『チッペンデールズへようこそ』女性向けストリップ・クラブを創設!インド移民の成功と転落を描く奇想天外な物語

出典元:https://whatsondisneyplus.com/

アメリカ初の女性向けメンズストリップ・クラブを設立した、スティーヴ・バネルシーの実話を基にした物語。移民から起業し成功して転落するまでを描く、エキサイティングなドラマに仕上がっています。本作のキャストや見どころなどを、ネタバレなしでレビューします♪



『チッペンデールズへようこそ』あらすじ

ソメン・バネルジーはインドからロサンゼルスへ移住し、ガソリン・スタンドでマネージャーをしている。

プレイボーイ誌の創設者ヒュー・ヘフナーに憧れ、スティーブと改名し節約した貯金をはたいてバック・ギャモンのクラブをオープンする。

客が全く入らず偶然店にやって来たポールをプロモーターとして雇い、店をナイトクラブへ変えるがなかなかうまくいかない。

スティーブはあるヒントを得てお店を女性向けのメンズストリップ・クラブへと変更し、「チッペンデールズ」をオープンする。

周りの予想を裏切り店は大盛況になり、ストリップの質を上げるため振付師のニックを雇う。

ニックの手腕でチッペンデールはワンランク上のショー仕立てのストリップへと生まれ変わり、向かうところ敵なしの一人勝ち状態だった。

経営は順調だったがチームメンバー間で意見の食い違いが起きていき、チッペンデールズの運命が枝分かれしていく。

『チッペンデールズへようこそ』を視聴した感想

メンズストリップ・クラブを創立したインド移民の実話と聞いて、おもしろそう!と思いましたが期待を裏切らない仕上がりでした。

インド移民が苦労してビジネスを成功させていく過程、移民としての生きにくさ、成功から転落していく様、チッペンデールに関わる人達の物語、とさまざまな要素をギュッと詰め込んで見応えのあるドラマになっています。

チッペンデールスを創立するスティーヴは一見真面目ないい人ですが、実はかなり複雑な人物。スティーヴの性格がいろいろと災いして、思ってもみない方へと転がっていく過程が何とも言えない気持ちにさせられます。

もし何かが違っていたら、全く異なる結末になっていたのかも…という気がしてなりません。

ドラマの肝となるストリップ・シーンは、アメリカ人女性にとってはこれがセクシーなのか?という印象でしたが。どちらかというと思わず笑ってしまうような演出ですが、これはこれで楽しめました(笑)。

スティーヴがストリップ業界でのし上がっていく過程を、野心と嫉妬を絡めながら描くエキサイティングなドラマに仕上がっています。


『チッペンデールズへようこそ』を視聴できる動画配信サービスは?

現在『チッペンデールズへようこそ』を見放題視聴できる動画配信サービスは、Disney+のみになっています。

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『チッペンデールズへようこそ』キャスト

スティーブ・バネルジー(クメイル・ナンジア二)

インドからの移民で節約して貯めたお金で、夢だったクラブをオープンする。ある思い付きから、女性向けのストリップ・クラブ「チッペンデールズ」を創設し大成功を収める。

ニック・デ・ノイア(マレー・バートレット)

スティーヴが雇うプロの振付師&演出家。自分のチッペンデールズへの貢献度に対し、スティーヴの評価が低いのに不満を抱いていく。

アイリーン(アナリー・アシュフォード)

スティーヴが雇う会計士。誠実で仕事ができる人格者で、仕事に大きく貢献する。

デニース・カフラン(ジュリエット・ルイス)

ニックが雇う衣装デザイナー。革新的なストリップ向け衣装を考案し、チッペンデールズ全体のコーディネーターとなる。

オースティン(クエンティン・プレア)

チッペンデールズの人気ダンサー。経営面を学びたいとスティーヴの仕事を手伝うようになる。

ブラッドフォード(アンドリュー・レイノルズ)

ニックがニューヨークで出会う資産家。チッペンデールズの仕事を手伝うようになる。

レイ・コロン(ロビン・デ・ヘスス)

チッペンデールズで働く雑用係。スティーヴに心酔し、最後まで尽くすことを誓う。

 

『チッペンデールズへようこそ』見どころ・解説・考察

実話を基にした奇想天外な物語

 

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本作はインドからの移民が、アメリカで初めての女性向けストリップ・クラブをオープンする、実話を基にしたドラマです。

男性ストリッパーを英語でチッペンデールと呼ぶのも、このお店の名前から由来しているのかと納得。

ドラマ内で説明されていますが、チッペンデールには何かエッチな意味があるのか?と思いきや、思わずズッコケてしまうような意味で笑ってしまいました。

スティーヴの成功と転落を描く、人生山あり谷ありのジェットコースター的な展開がとにかくおもしろい!実話だからこそ現実味のある物語が、グイグイと視聴者を引き込んでいきます。

女性向けのメンズストリップ・クラブ

男性向けのストリップバーはたくさんあるものの、その逆はなかったという逆転発想がスゴイ。最初は女性がそんな店に来るのか?と半信半疑な気持ちを抱えながらも、オープンしたら大盛況。

チッペンデールを生み出したスティーヴの発想と行動力は、ある意味天才的⁉男性ストリッパーに歓喜する女性達を見ていると、女性が男性ストリッパーを見に行くのはストレス発散が目的で、男性とは理由が大きく異なるように感じました。

そのため振付師のニックを雇い、ストリップを女性が楽しめるショー仕立てにしたのが大成功。

自分も行ってみたいか?と聞かれると、率先して行かないものの実際行ったら予想以上に盛り上がるかも⁉という気がします(笑)。

チッペンデールズに関わるメンバー

スティーヴがチッペンデールズを成功させるまで、プロモーターのポール、振付師のニック、会計士のアイリーン、衣装デザイナーのデニースとさまざまな人達と出会います。

人との出会いが店の将来に大きく影響を与えていく過程がおもしろく、人生とはいい意味でも悪い意味でも人の出会いに大きく左右されるんだなというのが分かります。

もしこの人達と出会っていなかったら、スティーヴの人生は全く違うものになっていたのかもしれません。

チッペンデールズに関わるメンバーが次第に金や権力にがめつくなっていくなど、従業員達のいざこざも見応えたっぷりです。

スティーヴという人物

スティーヴは真面目でどこにでもいるような普通の男性で、インドでずっと暮らしていたら普通に幸せな人生を送ったかもしれません。

舞台となる1970年代〜1980年代は人種差別が色濃く残っていた時代で、インドでは経験しなかった人種差別で苦い思いをすることになります。

移民や有色人種が生きにくいアメリカという土地で、他人に認められたい、成功したいという欲求に捕らわれ自己顕示欲の塊になっていきます。

スティーヴがもっと自己肯定感が強かったら、もっと違う人生を送れたのかもと思わずにいられません。

「移民」「有色人種」であることを意識せざるを得ない厳しい現実が、スティーヴの生き方を惑わしていく過程が悲しくもあります。


『チッペンデールズへようこそ』のネット上での評判は?

『チッペンデールズへようこそ』まとめ

ストリップ・クラブを成功させる、インド移民のサクセス・ストーリー&人生転落物語をテンポよく描いてすごくおもしろかったです。

実話を基にしたドラマやエキサイティングなドラマが好きな方におすすめで、Disneyプラスに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

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