Netflixドラマ『グラマラス』シーズン1 化粧品業界に飛び込んだクイアの青年の奮闘コメディ♪

出典元:https://tr.flixable.com/

インフルエンサーを目指すクイアの青年マルコが、化粧品業界で自分の夢とキャリアを叶えていく奮闘物語。LGBTQ色たっぷりの、キラキラ感満載のおしゃれなドラマに仕上がっています。シーズン1のあらすじ・キャスト・感想などを、ネタバレあり&なしで紹介します♪



『グラマラス』シーズン1概要

製作・配給:Netflix
配信日:2023年6月22日
ジャンル:コメディ、恋愛、LGBTQ
製作国:アメリカ
話数:全10話、1話約45分
日本語吹き替え:あり

『グラマラス』シーズン1あらすじ(ネタバレなし)

マルコはメイクが大好きなインフルエンサー志望のクイアで、デパートの化粧品販売員をしている。

化粧品業界で活躍するマドリン・アディソンと知り合い、マルコの率直な意見に感心したマドリンはマルコを会社で働かないかと誘う。

慣れない会社勤務で最初は失敗続きでマルコは落ち込むが、偶然知り合ったハンサムな青年パーカーとの恋の予感に心ときめく。

熾烈な競争の化粧品業界をサバイバルしながら、マルコはメイクを通して人生にとって大切なものを学んでいくことになる。

『グラマラス』シーズン1感想&評価(ネタバレなし)

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア50% 視聴者スコア70%
IMDb:5.0(10点中)
おすすめ度:★★★☆☆
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★☆☆

まだ配信されたばかりで批評家サイトの評価は変動すると思うのですが、予想以上に評価が低くてびっくりです。

最初はキム・キャトラル以外知っている俳優がいなくて、大して期待していなかったのですがすごくおもしろくて楽しめました。

ストーリーや個性的なキャラ設定が魅力的で、すごく脚本がよくできているなと感心。LGBTQを前面に押し出した内容なので、確かに観る人を選ぶドラマで好き嫌いが分かれてしまうのかもしれません。

それでもクイアのマルコが化粧品業界で奮闘し、メイクを通して美しくいることや人生に何を求めるのかを追求していくストーリーに魅せられました。

登場人物がすごく多いのですがそれぞれのキャラに焦点を当てたストーリーが見事で、テンポよく進む展開が最後まで飽きさせません。

登場人物の人間関係も、普通こうなるだろうという予想のすべて反対を行く展開がおもしろかったです。

『アグリーベティ』のベティの甥っ子が成長して、化粧品業界に入ったらこういう物語になりそう!という感じのとっても楽しめるコメディ・ドラマ。

キラキラとしたニューヨークライフやカラフルなファッションは見ているだけで気分が上がるし、元気をもらえるドラマが観たいときにおすすめです。


『グラマラス』シーズン1キャスト

マルコ・メヒア(ミス・ベニー)

メイクが大好きでインフルエンサーを目指し、メイク術などを情報発信しているクイアの青年。まだ本気の恋をしたことがなく、真剣交際の経験はゼロ。

マドリン・アディソン(キム・キャトラル)

元スーパーモデルで、化粧品会社「グラマラス」の社長。ブランドを持続させるため、マルコの力を借りる。

チャド・アディソン(ゼイン・フィリップス)

マドリンの息子で「グラマラス」の営業部長。母親の自分への評価をいつも気にしている。

ヴェネシア・ケラー(ジェイド・ペイトン)

マデリンの部下。3年間昇進していないことを危惧し、自分をもっとプロモートしようと新しい企画を考える。

ベン(マイケル・スー・ローゼン)

「グラマラス」のデザイナー。マルコに一目惚れするが、自分に自信が持てず気持ちを言えないでいる。

ブリット(アイーシャ・ハリス)

「グラマラス」のデザイナー。ベンと仲良しで、ベンのマルコへの気持ちを知って後押しする。

パーカー(グラハム・パークハースト)

