー。

時代劇にも現代のヒットソングをオーケストラで再現し、社交界でのダンスシーンや印象的なシーンで使用し、時代劇でもションダ・ライムズらしいモダンでエッジの効いた演出がドラマを盛り上げています。


貴族の豆知識

ドラマ内で登場する貴族の称号、公爵や子爵の違いがよくわからない!と思い調べてみました。

貴族の称号は、五爵と呼ばれる5つの称号に主に分けられるそう。公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵があり、左から右に階級が下がっていき公爵が一番上になります。

シーズン1に登場したダフネの夫になるサイモンは公爵なので、貴族の中でも一番上の階級。ダフネの兄アンソニーは子爵なので五階級のうち4番目ということになります。

公爵と結婚するのはスゴイ!とシーズン1でも言っていて、ブリジャートン家は子爵の階級なので公爵のサイモンとダフネが結婚したら大出世できるというわけですね。

 

シーズン3は誰が主人公になる?

原作の構成から外れる可能性もあり⁉

 

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『ブリジャートン家』はジュリア・クインによるロマンス小説『ブリジャートン・シリーズ』が原作になっており、各冊ごとにブリジャートン家の子供が順番にメインになっています。

シーズン3と4の製作が既に決定していて、シーズン1はダフネ、シーズン2はアンソニーが主役だったので次は誰が主人公になるのか気になるところ。

シリーズ3作目の原作『An Offer From a Gentleman』では次男のベネディクトが、4作目の『Romancing Mister Bridgerton』では三男のコリンがメインに描かれています。

クリエイターのションダ・ライムズは原作の構成から外れる可能性も示唆しており、シーズン2のラストからするとコリン、エロイーズ、ペネロペの物語に焦点を当てて描くような予感がします。

シーズン3でもアンソニー&ケイトが続役出演!

米サイトColliderがシーズン3でアンソニー役のジョナサン・ベイリーとケイト役のシモーヌ・アシュリーが、続役で出演することが決まったと報じています。

シーズン1では主要登場人物だったサイモン役のレゲ=ジャン・ペイジが、シーズン2に出演せずファンを落胆させたばかり。

シーズン3ではシーズン2の主役だったアンソニーとケイトが再登場するのか気になるところでしたが、無事続役で出演することが決まりファンは一安心ですね♪

『ブリジャートン家』シーズン2のネット上での評判は?

『ブリジャートン家』シーズン2まとめ

現代版ゴシップガールとも言われている本作ですが、本当におもしろいので超おすすめ!貴族の嫁探し&婿探しの物語だけで終わらない、いろいろな要素が詰まった見応えのあるドラマです。

もちろん恋愛ドラマが大好きな女子が満足できる内容で、華やかな衣装やセットもとってもゴージャス♪

女性向けのドラマと思われがちですが、男性でも楽しめると思いますよ。Netflixに加入されている方はぜひチェックしてみてください!

 

 

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