『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2 新装開店準備に大忙し、カオスな展開が最高過ぎる♪ゲスト俳優も豪華!

出典元:https://www.indiatoday.in/

サンドイッチ店からミシュランの星を狙う一流レストランを目指し、新装開店の準備でカオス状態に!笑いと涙で描く、リアルな人間模様が最高におもしろい超おすすめドラマです。シーズン2のあらすじ・キャスト・感想などを、ネタバレあり&なしで早速チェック♪



『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2概要

製作・配給:FX 日本ではDisney+で配信
配信日:2023年7月26日
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
製作国:アメリカ
話数:全10話、1話約30~50分
日本語吹き替え:なし

『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2あらすじ(ネタバレなし)

カーミーは「THE BEEF」の店名を「THE BEAR」に変更し、新装開店準備の真っ最中。以前はサンドイッチ中心のカジュアルなレストランだったが、ミシュランの星を狙う一流店に変えようとしていた。

レストランの改装、スタッフ選び、新メニューの考案、各許可証の取得と、みんなそれぞれ大忙し。店の資金が足りなくなりジミー叔父さんにさらに出資してもらうことになるが、カーミーのストレスは半端ない。

カーミーはティナとエイブラハムを料理学校に通わせ、マーカスには元恩師の元でデザート作りの修行をさせる。リッチーも有名店で研修を受け、みんなオープンに備える。

カーミーはマイケルが生きていた時のクリスマスを思い出す。オープン前の家族や友人を招いた招待日の日、レストランはまさにカオス状態になってしまう…。

シーズン1のあらすじ&レビュー記事はこちらをチェック↓

『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2感想&評価(ネタバレなし)

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア99% 視聴者スコア91%
IMDb:8.5(10点中)
おすすめ度:★★★★★
ストーリー:★★★★★
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★★☆

シーズン2も見応えたっぷりですごくおもしろかったです。シーズン1はカオスなレストランの状態が笑いを誘いましたが、今回は新装開店の準備中で後半までは厨房内のカオス感はおあずけです。

みんな新しいレストランのために修行してそれそれ成長していく過程が描かれ、前半はシーズン1のような厨房内のスピード感や臨場感に欠けていたのが少し残念。

よりヒューマンドラマに重きを置いた構成になっていましたが、中盤から一気に盛り上がりを見せてカオス感がアップ。特にカーミーの母親のドナが登場する第6話は、最高のカオスっぷりを見せてすごいのなんの!

カーミーの家族はイタリア系なので血が熱いというか、とにかく会話量が多くてリアルな台詞のオンパレードで圧倒されっぱなし。

カーミー役のジェレミー・アレン・ホワイトもいいですが、筆者はリッチー役のエボン・モス=バクラックの演技を大絶賛。

シーズン1でも彼の神がかり演技に舌を巻きましたが、シーズン2の演技も本当に素晴らしい。

下町のおっさんを演じさせたら右に出る者がいないくらいのハマりっぷりで、目を見張るものがあります。後半はスーツでビシッと決めて、意外なイケおじ振りを発揮(笑)。

彼の演技を見るだけでも本作を観る価値がありますが、魅力的なキャラとストーリーが本当におもしろく、ぜひ多くの海外ドラマ・ファンに観てほしい傑作ドラマです。


『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2キャスト

カーミー・ベルツァット(ジェレミー・アレン・ホワイト)

一流レストランで働いていたが、兄のレストランを立て直すためシェフとして働くことになる。サンドイッチ店からミシュランの星を狙うレストランへと新装開店準備中だが、ときどきパニック発作を起こしそうになる。

リッチー(エボン・モス=バクラック)

カーミーの兄マイケルの親友で、カーミーのレストランで働いている。口が悪くキレやすいが、レストランのことを誰よりも大事に思っている。

シドニー(アイオウ・エディバリー)

「THE BEEF」の副料理長。カーミーの右腕としてメニュー作りを手伝い、店のことを任される。料理研究に熱心で、勉強を欠かさない。

ナタリー・ベルツァット(アビー・エリオット)

カーミーの姉で、新装開店準備を手伝う。主に事務担当で、レストランの開店に必要な許可証を揃えるのに大忙し。

ジミー(オリバー・プラット)

