子供と一緒に映画を観るときって、選ぶのが大変じゃありませんか?むずかしい内容は駄目だし、かといって幼稚過ぎると大人がつまらない…。そういうときにおすすめの映画のなかから、ほっこり&感動系の洋画を10選ピックアックしました!
僕のワンダフルライフ
思いっきり感動して泣きたい時にぴったりの映画。犬のベイリーが50年間で3回生まれ変わり、元の飼い主の元に戻るまでの感動ストーリー。
生まれ変わったベイリーがそれぞれの飼い主と触れあいながら、3回目で最初の飼い主イーサンと再び巡り合うまでを笑いあり、涙ありのハートフルな展開で魅せてくれます。
特に犬好きな方は涙腺崩壊必須です!犬ってペットじゃなくて家族なんだな、と思わせてくれる素晴らしい作品。続編の『僕のワンダフル・ジャーニー』もおすすめです!
ネバーランド
劇作家のジェームス・マシュー・バリーが『ピーター・パン』のモデルとなる少年一家と出会い、『ピーター・パン』の原型ができあがるまでの実話をベースにした映画。
劇作家のバリーが公園で知り合った一家との交流を通じて、人生も仕事もインスパイアされていきます。バリーと、ピーターパンのモデルになる少年ピーターとの心の触れあいが感動的。
ジョニー・デップが劇作家のバリーを好演し、ピーター役はドラマ『グッド・ドクター』のフレディ・ハイモアが演じています。涙なしには見れない感動ストーリーで、ピーターパンを違う目線で楽しめますよ。
ベル&セバスチャン
日本では『名犬ジョリィ』のアニメで知られる、セシル・オーブリー原作の児童文学を映画化。第二次大戦中のアルプスで孤児のセバスチャンは、村人から野獣と恐れられていた野犬のベルと出会い村人にベルが殺されないようにかくまいます。
ナチスから逃れるユダヤ人家族を救うために、セバスチャンとベルが道先案内人としてアルプス越えをすることになります。厳しい冬のアルプス越えをするシーンはスリリングで、手に汗握ること間違いなし。
戦争という過酷な時代に出会い、困難を乗り越えて結ばれるセバスチャンとベルとの絆が感動的。映画に必要な要素が全て揃った、単なる犬と少年の話では終わらない最高傑作!予告編を観るだけで涙が出てきてしまいますよ。
ダンボ
ティム・バートンが新しい解釈で描く、名作アニメ『ダンボ』の実写版。第一次世界大戦から帰還したホルトは戦争で片腕を失い、戦前に働いていたサーカスに復帰します。
サーカスで誕生したゾウの赤ちゃんダンボのショーが話題になり、娯楽施設「ドリームランド」に迎えられますがダンボを利用して金儲けを企む経営者のヴァンデヴァーと決裂してダンボを脱出させることに…。
サーカスでのダンボの活躍、家族の絆、ドリームランドとの対立、と見どころがギュッと詰まって、2時間があっという間です。大きな耳を持つダンボと片腕を失ったホルトの、ハンディキャップとコンプレックスを乗り越えて自分の輝ける場所を見つけるというメッセージも込められているような気がします。
パディントン
マイケル・ボンド原作の人気児童文学を映画化した本作。ペルーからはるばるロンドンにやって来たクマのパディントンが、ブラウン一家のかけがえのない家族になっていく過程が笑いと共に描かれていいます。
行く先々で騒動を起こす、おちゃめなパディントンがとにかく可愛らしい!パディントンを剝製にしようと企む自然史博物館の館長ミリセント・クライドとの攻防戦など、みどころたっぷり。
パディントンがさまざまな状況を乗り越えて、ブラウン家になくてはならない存在になっていく過程にほっこりします。子供から大人まで楽しめる映画を探している方に、ぴったりの1本ですよ。
プーと大人になった僕
ディズニーアニメでおなじみの『くまのプーさん』の実写映画。アニメ版ではプーさんと仲間たちが主役ですが、この映画は大人になったクリストファー・ロビンが主人公。
子供の頃森でくまのプーと仲間たちと楽しく過ごしたクリストファーでしたが、大人になってロンドンで忙しく働いているうちに子供の頃の思い出を忘れていました。そこにプーが突然現れて、忘れてかけていた大切なものを取り戻していく大人のファンタジーストーリー。
ドジでキュートなプーに子供たちが笑い、クリストファーが家族の絆や大切なものを取り戻していく過程は大人が共感できます。まさに子供から大人まで楽しめる秀作。
シャーロットのおくりもの
世界的に人気のある児童文学『シャーロットのおくりもの』の映画版で、キュートな動物たちが主人公。子豚のウィルバーと、納屋に住む蜘蛛のシャーロットの友情の物語。
いずれは食用として食べられる運命のウィルバーを、シャーロットの知恵で救います。普段は悪役や嫌われ者の蜘蛛を、ヒーローとして扱っているのにも注目です。
動物たちが織りなす友情とシャーロットを救う計画など見どころがいっぱいで、命の大切さも教えてくれる映画。雄大な農場の景色を見ながら、ほんわかとした気持ちになれます。
ピーターラビット
イギリスの児童文学『ピーターラビット』の実写映画化。ピーターラビットと仲間たちが、ロンドンから引っ越してきたうさぎ嫌いのベンジャミンと畑を巡ってドタバタを繰り広げます。
ほんわかとした絵本のピーターラビットを想像していたら、かなり違ってびっくりするかも。うさぎたちが結構エグイことをするブラックコメディ調に仕上がっていて、アクションとミュージカル要素もプラスして大人もかなり楽しめる内容になっていますよ。でもやっぱりピーターラビットは可愛いな、と観た後はほっこりできる仕上がりです。
ベスト・キッド
1984年に公開された大ヒット映画で、2018年には『ベスト・キッド』の34年後を描いたドラマ『コブラ会』が製作され話題になりました。
いじめられっこの高校生ダニエルが日本人のミヤギさんと出会い、空手を習いながら心身ともに成長していく姿を描いた青春映画。ミヤギさん流の風変わりな空手の教え方が面白く、気付かないうちに空手の技を習得していく過程がおもしろい!
ダニエルとミヤギさんの掛け合いに、何だかほっこりとした気分になってしまいます。二人の父子のような絆が感動的で、ダニエルが空手を通じて成長していく姿にきっと応援したくなるはず!ぜひ子供と観たい青春映画の傑作です。
レッドドッグ
実話を元にしたオーストラリア映画。西オーストラリアの炭鉱地ダンピアーに住むレッドドッグは、事故で亡くなった飼い主をひたすら待ち続けます。
待つだけでなく飼い主を探してヒッチハイクをしながらオーストラリアを横断し、日本にも渡り放浪の旅を続け再びダンピアー戻ってきます。死んだ飼い主を思い探し続けるレッドドッグの姿が切なくて、最後は思わず涙してしまいます。
ダンピアーの町にはレッドドッグの銅像が建てられていて、まさにオーストラリア版ハチ公。観た後に爽やかな感動が残る、絶対におすすめの1本!