待ちに待ったシーズン3が配信され、再び多くの謎を残したまま終了しました。エンド・クレジット後に登場するベンらしき人物の謎など、次シーズンへの付線が描かれファンは気になって仕方ありません。シーズン4の更新情報と、シーズン4で答えてほしい疑問点について紹介します♪(シーズン3のネタバレを含むため、シーズン3を視聴してから読むことをお勧めします。)
シーズン4についての情報
シーズン4の製作は?
シーズン4についてはまだシーズン3が配信されたばかりで、Netflixから公式の発表はありません。水面下では既にシーズン4への更新を、決定しているのではないかという噂があります。
『アンブレラ・アカデミー』はNetflixの最大の人気番組のひとつであることから、Netflixがシーズン4を見送ることはなさそうです。
シーズン3のエンド・クレジットの後にベンらしき人物が電車に乗っているシーンが登場し、次のシーズンへの明確な設定があったことからも裏付けられています。
Netflixが大人気のシリーズを簡単に手放すはずはなく、シーズン4の製作はまず間違いないと見ていいのではないでしょうか。
シーズン4はいつ頃配信される?
シーズン4の更新が正式に発表されてないため、配信日についてなどは不明です。
シーズン2が2020年の7月に配信され、シーズン3が2022年の6月に配信されたため、シーズン4も夏にリリースされる可能性が高いと思われます。
次のシーズンが2023年夏に登場する可能性もありますが、まだ撮影を開始していないとなるとポスト・プロダクションにかかる時間を考えると、シーズン4は2024年の夏になるのではと予想されます。
何シーズン製作される?
『アンブレラ・アカデミー』のショーランナーのスティーブ・ブラックマンは、シーズン4が更新されるなら、シーズン4がファイナルになるかもしれないと語っています。
『アンブレラ・アカデミー』が次のシーズンを迎えられるかどうかについては現時点で不明ですが、ブラックマンはシーズン4のプロットがどうなるかは分かっているのだとか。
あまり詳しくは語っていませんが、ブラックマンはハーグリーブス兄妹が超能力を失ったらどうなるかというアイデアを探りたいのだそう。
さらにシーズン4のプロットは、エンディングにふさわしいものになるだろうと述べています。
追記:シーズン4への更新が決定!
Netflixが『アンブレラ・アカデミー』シーズン4への正式に更新し、シーズン4が同シリーズの最終シーズンとなることを発表しています。
ショーランナーのスティーブ・ブラックマンが示唆していたとおり、シーズン4がファイナルになるとのこと。
Netflixは主要キャストが全員戻ってくることを確認しており、シーズン3のフィナーレで設定されたストーリーをそのまま引き継ぐようです。
シーズン4で答えてほしい8つの疑問(※ネタバレを含むため要注意)
エンド・クレジット後に登場したのはどのベンなのか?
『アンブレラ・アカデミー』は各シーズンに大きなクリフハンガーを残して終了するのがお約束で、シーズン3もしかり。
シーズン3のエンド・クレジット後のシーンでは、ベンらしき人物がオープニングと同じ列車に乗っており韓国語の本を読み眼鏡をかけています。
シーズン3では別の時間軸で育ったスパロー・ベンが登場し、チームのナンバー2として活躍する一方でアンブレラのベンより険悪な性格になっていました。
シーズン3のエンド・クレジット後に登場するベンは、スパロー・ベンの可能性もありますがかなり落ち着いた人物のように見えます。
スパロー・ベンはシーズン3のラストで、韓国のソウルに向かう意思を見せておらず自分の生みの母親についても興味を示していなかったのでその可能性は低いと思われます。
アンブレラのベンでもないため、ソウルにいるベンはまったく新しいタイムラインの新しいキャラクターかもしれません。
スーパーパワーを持たずに育った可能性が高く、ベンとさえ呼ばれない可能性があります。どちらにしても再びベンが重要な役割を担うようで、新たなベンの物語がどうなるのか気になります。
シーズン3でアリソンは死んだのか?
