Amazonドラマ『誰もがダイヤを愛してる』難攻不落の金庫からダイヤを盗むことができるのか?

出典元:https://www.amazon.co.jp/

実際に起きたダイアモンド強盗を基にして制作された、実話から生まれたフィクション。難攻不落の金庫から10億ドルのダイヤを盗むことは果たして可能なのか…?本作のあらすじ・キャスト・感想・結末などを、ネタバレあり&なしで早速チェック!



『誰もがダイヤを愛してる』概要

製作・配給:Amazon
配信日:2023年10月13日
原題:Everybody Loves Daimonds
ジャンル:犯罪、アクション、ヒューマンドラマ
製作国:イタリア
監督:ジャンルカ・マリア・タヴァレッリ
話数:全8話 1話約50分
日本語吹き替え:あり

『誰もがダイヤを愛してる』あらすじ(ネタバレなし)

レオは生まれながらの泥棒で、ベルギーのアントワープにあるワールド・ダイヤモンド・センターの金庫にある10億ドルのダイアモンドを強奪しようと仲間を集める。

ハッカーで弟のアルベルト、鍛冶屋のサンドラ、警報装置のプロのギーゴがメンバーになり、何ヶ月もかけて綿密な計画を立てる。

レオはワールド・ダイヤモンド・センター内に自分の宝石店をオープンし、妻のアンナと共に働くが、それはダイアモンドを盗むための下見のためだった。

アンナは次第にレオの行動を怪しむようになり、ダイアモンド強奪の決行後に思いもよらぬ展開になってしまう。

『誰もがダイヤを愛してる』感想&海外評価(ネタバレなし)

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア% 視聴者スコア%
IMDb:6.5(10点中)
おすすめ度:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★☆☆

あらすじを読んでおもしろそうと思い視聴したのですが、全体的に普通の印象でした。勝手に『ペーパー・ハウス』のようなドラマを期待したせいもあってか、正直物足りない気がしたのは確かです。

難攻不落の金庫から10億ドルのダイアモンドを盗むというスリル満点の計画なのに、何かが足りない。スリリングさも足りない気がしたし、時間軸があちこち飛んでまとまりがない感じがしました。

もっとすっきりまとめて、スリルとアクションをうまくプラスしたらさらによくなったのにと思えてなりません。それでもラストのダイヤの隠し場所のからくりがよかったし、騙し騙されの展開がおもしろかったです。

主人公のレオ役が全然知らない俳優だったのですが、イケオジじゃないの♡と思ったのも束の間、キャラが全然好きになれない。

レオのキャラがダメな理由が最後になって意味を持つことになり、なるほど!とラストで納得。女はしたたか、というのがよく分かるドラマです。

一番びっくりだったのが弁護士のラブグローブを演じていたのが、ルパート・エヴェレットだと知ったとき。ここ10年間の衝撃度ランニングTOP5に入るくらいの衝撃でした、まるで別人!(笑)。

退屈せずに観られるし普通に楽しめるので、強盗ものが好きな方は好きかと思います。サクッと観られるクライム・ドラマを観たいときにおすすめです。


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『誰もがダイヤを愛してる』キャスト

レオナルド・ノタルバルトロ(キム・ロッシ・スチュアート)

生まれながらの泥棒で、ワールド・ダイアモンド・センターから10億ドルのダイヤモンドを盗む計画を立てる。

アンナ(アンナ・フォリエッタ)

レオの妻で、父親は軍警察の将軍。宝石店をオープンさせたいというレオの夢を応援するが、次第に行動を怪しむようになる。

ギーゴ(ジャン・マルコ・トニャッツィ)

レオの昔なじみの泥棒仲間。ダイヤモンド強奪計画のメンバーになる。

サンドラ(カルロッタ・アントネッリ)

どんな鍵でも開けられる鍛冶屋。父親のヴィトはレオの元泥棒仲間で、刑務所で服役中。

アルベルト(レオナルド・リディ)

レオの弟でハッカー。泥棒稼業には加担したくなかったが、無理やりメンバーにさせられてしまう。

メルテンス(ヨハン・ヘルデンベルグ)

