Apple TV+『リトル・アメリカ』シーズン2 アメリカで暮らす移民を描く珠玉のオムニバス・ドラマ♪

出典元:https://www.apple.com/au/

アメリカで暮らす移民の人生を描く、とっても素敵なオムニバス・ドラマ。頑張る移民たちの姿はきっと元気をもらえるはずで、さわやかな気持ちになれるドラマに仕上がっています。シーズン2のあらすじやレビューを、ネタバレなしで紹介します♪



『リトル・アメリカ』シーズン2あらすじ

第1話「ミスター・ソン」

ルークはデトロイト在住の韓国系アメリカ人。母親は帽子店を経営しており、街の人気DJのマーサ・ジーンが店の帽子を気に入り、ラジオで宣伝したことから家族ぐるみの付き合いが始まる。ルークは医大生になるがアートへの道を諦めきれず、マーサ・ジーンの励ましでニューヨークへ行くことを決心する。

第2話 「ブラの達人」

イネスはベリーズからブルックリンにやって来て、ユダヤ人のハンナの家のベビーシッターとして働き始める。ブラジャーの専門ショップを営むイネスを手伝うようになり、イネス自身もブラジャーの知識を学んでいく。ベリーズに残してきた娘を呼び寄せて一緒に暮らし始め、イネスとも家族ぐるみの付き合いを続ける。

第3話 「電話当選者」

サッチニは車が貰える「車にキスコンテスト」に参加する。ひたすら車にキスし続け最後まで残った人が車をプレゼントされるゲームで、思った以上の長期戦になってしまう。サッチニはゲーム参加中に、アメリカに来たこと、父親、自分のキャリアについて思いを巡らせる。

第4話「ラクダの串刺し」

ジブリルはソマリア出身のシェフで、自分のレストランを経営している。ミネソタ州のステート・フェアで、ラクダ肉の串焼きの出店をすることになる。TV番組でも宣伝するが、さまざまなトラブルに見舞われ徹夜で出店の準備をすることになってしまう。

第5話 「スペース・ドア」

ヤナはベラルーシ出身で、ニューヨークのウォール街で働いている。夫のマキシムを呼び寄せるが、2年間会っていなかった二人は一緒に暮らし始めるもうまくいかない。ストレスを感じたヤナはバスルームにこもり、ベラルーシ時代のマキシムとの思い出に浸るようになる。

第6話 「コロンバス・スターリングス」

ヨシコはオハイオ州コロンバスで暮らす日本人。イチローの大ファンで、マリナーズの試合観戦は毎回欠かせない。小さい頃から野球をプレーしていたヨシコは、自分の野球チームを作りチームメンバーを募集する。

第7話 「紙のピアノ」

ザヒールはニューヨークのチキン料理店の厨房で働いている。本当はピアニストで音楽交流のためアメリカ滞在中に、タリバンの攻撃が再開したことから故郷に戻れなくなってしまう。再びアメリカで演奏をするため、音楽学校のオーディションを受けることを決める。

第8話 「室内専用の腕」

シエラはエルサルバドルから、姉を頼ってロサンゼルスへやって来る。姉は豪邸に住むダンフォース夫人の世話係で、シエラも屋敷の部屋で暮らすようになる。事故のため右腕がなくいつも周りから同情されてしまい、英語が話せないため孤独を感じてしまう。庭師の日本人のレイと仲良くなり、シエラは庭仕事を手伝うようになる。

シーズン1のあらすじ&レビューはこちらをチェック↓

『リトル・アメリカ』シーズン2を視聴した感想

シーズン1もすごくよかったですが、シーズン2はさらに珠玉のエピソードが増えて本当に素晴らしかったです。さまざまな国から来た移民が、アメリカで暮らしながら頑張る姿は応援せずにはいられません。

日本人はいつか登場するのかしら?と楽しみにしていたのですが、ついに第6話で登場!しかもこのエピソードが全話のなかで一番のお気に入りです。

登場する移民の人達が大成功するとかではなく、アメリカで自分の居場所や生きがいを見つけて行く姿を生き生きと描いているのがとってもいい♪

実話から着想を得たドラマなので、モデルになった人が存在しその後どうしているのか分かるのも魅力です。

個人的に自分も海外在住なので海外で暮らすことの大変さを知っているだけに、本作を観ることですごく元気をもらえます。

1話30分、全8話と短いので観やすく、どのエピソードも心に響く素敵なドラマに仕上がっています。


お気に入りのエピソード

出典元:https://www.ft.com/

全8話のうちお気に入りのエピソードは第1話「ミスター・ソン」、第4話 「ラクダの串刺し」、第6話 「コロンバス・スターリングス」、第7話 「紙のピアノ」です。

特に第6話 「コロンバス・スターリングス」は待望の日本人エピソードだったし、ストーリーもすごくよかった!

ヨシコを演じる女優さんも日本人の方で、アメリカのドラマにありがちの日本人以外の俳優が変な片言の日本語を話すのではなかったので安心しました(笑)。

ヨシコが野球チームを結成していく過程がおもしろく、チームメンバーのオバちゃん達がみんなとっても楽しそう!日本の曲の選曲も素晴らしかったし、一番のお気に入りエピソードです。

第1話の韓国系アメリカ人のルークが街の帽子店で活躍する話もよかったし、第4話のソマリア料理を広めるジブリルの物語、第7話のタリバンによって音楽を奪われる、ピアニストのザヒールの物語では音の使い方が見事でした。

ストーリーだけでなく演出や映像も凝っていて、出色の仕上がりのオムニバス・ドラマに仕上がっています。

 

『リトル・アメリカ』シーズン2見どころ

異人種同士の友情

シーズン2の特徴として気が付いたのが、異人種同士の友情を描いたエピソードが多いこと。

第1話では韓国人と黒人女性、第2話のユダヤ人とベリーズ人、第6話の日本人とアメリカ人のチームメイト、第8話のエルサルバドル人と日本人、というように異人種間の友情を描いているのがポイントです。

国、言葉の違い、人種の壁を越えて、友情を築いていく姿にスポットを当てているのに注目です。

元気をもらえるドラマ

言葉、習慣、文化が異なる外国で暮らすのは想像以上に大変なことで、うまくいかないこともたくさんあるし、差別を含め嫌な目に合うこともあります。

故郷を離れた理由は何であれ、新しい国で自分の居場所を見つけ頑張る姿はすごく元気をもらえます。

さまざまな壁にぶつかりながらも、よりよい自分になろうと努力する主人公達を見ていると、ポジティブなエネルギーをもらえるはずです♪


『リトル・アメリカ』シーズン2のネット上での評判は?

『リトル・アメリカ』シーズン2まとめ

シーズン2もすごく素敵なドラマに仕上がっていて感動しました。見た後に爽やかな気持ちになれるし、モデルになった人が現在どうしているかというのもエピソードの最後に登場するのがいいですよね。

オムニバス・ドラマが好きな方におすすめで、Apple TV+に加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

 

 

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