『ザ・クラウン 』エリザベス女王の結婚が暗礁に乗り上げる、シーズン2も王室の人間模様が凄かった!

出典:https://www.filmaffinity.com/

本年度の第73回エミー賞で作品賞、主演男優賞、主演女優勝など主要6部門を総なめにした、Netflixオリジナル・ドラマ『ザ・クラウン』。君主として成長したエリザベスと、フィリップとの結婚に悩む一人の女性としてのエリザベスが描かれ見ごたえたっぷり。(シーズン2のネタバレはありませんが、シーズン1のネタバレを多少含むのでまだ視聴されていない方はご注意を。)


『ザ・クラウン 』シーズン2を観た感想

シーズン1では若くしてイギリス女王となったエリザベスの重責が描かれましたが、シーズン2では女王とフィリップ殿下との結婚、マーガレット王女の恋愛、女王とジャクリーン・ケネディとの出会いなど、さまざまな人間関係ががっつりと描かれておもしろかったです。

イギリスの君主制や1950年~1960年代の世界情勢なども分かって、歴史の勉強になるのも本作の魅力のひとつ。めくるめく人間模様がおもしろく、深く掘り下げたキャラクターがますますドラマをおもしろくして大満足♪最後まで飽きることなく、イッキ見してしまいました。

本作を観ていると、私たちが何気なく送っている普通の生活は、実はすごいことなのかも⁉と思えてきます。普通は特別なんだなあ…、きっと。王室とか特別な境遇に生まれる人は、大変だなと考えさせられました。

『ザ・クラウン 』シーズン2あらすじ

エリザベスが君主になって以来フィリップとの関係がギクシャクてしまい、二人の夫婦仲は冷めていきます。フィリップが5か月間の海外外遊に出かけ、海を越えてフィリップの良からぬ噂を耳にしたエリザベスは結婚生活を案じるように。

かつてイギリス国王の座を放棄したウィンザー公がイギリスでの公職を要求するが、ウィンザー公とナチスとの知られざる関係が明るみになっていく。マーガレットは写真家のアンソニーと知り合い恋に落ち、結婚を意識するようになる。

シーズン1のキャスト&レビューはこちら ↓

『ザ・クラウン 』シーズン2の新キャスト

アンソニー・アームストロング=ジョーンズ (マシュー・グード)

出典:https://www.cosmopolitan.com/

新進気鋭の写真家で王室に対して辛口意見で、マーガレットを特別扱いしないアーティスト気質の男。私生活に奔放で多くの女性や男性と関係を持つが、自分を認めない母親を見返すためにマーガレットとの結婚を考えることになる。(左が演じる俳優のマシュー・グードで、左がアンソニー本人の写真。雰囲気似てますね。)



『ザ・クラウン 』シーズン2の見どころ

エリザベス女王とフィリップ殿下の結婚

 

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シーズン2の軸になっているのが、エリザベスとフィリップの結婚。エリザベスの影になりいつも二番手になってしまうフィリップとの関係がギクシャクし、外遊中の浮気疑惑も浮上するなど二人の関係は暗礁に乗り上げます。

公務に追われるエリザベスを尻目に、飛行機の操縦を習ったりランチクラブに通ったり気ままに過ごすフィリップを見ていると、もっと女王をしっかしサポートしてあげて!と喝を入れたくなります。

王室とはいえ夫婦の悩みや喧嘩の理由は、万国共通というのも何だか共感が湧きました。一般人の様にすぐに離婚を選択できないため、二人が夫婦関係を修復すべく努力する姿も見どころです。

フィリップ殿下の浮気疑惑

ドラマ内ではあえて疑惑でとどまっているフィリップの不貞疑惑。気になってしまい、フィリップ殿下の浮気について検索してみました。

調べてビックリでしたが女優、小説家、王室関係者など、名前が挙がっているだけでも7人はいました!しかも二人の結婚70周年記念の節目に浮気相手の名前が暴露されたというタイミングの悪さで、女王の胸中お察しします…。

疑惑どころか完全にクロだったフィリップの浮気ですが、どうも王室男性の浮気は当たり前という風潮のよう。ドラマに登場する結婚10周年の記念パーティーでのフィリップのスピーチが感動的だったのに、事実を知って怒りが湧いてきた筆者でした。

 

マーガレット王女の恋愛

 

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シーズン2でフォーカスされているのが、マーガレット王女の恋愛。シーズン1では年上の大佐ピーターとの結婚が叶わず、二度と結婚はしないと誓ったマーガレットでしたが才能豊かな写真家アンソニーと出会います。

筆者は世間知らずで身勝手なマーガレットがどうも好きになれず、しかも男を見る目が全然ない!アンソニーはとてもいい夫にはなれそうにないタイプだし、前途多難は明らか。マーガレットとアンソニーの今後もすごく気になります。

エリザベス女王VSジャクリーン・ケネディ

シーズン2ではケネディ元大統領と妻のジャクリーン・ケネディが登場し、エリザベスは聡明で知的なジャクリーンにライバル心を抱きます。

個性を消して君主でいなければならないエリザベスは、個性がないとかウィットがないと言われがち。それでもジャクリーンに対する誠実な態度と、自分が悪く言われても相手を想いウィットを持って切り返すエリザベスの人間力の高さがとっても素敵でした。

イギリスの君主制

今まで何とも思っていずに本作を観てきましたが、イギリスは共和制ではなく君主制だったんだ、と改めて気づきました。

エリザベスの演説を聞いたオルトリナム卿が女王とイギリスの君主制に対し、批判的な記事を書いたことから王室はイギリスの君主制の在り方を改めて考えることになります。

このエピソードのくだりもすごく興味深くて、20世紀の王室の在り方が大きく変わる節目として描かれています。

『ザ・クラウン』シーズン2のネット上での評判は?

『ザ・クラウン』シーズン2まとめ

シーズン1でエリザベス女王にすっかり魅了されてしまいましたが、シーズン2でさらにファンになってしまいました。君主として一人の女性としてのエリザベスを見事に切り取って描き、本当に見応えがありました!

古い王室を上手く時代に合わせていく女王の手腕と決断も素晴らしかったし、フィリップ殿下との結婚に苦悩する一人の女性としての悩みもすごく共感できました。普通の人生ではありえない生き方をしている女性の物語として、絶対に観るべき傑作ドラマです。

 


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