Netflix映画『ギリ義理ファミリー』義理の両親は強盗犯⁉スカッと笑えるおバカ系コメディ♪

出典元:https://www.pinkvilla.com/

結婚間近の銀行員が義理の両親の強盗計画に巻き込まれる、スカッと笑えるおバカ系コメディ。本作のあらすじ・キャスト・感想などを、ネタバレあり&なしでレビュー!



『ギリ義理ファミリー』概要

製作・配給:Netflix
配信日:2023年7月7日
ジャンル:コメディ、アクション、犯罪
製作国:アメリカ
日本語吹き替え:あり

『ギリ義理ファミリー』あらすじ(ネタバレなし)

オーウェンは婚約者のパーカーと結婚間近の銀行員。パーカーの両親とは会ったことがなく、結婚式を目前にパーカーの両親のビリーとリリーがやって来る。

オーウェンは両親に気に入られようと頑張るが、二人は一筋縄ではいかない。オーウェンが出勤した日銀行強盗が銀行を襲うが、オーウェンは強盗犯二人の特徴に見覚えがあった。

パーカーの両親が強盗犯ではないかと疑うが、オーウェンは彼らの問題に巻き込まれていくことになる。

『ギリ義理ファミリー』感想&評価(ネタバレなし)

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア22% 視聴者スコア43%
IMDb:5.4(10点中)
おすすめ度:★★★☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
エンタメ性:★★★☆☆
感動:★☆☆☆☆

前半はそこまでおもしろさは感じられなかったものの、中盤からオーウェンが義理の両親のトラブルに巻き込まれ、本領を発揮していくあたりからおもしろくなっていきました。

内容が薄っぺらいと言われればそれまでですが、とにかく笑いたいという方におすすめのおバカ系コメディです。

こういったジャンルの需要があるのは、やっぱり笑いは人を引き付けるし、おバカ系映画もたまに観ると楽しいということなのだと思います。中盤からはかなりアクションシーンも派手で、見せ場もたくさん。

本作はアダム・サンドラーの会社ハッピー・マディソン・プロダクションが製作しているのですが、この制作会社のコメディ映画はかなり内容が際どいのが特徴。

90年代〜2000年代の作品は下ネタやセクハラネタ満載で、まさに反則ぎりぎりの下品さがすごかった!

最近はコンプライアンスがうるさいためか大人しめの印象ですが、それでも他の作品に比べると下品なジョークがたくさん登場します。

そのため好き嫌いが分かれる作品ともいえますが、ただ何も考えずに笑えるコメディ映画を観たいという方におすすめです。


『ギリ義理ファミリー』キャスト

オーウェン・ブラウニング(アダム・ディバイン)

結婚を控えている銀行員。婚約者のパーカーの両親に気に入られようとするがうまくいかない。

パーカー(ニーナ・ドブレフ)

オーウェンの婚約者でヨガ・インストラクター。両親とは長い間会っていなかったが、結婚式を前に再会する。

ビリー(ピアース・ブロスナン)

パーカーの父親。娘の結婚式に出席するため会いにやって来る。ワルな感じが魅力で、優等生なオーウェンのことが気に入らない。

リリー(エレン・バーキン)

パーカーの母親。娘の婚約者のオーウェンのことは、何かが足りないと不満な様子。

ロジャー・オールダム(マイケル・ルーカー)

銀行強盗事件を担当する刑事。かなり間抜けで失敗ばかりしている。

リーハン(プールナ・ジャガナサン)

ビリーとリリーをトラブルに巻き込む人物。

ニール・ブラウニング(リチャード・カインド)

オーウェンの父親。パーカーのことをあまり気に入っておらず、パーカーの両親のことも会う前から気に入らない。

マギー・ブラウニング(ジュリー・ハガティ)

オーウェンの母親。パーカーがヨガ・インストラクターなのが気に入らず、パーカーの両親ともそりが合わない。

 

『ギリ義理ファミリー』全あらすじ・ラスト結末(ネタバレあり)

オーウェンは婚約者のパーカーと結婚間近の銀行員で、支店長を務めている。パーカーの両親とは会ったことがなく、結婚式を目前にパーカーの両親のビリーとリリーがやって来る。パーカーの代わりに観光案内を買って出るが、スカイダイビングをしたりタトゥーを入れたりと、ワイルドな両親に振り回されてしまう。両親に気に入られようと頑張るが、ビリーとリリーは一筋縄ではいかない。翌日出勤した日銀行強盗が銀行を襲うが、銀行強盗の香りがビリーと似ていて、靴の端を踏まれるのが嫌いなことなど特徴が一致する。

