結婚して素敵な夫とかわいい子供と暮らしている郊外の主婦ビリーが、元恋人との赤裸々の日々を日記にしたためる官能ドラマ。刺激的なラブシーンにドキドキしてしまうはず♡本作のキャストや見どころなどを、ネタバレなしでレビューします♪
『セックス/ライフ』シーズン1概要
製作・配給:Netflix
ジャンル:恋愛、官能
製作国:アメリカ
話数:全8話、1話約50分
日本語吹き替え:あり
『セックス/ライフ』シーズン1あらすじ
ビリーはコネチカット州の郊外で、やさしい夫クーパーとかわいい子供たちと一緒に暮らす専業主婦。
夫は家族第一でビリーと子供たちを大切にしてくれるが、セックスレスなのがビリーの悩み。昔の恋人ブラッドとはセックスの相性が抜群でつい彼との思い出に浸り、ブラッドとの赤裸々の日々を日記に綴るようになる。
クーパーはビリーの日記を読んでしまい、ブラッドとの過去とビリーの知られざる一面を垣間見てしまう。日記のことが頭から離れず、クーパーはブラッドについて調べ出す。
ビリーは親友のサーシャとニューヨークで会った際、偶然ブラッドと再会しブラッドへの気持ちが再熱していく。
クーパーはブラッドとビリーの関係を疑い、ビリーのことが信じられなくなってしまう。
『セックス/ライフ』シーズン1の感想&評価
IMDb:5.5(10点中)
総合評価:★★★☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
エンタメ性:★★★☆☆
感動:★☆☆☆☆
完全に女性向けのドラマで、タイトルからも分かる通りとにかくエロい!官能的なラブシーンの連続で、これはもう夜に一人でこっそり観るやつです(笑)。
人妻のビリーが昔の恋人ブラッドを忘れることができず、彼との熱い日々を日記にしたためそれを旦那に読まれてしまい、夫婦間がギクシャクするという物語。
旦那のクーパーが不憫で可哀想過ぎるし、見られたら困る日記をパソコンに保存してパスワードをかけないビリーの脇の甘さよ‥。
いろいろツッコミどころ満載で、登場人物のバカさ加減にツッコミを入れながら観るとおもしろい。
痴話げんかの繰り返しが延々と続き、内容が薄っぺらいと言えばそれまでなのですが、その間にラブシーンをたくさん挟むのでやっぱり観てしまうという人妻の官能ドラマです。
物語がビリー、クーパー、ブラッド、サーシャの4人だけでほぼ回っているため、物語に広がりがないのが難ですが、どういう結末になるのか気になって最後まで観てしまうはず。
誰もが一度は考える「もしも~だったら」の人生を、欲望全開で描いていてとっても刺激的。
ビリー役のサラ・シャヒは一糸まとわぬ大胆なラブシーンを演じていて、『Lの世界』の頃から変わらぬ美しさで惚れ惚れしてしまいます。
ラストではマジか!という展開で、こうなるなら今までの話は一体何だったんだ!と総ツッコミを入れたくなりました。
ストーリーうんぬんよりも、現実逃避したいときや子育て中のストレス発散として楽しむドラマと言えるかもしれません。
『セックス/ライフ』シーズン1キャスト
ビリー・コネリー(サラ・シャヒ)
夫のクーパーと子供達と暮らしている主婦。コロンビア大学で心理学を専攻していたが、結婚して博士課程を諦める。元恋人のブラッドのことが忘れられない。
クーパー・コネリー(マイク・ヴォーゲル)
ビリーの夫で証券マン。妻と子供を大切にする良き夫だが、ビリーの日記を読んでショックを受けてしまう。
ブラッド・サイモン(アダム・デモス)
ビリーの元恋人でレコード会社の経営者。子供の頃、実の父親に捨てられたことがトラウマになっている。
サーシャ・スノウ(マーガレット・オデット)
ビリーの親友でコロンビア大学の教授。独身で今も自由を謳歌しているが、ビリーの結婚後もよく連絡を取り合っている。
フランチェスカ(リ・ジャン・リ)
クーパーの新しい上司。クーパーの仕事ぶりを認め、彼の人柄も気に入っている。
デボン(ジョナサン・サドウスキー)
クーパーの友人で同僚。よくお互いの家を行き来してパーティーを開いている。
トリーナ(アンバー・ゴールドファーブ)
クーパーの妻でビリーのママ友。子供が同じ保育園に通っている。
