【チェルノブイリ】HBO製作の話題作!原発事故の真相に迫った衝撃のドラマ

出典元:https://twitter.com

1986年に旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所で起こった、原発事故の真相を描いた衝撃のドラマ『チェルノブイリ』。真実に迫る実録ドラマの見どころや感想を紹介します!


『チェルノブイリ』あらすじ

1986年の4月26日の深夜、チェルノブイリ原子力発電所の4号炉で爆発が起こり消防車がかけつけ消火に当たります。現場にいた技師たちが事故現場の状況を見て慌てふためくなか、副技師長のディアトロフは所長に事故の原因は非常用タンクと報告。

実際は原子炉が爆発し発電所の屋根が吹き飛び、炉心に使用されている黒鉛が散乱し高い放射能が流出していました。被爆の恐ろしさを知らない原子力発電所付近の住民たちは、やじ馬で集まり燃えさかる発電所を眺めています。

核物理学者のレガソフとホミュック、ソ連閣僚会議の副議長のボリスが、事故の真相究明と処理に当たることになり対応に追われることに。病院に運び込まれた被爆した消防士や発電所の作業員たちに、次々と被爆の症状が表れ始めます…。

『チェルノブイリ』を観た感想

アラフィフ世代の筆者にとってチェルノブイリの原発事故は、子供の頃に見たニュースで一番強く印象に残っていると言っても過言ではありません。

未曾有の大事故だったというのは分かっているけれど、どうして事故が起こったのかその後のチェルノブイリはどうなったのかなどは詳しくは知りませんでした。

今回このドラマを観て、チェルノブイリの原発事故について知ることができて良かったと思います。実録ドラマながら真相を究明していくミステリー的な要素もあり、ヒューマン・ドラマとしても見応えがありました!


『チェルノブイリ』を無料視聴できる動画配信サービスは?

『チェルノブイリ』はU-NEXTで独占配信中です。U-NEXTは31日間の無料お試し期間があり、加入すると『チェルノブイリ』を無料で視聴可能です。31日間の無料お試し期間中に、たくさんのドラマや映画を無料視聴できます。

さらに無料お試しに申し込むと600ポイントが付与され、見放題作品以外の映画をレンタルできるのが魅力。お試し期間中に解約すると、一切料金はかかりません。(※本ページの情報は2023年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)

U-NEXT:31日間の無料お試し期間あり

・31日間の無料お試し期間
・見放題動画29万本、レンタル動画4万本を配信(2023年7月時点)
・HBOの作品が見放題で視聴可能
・無料お試し期間に600円分のU-NEXTポイントをプレゼント

「ポイント作品・レンタル作品」は、U-NEXTポイントを使って視聴できる作品で、1ポイント1円(税込)相当として利用可能です。無料トライアル期間中もポイントの不足分は有料となりますので、ご注意ください。

月額料金2,189円で毎月1,200ポイントが付与され、見放題対象以外のレンタル料金に利用できるのが魅力。なんといってもクオリティの高いHBOの作品が見放題で観られるのは、国内でU-NEXTのみ!

31日間無料お試しでU-NEXTを体験する >>

『チェルノブイリ』見どころ

どうして原発事故が起こったか

出典元:https://www.indiewire.com

このドラマの見どころのひとつは、どうして今世紀最大の大事故が起こったのをしっかりと説明しているところ。核物理学者のレガソフとホミュックが、原因究明に当たっていく姿がスリリングです。

物理のことは全く分からない視聴者でも、一体どうして事故が起こったのか分かりやすく説明されています。最終話で事の真相が明かされるのですが、さまざまな要素が重ね合わさった結果にしても、この事故は防げたはずなのでは?と憤りを感じずにいられません。

事故後の処理とその後のチェルノブイリ

高い放射能に汚染された発電所をどうやって処理するかを、レガソフと副議長のボリスが共に考えていきます。人が近づけないくらい高い放射能に汚染された現場をどうやって処理するのか、その展開も見どころのひとつ。