カーミーの叔父。ビジネスで成功しており、カーミーに頼まれレストランに出資する。

マイケル(ジョン・バーンサル)

カーミーとシドニーの兄。自殺して他界しているが、彼の精神は「THE BEEF」の店とスタッフに受け継がれている。

ドナ(ジャミー・リー・カーティス)

カーミーの母親。アルコール中毒で精神的に不安定で、カーミーとナタリーの頭痛の種。

ティナ(ライザ・コロン・ザヤス)

レストランで働くベテラン・シェフ。新入りのシドニーに指図されるのが気に入らず最初はいじわるするが、次第にシドニーの能力を認めていく。

マーカス(ライオネル・ボイス)

レストランのベイキング担当。カーミーに影響されてケーキやドーナツ作りに魅了され、デザート作りの研究を重ねていく。

クレア(モリー・ゴードン)

カーミーの元恋人で看護師。久しぶりに電話で話したことから、再び会うようになる。

 

『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2全あらすじ・ラスト結末(ネタバレあり)

 

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カーミーは「THE BEEF」の店名を「THE BEAR」に変更し、新装開店準備の真っ最中。以前はサンドイッチ中心のカジュアルなレストランだったが、カーミーはミシュランの星を狙う一流店に変えようとしていた。兄マイケルが税務署に払っていなかった借金を支払わないと、「THE BEAR」として新しいビジネスが始められないと言われる。カーミーはジミー叔父さんに既に30万ドル借りているが、追加で50万ドル借りたいと頼み、ジミーは18ヶ月で返せなければ土地と建物を売る条件で資金を提供することになる。お金のロスを最小限に抑えるため開店まで7週間の期限を設け、急ピッチで準備を進めるがさまざまな問題が起きて思うように進まない。

シドニーはティナに副料理長になってほしいと頼み、ティナとエイブラハムは料理学校で学ぶことになる。カーミーとシドニーは新メニューを考案し、カーミーは元恋人のクレアと電話で話し再び会うようになる。マーカスはコペンハーゲンにいるカーミーの先輩のルカのところへデザートを学ぶ修行へ行き、コペンハーゲンの街とデザート作りを満喫し成長して戻ってくる。マイケルが生きているときのクリスマスの日、母親のドナはクリスマス・ディナーの準備に大忙しだが、飲酒しながらの料理にナタリーは心配顔。

家族・親戚・友人が一堂に会するなか、ドナは料理のストレスと周りの騒音にキレはじめる。料理が完成しテーブルを囲むがドナはキッチンにいたままで、マイケルがリー叔父さんと口論になりフォークを投げつけたことから、大喧嘩に発展してしまう。ドナがテーブルに着くが、マイケルが再びリー叔父さんにフォークを投げたことから再び大喧嘩が始まり、テーブルをひっくり返してディナーどころではなくなる。突然ドナが席を立ちどこかに行ってしまうが、次の瞬間ドナが車で家に突っ込み家はカオスと化してしまう。

リッチーは高級レストランへ修行に駆り出されるが、最初はフォーク磨きを一日中やらされる。数日フォーク磨きが続くが、リッチーは接客係のギャレットから一流の接客とホスピタリティを学び大いに感化される。リッチーは分刻みでレストンをまわしてくスキルに圧倒され、自分がその一部になっていることに興奮を覚えやりがいを見出していく。カーミーはクレアが恋人なのかどうか悩むが、クレアと付き合いだしたことで開店準備に支障をきたしていることに気付いていた。

開店に必要な許可証をすべて揃え、いよいよ家族と友人をディナーに招待する招待日が訪れる。キッチンはカオス状態となりシドニーはあまりの大変さにストレスマックスになり、カーミーは冷蔵庫の取っ手の修理を頼むのを忘れていたせいで、冷蔵庫の中に閉じ込められてしまう。カーミーがいない間、リッチーが見事な手腕でオーダーをさばいて事なきを得る。カーミーは冷蔵庫の外にいるティナに、自分がクレアと付き合ったことで心ここにあらずになり、開店準備に影響してしまったことを話す。クレアがカーミーを心配して冷蔵庫の外にやって来るが、カーミーが自分のことを話しているのを聞いてしまい店から出て行ってしまう。


