Netflixドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4 ルカの復讐の標的に!マフィア相手に壮絶な抗争が勃発

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20世紀初頭の英バーミンガムを舞台に、熾烈なギャング抗争を描いた見応えたっぷりの犯罪ドラマ。ギャングものや見応えのある犯罪ドラマが好きな方におすすめ!シーズン4のあらすじ・キャスト・感想などを、ネタバレあり&なしで紹介します♪



『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4概要

製作・配給:Netflix
原題:Peaky Blinders
ジャンル:犯罪、ヒューマン・ドラマ、アクション
製作国:イギリス
原作・制作:スティーヴン・ナイト
話数:全6話、1話約55分

『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4あらすじ(ネタバレなし)

アーサー、ジョン、マイケル、ポリーは刑務所に入れられ絞首刑を言い渡され、トミーは政府に掛け合い処刑を中止するように働きかける。

トミーが殺害したイタリア系ギャングのシャングレッタの息子ルカが、ピーキーのメンバー達に殺害予告のカードを送って来る。

刑務所に入れられたアーサー達とトミーの間に確執ができてしまうが、ルカからの報復に対処するため一家は団結することになる。

トミーはシャングレッタの一味を討つため、ジプシーのマベラマを雇う。マベラマの息子ボニーはボクサーで、ボニーとソロモンズのボクサー「ゴリアテ」とのボクシング試合が開催される。

シーズン3のあらすじ&レビューはこちらをチェック↓

『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4感想&評価(ネタバレなし)

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア89% 視聴者スコア95%
IMDb:8.0(10点中)
おすすめ度:★★★★☆
ストーリー:★★★★★
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★☆☆

シーズン4もすごくおもしろくて、見応えたっぷりでした。『ピーキー・ブラインダーズ』はシーズンを重ねるごとに、バイオレンスと抗争が激しくなっていきます。

今回はシーズン3で父親と弟をトミーに殺されたルカ・シャングレッタが復讐の炎を燃やし、ピーキーに報復していくストーリー。

ルカの復讐と共に、組合のストや政治が絡んでくるストーリーが最高におもしろい!ただのギャング物ではなく、当時の政治や社会情勢を反映した物語が実によくできてるのが本作の魅力です。

熾烈なギャング抗争はスリリングさを増し、家族の確執や人間模様を深く描いていて、キャラクター・アークも実に見事。

トータルでクオリティの高い仕上がりで、毎回うなってしまうおもしろさです。トミーの野望がさらに大きくなり、高みに向かって登っていく展開から目が離せません。骨太で重厚な海外ドラマが観たい方に、ぜひおすすめの傑作ドラマです。


『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4キャスト

トーマス・シェルビー(キリアン・マーフィー)

ピーキー・ブラインダーズのリーダー。常にポーカーフェイスで、冷静さを失わない。アーサー達が逮捕されたことで、家族の間で確執ができてしまう。

ポリー(ヘレン・マックローリー)

トミー達の叔母。幼い時に引き離された息子のマイケルと再会し、一緒にピーキー・ブラインダーズの仕事をする。

アーサー・シェルビー(ポール・アンダーソン)

トミーの兄で、戦争経験の後遺症で精神的に不安定。裏稼業から足を洗いたがっている。

ジョン・シェルビー(ジョー・コール)

トミーの弟。若い男やもめで4人子供持ちだったが、リー家のエスメと再婚し幸せな結婚生活を送っている。

エイダ・シェルビー(ソフィ・ランドル)

トミーの妹。夫のフレディ亡き後は、息子のルーカスを一人で育てている。

マイケル・グレイ(フィン・コール)

ポリーと生き別れた息子。母親と再会し、ピーキー・ブラインダーズで帳簿係をするようになる。

アルフィー・ソロモンズ(トム・ハーディ)

ロンドンのユダヤ人ギャングのボス。ラム酒の醸造&密売を行っている。

ルカ・シャングレッタ(エイドリアン・ブロディ)

トミーが殺害した、イタリア系ギャングのシャングレッタの息子。父と弟の敵を取るため、ピーキー・ブラインダーズを抹殺しようとする。

アベラマ・ゴールド(エイダン・ギレン)

シャングレッタ一味の殺害を依頼したジプシー。息子のボニーを、ボクシング界で成功させようとする。

ジェシー・エデン(チャーリー・マーフィー)

共産主義者で女性の雇用平等を訴え、ストやデモを先導している。

 

『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4全あらすじ・ラスト結末(ネタバレあり)

出典元:https://www.digitalspy.com/

アーサー、ジョン、マイケル、ポリーは刑務所に入れられ絞首刑を言い渡され、トミーは政府に掛け合い処刑を中止するように働きかける。処刑寸前で中止され4人は命拾いするが、トミーとの間に確執ができてしまう。1年後トミーが殺害したイタリア系ギャングのシャングレッタの息子ルカが、ピーキーのメンバー達に殺害予告のカードを送って来る。クリスマスに一家が集まり、ルカからの報復に対処するため団結することになる。トミーはシャングレッタ一味に対抗するため、ジプシーのマベラマを雇う。

マイケルとジョンはシャングレッタに襲われ、ジョンが射殺されマイケルは重傷を負い、アーサーは自分の手でルカを倒すことを誓う。ジョンの葬式でシャングレッタの奇襲を受けるが、これはトミーが仕掛けた罠でシャングレッタの手下を数名仕留めた。マベラマは息子のボニーにボクシング試合をさせたいとトミーに申し出て、トミーはソロモンズのボクサー「ゴリアテ」との試合をセッティングする。女性組合長のジェシー・エデンが女性の雇用の平等を訴え、組合はストに突入する。ルカはポリーと接触し、マイケルを助ける代わりにトミーを差し出せと言われる。

