Netflixドラマ『リンカーン弁護士』シーズン2 ミッキーが再び難事件を担当、テンポのいいおすすめ弁護士ドラマ

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マイクル・コネリーの小説を基に、製作総指揮・脚本をデヴィッド・E・ケリーが手掛けた弁護士ドラマ。ミッキーはメディアが注目する殺人裁判で無実を勝ち取り注目を集めるなか、今度は個人的に知り合った女性の殺人事件の弁護を担当することに…。シーズン2のあらすじ・キャスト・簡素などを、ネタバレあり&なしでレビューします♪



『リンカーン弁護士』概要

製作・配給:Netflix
配信日:2023年7月6日
ジャンル:法廷、ヒューマン・ドラマ
製作国:アメリカ
話数:全10話、1話約50分
日本語吹き替え:なし

『リンカーン弁護士』シーズン2あらすじ(ネタバレなし)

ミッキーはトレバー・エリオット殺人事件以来有名になりメディアにひっぱりだこで、仕事の依頼も一気に増えていた。ミッキーのもとに、新しいクライアントのラッセル・ローソンが現れる。

ミッキーはレストラン経営者のリサと意気投合し、一夜を共にする。レストラン周辺は都市開発問題でデモが行われ、リサもデモに加わり都市開発業者のホンデュラントを非難していた。

リサはホンデュラントから一時的緊急差止命令を出され、ミッキーに相談しミッキーはリサの代理人となるが、リサがホンデュラント殺害の容疑者として逮捕されてしまう…。

シーズン1の見どころ&レビューはこちらをチェック↓

『リンカーン弁護士』シーズン2感想&評価(ネタバレなし)

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア79% 視聴者スコア81%
IMDb:7.7(10点中)
おすすめ度:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★☆☆
感動:★★★☆☆

シーズン2もシーズン1同様にすごくおもしろい!まだ前半の5話分のみの配信ですが、テンポがよくてミッキーの弁護士の手腕が見事で見ていて爽快感すら感じます。

ミッキーのトラウマとなった冤罪事件、元妻マギーとの関係、新しく知り合った女性リサの事件…、とさまざまなストーリーが絡んで視聴者を飽きさせません。

メインとなるリサの事件を軸に、過去の事件や小さな事件を同時進行で担当していくのがおもしろい。ローナとシスコの関係や運転手のリジーなど、サブキャラの物語も同時進行でしっかり描いています。

分かりやすいけれど二転三転するストーリーがおもしろいし、弁護士ドラマの醍醐味をしっかり味わえるのが魅力です。


『リンカーン弁護士』シーズン2キャスト

ミッキー・ハラー(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)

トレバー・エリオットの殺人事件裁判を担当したことで、一躍注目の弁護士となる。最初の妻マギーとはまだ気持ち的に吹っ切れていない部分がある。偉大な弁護士だった父親を持ち、弁護士業に誇りを持っている。

マギー・マクファーソン(ネーヴ・キャンベル)

ミッキーの最初の妻で検事。ミッキーとの間に娘がいて、娘のためにもミッキーといい関係を築こうと努力している。

ローナ・テイラー(ベッキー・ニュートン)

ミッキーの2番目の妻で同僚。さばさばとした性格で離婚後もミッキーと共に働き、いい関係を築いている。

シスコ(アンガス・サンプソン)

ミッキーの事務所で働いている調査員。元バイカーギャング団のメンバーだったが、調査の腕はピカイチ。ローナと恋人関係にある。

イジー(ジャズ・レイコール)

ミッキーの元顧客で、その後事務所に雇われミッキーの専属運転手になる。ミッキーと同じトラウマを抱えていることから、二人はプライベートについても相談するようになる。

リサ・トラメル(ラナ・パリラ)

メキシカン・レストランのオーナーで、ミッキーと知り合い意気投合する。

レイモンド・グリックス刑事(ンタレ・グマ・ムバホン・ムワイン)

ヴィンセント殺人事件を捜査していた刑事。ミッキーと協力して捜査することが多い。

 

『リンカーン弁護士』シーズン2全あらすじ・ラスト結末(ネタバレあり)

シーズン2前半(パート1)全あらすじ

ミッキーはトレバー・エリオット殺人事件以来有名になりメディアにひっぱりだこで、仕事の依頼も一気に増えていた。ミッキーのもとに新しいクライアントのラッセル・ローソンが現れ、損害事件として6年の刑になりそうなところを、ミッキーの機転で無罪釈放になる。ミッキーは無罪にできず依存症のきっかけとなった、ヘスス事件の真犯人と思われる左腕にタトゥーのある男を追っていた。ミッキーはレストラン経営者のリサと意気投合し一夜を共にするが、レストラン周辺は都市開発問題でデモが行われ、リサもデモに加わり都市開発業者のホンデュラントを非難していた。