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シーズン3のラストではホテル・オブシディアンの跡地に記念公園が作られ、アリソンとスローンを除くアンブレラのメンバーが集まっていました。
アリソンはビバリーヒルズの自宅に行くシーンが登場し、家にいるのは娘のクレアと1960年代の夫レイモンド・チェスナットで、レイがクレアの父親というまさにアリソンが夢に描いたような家族構成になっていました。
シーズン3ではアリソンは1960年代の夫レイを捨てて2019年に戻ってきたものの、娘のクレアがスパローの時間軸に存在しないことを知り絶望します。
自暴自棄になり最後には、ハーグリーブス卿と共謀しメンバーを裏切ってしまうことに。辛い目にあっただけにハッピーエンドを迎えたことでファンは胸を撫でおろしたものの、これはアリソンが死んで天国に行ったという設定も考えられます。
アリソンがオブリビオンの機械が兄弟を燃料として使うことに気づくまで、すべては計画通りに進んでいました。
アリソンがハーグリーブス卿の陰謀の真相に気づき、ハーグリーブスがリセットの準備を終えた後彼女は父親を殺し、自分自身を燃料として他のみんなを助けたのであればアリソンは自分を犠牲にして死んだ可能性があります。
アリソンがシーズン3でレイモンドとクレアと迎えるハッピーエンドは、死後の世界なのかもしれません。それとも再びタイム・パラドックスのせいで歴史が変わり、異なる現実になってしまったのか…?
アリソンが生きている説
ラストでハーグリーブス卿は宇宙をリセットし、新しいタイムラインを作り「ハーグリーブス・ファイナンシャル」という巨大ビルを建て現代世界を支配しています。
このリセットによりハーグリーブス卿は現実を細部に渡って書き換える完全な権限が与えられ、レイモンド・チェスナットを2019年でアリソンの夫とクレアの父親の両方にしたと考えられます。
5号が目撃したホワイト・バッファローの部屋で二人が話している内容は恐らくこの件についてで、兄弟を裏切る見返りとしてアリソンの完璧な家族を彼のリセットされた宇宙で現実にするのです。
この場合アリソンはシーズン3のラストで生きていて、公園で兄弟たちと一緒にいないのは、ビバリーヒルズの自宅に直行し幸せな再会を果たすためということになります。
アリソンが生きている説、天国にいる説でシーズン4の内容が大きく変わるため、かなり気になるポイントです。
スローンに何が起こったのか?
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シーズン3の最終エピソードでは、スパロー・アカデミーで生き残っているのはスローンとベンだけです。ラストでアンブレラのメンバーが公園で集まっている時、スローンはおらずルーサーが探しに行きます。
なぜこのシーンでスローンが不在なのかは、シーズン4で答えてほしい大きな疑問点になるはず。
ハーグリーブス卿のタイムラインはルーサーを死後の世界から連れ戻すだけでなく、5号とディエゴの怪我を癒すというおまけまでついています。
ハーグリーブス卿が他の子供たちを生存させ回復させたのなら、スローンだけ始末されてしまうのは辻褄が合わないため生きている可能性が高い。
ただスローンは新しい時間軸に降り立った可能性が高く、異なる時間軸のスローンはスパロー・アカデミーやルーサーのことも知らないことになります。
ルーサーがスローンを見つけるにしても、新しいスローンといちから関係を始めることになるかもしれません。
ハーグリーブス卿の出身地は?
シーズン2でハーグリーブス卿の正体がエイリアンであることが判明しますが、シーズン3でも彼の正体は謎のまま。
ハーグリーブス卿が、どこの惑星からやってきたのかは最大の謎のひとつです。ハーグリーブス卿の惑星はどんなところなのか、地球にやってきた目的など明らかにしてほしい点がたくさんあります。
シーズン3では攻撃するときに青い触手のような手が出てきて、鋭い棘が下まで伸びているシーンが登場しました。
この鋭い棘のついた手は、ルーサーを一瞬で切り裂くほどの力を持っています。シーズン4では、ハーグリーブス卿の正体をぜひ解明してほしいところです。
アビゲイルは何者なのか?