オーウェンが開発したセキュリティも難なく突破したことから、自分が話した情報をビリーとリリーに利用されたと疑う。オールダム刑事が捜査に当たり、オールダムは有名な銀行強盗「ゴースト・バンラード」の仕業かもしれないと話す。オーウェンの両親とパーカーの両親がレストランで会うが、両親同士は話がかみ合わずそりが合わない。オーウェンはパーカーに両親が強盗犯かもしれないと話すが、銀行の警備員にオーウェンが金庫のパスワードを彼らに話したのなら共犯になると言われてしまう。

ビリーとリリーは元強盗仲間のリーハンに借金を返しに行き、100万ドル払うが利息分合わせて500万ドル払えと言われる。二人の後をつけて話を聞いていたオーウェンは、オールダム刑事に二人が強盗犯だと密告する。オーウェンはパーカーと義両親と共に結婚式のケーキの試食に行くが、リーハンの一味が乗り込み銃撃戦となりパーカーが人質に取られてしまう。オーウェンはパーカーを救うため利息分を支払うために、新たに銀行強盗をしようとビリー達に提案する。銀行員のオーウェンはほかの銀行の事情にも詳しく、標的の銀行を決めるがオーウェンのせいで大失敗に終わる。

仕方なく最強警備のあるアトラス銀行を襲って一気に大金をせしめることに決め、オーウェンはアトラス銀行のフィービーにうまく取り入り現金を強奪することに成功。リーハンに現金を渡しパーカーを救出するが、オーウェンは誤って発砲してしまいリーハン一味は全滅する。オーウェンは現金をアトラス銀行に戻し、オールダム刑事がビリーとリリーを逮捕する。オーウェンとパーカーの結婚式の日、オールダム刑事の元妻を探し出すことを条件に、ビリーとリリーは手錠付きで結婚式に出席することができた。


『ギリ義理ファミリー』見どころ・解説・考察(ネタバレあり)

スカッと笑えるコメディ映画

本作は単純に笑えるコメディ映画で、それ以上でも以下でもありません(笑)。

下品なジョークが多いため好き嫌いが分かれるかもしれませんが、何も考えずコメディ映画を楽しみたいときにはぴったりの作品だと思います。

中盤から派手なアクションシーンが増え、優等生のオーウェンがだんだんワルになって活躍していくあたりはかなり爽快です。

普通の人がトラブルに巻き込まれるコメディ映画として、普通に楽しんでください!

オーウェンの活躍

オーウェンはまじめな優等生で、よく言えばいい人で悪く言えば退屈な人。パーカーがオーウェンを選んだのも、ワイルドな両親とは違う落ち着いた安定感のある人だからかもしれません。

オーウェンがビリーとリリーの問題に巻き込まれ、パーカーが人質になってからは人が変わったように悪の魅力が炸裂。

パーカーを助けるためなら銀行強盗でもなんでもするぞ!と自ら計画を立てて、率先して強盗計画を実行に移します。

結果的にその行動力とガッツが両親に認められ、最後はすっかり気に入られることに。オーウェンが活躍する中盤から、ストーリー的におもしろくなっていきます。

セクシーおじんのピアース・ブロスナン

本作の魅力は何と言ってもピアース・ブロスナン。元ジェームズ・ボンドだけに、70歳になってもそのセクシーさは健在!映画内でピアースが自分を自画自賛する、ジェームズ・ボンドのネタも登場して笑わせます。

70歳には到底見えない若々しさで、こんなイケてる70際はそうそういません。おじいさんと呼ぶのがはばかれるほどで、実際おじいさんにまったく見えないセクシーおじん振りを発揮しています。

きっと俳優業も生涯現役でがんばってくれるはず。奥さん役のエレン・バーキンも、いまだに漂うセクシーな魅力はさすがです。


『ギリ義理ファミリー』のネット上での評判は?

『ギリ義理ファミリー』まとめ

内容的には薄っぺらいですが、何も考えずコメディ映画を楽しみたいときにぴったりの映画だと思います。

コメディ映画やアクションを楽しめるコメディを観たいときにおすすめで、Netflixに加入されている方はチェックしてみてください♪

 

 

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