Amazonドラマ『CIA分析官ジャック・ライアン』シーズン3 アメリカとロシアが一触即発の危機に!第三次世界大戦が勃発するのか⁉

出典元:https://www.bt.com/

Amazonプライムの大人気シリーズ『CIA分析官ジャック・ライアン』シーズン3は、ヨーロッパを舞台に再びライアンが大暴れ!現在の世界情勢も踏まえた内容と、映画並みのド派手なアクションで楽しませてくれます。シーズン3のキャストや見どころなどを、ネタバレなしでレビューします♪



『CIA分析官ジャック・ライアン』シーズン3概要

製作・配給:Amazon
配信日:2022年12月21日
ジャンル:アクション、スリラー、サスペンス
製作国:アメリカ
話数:全8話、1話約50分
日本語吹き替え:あり

『CIA分析官ジャック・ライアン』シーズン3あらすじ

ジャック・ライアンはCIAのローマ支局に赴任しており、ロシア工作員からソコル計画の再開(ロシアがレーダーに探知されない小型核兵器の導入を利用する計画)について知る。

ソコル計画を調査するため、CIAロシア支局の支局長エリザベス・ライトとジェームズ・グリーアの指示のもと危険な任務に就く。ロシアの国防相が暗殺され、チェコ大統領のアレナ・コヴァチはロシアとの関係において危険な立場に置かれてしまう。

外交特権を失ったライアンは国際指名手配されてしまい、CIAベネズエラ支局長だったマックス・ノーベンバーと合流する。

二人はかつてソコル計画に携わっていたルカ・ガチャロフと接触し、ロシアの国防相暗殺の黒幕やソコル計画の全貌を暴こうとするが大きな陰謀に巻き込まれていく。

シーズン2のあらすじやレビューはこちらをチェック↓

『CIA分析官ジャック・ライアン』シーズン3感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア75% 視聴者スコア74%
IMDb:8.0(10点中)
おすすめ度:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★☆☆

シーズン2からかなり間隔が開いたこともありすごく期待していたのですが、結構話が複雑で分かりにくかった⁉という印象がありました。

登場人物が多く過去のタイムラインと行き来して、登場人物の過去と現在が一致しずらかったりと構成がイマイチ分かりにくいと思ったのは筆者だけ…?

ライアンがヨーロッパのあちこちに行くので、いまライアンがどこで何をしているのかも少し分かりにくかったように感じました。(筆者の理解度がただ単に低いというだけかもしれませんが:笑)。

個人的にはやっぱりシーズン1が、ストーリー的に最高におもしろかったと思います。

それでも現在の政治情勢を踏まえた内容もあり、後半はかなり盛り返してきて『ジャック・ライアン』らしい展開を楽しめます。

ロシアの老スパイのルカの哀愁漂うストーリーもよかったし、ヨーロッパを股にかけたスケールの大きい物語は一見の価値ありです。

シーズン2でライアンをしのぐ活躍をした、ノーベンバー役のマイケル・ケリーがカムバックしたのもうれしかったですね♪

映画並みのスケールとアクションを楽しめるドラマを観たい!というときに是非お勧めのドラマです。


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『CIA分析官ジャック・ライアン』シーズン3の新キャスト

エリザベス・ライト(ベティ・ガブリエル)

CIAロシア支局の支局長。ライアンの無謀な行動に頭を悩ませるも、グリーアとライアンを信頼しロシアの陰謀を暴くことに協力する。

アレナ・コヴァチ大統領(ニーナ・ホス)

チェコスロバキアの大統領。ロシアの国防相がチェコで暗殺されたことで、難しい立場に立たされる。

ルカ・ゴチャロフ(ジェームズ・コスモ)

かつてソコル計画に加担した人物で、ライアンとノーベンバーに接触してくる。

アレクセイ・ペトロフ(アレクセイ・メンヴェレフ)

ロシアの国防相暗殺後に就任する新国防相。

ペトル・コヴァチ(ピーター・ギネス)

コヴァチ大統領の父親で、妻の財力とステイタスを利用している人物。

 

『CIA分析官ジャック・ライアン』シーズン3の見どころ・解説・考察

ロシアの狙いは?

 

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シーズン3の大きな鍵となるのが「ソコル計画」。1960年代に計画された核兵器を用いる計画で、ライアンたちは新たなソコル計画の再開について知り、アメリカとロシアの衝突を皮切りに第三次世界大戦へと勃発する危機を阻止しようと奔走することになります。

ロシアのウクライナ進攻など現在の情勢を踏まえた内容にも注目で、ロシアが計画するソコル計画の全貌が次第に明らかになっていく展開がスリリングです。

ライアンが国際指名手配されてまでも、ロシアの計画を暴き国を救おうと奔走していく姿がカッコいい!

ソコル計画の黒幕がストー リーが進むごとに明らかになっていき、その人物が誰なのか予測しながら観るとさらに楽しめます。

ヨーロッパを舞台にライアンが大暴れ!