マルコと知り合う金融会社勤務の男性。マルコとくっついたり離れたりを繰り返し、マルコの気持ちを振り回していく。

ジュリア(ディアナ・マリア・リバ)

マルコの母親で弁護士。マルコを女手一つで育てたシングルマザーで、マルコのことをいつもサポートしてくれるよき母親。

 

『グラマラス』シーズン1全あらすじ・ラスト結末(ネタバレあり)

マルコはメイクが大好きなインフルエンサー志望のクイアで、デパートの化粧品販売員をしている。化粧品業界で活躍するマドリン・アディソンと知り合い、マルコの率直な意見に感心したマドリンはマルコを「グラマラス」で働かないかと誘う。マルコは「グラマラス」に入社し、マドリンの息子で営業部長のチャド、アシスタントのヴェネシア、デザイナーのブリットとベンといった仲間と働くことになる。慣れない会社勤務で最初は失敗続きでマルコは落ち込むが、Uberで乗り合わせたハンサムな青年パーカーと知り合い恋の予感に心が躍る。

マドリンはカメラマンのジェームズと知り合い親しくなり、グラマラス社はヴァンシエールとの買収話が進みコンサルタントのマッキンリーが会社へやって来る。マルコはパーカーに本気になるが、パーカーはマルコの派手なメイクとファッションに慣れず人目を気にして外で会おうとしない。デザイナーのベンとマルコはイベントへ出かけてキスするが、ベンは自分に自信がなく尻込みしてしまう。ヴェネシアは昇進を狙ってオーガニック化粧品の企画をマドリンに提出し、企画が通り商品全体の責任者として任される。

マルコの母ジュリアが「グラマラス」で弁護士として働くことになり、ジュリアはチャドが母親の評価ばかり気にしていると指摘し、チャドは転職を考え始める。マルコはマドリンをゲイバーへ連れていき、マドリンはドラァグクイーン達と過ごし、進行中の企画「プライド」キャンペーンを見直すことを決める。会社の内部情報がリークしていることが分かり、ヴァンシエールのマッキンリー自らが、リークの犯人はマドリンが付き合っているジェームズだと暴露してしまう。

会社の将来を危惧したヴェネシアは、マッキンリーに買収話を進めるのに役立てろとグラマラスの秘密の化粧品調合データを渡してしまう。マルコとパーカーは週末をPタウンで過ごすが、仕事の用事でチャドとベンがマルコを追いかけ別荘で一緒に過ごすことになる。別荘滞在中にマルコはベンをひどく傷つけてしまい、自分のありのままを受け入れてくれないパーカーとの関係を終わらせる。ヴァンシエールはヴェネシアが渡した調合データでグラマラスの化粧品とそっくりなものを製作し、買収話をなかったことにする。

チャド、マルコ、ヴェネシアは全商品をオーガニック製品に変えると発表し、今ある在庫の価値を上げてすべて売りつくす計画を思いつく。ヴェネシアは自分が調合データを渡したことをマドリンに正直に話し会社を去るが、新しい調合のことでドイツ側とのやりとりでヴェネシアの協力が必要になる。会社へ荷物を取りに行ったヴェネシアにチャドは会社を辞め、ヴェネシアがクリエイティブ・ディレクターになることを告げる。

マルコはウェイバリーというインフルエンサーを怒らせてトラブルになっていたが、ベンがウェンバリーの居場所を突き止めるのを手伝ってくれ、二人は仲直りする。ジュリアはフェニックスで仕事を見つけ引っ越し、マルコはトランスジェンダーの手術を受ける決心をしてクリニックを訪れる。マドリンは元夫と20年会っていなかったが、突然元夫がマドリンとチャドにあいに会社にやって来て驚く。


『グラマラス』シーズン1見どころ・解説・考察(ネタバレあり)