ワールド・ダイアモンド・センターで起きた、ダイヤモンド強奪事件を調べる刑事。

ジュディス・デヴィッド(Synnøve Macody Lund)

ワールド・ダイヤモンド・センターの職員。下見のために近づいてきたレオに好意を抱く。

ジョン・ラブグローブ(ルパート・エヴェレット)

レオを弁護することになる弁護士。

 

『誰もがダイヤを愛してる』全あらすじ・ラスト結末(ネタバレあり)

出典元:https://www.leisurebyte.com/

バレンタインデーのアントワープ。ワールド・ダイヤモンド・センター(WDC)でレオ、サンドラ、ギーゴ、アルベルトがダイヤモンドを強奪する。大ニュースとなり、刑事のメルテンスが捜査を担当することになる。レオはWDC内で下見のため宝石店を営んでいて、事件後もセンターに残り様子を伺っていた。

レオは金庫にわざと本物そっくりの人工ダイヤを入れたバッグを残し、捜査をかく乱し仲間の逃走時間を延ばした。レオ達はアジトにあったものを処分するためゴミ袋に入れ森に捨てるが、ゴミ袋の中にあった領収書にレオの名前があり、レオは逮捕されてしまう。

仲間の不注意なのか、自分を陥れるための罠なのか分からなかった。犯行の数か月前、レオは泥棒仲間のジーゴ、服役中の泥棒仲間の娘サンドラ、弟のアルベルトを仲間に引き入れ、ダイヤモンド強奪の計画を練る。WDCの下見をするため、レオはセンター内に宝石店を構えようと準備を始める。

妻のマリアの父に出資してもらい、上司のレヴィにダイヤモンドのイロハを叩き込んでもらう。レオはWDC職員のジュディス・デヴィッドにうまく取り入り信用を得て、レオはWDCに店を構えるがレオが泥棒だと知ったレヴィに売り上げの10%を渡すように迫られてしまう。

レオはWDCの設計図を見るためジュディスを食事に誘うが、そこから二人の関係は親密になっていき、レオはアンナを裏切ってジュディスと関係を持つ。アントワープにいるレオの元にアンナが会いに来て、レオの強盗計画を知り自分も仲間に入れて欲しいと頼みマリアもメンバーになる。

アントワープの地下道からWDCの金庫へ通じる場所へ穴をあけ、マイクロカメラを仕掛けアルベルトがシステムを解読する。ジュディスから開錠番号を盗むためレオが彼女を食事に誘い、その間にギーゴ達がジュディスの家に忍び込み番号を探す。

そこでギーゴ達はWDCのセキュリティシステムが一新されることを知り、計画を急ぐ。サンドラはギーゴから自分の父親が刑務所に入ったいきさつを聞き、レオの責任だと思いレオへの不信感を募らせていく。サンドラはギーゴにレオを裏切り、二人でダイヤを山分けしようと話す。レオとマリアは警護員の家で開錠番号と思われるヒントを見つけ、サンドラが金庫に開錠番号を試すと金庫が開いた。

金庫内の500個の貸金庫を次々と開けてダイヤを盗み、ダイヤを意外な場所に隠す。犯行前WDCの103番の貸金庫を、エズラという偽名でジーゴが契約しダイヤは盗んだ後103番の貸金庫に隠していたのだった。サンドラとジーゴの行動が怪しいと思ったレオは、103番の金庫に入れず、レヴィから借りた貸金庫にダイヤを隠して秘密にしていた。

逮捕されたレオの元に弁護士のジョン・ラブグローブが現れ、マリアを殺すと脅されレオは本当のことを話す。ラブグローブはメルテンスにレオを釈放するように要求し、レオは証拠不十分で釈放される。ラングローブの雇い主は泥棒のヴァン・デ・ヴェルデで、二人はダイヤモンドを横取りするつもりだった。移動中にレオはほかの人物に連れて行かれ、男はダイヤが手に入ればマリアに危害を加えないと約束する。

レオはギーゴがダイヤが入ったWDCの貸金庫を回収することを言い、手下がギーゴ、サンドラ、マリアを拉致する。金庫はサンドラが作った特別仕様で、サンドラしか開けられない。みんなの前で金庫を開けるが中身は空っぽで、レオは自分が捕まる前はダイヤが入っていたと言い、ギーゴとサンドラに裏切られたと言う。

