『ザ・プレミス』サクッと楽しめる、現代社会を風刺したアンソロジー・ドラマ♪

出典:https://whatsondisneyplus.com/

『ザ・プレミス』はDisneyプラスで配信中の、BJ・ノヴァク製作のアンソロジー・ドラマ。現代社会を風刺した内容で、1話30分&全5話と短いのでサクッと観られます。本作のあらすじや見どころなどを、ネタバレなしでレビュー!



『ザ・プレミス』あらすじ

第1話「社会正義セックス動画」

社会正義に意識の高い20代の白人男性が、自分の恥ずかしいセックス動画の背景に係争中の警察の問題の証拠となるシーンが映りこんでいることを発見する。担当弁護士は無実の男性を刑務所から救うため、動画と目撃者を利用する戦略を練る。

第2話「黙祷」

銃による暴力で娘を失い悲しみに暮れる父親は、全米銃協会でPRディレクターとして新たな仕事を始める。仕事場で親しくなった同僚は、彼が働き始めた動機が見かけよりはるかに危険なものではないかと疑い始める。

第3話「ジェシー・ウィーラーのバラード」

大スター歌手が母校の新しい図書館を新設する代わりに、学業成績の褒賞として卒業生総代とのセックスを約束する。全校生徒は総代になろうと勉強に打ち込むが、ジェシーのマネージャーと校長は辞めさせようとする。

第4話「コメント」

愛するパートナーと幸せな生活を送る女性教師が、SNSでの批判的なコメントが気になり常にチェックするようになる。投稿者のよい印象を得ようとするあまり、パートナーとすれ違いが生じてしまう。

第5話「アナルプラグ」

貧しかった移民の子が世界有数の大富豪になり、金銭苦に陥ったかつての学校のいじめっ子に贖罪の機会を与える。ある特定の製品を取締役会でプレゼンし、製品を売り込むというものだった。

『ザ・プレミス』を視聴した感想

どのストーリーも現代社会が抱える問題をシニカルに描き、ダークなものもあれば笑えるものもあり、内容の捉え方も人さまざまといった仕上がりです。

筆者の感想はおもしろかったですが、結構好き嫌いが分かれる作品かもしれません。特にダニエル・デイ・キム主演の第5話は、ラストでうわっ!となってしまいました…、一番おもしろかったけど(笑)。

銃社会のアメリカを鋭く切り取った第2話は心が痛くなる内容で、本作はジャンルとしてはコメディになるようですが深く考えさせられるエピソードがあるのもいい。

Netflixドラマの『ブラックミラー』に雰囲気が似ていて、『ブラックミラー』が好きな方にもおすすめです。全5話構成のアンソロジードラマで、1話ずつ独立した物語になってるのでサクッと観られますよ。

『ザ・プレミス』見どころ

現代社会を風刺したドラマ

 

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銃社会のアメリカ、SNS依存、移民、いじめといった現代社会が抱える問題を、さまざまなアングルで切り取っています。

シニカルに時にユーモアを交えながらシュールに描いて、現代社会のあり方を改めて考えさせられる仕上がり。

かなり風刺が効いていて時にグサッとくるメッセージが込められているものの、全体的にライトで見やすいのが特徴です。

キャストに注目

本作は1話ごとに異なるアンソロジー・ドラマで、出演俳優にも注目です。

『ザ・ポリティシャン』のベン・プラット、『ナルコス』のボイド・ホルブルック、『パニッシャー』のジョン・バーンサル、映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』での演技が絶賛されたルーカス・ヘッジス、『アンビリーバブル たった1つの真実』のケイトリン・デヴァー、『HAWAII FIVE-0』のダニエル・デイ・キムが出演しています。

各エピソードで光った演技を見せていて、ドラマに深みを持たせています。

BJ・ノヴァクが製作

 

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本作は『ザ・オフィス』のライアン・ハワード役で知られる、BJ・ノヴァクが製作しています。

ノヴァクはハーバード大学卒の知性派で、俳優以外に脚本家と監督としても活動し著書も出版するなど多方面で活躍中。

本作では俳優として出演していませんが案内役でエピソード開始前に登場し、全5話の脚本と第2話&第3話の監督を務めています。


『ザ・プレミス』のネット上での評判は?

『ザ・プレミス』まとめ

風刺が効いたユニークなストーリーで、おもしろかったです。1話ごとに異なるストーリーで、1話30分と短いので気楽に観られます。

アンソロジー・ドラマや、短い時間でサクッと楽しめるドラマが観たいという方におすすめですよ。Disneyプラスに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

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