Amazon『ホイール・オブ・タイム』シーズン2 万能源を失ったモイレインの運命は?それぞれの進む道が描かれる

出典元:https://www.amazon.co.jp/

ロバート・ジョーダンの人気小説を基に制作された、壮大なスケールで描く冒険ファンタジー・ドラマ。万能源を失ったモイレインをはじめ、竜王候補だった主要キャスト達のそれぞれの道が描かれます。シーズン2のあらすじ・キャスト・感想などを、ネタバレあり&なしで早速チェック!



『ホイール・オブ・タイム』シーズン2概要

製作・配給:Amazonプライム・ビデオ
配信日:2023年9月1日
ジャンル:ファンタジー、冒険、ヒューマン・ドラマ
製作国:アメリカ
原作:ロバート・ジョーダン
監督:トーマス・ナッパー、 サナー・ハムリ、マヤ・ヴルヴィロ
話数:全8話  1話約60分
日本語吹き替え:あり

『ホイール・オブ・タイム』シーズン2あらすじ(ネタバレなし)

第1話:孤独の味

モイレインは万能源から切り離され無力感を感じ、ランはモイレインと以前のような絆がなくなったと感じる。エグウェーンとナイニーヴは白い塔で異能者になるための訓練を受け、マットは白い塔でリアンドリンに捕らわれていた。

第2話:他人と友人

ランドはケーリエンのフォアゲートにある精神病棟で、ロゲインに近づこうとしていた。ナイニーヴは異能者になるための試験を受けるようにと言われ、マットは幽閉された部屋から出ようと策を講じる。

第3話:夢か現か

ナイニーヴは異能者の試験でアーチをくぐらなければならなくなり、想像以上の試練を強いられる。ぺリンはアトゥアンズ・ミルで、レディー・シュロスが権力を行使する場に居合わせてしまう。

第4話:闇姫

レディ・アンバエレのところへモイレインが現れ、二人の以外な関係が明かされる。ナイニーヴはアーチでの経験を引きずり、なかなか立ち直れない。ペリンは自分の新たな能力に気付き、モイレインはランドを探しにフォアゲートに向かう。

第5話:つながれし者

モイレインとランドはセリーンの元から逃げ、ぺリンはアトゥアンズ・ミルへ戻ってきてしまい、ナイン・ヴァレズ族のアビエンダと知り合う。エグウェーンはアトゥアンズ・ミルのトゥラク大公に捕らわれてしまう。

第6話:憐れみなき眼

ナイニーヴとエレインは黄アジャのライマと共に、エグウェーンを救おうと能力を合わせて使う。ランドはエグウェーンが捕らわれたことを知り、ロゲインの元を訪れどうやって異能者と闘ったのかと問いただす。

第7話:大いなる勝負

エグウェーンはダマネの訓練を受け、ものすごい力を発揮して周りを圧倒する。マットはエリーンとイシャミールに捕まり、ランドはエグウェーンを助けに行こうとするがアミルリン位によって万能源を遮断されてしまう。

第8話:宿命

イシャミールは仲間を餌にランドを闇側に寝返らせようとするが、ある人の裏切りにあう。運命に導かれ、ランド、エグウェーン、ぺリン、マット、ナイニーヴはファルムで再会する。

シーズン1のあらすじ&キャストはこちらをチェック↓

『ホイール・オブ・タイム』シーズン2感想&海外評価(ネタバレなし)

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア81% 視聴者スコア59%
IMDb:7.1(10点中)
おすすめ度:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
エンタメ性:★★★☆☆
感動:★★★☆☆

個人的には『ホイール・オブ・タイム』のようなファンタジーはすごく苦手…。シーズン1もぐっと引き込む何かが足りない気がしましたが、シーズン2もいまいち迫力不足で物語に引き込む吸引力が足りない印象です。

それなのに1話の尺が1時間以上と長く、観ていて途中で退屈してしまう感じは否めません。アクションシーンはシーズン1より増えた印象ですが、何か足りない!という気がしてなりません。

それでもスケールは壮大で、大がかりなセットやファンタジーらしいシネマトグラフィーは見応えがあります。

第7話まではまあまあの印象でしたが、最終話では激しいアクションとスリリングな展開で一気に盛り返しました!

