『メディア王〜華麗なる⼀族〜』 シーズン2 後継者争いがさらに過熱、ロイ家から目が離せない!

出典元:http://brainsandcareers.com/

現代版リア王と称されている、巨大メディア企業をめぐる争族ドラマ。ツッコミどころ満載のキャラ総出演で見ごたえたっぷりだったシーズン1でしたが、シーズン2はさらにCEOの座を巡って争いが白熱!シーズン2を観た感想や見どころを、レビューしたいと思います。(シーズン2のネタバレはありませんが、シーズン1のネタバレを含みますのでまだご覧になっていない方はご注意を。)




『メディア王 華麗なる一族』 シーズン1のあらすじをおさらい

ローガン・ロイは巨大メディア企業ウェイスター・ロイコのCEO。80歳を迎えるロイは次男のケンダルに後継者の座を譲ろうと考えていたが、80歳の誕生日に倒れて入院する。

退院後ローガンはCEOを退くのを辞め仕事に復帰することにするが、次期CEOになるはずだったケンダルは激怒します。

ケンダルはローガンをCEOから引きずり降ろそうとクーデターを起こす計画を立て、ケンダルの兄弟妹のローマン、シヴ、コナーはそれぞれの思惑で後継者争いに参戦していきます。

シヴの結婚式でケンダルは車の事故を起こして同乗者を殺してしまい、ローガンに知られてしまう。サンディとステューイと共に会社の敵対的買収を進めていたケンダルだったが、ローガンが事故をもみ消すことで買収から手を引くことになる。

シーズン1のキャストや見どころはこちらをチェック ↓

『メディア王 華麗なる一族』 シーズン2のあらすじ

シヴの結婚式の日に起こした事故をもみ消してもらい、すっかりローガンの言いなりになって逆らうことはしなくなったケンダル。

ローガンは後継者にシヴを考えていることを本人に伝え、シヴは本気で後を継ぐことを考え始め経営に口を出していきます。グレッグとトムが証拠隠滅したクルーズ船のセクハラや事故などの不祥事が明るみに出て、公聴会が開かれる。

ウェイスター・ロイコは会社を揺るがす危機に陥り、誰かが責任を取らなくてはならなくなる。誰がいけにえになるか会社の役員が怯えるなか、ローガンはある人物を指名する。



『メディア王 華麗なる一族』 シーズン2を観た感想

やっぱりこのドラマはキャラ設定がおもしろすぎる!何気なく色々なところに付線が張られていて、おお!と後でなることが多くてお楽しみが多いのが魅力。

シーズン2ではローマンのゲスっぷりが加速して、筆者はかなりドン引き…。なのだけど、後半ローマンも結構仕事できるじゃん!?という展開もあり、案外見直したりとキャラ立ちがスゴイのが本作のおもしろいところ。

相変わらずグレッグ&トムのコンビはうざいけど、トムがやっぱりいい感じでキャラ立ちしてくれました。みんなクズばかりなので共感度は欠けるけれど、巨大企業のCEOをめぐる展開は最高におもしろい!そう来なくっちゃ!というラストがすごすぎて、もうシーズン3が待ちきれません。

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『メディア王 華麗なる一族』 シーズン2の見どころ

レア・ジャレル(ホリー・ハンター)

出典元:https://www.imdb.com/

シーズン2の新キャストとして登場するのがレア・ジャレル(ホリー・ハンター)。サンディとステューイによる買収を乗り切るため、PGM社を買収し会社を巨大化させようとするローガン。

ローガンはPGM社の買収で活躍したレアと親しくなり、レアはロイコ社と関係していくようになる。レアを演じるがのオスカー女優のホリー・ハンター。小柄ながらパワフルな女性を演じ、シヴ達の裏をかく策士としてシーズン2で存在感を発揮しています。

争族ドラマが過熱

家族と会社役員の間でCEOの座を狙っていたのが、レアが参戦したことでさらに争族ドラマが過熱していきます。シーズン2でローガンはシヴを後継者にすると伝えるものの、本心は分からないままでローガンの考えが読めません。

ケンダルに何度も裏切られているのに、なぜかいつもケンダルに目をかけているローガンの思惑は一体どういうことなのか?それぞれの思いが交差する、CEOの座をめぐる後継者争いから目が離せません。

 

クルーズ船の件が大問題に!

シーズン1でウェイスター・ロイコ社のクルーズ船事業の、セクハラや事故の証拠隠滅を図ったトム&グレッグ。シーズン2ではクルーズ船の件が大問題となり大ピンチに陥り、トム&グレッグの慌てぶりがまたまた笑わせてくれます。

セクハラ問題が会社を揺るがす大問題へと発展するあたりは、最近のMe Too運動を踏まえているように感じます。セクハラ問題を利用して、CEOの後継者争奪戦を上手く仕掛ける下りもあっぱれな展開です。

一番の策士は?

登場人物が全員腹黒い策士だらけで、一体どこで誰が裏切りを仕掛けてくるのか予測不可能なのが最高におもしろい。シーズン2ではラストシーンで全てがひっくり返り、前半に付線が張られていたことに最後の最後になって気付くという…、ほんとスゴ過ぎ!

ただラストのローガンの表情からすると、全てローガンの思惑通りだったのかと…?どちらが上手なのか、シーズン3で明らかになるのでしょうか。

ケンダルのラップ

シーズン2で特筆すべきなのがケンダルのラップ!ウェイスター・ロイコ社創業50周年のパーティーで、ケンダルがローガンに捧げるラップを披露するのですが、もう笑った~。一瞬場が凍り付くも意外に上手い!?と、段々会場がノッてくる辺りが最高です。

余りの意外さにビックリでしたが、ラップはかなり上手くて驚きでした。ケンダルは車の中でも普段からラップをよく聴いているので、秘かに自分でラップを練習していたのかも!?

このラップはドラマのサントラ盤にも収録されたそうで、かなり好評だったんでしょうね(笑)。登場人物の中でケンダルが一番意外性が高くて、いい意味で裏切ってくれます。

ジェリー&ローマン

シーズン2を観ていてウェイスター・ロイコの顧問ジェリーと、ローマンの関係が気になったのは筆者だけではないはず。ローマンは何かあると必ずジェリーに相談するし、ジェリーもローマンには何でも話す間柄。

ローマンがジェリーにモーションをかけるような素振りを見せてもジェリーは涼しい顔で交わしていて、最初はジョークかと思いきや案外本気なの???とかなりクエスチョンマーク。

ロイ家の子供達は親に愛されずに育ったので、ローマンはマザコンなのかも?これから二人の関係に何か進展があるのか、注目したいです。


『メディア王 華麗なる一族』シーズン2のネット上での評判は?

『メディア王 華麗なる一族』シーズン2まとめ

シーズン2はシーズン1よりさらにおもしろさがパワーアップしました。ほんとにロイ家の面々はどうしようもない奴ばかり…、なのになぜか憎めないのはそれぞれがキャラ立ちしていくから。

さっきまで嫌なヤツだったのに、後で少し見直したりしてそこがツボにはまります。筆者的には冴えないケンダルが実は一番すごい奴なのか?どうも読めないキャラですごく気になります。シーズン3はどういう展開になるのか、とっても楽しみです♪

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