 

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シーズン1は中東、シーズン2は南米が舞台でしたが、シーズン3ではライアンがヨーロッパで大暴れ!イタリア、ギリシャ、ロシア、チェコスロバキアなど、ヨーロッパの各地を股にかけスパイ活動を繰り広げます。

ライアンはCIAの分析官でデスクワークのはずでは…?と思ってしまうほど、外回り勤務専属になっています。

シーズン3も圧倒的なスケールと映画並みのアクション満載で、ライアンの行き先に何が起こるのかハラハラどきどきの連続です。

シーズン3の影の主役

 

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シーズン3の登場人物の中で最も興味深いキャラクターは、ロシアの老スパイのルカ。シーズン3の大きなカギを握る人物として登場し、ライアンに接触してきます。

ルカがライアンと関わることで、ロシアが目論むソコル計画の全貌が次第に明らかになっていくことに。

ルカがライアンに連絡を取る理由もストーリーを通じて見て取れ、恐らくルカはライアンに自分と同じ倫理観を持つ人間だと思ったから接触してきたのでは?と想像してしまいます。

ルカの過去と現在の二つのタイムラインが描かれ、ロシアの老スパイの暗躍を哀愁たっぷりに描いています。


シーズン4の製作は?

シーズン4がファイナル・シーズンに

2022年5月にAmazonは『CIA分析官ジャック・ライアン』が、シーズン4で終了することを発表しました。 シーズン3の撮影が新型コロナウィルスのパンデミックのために遅れたため、2019年のシーズン2の公開から3年間空くことになってしまいました。

主演のジョン・クラシンスキーは『CIA分析官ジャック・ライアン』の4シーズンにわたって主演と製作総指揮を務め、最終シーズンではショーランナーとしての役割も果たしています。

シーズン4でキャシーが復活?

シーズン4がファイナル・シーズンになることが発表されており、最終シーズンでジョン・クラシンスキー版トム・クランシーの冒険がどう締めくくられるかに注目が集まっています。

シーズン1でジャックと付き合うことになったキャシー役のアビー・コーニッシュは、シーズン4で再び同役を再演すると見られているそうです。

恋人からステップアップして、キャシー・ライアン博士になると噂されています。シーズン3では恋愛ネタゼロだったため、ライアンとキャシーがどうなるのかも気になるところです。

シーズン4のキャスト&ストーリー

シーズン3のエンディングでは、シーズン4のいくつかの側面が設定されましたが、ストーリーがどうなるのかライアンの最後のミッションがどうなるのかについては、何のヒントも与えられません。

シーズン4の復帰キャストは、ジャック・ライアン役のジョン・クラシンスキー、ジェームズ・グーリア役のウェンデル・ピアース、マイク・ノーベンバー役のマイケル・ケリー、ノオミ・ラパスはシーズン2で演じたスパイ、ハリー・バウマンを再演する予定。

ジャック・ライアンの妻となる運命にありながら、シーズン1以降シリーズに登場していないキャシー・ミューラー博士役で、アビー・コーニッシュが再登場するようです。

マイケル・ペーニャがドミンゴ・チャベス役でシーズン4に参加し、計画中のレインボー・シックスのスピンオフが製作されると伝えられています。

『ジャック・ライアン』のスピンオフが製作中

ジャック・ライアンはシーズン4で終了しますが、トム・クランシーの小説に登場するもう一人の主要人物ドミンゴ・チャベスがシーズン4に登場する予定。

マイケル・ペーニャがドミンゴ・シャベスを演じる予定で、シャベスはレインボーシックスの執行役員であり、クランシーの22の小説に登場しそのうちジャック・ライアンの7つの小説に登場する登場人物です。

マイケル・ペーニャ演じるシャベスがシーズン4でどういう活躍をし、スピンオフへと繋がるのかも今から楽しみですね♪

追記:シーズン4の配信日が決定!

Amazoプライムはシリーズ完結編となる『CIA分析官 ジャック・ライアン』シーズン4を、2023年6月30日に配信することを発表。毎週金曜日に2エピソードを配信し、全6話構成で7月14日に最終話が配信されます。

シーズン3が2022年12月の配信で、わずか6ヶ月でシーズン4が配信されるのは驚きです。シーズン4では国内と海外に敵が登場することを予告しており、ライアンはCIAの副長官代理という新しい役割を担い、内部の腐敗を暴くという任務を遂行することになるそうです。

ライアンは他のチームと共に腐敗がどこまで深いかを調査し、麻薬カルテルとテロ組織の癒着を突き止め、陰謀を明らかにするライアンの覚悟と信念が試されるというストーリー。

シーズン4のキャストは、ジェームズ・グリーア役のウェンデル・ピアース、マイク・ノーベンバー役のマイケル・ケリー、CIA長官代理エリザベス・ライト役のベティ・ガブリエルが再び出演し、アビー・コーニッシュがキャシー・ミューラー役で再登場します。

マイケル・ペーニャとルイ・オザワは、それぞれドミンゴ・チャベスとチャオ・ファとして出演し、『ジャック・ライアン』のフランチャイズの将来を占う可能性を持つキャラクターとして登場します。

参照記事:Everything We Know About Jack Ryan Season4

『CIA分析官ジャック・ライアン』シーズン3まとめ

個人的にはシーズン1が一番おもしろかったという印象ですが、映画並みのスケールのスパイドラマはやっぱり『ジャック・ライアン』は絶対外せないと思える仕上がりでした。

多少ストーリーが分かりづらい個所はありましたが、重厚で見ごたえのあるアクションドラマやスパイドラマが好きな方にぜひおすすめです。Amazonプライムに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

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