毎回これくらいの盛り上がりを見せてくれたらもっと楽しめるのにという気もしますが、シーズン1より明らかに流血シーンが増えて、アクションに凄みが増したように思います。

ファンタジーファンは楽しめる作品で、『ロード・オブ・ザ・リング』や『力の指輪』『ホビット』系のファンタジーが好きな方におすすめです。


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『ホイール・オブ・タイム』シーズン2キャスト

モイレイン(ロザムンド・パイク)

魔法を操る異能者の一員で竜王の再来を探し、エモンズフィールド村の若者4人のうち誰かが竜王の再来と信じ共に旅に出る。闇王を倒すべく全界の眼へと出立つが、万能源から切り離されてしまう。

ラン・マンドラゴラン(ダニエル・ヘニー)

モイレインの護衛士で無口だが、モイレインを守るためならどんなことでもする従順な人物。

ランド・アル=ソア( ジョシュア・ストラドウスキ )

エモンズフィールド村出身で、エグウェーンと恋人同士だった。旅の途中で自分が竜王の再来であることを悟る。

ペリン・アイバラ ( マルクス・ラザフォード)

ランドの幼馴染。村がトロロークに襲われた際悲劇が起き、傷心と後悔を抱えたままモイレインとの旅に出ることになる。

マット・コーソン (ドーナル・フィン)

ランドの幼馴染で、不貞な父親と精神が不安定な母親の元で育った貧しい家の出身。貧しさ故盗みを働くこともあるが、旅に出た後も幼い妹達のことを心配して村に戻ることを考える。

エグウェーン・アル=ヴィア( マデリーン・マッデン)

ランドの元恋人で、ナイニーヴと共に白い塔で異能者の修練生となる。

ナイニーヴ・アル=メアラ(ゾーイ・ロビンス)

村の賢女で、異能者の修練生となる。エグウェーンとの絆が強い。

エレイン・トラカンド(Ceara Coveney)

アンドール王国の王位継承者。異能者の修練生でエグウェーンの部屋の隣になる。

セリーン(ナターシャ・オキーフ)

ランドが滞在する宿屋の経営者。ランドと体の関係があるが、お互い本気ではない。

イシャミール(ファレス・ファレス)

闇王の最強の配下の闇セダーイ。

『ホイール・オブ・タイム』シーズン2全あらすじ・ラスト結末(ネタバレあり)

モイレインは万能源から切り離され無力感を感じ、ランは以前のような絆がなくなったと感じる。エグウェーンとナイニーヴは白い塔で異能者になるための訓練を受けており、ランドはケーリエンのフォアゲートにある精神病棟で、ロゲインに近づくため施設に潜入していた。

マットは幽閉された部屋から出ようと壁を堀りはじめ、隣の部屋にいるミンと知り合う。リアンドリンはマットを解放するが、ミンを見張りとして一緒に行動させる。ぺリンはレディ・シュロスの一味に鎖に繋がれファルムに連行されるが、途中で仲間に救出される。ランドはロゲインから力を制御する方法を聞き出そうとするが、力を制御できなくなり自分の住まいを燃やしてしまう。

モイレインはロゲインを訪ね、ランドに能力を習得させたら命を絶つための短剣を渡すと取引する。ペリンはオオカミの仲間の一味で、動物たちの夢を解釈し会話できる能力があることを知る。ナイニーヴはリアンドリンからぺリンの居場所を聞いて、エグウェーンと探しに行くがリアンドリンに阻止されてしまう。

モイレインはランドを探しにフォアゲートに向かい、ランドと一緒にいるセリーンは闇姫のランフィアで最も危険な闇セダーイだった。モイレインとランドはセリーンの元から逃げ、ぺリンはナイン・ヴァレズ族のアビエンダと知り合う。リアンドリンはレディ・シュロスに、エグウェーン、ナイニーヴ、エレインを引き渡す。

レディ・シュロスは絶対力を持つ女性たちを奴隷にするのが目的で、リアンドリンはナイニーヴの縄を解き、三人は脱出しようとするがエグウェーンが捕らわれてしまう。ナイニーヴとエレインはファルムへ辿り着き、二人は黄アジャのライマに救われ、ランドはイシャミールの企みを探るためセイーンと夢の中会うため眠りにつく

エグウェーンは首輪をはめられ、異能者ダマネとなるため牢屋に捕らわれてしまう。マットとランドはケーリエンで再会するが、ミンはマットにランドと行動を共にするとマットがランドを殺すことになると忠告する。

ナイニーヴとエレインは黄アジャのライマと共にエグウェーンを救おうとするが、ライマもシュロスに捕まり首輪をはめられてしまう。エグウェーンはダマネの訓練を受け圧倒的な力を発揮し、ナイニーヴとエレインはロイアルと再会しエグウェーンの居場所を聞きだす。アミルリン位はランドの万能力を一時遮断するが、ヴェリンがランドの万能源の遮断を解く。