LGBTQ色満載♪

コスメ業界が舞台のため、キラキラとしたファッショナブルな仕上がりでワクワク感いっぱいです。全面的にLGBTQ色を強く押し出した内容で、登場人物の多くがLGBTQの有色人種という設定になっています。

マイノリティ+LGBTQ色が強くなると、白人バッシングになりがちなのですが、本作はチャドのキャラを上手く描いてすごくニュートラルな仕上がりになっているのが上手い。

LGBTQをアクセサリーのように扱うドラマもあるなか、本作はマルコの恋愛を通してLGBTQをがっつりと深く描いていて見応えがあります。

LGBTQのプライド・パレードの歴史をエピソードに盛り込み、アメリカにおけるLGBTQの歴史が分かるのも見どころです。

マルコを演じるミス・ベニー

 

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マルコ役で強烈な存在感を放っているのが、24歳のミス・ベニー(本名ベン・J・ピアース)。筆者は全く彼のことを知らず、この人は誰⁉と興味津々で早速チェックしてみました。

ミス・ベニーは11歳の時に孤独や孤立感を和らげるためYouTubeに投稿し始め、有名なYouTuberとなりインフルエンサーとして情報発信し続けています。

ミス・ベニー名義で音楽制作も行い、2枚のシングルをリリース。2019年に米CWで『グラマラス』のパイロット版をブルック・シールズやペイトン・リスト出演で撮影していましたが、作品は見送られることに…。

そのときパイロット版の主役のマルコ役で、キャスティングされていたのがミス・ベニー。CWでの企画は流れましたがNetflixに拾われ、ミス・ベニーを再び主役にキム・キャトラルを迎えて製作されました。

マルコはいつもフルメイクで出演していますが、第8話でついにすっぴんを披露。

すごいイケメンぶりにビックリで、メイクしていないほうがかっこいいのに!と思ってしまいましたが、本人はイケメンじゃなくて美人になりたいんですよね♪

キム・キャトラルの魅力

元スーパーモデルのコスメ会社社長を演じているのが、『セックス・アンド・ザ・シティ』のサマンサ役で知られるキム・キャトラルです。

いつもサマンサのイメージが付きまとってしまいますが、本作ではSATCのような華やかなファッションでキメつつも、会社と社員を大切にするデキる女社長を魅力的に演じています。

現在66歳というのが信じられない美貌とセクシーさで、あの年齢で派手なドレスを着こなせるのはやっぱりすごい!プチ整形感のないナチュラルな美しさは、女性のお手本として真似したくなります。

チャドの成長

LGBTQとマイノリティのキャストが多く占めるのか、異性愛者で白人のチャドが異色の存在を放っています。

最初はチャドを白人の筋肉バカと思わせておいて、エピソードを追うごとに彼のよさを出して全体の円滑材のような存在になっているのが魅力です。

普通なら絶対描かれそうなチャドの恋愛も全く登場せず、みんなを引き立てる縁の下の力持ち的な役回りを見事にこなしています。母親の評価ばかり気にしていたチャドが、仕事を通して成長していく姿がおもしろい。

白人バッシングにならないようチャドのキャラを魅力的に描くことで、ニュートラルなLGBTQドラマに仕上げている手腕がすごいなと感心しました。

ステレオタイプになりがちなイケメン白人を、意外性のあるキャラで描いてさらにドラマをおもしろくしています。


『グラマラス』シーズン1のネット上での評判は?

『グラマラス』シーズン1まとめ

LGBTQがテーマのため好き嫌いが分かれて観る人を選ぶドラマかもしれませんが、筆者は作品としてすごくよくできているおもしろいドラマだと称賛したいです。

LGBTQらしいキラキラ感に溢れていて、最後まで楽しく視聴できます。恋愛ドラマやLGBTQドラマが好きな方におすすめで、お仕事ドラマとしての魅力もたっぷり。

Netflixに加入している方は、是非チェックしてみてください♪

 

 

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