リサはホンデュラントから一時的緊急差止命令を出され、ミッキーに相談しミッキーはリサの代理人となる。ラッセルは無罪放免となるが、ミッキーが帰宅すると家に侵入して待っており自分がタトゥーの男で、自分のことを口外するなと脅す。グローリーデイズが自宅でヘスス事件の真犯人であるラッセルに襲われるが、事前にグリッグス刑事をグローリーデイズを見張るため自宅に行かせるようにミッキーが仕向けていたおかげで、ラッセルは警察に逮捕される。

ラッセルが逮捕されたことでヘスス事件は無事幕を閉じる。ミッキーはリサからホンデュラント殺害の罪で逮捕されたと連絡を受け、リサを助けるため奔走するがポッドキャストの司会者のヘンリーが20万ドル保釈金を払いリサは保釈された。シスコはバイカー仲間のカズがスパイなのではないかとバイカーギャング団のボスに調べるように言われ調査するが、ローナはシスコがバイカーギャング団と関わるのが気に入らない。

ホンデュラントは多額の負債を抱え、あちこちから借金していたことが分かる。ミッキーはホンデュラントがララツォの工事請負をし、工事の負債を負担しないなら秘密をばらすと脅す脅迫メールを見つける。アンドレア検事はホンデュラント殺害事件でリサに司法取引を持ち掛けていたが、突然司法取引を取り消してしまう。検事側はリサのガーデニング手袋から、ホンデュラントの血痕を発見したという証拠を突き付けてきた。ミッキーは駐車場で何者かに襲われ倒れてしまう。


シーズン2後半(パート2)全あらすじ

ミッキーは駐車場で襲われ重傷を負い病院へ運ばれ、車に置いていた契約書を盗まれてしまう。ミッキーはグラントが仕向けたと予想して法廷へ召喚し、シスコはヘンリーとグラントの接点を見つける。裁判でミッキーが有利になりつつあったとき、検事のアンドレアが凶器のハンマーを証拠として提出する。連絡がつかなかったリサの夫のジェフがミッキーに会いに来て証言すると言うが、ミッキーはジェフの態度が気に入らず証言を断る。グラントが証言台に立ち、ミッキーはグラントの両親と叔父がアルメニア・ギャングのメンバーで、グラント自身も犯罪組織に関わっていると法廷で追い詰めるが、グラントは黙秘権を使う。

法廷でリサとホンデュラントの写真を撮影したキム氏が証言台に立ったが、リサのレストランの従業員はキムは保険局の人間だと言い、ミッキーはキム氏がリサをハメたのではないかと疑う。グラントがキムに賄賂を贈った証拠が出るが、キムは行方不明になっていてグラントに殺された可能性が高いと考える。裁判の結果、リサは無罪になる。ホンデュラント殺害現場にあった証拠とキムの持ち物が一致し、キムの靴からもホンデュラントの血痕が見つかった。

ミッキーはヘイリーとビーチにいるときふとあることに気付き、リサの同僚のSNSを調べる。そこにはミッキーに会いに来た夫のジェフの姿が映っていたが、調べで彼はジェフではなくレストランの元従業員だと分かる。リサが都市開発に反対し、自宅を売ろうとしなかったのはジェフが家の敷地に埋められているからだった。リサはホンデュラント殺害は無実だったが、夫を殺害していたことが判明し警察に逮捕される。

ローナはシスコと結婚式を挙げ、イジーはダンス・スタジオをオープンする。グラントは法廷の一件でオリンピック村の事業を失い、ミッキーに報復する可能性が出てきた。ミッキーはジュリアン・ラコスという男から弁護の依頼を受けて会いに行くが、ジゼル・ダリシャー殺しの罪で捕まったという。ミッキーが死体安置所へ行くと、そこにはグローリーデイズの遺体があった。

『リンカーン弁護士』シーズン2見どころ・解説・考察(ネタバレあり)

タトゥーの男

出典元:https://www.netflixjunkie.com/

ミッキーのトラウマとなったヘススの冤罪事件の真犯人と思われるのが、左腕に名誉と漢字のタトゥーが入った男。

ミッキーは新しい依頼人のラッセルの事件を、鮮やかな手腕で裁判にもちこまず無罪放免にしてしまいます。実はこのラッセルがあのタトゥーの男だったことが分かり、驚愕することに…。

ミッキーはラッセルとグリッグス刑事をうまく仕向けて、ヘスス事件の目撃者のグローリーデイズの家へ向かわせグリッグスにラッセルを逮捕させることに成功します。

ヘススは長年の冤罪からやっと解放され、ミッキーもこれで長年のトラウマから解放されるはずで、無事に一件落着。

ミッキーは自分では動かず、ラッセルとグリッグス刑事を手のひらで転がし事件を解決する見事な手腕が何ともすごい!