『セックス/ライフ』シーズン1見どころ・解説・考察
人妻の赤裸々白書
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すべてのことの発端はビリーが元恋人のブラッドとの赤裸々の日々を、日記にしたためたことから始まります。人に読まれたら困るような日記をパソコンに保存し、パスワードをかけないのがまず信じられません。
しかもクーパーに読まれたあとも日記を書き続け、パスワードもかけないままという脇の甘さはもう救いようがない。
ビリーは性欲の塊のような女性で、クーパーとの性生活では飽き足らず、自分を完全に満足させてくれたブラッドに思いを馳せることで現実逃避します。
大きな家にハンサムな夫、可愛い子供たちと人が羨むような幸せを手に入れていながら、それ以上を求めるとは何と不届きな…。
ビリーは安らぎを与えてくれるクーパーと、スリルと興奮を与えてくれるブラッドの両方が欲しい貪欲な女性。ビリーを見ていると、すべては手に入らないよ!とつい説教したくなってしまいます。
ビリーとブラッドの関係
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ブラッドは父親に捨てられた過去が影響し、他人と上手く関係を築くことができません。大切な人ができても結局怖くなり、自分から去って相手を傷つけることになります。
ビリーを何度も傷つけ同じ理由で喧嘩と復縁を繰り返す二人は、友人のサーシャから見るとまさに共依存の関係。
それでも結婚して刺激のない日々を送るビリーにとって、ブラッドは刺激と興奮を与えてくれた存在として忘れることができません。
二人の関係に呆れながらも、気持ちに区切りがつけられないまま別れた二人の行く末がどうなるのかを、最後まで見届けたくなるはず。
良き夫のクーパー
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クーパーはまじめな性格で、妻と子供を大切にしてくれるとっても素敵な男性です。日記を読んだことでビリーの過去と新たな一面を知り、困惑しまくる姿は見ていて不憫でなりません。
読まなきゃいいのに最後まで日記を全部読んでしまい、男として夫としてのプライドがズタボロに…。
ビリーは家庭に収まってはいけないタイプの女性で、クーパーとはまさにバッド・マッチング。クーパーよ、君は絶対に結婚相手を間違えたと、声をかけたくなってしまいます。
こんな素敵な夫に不満を感じるビリーのほうが正直おかしいですが、日記をきっかけにクーパー自身も自分の中に眠っていた新たな自分に目覚める展開も見どころです。
『セックス/ライフ』シーズン1のネット上での評判は?
Netflix『セックス/ライフ』完
衝撃のエンディング😱現代版ハーレクィーンロマンス。85%の常識/道徳に従う普通の女性には驚きと一種のファンタジー。人は頭でわかっていても深層心理は別だから。攻めた描写多めだがシーンも綺麗だしキャストも良かった。
評価は低めらしいがそこまで悪くない。 pic.twitter.com/9Hkjec5vTd— Sassenach サセナッフ (@Sassenach_jp) July 15, 2021
Netflixの『セックスライフ』を観ました。専業主婦として子育てをしている女性が元彼との行為が忘れられずに日記に書き、物語は始まる。行為以外は完璧な夫との生活は85%が満たされるのに15%を追い求めて もがく。この世に全て満たされる人なんて居ないのに満たされたい人間の強欲さが愚かで可愛い。
— 都 (@aebamiyako) September 14, 2022
『セックス/ライフ』シーズン1まとめ
ストーリー的にはめちゃおもしろい!という訳ではないけれど、飽きずに観られる内容で女性の方は好きかと思います。ツッコミを入れながら、人妻の赤裸々白書を楽しんでしまいましょう♪
恋愛ドラマが好きな方や現実逃避したいときにおすすめで、Netflixに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