ランドはモイレインの封じ込めを解くが、アミルリン位がモイレインの万能源を使っているのを見て、封じ込めは嘘だったのかと疑う。ランフィアが現れアミルリン位を吹き飛ばし、ランドとモイレインを連れて行く。

白マントがファルムに侵攻するショーンチャン人に攻撃を仕掛け、ナイ二ーヴはエグウェーンを救うため、エレインと共にマダニに変装してファルムへ到着する。ランドはファルムへ到着し万能源でトゥラクを殺害し、ペリンはロイアル達とファルムで再会し角笛を守る。

イシャミールはパダン・フェインにランフィアが裏切ったことを話すが、ミンの幻想からマットがランドを殺すことを知っていた。それを実現させるためにはシャダー・ロゴスの短剣を使わなければならず、マットに短剣を渡す。

マットは短剣の誘惑に負けず見事脱出する。マダニ達は白マントたちを塔の上から攻撃するが、エグウェーンはマダニに服従しないと決めて闘い、首輪を外すことに成功した。ランドは万能源を再び遮断されてしまう。マットとぺリンが再会しマットが角笛を守るが、イシュミールを刺そうとしたマットが誤ってランドをを刺してしまう。

マット、ぺリン、エグウェーン、ランド、ナイニーヴが全員塔の上で揃い、エレインがマットの傷を治癒する。遠方からモイレインがランドの万能源の遮断を解き、マットがイシュミールをあおさぎの剣で刺し灰となって消える。

「ファルムの危機に竜王が復活し、燃える空に旗が翻る」という予言通りになった。ランフィアの前にモゲディーンが現れ、イシュミールはランフィアに裏切らるのを見越して闇セダーイ全員を復活させたと言う。



『ホイール・オブ・タイム』シーズン2見どころ・解説・考察(ネタバレあり)

モイレインとランの絆

出典元:https://www.forbes.com/

万能源から切り離されたモイレインは、体が自分のものでは感じられなくなり孤独を感じてしまいます。護衛士のランとの絆も前ほど強くなくなり、ランもモイレインとの絆が感じられないことに戸惑うことに…。

アエズ・セダーイと護衛士の絆の複雑さについて知ることになり、これから自分が大局の中でどのような位置づけにあるのか自分自身と向き合うことになります。

ランはモイレインから対等ではないと言われたことで落ち込んでいましたが、最終話でモイレインがランは自分にとってもったいないと思っていたため対等ではないと話したと説明し誤解が解けます。

やっぱりアエズ・セダーイと護衛士の関係では、この二人のコンビが一番最高ですよね。

異能者の訓練

ファル・ダーラの戦いで見事なパワーを披露したエグウェーンとナイニーヴは、白い塔で異能者になるための訓練を受けています。

まるで召使のような生活に疑問を感じつつも、従順に過ごしているエグウェーンと比べ、ナイニーヴは指南役に対しても反抗的な態度で二人の性格がよく現れているのがおもしろい。

異能者の試験を受けたナイニーヴは、想像以上の試練を強いられることになります。いなくなったナイニーヴを待ち続けるエグウェーンがけなげで、二人の姉妹のような強い絆が素敵です。

それぞれの道

シーズン2では主要キャスト達が離れ離れとなり、それぞれの道を行く姿が描かれています。

異能者の修練生となったエグウェーンとナイニーヴ、ロゲインに接触するランド、他の仲間たちと旅に出たぺリン、白い塔に幽閉されたマットと、それぞれの葛藤と活躍が描かれるのがポイントです。

自分たちの試練を通じてそれぞれが成長し、最後に一同が介して協力してイシュミールを倒すラストへとなだれ込みます。それまで別々だったからこそ、最後にみんなが再会し力を合わせるシーンが感動的♪

セリーンの正体

シーズン2の新キャストのセリーンはランドの滞在する宿屋の住人で、ランドと肉体関係がありますがお互い本気ではないという設定。

ランドはエグウェーンのことを忘れようとし、セリーンは過去の男性を忘れられないと話していました。実はこれは全くの嘘で、モイレインがランドを探し出したとき、セリーンは闇姫のランフィアでもっとも危険な闇セダーイの一人だということを伝えます。

シーズン2でランフィアは大いにその力を発揮しますが、最終話ではランフィアはイシュミールを裏切り、ランドを一番理解しているのはイシュミールでもモイレインでもなく自分だと主張。

