『窓際のスパイ』シーズン2 スラウハウスが直面する新たな事件は⁉Apple TV+の大人気ドラマ♪

出典元:https://www.apple.com/

島流し的な別棟スラウハウスでくすぶる、MI5諜報員の活躍を描くスリリングなスパイ・ドラマ。シーズン2も諜報員達の掛け合いがおもしろい!シーズン2のあらすじや見どころを、ネタバレなしでレビューします♪



『窓際のスパイ』シーズン2あらすじ

バスの中である男性が心臓発作を起こして死亡し、MI5の元スパイ、ディッキーであることが判明する。ディッキーの死を調査するラムは、情報を得るためにロシアの元スパイ、カチンスキ―に接触する。

ミンとルイーザは本部のウェブから、ロシアの実業家ネフスキーの警護を依頼され、ルイーザはスラウハウス以外の仕事に意欲を燃やす。

カートライトはディッキーの殺害犯を追いかけ田舎町アップショットを訪れ、ロシアの工作員の計画を知り本部のタヴァナーに連絡する。

爆弾テロを阻止しようと、スラウハウスのメンバーは奔走するが思わぬ展開になってしまう。

シーズン1のキャスト&レビューはこちらをチェック↓

『窓際のスパイ』シーズン2を視聴した感想

このシリーズは本当におもしろくて、シーズン2もテンポのいいスパイ・ドラマに仕上がっていて大満足でした。

全然やる気のないスラウハウスのメンバー達が、次第にエンジンがかかっていく展開がおもしろいし、口の悪いメンバーの掛け合いがリアルで笑わせてくれます。

スパイ関連のストーリーも元スパイの死、ラムとロシアスパイとの因縁、ロンドンとアップショップで起こる出来事を、テンポよく描いています。

カートライトがシーズン1に続いて、再びやらかしてしまうところは笑いました!イケメンで一見仕事できる風なのに、どこか抜けていて「うわ、やってもーた!」というリアクションにもう笑うしかない(笑)。

ラム役のゲーリー・オールドマンも相変わらず上手くて、間の取り方が最高!落ちこぼれのスラウハウスをまとめるリーダーとして、いざというときにはキメるところが何ともカッコいい。

スリリングでテンポのいいスパイ・ドラマが好きな方にぴったりで、全6話と短くあっという間に完走してしまうはず。シーズン3の予告編が最終話の後に公開されていて、次シーズンもおもしろそうで超楽しみです!


『窓際のスパイ』シーズン2の新キャスト

シャーリー・ダンダー(エイミー=フィオン・エドワーズ)

スラウハウスに新しく加わったメンバー。ロディと仕事場が同室なのが気に入らない。

マーカス・ロングリッジ(Kadiff Kirwan)

スラウハウスの新メンバー。ギャンブル好きで、仕事中もギャンブルのことが気になって仕方ない。

ジェームズ・ウェブ(フレディ・フォックス)

シーズン1にも登場したMI5諜報員、あだ名はスパイダー。鼻持ちならない性格で、カートライトとの間に確執がある。

ニコライ・カチンスキ―(ラデ・シェルベッジア)

イギリスに亡命したロシアの元スパイ。ラムとは旧知の仲だが、お互いよく思っていない。

アルカディ・パシュキン(アレク・ウトゴーフ)

ネフスキーの部下。ウェブにロンドンでの護衛を依頼する。

アンドレイ・チェル二ツキ―(マレク・ヴァシュート)

パシュキンの部下で、ディッキー殺害事件の容疑者。

 

『窓際のスパイ』シーズン2見どころ・解説・考察

キャラ立ちしたスラウハウスのメンバー達

 

この投稿をInstagramで見る

 

Jack Lowden(@jack.lowden)がシェアした投稿

本作の魅力は何と言っても、スラウハウスのメンバーがキャラ立ちしているところ。いつ風呂に入ったのか分からない小汚い風貌のラムは、誰になんと思われようと一向に気にしない性格です。

コンプライアンス完全無視の反則スレスレの実直な物言いは、的を得ている分逆にすがすがしささえ感じます。

イケメンでエリート風のカートライトは、どこか抜けていて肝心なところでやらかしてしまうツメの甘さが弱点です。すぐに相手の発言を真に受けるところがあり、ラムとの掛け合いが最高におもしろい。

IT担当のロディもラム同様に口が悪いうえ、仕事へのエネルギーはゼロに近い。そんなロディも一度エンジンがかかると意外に手腕を発揮して、大事なところできちんと活躍する縁の下の力持ちです。

みんなお互いをツッコミまくるところがおもしろく、メンバー達の会話が楽しませてくれます。

口が話悪くても部下のことを大切に思っている表現下手なラムが、何だかお茶目に見えてきてしまうから不思議です(笑)。

スリリングなストーリー

スラウハウスのメンバーたちがツッコミどころ満載でも、スパイ・ストーリーはシリアスそのもの。シーズン2ではロンドンとアップショットの、二つの場所で起こる出来事が並行して描かれます。

元スパイのディッキー殺害事件を追ううちに、ラムはかつての因縁の相手と再会し、カートライトはロシアスパイの爆破事件を暴いていくことに。

その他にも悲しい別れがあったりと意外な展開に驚き、スリリングなストーリーから目が離せません。

スパイとしての手腕

スラウハウスは本部で失敗したMI5諜報員の掃きだめのような場所ですが、だからといってスパイとしての腕が劣っているというわけではありません。

スラウハウスの案件がやる気にさせるものがないというだけの話で、今回のように一度やる気に火が付いたときのみんなの本気度がスゴイ。

危険を顧みず事件に食らいついていく姿は、本部の諜報員顔負けです。チームをまとめるラムもスパイとしての腕は一流で、長年の経験、勘の良さ、行動力を発揮していきます。

本部の副長官ダヴァーも普段はタメ口でラムをいじっていますが、何だかんだ言っても一目置いているのが分かります。


シーズン3の製作は?

2022年6月に同シリーズのシーズン3&4が製作されることが発表され、シーズン2最終話終了後にシーズン3の予告編が公開されています。

キャサリン・スタンディッシュ(サスキア・リーヴス)が行方不明になり、ラムたちが再び危険にさらされながら、別の謎を解き明かす展開になるようです。

シーズン1&2と同じように連続撮影されることになり、シーズン3はミック・ヘロンの小説シリーズ『Real Tiger(原題)』と『Spook Streetr(原題)』に基づいて製作されるとのこと。

予告編を見る限りあの人がスラウハウスのメンバーになるのか⁉と、かなり楽しみです。ロディが何だかおしゃれなルックスに変貌していましたね(笑)。

配信時期などはまだ発表されていませんが、また分かり次第情報を更新したいと思います。

『窓際のスパイ』シーズン2のネット上での評判は?

『窓際のスパイ』シーズン2まとめ

個人的に大好きなスパイ・ドラマのひとつで、物語のおもしろさはもちろん、イギリスならではのドライでシニカルなユーモアがたまりません。

テンポよくサクッと観られるのも魅力で、おもしろいスパイ・ドラマはないかな?というときにぜひおすすめです。Apple TV+に加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

 

 

スポンサーリンク
海外ドラマApple TV+
DraMagazineをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
DraMagazine