ミッキーとマギーの関係

ミッキーは1番目の妻マギーが検事のため仕事上でよく顔を合わせ、一人娘のヘイリーを通してもよく会っています。二番目の妻だったローナはミッキーの事務所で働いていて、シスコと結婚式の準備中。

ミッキーとローナが元夫婦というのをあまり意識せず割り切っているのは、ローナのさばさばとした性格によるところが大きいかもしれません。

ミッキーはマギーに彼氏ができて内心は気がかりのようで、マギーもミッキーがレストランオーナーのリサと寝たことにご立腹。

離婚してもお互い気持ちが残っているのは明らかのようですが、検事と弁護士という立場上仕事絡みで難しい立場になることが多く二人の関係は何とも複雑…。

マギーはミッキーのことを愛しているけれど近くにいると自分がだめになってしまうと、サンディエゴでの仕事を引き受け引っ越してしまいます。ミッキーは仕事はできるけれど、女性には手を焼いてしまう性格のようです。

リサは本当に犯人なのか?

ミッキーは魅力的なレストランオーナーのリサと知り合い、その夜関係をもってしまいます。リサは都市開発業者のホンデュラントから一時的緊急差止命令を出されたうえ、ホンデュラント殺害事件の容疑者として逮捕されてしまうことに…。

ミッキーはすでに代理人だったため殺人事件を担当することになりますが、前回のトレバー・エリオットの事件では無罪になった後に彼のことを疑うことになり、リサの件ではかなり慎重な様子。

ホンデュラントの血痕がついたリサの手袋が見つかるなどかなり不利な状況でしたが、ミッキーの弁護が功を奏し、リサは無罪となります。



意外な顛末

リサは無罪となりますが、なんと夫のジェフを殺害し自宅の庭に埋めていたことが判明してビックリ仰天。ホンデュラント殺しは潔白でしたが、意外なところから別の事件が明らかになるというどんでん返しの結末でした。

前回のエリオットは無実になった後に真犯人だと分かり、今回はリサは起訴された事件では無実だったものの夫殺しの犯人だったいうオチがついてしまうことに。

ミッキーは法廷で無罪を勝ち取る手腕はすごいけれど、どこか大事なところを見逃してしまっていることが多いような…(笑)。

ミッキーが駐車場で襲われたのはグラントではなく、リサがやった可能性が高いというから本当に女運がないのかもしれません。

しかもグラントを法廷で追い詰めたせいで、恨みを買ってしまったのは明らかで、次シーズンの付戦になりそうです。

シーズン2後半パートの配信日は?

シーズン2の後半パートは、8月3日(木)に配信されます。ミッキーの担当する案件がどうなっていくのが、続きが楽しみです!

シーズン3への更新が決定!

Netflixで『リンカーン弁護士』シーズン3が更新され、ストーリーの詳細と復帰する登場人物が確認されました。

弁護士ドラマ人気の復活に伴い『リンカーン弁護士』7月の初放送以来、ストリーミング・チャートの上位にランクインしています。

米サイトTVLineによると同番組のシーズン3は、マイケル・コネリーの「リンカーン弁護士」シリーズ第5弾「The Gods of Guilt(原題)」を基にしたものになるとのこと。

マヌエル・ガルシア=ルルフォは主役のミッキー・ハラー役で戻ってくる予定で、ベッキー・ニュートン、ジャズ・レイコール、アンガス・サンプソンがそれぞれローナ、イジー、シスコ役で再登場します。

ヤヤ・ダコスタもアンドレア・フリーマン検事役で復帰の予定ですが、残念ながらマギー役のネーヴ・キャンベルはシーズン3には出演しないとのこと。

マギーは現在サンディエゴで検察官を務めているため、シーズン3には登場しませんが、今後再びマギーが戻って来る可能性は残されているようです。

ミッキーがかつての依頼人グローリー・デイズが殺され、彼が弁護しなければならない新たな依頼人がグローリー殺しの容疑者であることがシーズン2のラストで描かれました。シーズン3はミッキーが、グローリーデイズの事件を追うことになるようです。

ーズン2のネット上での評判は?

『リンカーン弁護士』シーズン2まとめ

シーズン2もテンポがよくてすごくおもしろい!二転三転するストーリーがスリリングで、弁護士ドラマやテンポのいいドラマが好きな方におすすめです。

Netflixに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

 

 

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