シーズン3のラストは高層ビルの最上階でハーグリーブス卿がアビゲイルと手をつなぎ、下界を見下ろしているシーンで終了しました。
アビゲイルはシーズン1でハーグリーブス卿のフラッシュバックで登場する女性で、病の床に伏している様子が描かれています。
アビゲイルはハーグリーブス卿と同じく、エイリアンなのでしょうか?アビゲイルが亡くなった後もハーグリーブス卿は彼女の凍結した遺体を月に保管し、組織はハーグリーブス卿の月の裏側への興味に言及しています。
シーズン1でのルーサーの月探査の秘密の目的も明らかになり、アビゲイルを見守るためにルーサーを月へ送ったことになります。
ルーサーが傷ついたほどこの旅行は無意味なものではなかったことになりますが、なぜハーグリーブス卿が彼女を月に保管していたのかは不明。
ハーグリーブス卿は自分がなぜ地球に来たのかを、子供たちに知られる危険を冒せなかったことも理由の一つと思われます。アビゲイルの本当の正体と、ハーグリーブス卿の目的はシーズン4で明かされるのでしょうか?
ベンの死の謎
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ベンは2006年に17歳で亡くなり、任務に失敗して悲劇が起きたことになっています。
ベンの銅像に刻まれた碑文からベンは自ら命を絶ったとする説が浮上するなど、ファンの間でもベンの死に対する憶測が飛び交っていますが、ドラマ内では未だにはっきりとは言及されていません。
シーズン3ではベンの死に関する情報が新たに追加され、「ジェニファー事件」としてクラウスやルーサーの口から語られています。
ヴィクターはベンの部屋に入ったとき ”ジェニファー “と書かれた女の子の絵で埋め尽くされているのを発見します。
このシーンはベンがアンブレラとスパローの両方の時間軸で、ジェニファーを知っていたことを意味します。
アンブレラ/スパロー・アカデミーは2006年にあるミッションに着手し、ジェニファーという若い女性が何らかの形で関与していた模様。
スパローの時間軸から判断するとベンはすでにジェニファーを知っていて、ロマンチックであろうとなかろうと彼女に対して感情的なつながりを持っていたと推測されます。
ミッションがうまくいかずジェニファーの命が危険にさらされたとき、アンブレラのベンは自分を犠牲にして彼女を救って命を落とし、スパローのベンは自分の命を優先させジェニファーは死んでしまったのかもしれません。
この説は2人のベンの性格の違いと一致し、アンブレラのベンは愛する人のために常に命を捧げる優しい人ですが、スパローのベンはより冷酷な人物で成功と評判に執着している人物です。
どっちにしてもジェニファーに関する決断は、スパローのベンを悩ませているよう。シーズン3ではっきりと判明しなかったベンの死の謎は、シーズン4で語られるのかに注目です。
シーズン4の展開はどうなる?
ショーランナーのブラックマンは、シーズン4でアンブレラ・アカデミーが超能力を失ったらどうなるかというアイデアを探りたいと語っていることから、パワーを持たないアンブレラ達が描かれる可能性があります。
エンド・クレジット後に登場するソウルにいるベンはまったく新しいタイムラインであり新しいキャラクターかもしれないことから、スーパーパワーを持たずに育った可能性が高くベンとさえ呼ばれない可能性があります。
新たなドッペルゲンガーが登場するかもしれないことはこのエンド・クレジットのベンのシーンで示唆されており、ハーグリーブスが支配する世界で生きていくというテーマに取り組むことになるかもしれません。
アリソンがアカデミーから離れ新しい人生を歩んでいるか、あるいは死んで死後の世界にいるのかが最大の疑問点になりそうです。