Netflixドラマ『ロックウッド除霊探偵局』子供だけの除霊探偵局が、悪霊退治に奮闘する!

出典元:https://www.heavenofhorror.com/

ジョナサン・ストラウドの大ヒット・ファンタジー小説をNetflixがドラマ化。ティーンエイジャーが大人の力を借りずに悪霊と戦う、スリリングなファンタジー・ミステリーに仕上がっています。本作のキャストや見どころなどを、ネタバレなしで早速チェック!



『ロックウッド除霊探偵局』概要

製作・配給:Netflix
配信日:2023年1月27日
ジャンル:ファンタジー、ミステリー、青春
製作国:イギリス
話数:全8話、1話約45分
日本語吹き替え:あり

『ロックウッド除霊探偵局』あらすじ

人間が幽霊におびえる世界。ルーシー・カーライルは母親に連れられ、悪霊を退治する除霊探偵養成所へ連れていかれる。

養成所の不祥事の責任を負わされたルーシーはロンドンへ行き、除霊探偵局の面接を受けるがどこも雇ってくれない。

ティーンエイジャーが運営する「ロックウッド除霊探偵局」で働くことになり、オーナーのロックウッドとジョージと共に一緒に暮らすことになる。

ルーシーは特殊な才能を発揮して事件を解決していき、探偵局の知名度が上がっていく。

ある日スイート・ドリームス社から依頼を受け、墓場の除霊の仕事をしたとき遺体と一緒に埋められていた人骨鏡を見つける。

謎の人骨鏡に関わったことから、ロックウッドのメンバーたちはエージェントや遺物ハンターに追われてしまう。

『ロックウッド除霊探偵局』感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア92% 視聴者スコア94%
IMDb:7.4(10点中)
総合評価:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★☆☆☆

個人的にファンタジーがあまり好きではないのですが、想像していたよりおもしろかったです。

ティーンが主役のヤング・アダルト向けのシリーズということで、もっと子供だましなのかと思いきや、しっかりとしたミステリーに仕上がっていて見応えがありました。

タイトルの「除霊探偵局」という名の通り、ゴーストバスターズのようにお化け退治をするだけでなく、幽霊の悪源を調査するというミステリー展開がよかったです。

ロックウッド、ルーシー、ジョージのチーム構成もおもしろいし、ライバル探偵局や遺物ハンターが物語に絡みアクション満載で楽しめました。

『ストレンジャー・シングス』『アンブレラアカデミー』『ドクター・フー』などが好きな方におすすめです。


『ロックウッド除霊探偵局』キャスト

ルーシー・カーライル(ルビー・ストークス)

除霊探偵養成所から追い出され、ロンドンへやってくる孤独な少女。ロックウッド除霊探偵局で働くことになり、特別な能力で事件解決へと導く。

アンソニー・ロックウッド(キャメロン・チャップマン)

子供だけの除霊探偵局のオーナー。少しエゴが強いが、ルーシーの才能を見抜き重要な仕事を任せていく。

ジョージ・カリム(アリ・ハジ=ヘシュマティ)

ロックウッド除霊探偵局の調査担当で、探偵局のブレーン的存在。ロックウッドとルーシーを支える縁の下の力持ち。

フロー・ボーンズ(ヘイリー・コネイドゥ)

テムズ川の遺物ハンターでロックウッドの友人。かつては除霊探偵だったが、今も時々ロックウッドの仕事を手伝っている。

バーンズ警部(イヴァノ・ジェレマイア)

政府機関DEPRACの捜査官。ロックウッド除霊探偵局のメンバーたちを心配し、気にかけてくれる唯一の大人。

黄金の剣(ルーク・トレッダウェイ)

人骨鏡を求めて、ロックウッド達を執拗に追いかける剣の達人。

ペネロピ・フィッテス(モーヴェン・クリスティ)

大手の除霊探偵局フィッテスの代表。ルーシーの才能に注目しリクルートする。

パメラ・ジョップリン(ルイーズ・ブリーリー)

スイート・ドリーム社の社員。ジョージと親しくなり、人骨鏡について一緒に調査する。

クイール・キップス(ジャック・バンデイラ)

