Netflixドラマ『ある告発の解剖』シリアスで重厚なサスペンス・ドラマ!告発の行方は…⁉

出典:https://www.serienjunkies.de/

サラ・ヴォーンのベストセラー小説を基に、ヒットメーカーのデヴィッド・E・ケリーが脚本を手掛けたリミテッドシリーズ。大物政治家のスキャンダルを発端に、過去の秘密が明らかになっていくサスペンス・ドラマ。本作のキャストやレビューなど、ネタバレなしで早速チェック!


『ある告発の解剖』あらすじ

ソフィー・ホワイトハウスは、内務大臣の夫ジェームズと子供二人と暮らしている専業主婦。大学時代から付き合っているジェームズと、幸せな結婚生活を送っていた。

ジェームズはサザン首相と懇意の間柄で、将来を約束されている特権階級の政府官僚。ある日ジェームズと部下のオリヴィアとの不倫が報じられ、キャリアの危機に直面する。

不倫スキャンダルから、ジェームズは性的暴行罪で起訴されることになり裁判が開かれる。

幸せだった結婚生活が一変し傷ついたソフィーは、裁判を通して夫を信じる気持ちが次第に揺らいでいく…。

『ある告発の解剖』を視聴した感想

性的暴行というシリアスなテーマを扱ったドラマで、全編を通して緊張感のある空気が流れています。重い内容の分、1話45分&全6話の構成がちょうどいい感じでした。

不倫スキャンダルが性的暴行罪へと発展し、ジェームズ・ホワイトハウスの人物像と過去に切り込んでいくところが見応えたっぷり。

隠しておきたかった秘密が次第に明かされていくミステリーと、驚きの展開が用意されているのもよかったです。

不倫スキャンダルをきっかけに夫婦の関係が大きく変化していく点も見応えがあり、ソフィーを演じるシエナ・ミラーがものすごくよかった!

性的暴行事件をあらゆる視点から切り取り、あいまいになりがちな「同意の定義」についても考えさせられます。重厚でシリアスなサスペンス・ドラマが好きな方にぜひおすすめです!


『ある告発の解剖』キャスト

ソフィー・ホワイトハウス(シエナ・ミラー)

ジェームズと結婚後は仕事を辞めて専業主婦をしている。幸せな結婚生活を送っていると思っていたが、ジェームズの不倫スキャンダルで深く傷つく。

ジェームズ・ホワイトハウス(ルパート・フレンド)

内務大臣で、サザン首相とはオックスフォード大学の同期で親友。部下のオリヴィアとの不倫スキャンダルが明るみになり、キャリアが危機に直面する。

ケイト・ウッドクロフト(ミシェル・ドッカリー)

ジェームズを性的暴行罪で起訴する検事。独身だが、妻のいる男性と付き合っている。

オリヴィア・リットン(ナオミ・スコット)

ジェームズの部下で補佐官。まだ20代と若く、一緒に仕事をするうちにジェームズと不倫関係になる。

アンジェラ・レーガン(ジョゼット・サイモン)

性的暴行事件の裁判で、ジェームズの弁護をする弁護士。

 

『ある告発の解剖』見どころ

スリリングなサスペンス・ドラマ

不倫・性的暴行・政治が絡む法廷サスペンスで、裁判を通してジェームズの秘密が次第に明かされていく展開がスリリング。

張り詰めたような空気が常に流れ、画面からじわじわと迫りくる緊張感が伝わってくるようです。意外な展開が後半に用意されていたりと、静かな展開ながらグイグイと視聴者を引き込んでいきます。

正直すごく重い気持ちになりますが、その分見応えのある重厚なドラマでいろいろなことを考えさせられる仕上がりになっています。

特権階級層

本作でスキャンダルの渦中となるジェームズは、裕福な家庭出身のオックスフォード大学卒業のエリートです。大学在学中は愛好会「リバティーン」に所属し、英国首相のトム・サザンとは同期で親友の間柄。

裕福な特権階級層は何をやっても許されるという勘違いが起こりがちで、本作はそういった特権階級について辛口に描いているのも見どころのひとつ。

本作で描かれているように政治家や特権階級層は、スキャンダルや秘密を裏でもみ消しているんだろうな…、と思わずにいられません。

シエナ・ミラーがハマり役!

本作ですごくよかったのが、妻のソフィーを演じたシエナ・ミラー。

不倫で裏切られ性的暴行容疑をかけられた夫をサポートする妻役で、傷つきながらも裁判に出席して全ての陳述を聞く芯の強い女性を演じています。

夫の不貞行為を裁判でずっと聞くのは、想像を絶する苦痛と屈辱のはず。信じたいけれど次第にその気持ちが揺らいでいく、微妙な心境を見事に演じています。

あまりこういう役のイメージがなかった分、意外にハマり役で新たな魅力を発揮していたのが印象的でした。

同意の定義

法廷での論争の焦点になるのが「同意」について。オリヴィアはジェームズを性的暴行で訴えますが、ジェームズの考える性行為に対する「同意」とオリヴィアの考える「同意」に大きな差があります。

恐らく「同意の定義」については、男女の間で温度差があるのでは?と思わず考えさせられました。センシティブで難しい問題だけに、裁判を通して視聴者にも問いかけているようにも思えます。

裁判では「言った」「言っていない」「聞いていない」という台詞の繰り返しで、誰が本当のことを言っているのか、嘘をついているのかは正直本人にしか分からない状態。

それを陪審員が有罪か無罪かを決めるわけで、本当に裁判は難しい。真実と正義がきちんと裁かれるのか?など、いろいろな疑問を投げかけます。

裁判の結果とラストの落としどころの受け取り方も、人それぞれといったところでしょうか…。


『ある告発の解剖』のネット上での評判は?

『ある告発の解剖』まとめ

シリアスで重い内容ですが、いろいろなことを考えさせられる見応えのあるドラマです。重厚なドラマが好きな方や、短いシリーズでおもしろいサスペンス・ドラマを観たい、という方におすすめです。Netflixに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