高放射能のためロボットですら近づけない現場で、人間の力で処理するしかない現状…、そこでさまざまな人間ドラマが生まれます。ドラマ内でその後のチェルノブイリがどうなったのかも語られていて、改めて核の恐ろしさを思い知らされました。


日本とソ連の核に対する温度差の違い

出典元:https://www.bbc.co.uk

本作を観て一番驚いたのが、日本とソ連の核に対する認識の差。発電所で事故が起こった後も、発電所の作業員が防護服ないしでウロウロしているし周辺住民はやじ馬で集まるし、全く被爆の恐ろしさを分かっていないことに驚愕しました。

世界で核爆弾による唯一の被爆国である日本で育った私たちは、学校やメディアで核の恐ろしさをしっかりと学んでいます。

ソ連の人たちもチェルノブイリ原発事故の後では、核に対する認識が大きく変わったと思いますが、事故が起きた時点では被爆の怖さを全く分かっていないのに本当にびっくりでした。発電所の作業員ですら被爆の怖さを教えられず、事故後も防護服を着ずに歩き回るという非常識な現状に驚きを隠せません。

ソ連という国

出典元:https://www.cnet.com

チェルノブイリ原発事故が起きた当時は、ロシアはソビエト連邦で社会主義国でした。米ソ冷戦時代で社会主義のソ連は徹底した秘密主義で、都合が悪い事実はひたすら隠す隠蔽国家。

事故の真相を究明するレガソフ、シチェルビナ、ホミュックも、ソ連政府に圧力をかけられます。何世紀にも渡る汚染が残るかもしれないという現状で事実を隠蔽しようとする姿に、全くソ連という国は…、と言葉がありませんでした。鉄のカーテンの向こうで起こっていた出来事を、克明に追う見事なストーリー構成が圧巻です。

 

放射能の恐ろしさ

原子力発電所の爆発の消火に当たった消防士や発電所の作業員は、高い放射能にさらされ被爆します。被爆するとどうなるのか…、消防士たちの末路があまりにも恐ろしくて正直画面を直視できないシーンも出てきました。

人体への被害だけでなく、森林・作物・水・動物への影響も細かく説明されその恐ろしさに震え上がります。チェルノブイリの事故後は約30万人もの周辺住民が避難し、避難区域は2600平方キロメートルにも及ぶというからその被害がいかに大きいかが伺えますよね。

2017年に、事故が起きたチェルノブイリ原子力発電所4号炉を覆うシェルターが完成。現在は放射性物質を安全に封じ込めていますが、事故が起きたのが1986年なのでシェルター完成に31年の月日を要したことになります。

被爆した地域でシェルターを作るのが、どれだけ大変かを物語っているのではないでしょうか。本作では被爆の恐ろしさを身をもって痛感させられました。

ヒューマンドラマとしても見ごたえあり

事故の真相に迫った実録ドラマ以外に、本作はヒューマン・ドラマとしても見ごたえがあります。いかにも頭でっかちな役人だったボリスが、レガソフと共に事故の真相究明と処理にあたるうちに絆を深め信頼関係を築いていく過程がおもしろい。

事故に関わった人々の人間ドラマがしっかりと描かれているが故に、本来なら防げるはずの事故が起こったことへの理不尽さを感じずにはいられません。

 

『チェルノブイリ』のネットでの評判は?

『チェルノブイリ』まとめ

世界で唯一の核爆弾による被爆を経験した日本人だからこそ、絶対に観ておきたい必見のドラマなのではと感じました。特にチェルノブイリのことを知らない若い世代にぜひ見て欲しいドラマです。東日本大震災による福島第一原発の事故から10年、『チェルノブイリ』は改めて核や原発について考えるいい機会になるのではと思いました。

31日間無料お試しで『チェルノブイリ』を視聴する >>

 

 

スポンサーリンク
海外ドラマHBO作品&U-NEXT
DraMagazineをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
DraMagazine