『ティーチャー』教師と生徒の禁断の愛を描いたビターなドラマ、二人の行く末は…⁉

出典:https://www.hotstar.com/i

『ティーチャー』はDisneyプラスで配信中の、教師と生徒の恋愛を描いたヒューマン・ドラマ。二人の禁断の愛がどういう結末を迎えるのか、強いメッセージを込めたかなり社会派の仕上がりになっています。本作のキャストや見どころなどを、ネタバレなしでレビュー!



『ティーチャー』あらすじ

クレア・ウィルソンはウェスター・ブルック高校の新任英語教師として働き始める。夫のマットとは結婚10年目でまだ子供がおらず、妊活中だがうまくいっていない。

エリックはシングルマザーの母親と幼い弟二人と暮らし、ダイナーでアルバイトしている。家庭に余裕がないため大学の奨学金を申し込むつもりだが、SAT(大学進学適性試験)の点数が足りないことに悩んでいた。

クレアはあることがきっかけでエリックの個別指導をすることになるが、放課後や週末に会ううちに二人の仲は次第に親密になっていく。

『ティーチャー』を視聴した感想

日本では教師と生徒の恋愛を描いた映画やドラマは多いですが、海外ドラマでは意外に少ないように思います。

それだけ海外では未成年と大人の恋愛が、タブー視されているということでしょうか。いつ二人の関係がバレるのか、観ているこっちはハラハラどきどき。

駄目と知りつつ禁断の愛にはまっていくクレアとエリックの恋愛模様と共に、二人の関係がどういう影響を及ぼしていくかをシリアスに描いています。

全体的に静かなトーンながらピーンと張り詰めた空気感が漂い、ただならぬ雰囲気を感じさせる仕上がり。

改めて生徒と教師、未成年と成人の恋愛がもたらす深刻さを考えさせられる、社会派の仕上がりになっています。

1話20分と短く見応えがあるので、あっという間に観終わってしまいました。観た後にいろいろな感情が湧いてくるドラマで、ビターテイストな恋愛ドラマが好きな方にもおすすめです。


『ティーチャー』キャスト

クレア・ウィルソン(ケイト・マーラ)

英語教師として高校に赴任してくる30代の教師。夫のマットと妊活中だが思うようにいかず、日々の生活に苛立っている。エリックの個別指導をするうちに、次第に惹かれていく。

エリック・ウォーカー(ニック・ロビンソン)

高校のサッカー部のキャプテンで、テキサス大学の奨学金を受けるため勉強中。家計を助けるためダイナーでアルバイトし、幼い弟の面倒を見るやさしい性格。

マット(アシュリー・ザッカーマン)

クレアの夫で結婚10年目。クレアのことを愛して大切に思っているが、彼女の不満に気付いていない。

ネイト・ウィルソン(アダム・デヴィッド・トンプソン)

クレアの兄で警察官。兄妹関係は良好で、クレアを助けるために色々と手助けする。

サンディ・ウォーカー(リヤ・キールステッド)

エリックの母親でシングルマザー。病院勤務で夜勤が多く、幼い弟たちの面倒を見てくれるエリックに感謝している。

キャスリン・サンダース(マリエル・スコット)

クレアの同僚で、一緒に飲みに行くほど仲良くなる。クレアの浮気にいち早く気付く人物。

 

『ティーチャー』見どころ

ヒヤヒヤのスリリングな関係

 

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本作を観て驚いたのがかなり官能的だったこと。ドラマの冒頭で未成年&成人のそういったシーンが不快感を与える可能性がある、という注意書きがテロップで流れます。

クレアの年齢ははっきりと明かされていませんがおそらく30代中頃で、エリックはもうすぐ18歳を迎えるという設定。かなり年が離れた二人が次第に惹かれ、密会を重ねていく展開はエロティックで官能的。

見つかったら大問題になるだけに、いつどこでどうやって二人の関係が明らかになってしまうのか…、と常にヒヤヒヤしながら視聴していくことになります。

タブーのテーマ

 

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本作のようなテーマは日本とアメリカでは、かなり温度差があるように思います。日本では教師と生徒の恋愛を描いた作品が多く、なかには美化したものやコメディ仕立てのものもあります。

アメリカでは作品数としても少なく、描かれたとしてもタブー扱いです。本作もアメリカではタブーを扱った問題作として、かなり話題になりました。

成人が未成年と関係を持つのは性的虐待とみなされるため、非常にセンシティブなテーマとなりタブー視されてしまいます。

どれだけ二人が本気の恋をしていても、未成年と成人、しかも生徒と教師という立場の恋愛はあってはならないこと。

たとえ二人の間に愛があったとしても性的搾取と見なされ、そういったギリギリのラインを絶妙に描いています。

彼女のせいでエリックの人生が大きく狂わされていく様は何とも言えない気持ちになり、クレアの行動の浅はかさは計り知れないと言わざる得ません。

クレアという人物

クレアとエリックの恋愛を通して、クレアの結婚生活と過去にも焦点が当てられています。

一見普通の女性に見えますが彼女の複雑な過去が、生徒と関係を持つことを正当化していく未熟な女性としての一面を映し出しています。

クレアという人物を深く掘り下げていく展開が興味深く、ヒューマンドラマとしても見応えたっぷりです。

ニック・ロビンソンに注目!

 

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クレアと禁断の愛に身を投じる高校生エリックを演じるのがニック・ロビンソン。現在27歳ですが、高校生役が全く違和感ないくらいなりきっていました。

2010年~2015年にテレビドラマ『メル&ジョー 好きなのはあなたでしょ?』に出演し、2015年の『ジュラシック・ワールド』にメインキャストで出演。

『ビーイング・チャーリー』『フィフス・ウェイブ』『Love, サイモン 17歳の告白 』などの話題作に出演している若手の注目株です。

ちょっとジョン・メイヤー似のイケメンで、年上の先生との恋にのめり込んでいく複雑な役を見事に演じこれからの活躍がさらに楽しみです♪


『ティーチャー』まとめ

タブーを扱ったドラマなので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、いろいろな意味で見応えがありました。

生徒と教師の恋愛もので日本とアメリカでは、こうも描かれ方が違うのかと改めて驚くと思います。クレアとエリックの恋を描きながらも、しっかりとしたメッセージを持って描いているのがよかったです。

かなり辛くしんどい気持ちにはなりますが、ドラマとしてはすごくおもしろくておすすめです!