アーサーに息子を殺されたロス夫人はシャングレッタに協力し、ピーキーをおびきだす作戦に加担する。トミーはその作戦にいち早く気付くが、狙いはアーサーではなくマイケルだった。ルカはマイケルにポリーに契約成立だと伝えろと告げる。トミーとポリーは、ポリーがトミーを売ったように思わせ油断させる作戦を考え、シャングレッタを追い込む計画を立てる。リジーはトミーの子供を妊娠し、産むつもりだとトミーに話す。ルカはソロモンズと接触しラム酒をアメリカに輸出するのを条件に、ボクシング試合でピーキーが揃うときにトミーを裏切れと交渉する。

ボニーとゴリアテのボクシング試合の日、会場は厳重な警備で入念にチェックされていたが、ルカ側に寝返ったソロモンズは手下を送り込んでいた。何か様子がおかしいことに気付いたアーサーが手下の後を追うが、アーサーは殺されてしまう。マイケルはトミーの命令でアメリカへ行くことになる。ルカの母親がトミーに会いに来て、これ以上血を流さないためにもピーキーの事業をすべて譲れと言い、トミーは同意する。契約を交わす日、ルカはしょせんギャングはマフィアに勝てないと言うが、トミーはルカより大物と組んだと話す。

トミーはニューヨークのマフィアとシカゴのアル・カポネと組み、ルカの手下も買収したと告げる。そこでアーサーが現れ、ジョンの敵としてルカを射殺する。実はアーサーは生きており、アーサーの死をおとりにして油断させるトミーの作戦だった。トミーはニューヨークに、300バレルのジンを輸出することになる。トミーはソロモンズを射殺し、リジーはトミーの子供を出産する。トミーはジェシーから教えられた暴力革命を画策した共産党員の名前を労働党に流し、その後労働党の議員に出馬し労働党下院銀となった。


『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4見どころ・解説・考察(ネタバレあり)

シェルビー家の確執

シーズン3のラストではアーサー、ジョン、マイケル、ポリーの4人が逮捕されましたが、4人は絞首刑を言い渡されてしまいます。

トミーがチャーチルの陰謀に巻き込まれたと訴え、国王が関与した証拠を公表すると脅したことから何とか4人は刑を逃れることができました。

それでも首に縄をかける寸前まで行き、死を覚悟した4人のトミーへの思いは相当複雑…。命を助けられたとはいえ家族間の確執が生まれてしまい、しばらくの間音信不通になってしまうことに…。

家族を再び結びつけるのがルカの復讐というのが、いかにもピーキー・ブラインダーズらしい皮肉な展開です。

ルカの復讐


ルカはトミーに父親と弟を殺された、シャングレッタ家の長男です。トミーに恨みを持ち、ピーキー・ブラインダーズを抹殺しようとニューヨークからイギリスへやって来ます。

ニューヨークのシチリア系マフィアの一員となり、バーミンガムの小さなギャング集団とは比べ物にならないほどの力を得て戻ってきたわけです。

シーズン4はルカの壮絶な復讐劇が大きな見どころになっていて、マベラマの息子ボニーとソロモンズ側のゴリアテのボクシング試合へとなだれ込みます。

ここでもソロモンズがまたトミーを裏切りルカ側に寝返りますが、トミーとソロモンズとの決着も最終話でつくことに。

『ピーキー・ブラインダーズ』は毎シーズンの最終話ですごい盛り上がりを見せ、スリリングな展開から最後まで目が離せません。

策略合戦

シーズン4は策略がいたるところにはりめぐらされていて、見応えたっぷりでした。冒頭でジョンが射殺されるショッキングな展開でしたが、トミーはジョンの葬式をおとりに使いルカの手下をおびき寄せて数名を殺害することに成功。

ルカの方も負けておらず、アーサーに恨みを持つロス夫人を利用してアーサーを狙っているように思わせ、マイケルに近づく作戦を実行に移します。

ルカはトミーとポリーとの間に生まれた確執に目を付け、ポリーに接触してマイケルを見逃す代わりにトミーを売れとせまります。

ポリーがトミーを裏切ったように見せて、実は二人が手を組んでいてルカの手下を陥れる作戦を計画していたのはさすが!

トミー自身をおとりにする作戦で、シャングレッタ一味を追い込んでいきます。ボクシング試合で襲われたアーサーを死んだことにしてルカを油断させ、これ以上家族の血を流さないためにもルカに事業をすべて譲ると約束します。

契約を交わす日、トミーはルカにニューヨークとシカゴのマフィアと手を組み、ルカの手下も買収したと言い、死んだと思われていたアーサーが現れルカを射殺してジョンの敵を取ることに成功。

トミーとルカの策略合戦が実に見応えたっぷりで、ギャング抗争の醍醐味をたっぷり味わえます。

トミーの野望

トミーは共産党のジェシーをうまく操って情報を得て、共産党の情報を労働党へ流して信頼を獲得します。その後労働党の選挙に出馬し、労働党の下院議員となり政治の世界へ足を踏み入れることに。

ギャングのリーダーから政界へ入り、まさに大出世。アメリカのマフィアと組んで、禁酒法が敷かれているアメリカへジンを輸出することが決まり事業も大きく飛躍していきます。

合法ビジネス・裏稼業・政治家と、3つの分野で活躍するトミーの野望は止まることを知りません。その分敵も増えていくことになり、ますます背後に気を付けなければならなくなるのは必至です。


『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4のネット上での評判は?

『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4まとめ

『ピーキー・ブラインダーズ』は、毎シーズン本当に見応えがあっておもしろい!骨太で硬派な海外ドラマが好きな方に絶対おすすめで、Netflixに加入されいてる方はぜひチェックしてみてください♪

 

 

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