それでもランドは完全にランフィアを信用しているわけではなく、闇セダーイだったランフィアをそう簡単に信じない方がいいのは明らかです。

シュロスの企み

モイレインと対立しているリアンドリンは実はイシャミールに仕える闇の使徒の黒アジャで、ナイニーヴ、エグウエーン、エレインを捕らえてファルムのシュロスに引き渡します。シュロスは異能者に首輪をはめて奴隷化して操り、全界を征服することを画策しています。

捕らわれたエグウェーンを救うには、はめられているエイ=ダムと呼ばれる首輪を外す必要がありますが、これは普通の力では絶対外せない強力なもの。黄アジャのライマは同じ首輪を手に入れており、この仕組みを解明しないとエグウェーンは救えないと説明します。

マダニの訓練で苦しむエグウェーンは試練を強いられることになりますが、最後は見事自分の力で首輪を外し自由の身となり、自分を虐め抜いたマダニに復讐することに成功。

シーズン2はエグウェーンの試練にスポットが当てられ、人間として異能者としての成長ぶりがしっかりと描かれています。

シーズン2の結末

最終話では「ファルムの危機に竜王が復活し、燃える空に旗が翻る」という予言通り、ランドと仲間たちがファルムの危機を救い、モイレインが作り出した炎の竜が空に舞い旗が翻えることとなります。

宿敵のイシュミールを倒し街中の人たちが竜王の再来に歓喜し、ここで一応ハッピーエンド。

ところがランフィアの前にモゲディーンが現れ、ランフィアの裏切りを見越したイシュミールにより、すべての闇セダーイが解放されたと告げられることに…。

モゲディーンはランフィアにランドに近づくなと脅し、5人とも他の闇セダーイのものだと言って立ち去ります。

ランドが 竜王の生まれ変わりであることが世間に明らかになり、さらに多くの敵が世に放たれたことでランドやモイレインに新たな危機が訪れるのでは必至です。

マット役の俳優が変更に

出典元:https://www.insider.com/

シーズン1でマットを演じていたバーニー・ハリスが降板したため、シーズン2からはドナル・フィンがマット役を演じています。

シーズン1とマット役の俳優が違う?と、気付いた方もいるのではないでしょうか。二人とも雰囲気が似ているため、意外と違和感なく収まっている感じです。


シーズン2の新キャラクター紹介(ネタバレあり)

『ホイール・オブ・タイム』はものすごく登場人物が多く、説明なしに次々と新キャラが登場して名前もややこしい(笑)。筆者も誰が誰だか分からなくなってきたので、シーズン2で登場する新キャラについてまとめてみました。

エレイン・トラカンド

アンドール王国の王位継承者。異能者の修練生でエグウェーンの部屋の隣になる。エグウェーンやナイ二ーヴほどではないが、数百年の間に生まれた最も強力なパワーの持ち主の一人。

セリーン

ランドが滞在する宿屋の経営者で、正体は闇姫のランフィアで最も危険な闇セダーイ。ランドが竜王の生まれ変わりであることを知っており、ランドと体の関係持って取り入り自分の仲間になるよう説得しようとする。

レディ・シュロス

ショーンチャン貴族の高位に位置する人物で、貴族の最高階級である「The Blood」の一員。絶対力を持つ者を捕らえて奴隷にするため、エグウェーンに首輪をかけ支配しようとする。

ヴェリン

茶アジャのアエス・セダーイ。モイレインと同盟を結び、モイレインとランをかくまい白い塔へ一緒に同行する人物。ランドが竜王の生まれ変わりであることを知っている、数少ない人物の一人。

セレール

白の塔の修練生の指導者で青アジャの一員。厳しいが公平な指導者で、必要だと感じれば修練生たちに厳しい罰を与えることもいとわない。

レディ・アンバエレ

ケーリエンの貴族で、モイレインの妹。モイレインより年下だが、年を取らない異能者の姉よりはるかに年上に見える。何年も姉と会っておらず姉妹間で確執があるが、セリーンに追われるモイレインとランドの窮地を救ってくれる。

『ホイール・オブ・タイム』シーズン2のネット上での評判は?

『ホイール・オブ・タイム』シーズン2まとめ

個人的には『ホイール・オブ・タイム』のようなファンタジーは好みではないため、正直退屈に感じてしまいます。それでも最終話は一気に盛り返して、スリリングな展開とアクションが見応えがありました。Amazonプライムに加入されている方は、チェックしてみてください。

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