Amazon『カーニバル・ロウ』シーズン2 シリーズ最終章、人間とピックスの対立に終わりは来るのか⁉

出典元:https://variety.com/

人間と妖精が対立する国を舞台にした、オーランド・ブルーム主演のファンタジー・ドラマ。シーズン2のキャストや見どころなどを、ネタバレなしでレビューします♪(シーズン2のネタバレはありませんが、シーズン1のあらすじなど多少ネタバレを含むため、まだ視聴されてない方はご注意を。)



『カーニバル・ロウ』シーズン2概要

製作・配給:Amazon
配信日:2023年2月17日
ジャンル:ファンタジー、ミステリー、ヒューマン・ドラマ
製作国:アメリカ
話数:全10話、1話約50~60分
日本語吹き替え:あり

『カーニバル・ロウ』シーズン2あらすじ

カーニバル・ロウで黒死病が流行り、ヴィネットは薬を盗むため黒カラスの仲間と共に列車を襲う。ジョナはバーグ王国の首相となり、野党党首になったソフィはある策略を巡らす。

アグレウスとイモジェンはバーグから逃れるが、船旅の途中でパクト王国へ連行され、革命グループ「ニュードーン」のレオノーラと出会う。

トルマリンは黒魔術師の能力を引き継ぎ、バーグで起こる事件の幻覚を見るようになる。ヴィネットが黒カラスのメンバーとなったことから、ファイロとの関係が暗礁に乗り上げてしまう。

バーグにスパラスというモンスターが現れるようになり、人間を無残に襲っていく。

人間のピックスに対する憎悪が激しくなるなか、ファイロはスパラスの正体を探るため、トルマリンの幻覚を利用し捕まえる作戦を立てる。

「ニュードーン」を率いるレオノーラがバーグへ訪れ、平和を説いてヴィネットを仲間に引き込もうとするが、本当の狙いは別のところにあった…。

シーズン1のキャスト&レビューはこちらをチェック↓

『カーニバル・ロウ』シーズン2感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア50% 視聴者スコア82%
IMDb:7.7(10点中)
おすすめ度:★★★☆☆
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★☆☆
感動:★★★☆☆

シーズン2はシーズン1に比べると少しがっかりな点がいくつかありました…というのも、国やグループの小競り合いが多すぎて全体的にまとまりがなかったように感じました。

シーズン1はファイロの出生の秘密や連続殺人事件などミステリー部分もおもしろく、骨太なファンタジー・ドラマに仕上がっていて文句なしのおもしろさ!とかなり高得点だったので。

今回は登場人物が何をしたいのかはっきりしないところもあり、何だかピンボケ状態のまま物語が進んでいったように思います。特にヴィネットの心理や行動がブレまくっていたのに、イラっとさせられました。

それでもジョナとソフィのビックリ展開や政治的駆け引きもおもしろかったし、シーズン1から続く人間とピックスの種族対決など見応えがあり総合的にはかなり満足の仕上がりです。

本作は現実社会の人種差別をファンタジー世界に痛烈に置き換えているのが特徴ですが、希望が持てる終わり方だったのがよかったです。


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『カーニバル・ロウ』シーズン2新キャスト

レオノーラ(ジョアンヌ・ウォーリー)

パクト王国の革命グループ「ニュードーン」のリーダー。ピックスと人間が平等に暮らす世界を説いているが、本当は革命を求めている。

カストル(George Georgiou)

「ニュードーン」のメンバーで、レオノーラの忠実な部下。

 

『カーニバル・ロウ』シーズン2見どころ・解説・考察

カーニバル・ロウの運命

フェイやパックスといった妖精が住むカーニバル・ロウは、人間社会とは隔離され自由に出入りができません。閉じ込められた劣悪な環境では黒死病が流行り、人々は常に飢えている状態です。

パックスと人間の間にあるわだかまりは日に日に大きくなり、黒カラスの行動でますます火に油を注ぐことになってしまいます。

スパラスという謎のモンスターが人間を襲う出来事が起こり、人間のパックスに対する種族差別は爆発寸前に。

現実社会の人種差別を痛烈に反映した内容になっていますが、パックスの住むカーニバル・ロウの運命は果たしてどうなるのかが大きな見どころのひとつです。

アグレウスとイモジェンの愛

出典元:https://winteriscoming.net/

シーズン1ではお嬢様のイモジェンと妖精のアグレウスが恋に落ち、シーズン2では駆け落ちしてバーグを離れることになります。種族差別が激しいバーグでは、人間とパックスの恋愛などあってはならないこと。

禁断の恋に身をゆだねるイモジェンの成長ぶりも見どころで、何もできなかったお嬢様がアグレウスと恋に落ちたことで強く自立した女性へと変化していきます。

周りの視線や批判にさらされながらも、強い意思を持ってアグレウスを愛するイモジェンがとっても凛々しい。本作の中で一番輝いている女性は、ヴィネットでもトルマリンでもなくイモジェンなのではないでしょうか。


ファイロの生き方


シーズン1ではファイロの出生の秘密が明かされ、フェイと人間の間の混血種だということが判明します。人間とパックスの両方の血を受け継いでいることで、両者からつまはじきにされてしまうことに…。

自分の運命を受け入れつつ、ファイロは人間とパックスとの間を繋げる橋渡し役として活躍します。

混血種と分かり警官として働けなくなった後も、殺人事件や恐ろしいモンスターのスパラスの捜査を自ら行いカーニバル・ロウとバーグのために貢献していく姿がカッコいい。

そんな真摯な姿に敵だった警官のドンビーも、次第にファイロを信用するようになり種族を超えた信頼関係を築いていきます。

全てにおいて引き際をよく分かっているファイロは、本作で一番おいしい役なのは間違いありません。

トルマリンの能力

トルマリンは黒魔術を司るハルスペクシーから能力を受け継ぎ、彼女の見る幻覚でさまざまな出来事のピンチを救っていきます。

自分では望んでいない能力だったものの、ヴィネットの危機やスパラスの正体など、重要な手がかりを幻覚から導いていき大活躍。

狼男のダリウスとの友情も素敵で、シーズン2はより大きなパートを担うキャラとして際立っています。

『カーニバル・ロウ』シーズン2のネット上での評判は?

『カーニバル・ロウ』シーズン2まとめ

シーズン1に比べると多少残念な部分があったものの、相変わらずゴシックでダークな世界観がかっこいい!

現実社会の問題をファンタジー世界に置きかえ、骨太な作品に仕上がっていると思います。ファンタジー作品が好きな方にぜひおすすめで、Amazonプライムに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

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