Netflixドラマ『私の”初めて”日記』シーズン1 負け組から勝ち組へ! 大人も楽しめる超おすすめ爆笑青春ドラマ♪

出典:https://bingepost.com/

インド系アメリカ人のデービーが負け組から勝ち組へと成長していく過程を、ユーモアたっぷりに描いた爆笑青春ドラマ。王道のアメリカ青春ドラマに変化球をたくさんプラスした、超おもしろいドラマに仕上がっています。シーズン1のキャストや見どころを、ネタバレなしでレビュー!



『私の”初めて”日記』シーズン1概要

製作・配給:Netflix
ジャンル:青春、恋愛、コメディ
製作国:アメリカ
話数:全10話、1話約30分
日本語吹き替え:あり

『私の”初めて”日記』シーズン1あらすじ

インド系アメリカ人のデービーは、親友のファビオラとエレノアと共にUN(国連)とあだ名をつけられお世辞にもイケてるとは言えない存在。

高校1年生の時は家族の不幸で辛い思いをし、高2は自分を変えて楽しい高校生活にすると誓う。まずは彼氏を作ろうと行動を開始し、学校の人気者パクストンと仲良くなろうと近づく。

パクストンと妙な友情関係を築きながら仲良くなっていくが、成績をいつも競う天敵ベンとも次第に打ち解けていくことに。

負け組から徐々に勝ち組へとなっていくデービーだが、厳しい母親との溝が深まったり親友との間がこじれたりとさまざまな試練を経験する。

『私の”初めて”日記』シーズン1感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア93% 視聴者スコア86%
IMDb:7.8(10点中)
総合評価:★★★★★
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★☆☆

タイトルからして高校生のおバカ系コメディ・ドラマと思いずっとスルーしていましたが、姉が超おもしろいから絶対おすすめ!というので視聴。

めちゃくちゃおもしろいじゃん~!と超ハマってイッキ見してしてしまいました。アメリカ青春ドラマの王道に、変化球を入れまくってユニークな仕上がりになっているのが最高です♪

デービーがインド系のためインドの文化も描かれ、登場人物がほぼマイノリティなのも意外性抜群。

LGBTQといった現代らしい多様性もうまく取り入れて、元テニス選手のジョン・マッケンローによるツッコミ満載のナレーションが超笑えます。

笑えるだけでなく家族や友情関係もがっつりと描いて、しっかりとしたブレないテーマがあるのも魅力。

大人も楽しめる青春ドラマとしては上級の仕上がりで、アメリカで高評価を受けているのも納得です。アメリカの青春ドラマはあなどれない!ずっとスルーしていたのが本当にもったいなかったです。

それにしてもアメリカの高校生活はサバイバルするのが大変そう…。海外青春ドラマが好きな方や、笑えるおもしろいドラマが観たい方に超おすすめです♪


『私の”初めて”日記』シーズン1キャスト

デービー・ビシャクマー(マイトレイ・ラマクリシュナン)

インド系アメリカ人の高校2年生。彼氏を作って楽しい高校生活を送ろうと、憧れのパクストンに近づいてある提案をする。

ナリーニ(プールナ・ジャガナサン)

デービーの母親。他の母親に比べるとかなり厳しく、そのせいでデービーとよく喧嘩になってしまう。

パクストン・ヨシダ(ダレン・バーネット)

学校の人気者で、祖父が日本人の日系アメリカ人。優秀な水泳選手だが勉強が苦手で、おバカな友達といつもつるんでいる。

ベン・グロス(ジャレン・ルイソン)

デービーといつも成績を争っている同級生。イケていないデービーをいつもからかうが、実は友達がいない。

ファビオラ(リー・ロドリゲス)

デービーの親友で、電子工学が得意なロボット好き。自分のセクシャリティに悩んでいる。

エレノア(ラモナ・ヤン)

デービーの親友で演劇部所属。女優の母親が、自分を置いて出ていったことがトラウマになっている。

カマラ(リチャ・ムールジャニ)

デービーの従姉で、デービーの家に居候している。モデルに間違われるほどの美人ながら、生物学の研究員。

ライアン先生(ニーシー・ナッシュ)

デービーのセラピーの先生。デービーに常に真摯に接する、よき相談相手。

 

『私の”初めて”日記』シーズン1見どころ・解説・考察

大人も楽しめる青春ドラマ

タイトルの『私の”初めて”日記』が何だかおバカ系の青春コメディを連想させますが、大人も楽しめるしっかりとした内容のある青春ドラマになっています。

イケていない高校生デービーが自分を変えようと負け組から勝ち組へ成長していく過程を、家族や友情関係をうまく絡めながら描いていて最高におもしろい!