『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2見どころ・解説・考察(ネタバレあり)

THE BEARの新装開店準備

出典元:https://variety.com/2

カーミーは兄マイケルの残した下町レストランを引き継ぎ、カオスなお店を何とかまともなお店に変えていきました。

もともと一流店のシェフだったカーミーは、レストランをミシュランの星を狙う一流店へと変えようと新装開店準備に取り掛かります。

資金繰りに行き詰まりジミー叔父さんを再び頼るも、成功しなかったらレストランの土地を売ることを約束したため後に引けません。

役所関係の許可証を取るのにすったもんだし、トイレや冷蔵庫の故障、新メニューの考案、スタッフ選び、とカーミーとスタッフたちはてんてこまいです。

後半まではレストランの開店準備が中心のため、厨房内のカオスな忙しさや臨場感がないのが少し寂しい印象です。それでも後半から、しっかりと盛り上げてくれるのでご安心を♪

カーミーの家族

 

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シーズン2ではカーミーの母親ドナが初登場しますが、お母さんの存在そのものがカオスですごいのなんの(笑)。

シーズン1の第7話のカオス展開を上回るエピソードが、第6話のカーミーの家族が集まるクリスマス・パーティー。

家族や親戚が集まってお酒が入ると喧嘩が始まる家族あるあるの展開になり、カーミーのベルツァット家はイタリア系なので熱しやすい性格なのか、喧嘩になるとエスカレートしてもう止まらない!

カーミーの母親が想像を絶する超絶キャラで、演じるジャミー・リー・カーティスの迫力満点の演技がシーズン2の大きな見せ場になっています。

パーティーの終わりに起こる、ドナのびっくり行動がとにかくスゴイ!このカオスを超えるエピソードが、次シーズンで登場するのか楽しみになってしまいます。


それぞれの成長

出典元:https://www.google.com.au/

新装開店でレストランの方向性が変わることから、カーミーはリッチー、マーカス、ティナ、エイブラハムのスキルを磨くため修行に出します。

マーカスはコペンハーゲンまで行き、一流のデザート作りを学び大いに感化されたくさんのことを学んで戻ってきます。

ディナとエイブラハムは料理学校に通うことになり、ティナはやる気満々でモチベーションが一気に上がることに。

一番乗り気でなかったのがリッチーで、リッチーに絶対合わないであろう超高級一流店で接客を学ぶことになります。

最初はうんざりだったリッチーですが、店のスタッフから本当のホスピタリティを学び大きく成長する姿が感動的。

これまですべて中途半端で自分の人生に意義を見出せなかったリッチーでしたが、高級店で一流の接客を学び始めて自分の持つスキルに気付くことに。

人間はハマるものを見つけたら、こんなに変わるものなのか!と驚いてしまうはず。自分の持つ能力を見つけることができれば、人生を大きく変えてより充実したものにできるんだなと考えさせられます。

ゲスト俳優がスゴイ!

出典元:https://www.marieclaire.com/

シーズン1ではジョン・バーンサルが、自殺する兄のマイケル役で告知なしで出演して話題となりましたが、シーズン2のゲスト俳優達も超豪華!

カーミーの母親役のジャミー・リー・カーティスをはじめ、クリスマス・パーティーのシーンではボブ・オーデンカークがリー叔父さん役で登場します。

コペンハーゲンでマーカスを修業するシェフにウィル・ポーター、リッチーが修行するレストランのシェフにオリヴィア・コールマンが出演。

これだけ多くの有名俳優がゲスト出演で揃うくらい、『一流シェフのファミリーレストラン』は高い評価を受けている人気作なのだとうことが分かります。


『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2のネット上での評判は?

『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2まとめ

シーズン2も文句なしのおもしろさで、トータルでクオリティの高い仕上がりで大満足でした。

登場人物たちの濃いキャラがおもしろいし、ストーリーも魅力的で最後までイッキ見してしまうこと間違いなし。Disney+に加入されている方は、ぜひチェックしてみてください♪

 

 

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