103番の金庫の契約者はギーゴで金庫の開け方を知っているのはサンドラだけという状況で、男はレオの話を信じマリアとレオを解放する。マリアはジュディスからレオの浮気を告白され激怒するが、レオはマリアに謝り二人は仲直りする。

マリアがWDCにあるレヴィの貸金庫に隠されているダイヤモンドを取りに行くが、マリアは建物から出てこず電話も通じない。レオが行ってみると、マリアは裏口からダイヤモンドを持って車で逃げて行ってしまった。


『誰もがダイヤを愛してる』見どころ・考察・解説(ネタバレあり)

ダイヤモンド強奪計画

出典元:https://www.primevideo.com/

物語はアントワープにあるワールド・ダイヤモンド・センターから、10億ドルのダイヤモンドを盗む強盗計画です。どうやって要塞のような警備の金庫から盗むのかが見どころで、何ヶ月にも渡る長期計画で少しずつ計画を進めていきます。

レオはWDCに自分の店を構え、自らトロイの木馬となってWDCの中を探っていくことに。防犯カメラのある場所、金庫の位置、貸金庫の数など、隠しカメラを使って記録しながら計画を練っていきます。

ハッカーのアルベルトがシステム関係を担当し、警報機のプロのギーゴと、どんな鍵でも開けられる鍛冶屋のサンドラという強力チームがタッグを組んで強盗計画に挑むことに。

システムの書き換えがありほぼ見切り発車になったり、開錠番号がなかなか手に入らなかったりと思うようにいかないトラブルも山積み。何とか強奪に成功するも、レオにとっての一番の痛手が仲間の裏切りだったわけですが…。

強盗計画の前と後の時系列がややこしくて、そこをもっとすっきりまとめればもっと観やすかったかなと感じました。

誰の裏切り?

第1話からあっけなくレオは逮捕されてしまいますが、自分がまさかこんなに簡単に逮捕されるとは思っていなかったわけです。

アジトを片付けたごみ袋の中にあった、工具の領収書にレオの名前があったのが証拠となりあえなく逮捕。うっかりミスなのか誰かが裏切ったのか分からないままでしたが、裏切ったのはサンドラとギーゴでした。

サンドラは父親が刑務所に入ったいきさつを知り、レオの責任だと感じ不信感を募らせていきます。しかもレオという男は、壮大な強盗計画を実行するにしてはちゃらんぽらんで信用できない。

厳重なセキュリティの金庫からの強奪も、何とかなるで済ませようとしたり、大強盗をするにはわきの甘さが目立ちます。

肝心なところで仲間に任せて自分はその場から抜けたり、事態がまずくなると泣き落としするわで、こいつについていって大丈夫なのか?と不安がよぎるのも分かる気がします。

しかも強盗計画に利用したジュディスと、計画の上とはいえ浮気をしてアンナを裏切るなど人間的に信用できません。サンドラとギーゴに裏切られたのも痛いですが、最後にもっと大きな裏切りが待っています。

アンナの決意と結末

アンナとレオは結婚20年の夫婦ですが、アンナはレオが泥棒だったことを初めて知ります。しかもアンナの父親は軍警察の将軍で、レオはアルベルトにレオの犯罪経歴を消してもらいアンナと結婚。

最初から嘘だらけの結婚だと知り、そのうえジュディスの口から浮気の事実を知ることに…。この時点でレオへ復讐する決意はできていたと見え、強盗計画を利用してレオが隠していたダイヤモンドを奪って姿を消します。

レオはイケメンだけどどうも好きになれない奴で、主人公をそういうキャラに描いたのは、最後にアンナが裏切るのは分かる!と視聴者を納得させるためでしょうか。やっぱり女の恨みは怖い!というラストで、女がいかにしたたかというのがよく分かる結末です。


『誰もがダイヤを愛してる』のネット上での評判は?

『誰もがダイヤを愛してる』まとめ

アイディアはおもしろいのに、時系列がややこしくスリルに欠けて多少残念な印象です。それでも最後まで飽きずに楽しめるし、サクッと観られる強盗ドラマが観たいときにおすすめです。Amazonプライムに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

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