たくさんの登場人物をうまく物語に組み、ギュッとおもしろさを詰め込んだストーリーが最後まで飽きさせません。とにかく脚本と構成が最高に上手くて、コメディながら実は奥が深い。

ティーン・ドラマは若い人たちだけのものではないよ、と言いたくなる大人も楽しめる仕上がりが魅力です。

変化球だらけの青春ドラマ

本作の魅力は何と言っても王道青春ドラマをベースに、たくさんの変化球が飛んでくるところ。主役のデービーはインド系、学校の人気者パクストンは名字がヨシダの日系アメリカ人という意外な設定がおもしろい。

普通青春ドラマに登場する学校の人気者は、アメフト部やバスケ部所属の白人イケメンがお約束ですが、もうそういう描かれ方は終わったんだなと改めて感じます。

デービーの友人はみなマイノリティで、天敵ベンもユダヤ系と主要キャストにアングロサクソン系の白人が一人もいないのが意外性たっぷりです。

LGBTQネタもさりげなく取り入れて、現代のドラマらしい多様性に富んだ仕上がりになっています。インドの文化もたくさん登場し、変化球に富んだおもしろい設定がとにかく魅力的♪

愛着の湧くキャストたち


主人公のデービーはよく言えばゴーイング・マイウェイ、悪く言えば自己中心的。ときどきデービーの行動にイラっとさせられるも、何だか憎めないところがご愛嬌。

厳しすぎるお母さんや、嫌味たっぷりの天敵ベン、日系アメリカ人の人気者パクストンなど、個性的なキャラがたくさん登場します。

みんなアクが強いのに何だか愛着が湧くキャラばかりで、これも本作の魅力のひとつかもしれません。

パクストンの友人や妹などサブキャラも個性たっぷりで、すべての登場人物をインパクトのある個性キャラに仕立てる手腕が素晴らしい!

ヨシダ君がカッコいい♡

 

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出演者のなかでもイケメンNo.1は、何と言っても学校の人気者のパクストン。日本人のクオーターでおじいちゃんが日本人という設定です。学校の人気イケメンが日系人というのは何ともうれしいですよね♪

アジア人の血が入っているように見えないけれど、ヨシダ君演じるダレン・バーネットはしっかりと日本の血が流れているそう。

若い頃のマイロ・ヴィンティミリアに似てる!と思ったら、何と『This Is Us』でマイロ演じるジャック役の若い頃を演じていたそう。『This Is Us』全シーズン観たのに全く記憶にないものの、やっぱり似てますよね。

イケメンのヨシダ君が、デービーとこれからどうなっていくのかにも注目です。

ナレーションがおもしろい!

青春ドラマにナレーションがあること自体珍しいですが、本作でナレーションを務めるのが元テニス選手のジョン・マッケンローというのが驚き。

マッケンローと聞いても今の若い世代は誰それ⁉という感じかもしれませんが、80年代に活躍したテニス選手で、今のフェデラーやジョコビッチのような存在と言えばわかりやすいかも。

アラフィフの筆者はナレーターがマッケンローと知って何かの冗談?と思ってしまいましたが、するどいツッコミのナレーションが超おもしろくて爆笑でした。

最終話に本人が登場して、やっと冗談じゃなかったと分かったという(笑)。デービーの天敵ベンに焦点を当てたエピソードでは、『ブルックリン・ナイン-ナイン』のアンディ・サムバーグがナレーションを務めているので要チェックです。


『私の”初めて”日記』シーズン1のネット上での評判は?

『私の”初めて”日記』シーズン1まとめ

本当におもしろくてめちゃくちゃ笑いました!個人的に超好みのドストライクなドラマで、アメリカの青春ドラマはスゴイなと心から感心してしまいます。

邦題で損している気もしますが、ぜひたくさんの人に見てほしい幅広い世代で楽しめる青春ドラマです。

とにかく構成と脚本が本当に上手くて、グイグイと視聴者を引き付けて話しません。Netflixに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

 

 

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