フィッテスに所属し、除霊探偵たちをまとめているリーダー。ルーシーの才能に一目置いている。

ジュリアス・ウィンクマン(ベン・クロンプトン)

遺物商で闇でオークションを主宰している。人骨鏡を手に入れようと、ロックウッド達を奇襲する。

 

『ロックウッド除霊探偵局』見どころ・解説・考察

スリリングなファンタジー・ミステリー

本作はジョナサン・ストラウドの小説『ロックウッド除霊探偵局』シリーズのうち、『霊を呼ぶペンダント』を基に製作されています。

『ロックウッド除霊探偵局』は世界30か国以上で出版され、全世界で600万部を売り上げた大ヒット・シリーズです。

同シリーズは全5冊から成り、シーズン1の最終話は気になる終わり方で幕を閉じたため、シーズン2をぜひ期待したいですね♪

ティーンだけの除霊探偵

「ロックウッド除霊探偵局」は、ロンドンで唯一子供だけで運営している探偵局。除霊探偵の仕事は剣や火薬などを使い、命を落とすこともあるかなり危険な仕事です。

そのため周りから大人がいない探偵局とか、子供だけでマシな捜査ができるわけがない、と色眼鏡で見られることに。

確かにロックウッドの作戦や計画は結構行き当たりばったりで、これで大丈夫なの?と見ていて心配になるいい加減さがハラハラさせられます。

きちんと監督する大人がいないから、こんなずさんな計画になってしまうのか?(笑)

それでもいつも何とかなってしまう展開は、ドラマならではのご愛嬌。事件を絶対に諦めないで、大人に頼らず子供の力だけで食いついていく根性は見ていて感心してしまうはず。

3人のチームワーク

最初はロックウッドとジョージだけで運営してた探偵局に、ルーシーが加わりチーム3名になります。

行動力のあるロックウッド、特殊な才能のあるルーシー、調査担当のジョージとそれぞれうまく役割分担できていて、3人のチームワークでピンチを切り抜けていきます。

喧嘩したり意見が対立したりすることはあるものの、ひとつ屋根の下で暮らし一緒に仕事をすることで家族のような関係になっていくのがとっても素敵。

孤独なティーンが自分の居場所を見つけ、生きがいを見つけて行く姿は応援したくなります。

レトロ感漂う世界観

人間が幽霊におびえる世界が舞台になっており、時代設定はドラマ内で言及されていません。

車や服装からすると現代だと推測されますが、みんなスマホを持たず連絡はトランシーバーや公衆電話を使うなどどこかレトロな雰囲気が漂っています。

『アンブレラアカデミー』もハイテクなのかレトロなのか分別付けにくいレトロな世界観ですが、本作も同じように全体的にレトロでアナログ仕様なのが何だかおしゃれです。


シーズン2の製作は?

Netflixは『ロックウッド除霊探偵局』を、1シーズンで打ち切ったことを発表しました。原作小説の著者ジョナサン・ストラウドが、TwitterでNetflixによリ番組が1シーズンでキャンセルされたことをツイートしています。

ストラウド氏は打ち切りに対する失望を認めつつ、同シリーズの1シーズンに費やされた仕事を賞賛しています。

ストラウド氏は番組がNetflixの世界トップ10チャートに3週間ランクインし、約8000万時間を獲得したことを指摘しています。

この数字はいい結果に見えますが、Netflixにとっては十分ではなかったようで、結果的に番組は打ち切りとなりました。

Netflixのような動画配信サービスは従来の視聴率データを公表していないため、こうした打ち切りに対する不満が募ることが多いのが事実です。

シーズン2の更新が決まった番組でさえ、クリエイターやプロデューサーは自分たちのプロジェクトがどの程度うまくいっているのか、正確に把握できていないことを認めることがあります。

大ヒット小説を基にしてもシビアな結果が出てしまうのは、競争の激しい業界ならではと言えるかもしれません。

『ロックウッド除霊探偵局』のネット上での評判は?

『ロックウッド除霊探偵局』まとめ

想像していたより見応えがあっておもしろかったです。さすがベストセラー小説を基にしているだけに、ミステリー部分や人間関係もおもしろく飽きずに最後まで楽しめました。

ファンタジーやSF、ホラー系のストーリーが好きな方におすすめで、Netflixに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

 

 

 

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