【ボブという名の猫 幸せのハイタッチ】キュートな猫が奇跡を起こす感動の実話!

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世界的なベストセラーになった、「ボブという名のストリート・キャット」を映画化した本作。野良猫とホームレスの青年が心を通わせ、困難を乗り越えていく実話をもとにした心温まる物語。本作を見た感想や見どころなど、キュートなボブの魅力と合わせて紹介します!



『ボブという名の猫』のあらすじ

ストリート・ミュージシャンのジェームズは薬物依存の問題を抱えるホームレスで、その日食べるのもやっとの暮らし。カウンセラーのヴァルのはからいで古いアパートに住めるようになり、野良猫がジェームズの部屋に現れるようになります。

ある日家に帰ると猫は怪我をしていて、なけなしのお金を使い動物病院に連れていき治療します。ジェームズは猫をボブと名付け、すっかりジェームスになついたボブはジェームズの肩に乗って移動し路上ライブにも参加。

ボブの愛くるしい姿に人々が集まるようになり、ライブ収入が増えて生活が少しずつ上向きに。同じアパートに住むベティと親しくなり、ジェームズの生活が活気を帯びてきます。

ジェームズは薬物を完全に断ち切る決意をして、アパートに閉じこもり断薬し苦しむジェームズに寄り添うボブ。苦しみに耐えながら、ジェームズはボブと共に断薬を乗り切りました。

ジェームズとボブの姿はネットやYouTubeで話題になり、出版社からジェームズにボブとの出会いを本にしないかと持ち掛けます。本の発売記念日のイベントには、ベティや疎遠になっていたジェームズの家族がかけつけてくれたのでした。

『ボブという名の猫』の感想

スゴイよかった~!こういう爽やかな感動が残る映画は、やっぱり心のビタミン剤になりますよね。行き場のない野良猫とホームレスの青年という、世間から見放された一人と一匹が寄り添い絆を築いていく過程が感動的。

そして二人の出会いが本として出版され、信じられないような奇跡を起こします。運命の出会いって、人間同士だけじゃないんだなって思いました。

ホームレスのジェームスがボブと出会ってなかったら、一体どうなっていたんだろうと考えずにいられません。こういう奇跡のような実話があるって、人生捨てたもんじゃないな~。たくさんの人に観てほしい、とっても素敵な映画です♪


『ボブという名の猫』の見どころ

感動の実話

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本作の魅力は何と言っても実話をベースにしているところ。世界中でベストセラーになった「ボブという名のストリート・キャット」が原作になっており、絵本にもなっています。

やはり実話というのはフィクションと違ってリアリティがあって、見ていてすごく感情移入してしまいますよね。「真実は小説より奇なり」という言葉があるように、フィクションではなく本当にあった物語というのはとても重みを感じます。

ボブが最高にキュート♡

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映画に出演しているのはタレント猫ではなく、なんと実際のボブが本人(猫)役で出演しています。奇跡を起こしただけでなく、演技派とは本当に恐れ入ります。

もうボブがめちゃくちゃキュートで、映画を観ている間ずっと目がハート状態でした。丸いフォルムにむっちりあご肉がチャームポイントで、ジェームズの肩に乗って移動する姿が何とも言えないほど可愛らしいです。

今まで見たどんなイケメン俳優より、イケていらっしゃる。筆者は犬派なんですが、映画を観た後はすっかり猫ファンになってしまいました♡

 

ハイタッチとマフラー

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ボブのトレード・マークはカラフルなマフラー。知り合いのおばあちゃんが編んでプレゼントしてくれるのですが、ほんとによくお似合いで超可愛い。しかもボブはハイタッチが得意で、ジェームズのパフォーマンスを見に来る人たちとハイタッチする姿何とも愛くるしくて胸キュンです♡

ジェームズ・ボーエン本人もカメオ出演

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映画の最後のシーンで、ジェームズにサインを求める男性がジェームズ・ボーエン本人なんです。ボブに負けじと、ジェームズさんもしっかりと映画に出演しています。

ちなみに原作本は30カ国語以上に翻訳され、世界で1000万部を超える売り上げを記録しているのだとか。どこかのサイトで11億円の売り上げって書いてあったのを見たような…、これは本当に奇跡のような話ですよね。


『ボブという名の猫』のネットでの評判は?

ボブ、天寿を全う

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残念ながらボブは2020年6月15日に亡くなっています。野良猫のためはっきりとした年齢は分かりませんが、推定14歳くらいだったそうです。

原作者のジェームズ・ボーエンさんとボブは、2017年に『ボブという名の猫』のジャパンプレミアのため来日したこともあります。ボブはジェームズさんと一緒に、本のイベントなどで世界中を旅したそう。

ボブはジェームズさんの人生に奇跡を起こしたと同時に、ジェームズさんもボブの人生に奇跡を起こしたんだな、と思いました。もし出会ってなかったらジェームズさんはホームレスのまま、ボブは野良猫のまま生涯を終えていたかもしれません。

ボブはジェームズさんと出会ったことで、幸せに暮らして天寿を全うしたんだなと思います。ボブがいなくなってとても悲しいと思いますが、きっとボブの想い出を胸にこれからもジェームズさんは世界中の人々に奇跡の物語を伝え続けてくれるでしょう。

続編『ボブという名の猫2 幸せのギフト』が公開!

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』の続編、『ボブという名の猫2 幸せのギフト』が2021年に公開されます!クリスマスにジェームズとボブに起こった実話に基づく物語で、ベストセラー作家になったジェームズがクリスマス・パーティーの帰りにホームレスの青年と出会う…というストーリー。また愛くるしいボブに会えると思うと、楽しみで仕方ありません!

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