
出典:https://tvshows.today/
殺し屋が俳優を目指すユニークな設定がおもしろい、HBO制作のブラック・コメディ。タランティーノ系の作品が好きな方は、ハマってしまうかも⁉本作のキャストや見どころなどを、ネタバレなしでレビューします♪
『バリー』シーズン1あらすじ
バリー・バークマンはアフガニスタン帰還兵で、帰国後は殺し屋として生計を立てています。相棒のヒュークスの依頼でロサンゼルスに赴き、チェチェン・マフィアのボスの妻の浮気相手を殺すことになる。
浮気相手は俳優志望のライアンで、俳優のジーン・クジノーの主催する演技クラスの生徒だった。バリーは調査目的でクラスを覗いた際俳優志望と間違われ、成り行きでクラスに参加し演劇の魅力に目覚めていく。
新しい仲間に受け入れられロサンゼルスでの生活に生きがいを感じ始めたバリーは、殺し屋から足を洗おうとする。
全ての出来事がバリーの思ったように運ばず、チェチェン・マフィアとボリビア・マフィアの抗争に巻き込まれてしまう。
『バリー』シーズン1を観た感想
結構好き嫌いが分かれるドラマかもしれませんが、筆者はすごく楽しめて気に入りました♪ブラックな笑いはもちろん、テンポが良くてシリアスとバイオレンスを上手くミックスして飽きずに最後まで魅せてくれる痛快作。
ちょっとオフ・ビートなタランティーノ系のノリで、マフィアや警察のバカっぷりが笑えるし愛嬌すら感じます。思ってもいなかった方向に物語が進んで、いい意味で期待を裏切ってくれる展開がおもしろかった!
主役のバリーを演じるビル・ヘイダーのズレた笑いがまたよくて、全8話1話30分と短いのでサクッと最後まで楽しめますよ。
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『バリー』キャスト
バリー・バークマン(ビル・ヘイダー)
元海兵隊員でアフガニスタンから帰還後は、殺し屋を生業としている。友人も恋人もいない孤独な生活を送っていたが、殺しの仕事でロサンゼルスを訪れ演劇に目覚め新しい生き方を見出してく。
モンロー・フュークス(スティーブン・ルート)
バリーの父親の友人で、子供の頃からバリーを世話している父親代わりのような存在。バリーと共にロサンゼルスに引っ越し、チェチェン・マフィアと関わったことで危ない目に合うことになる。
サリー・リード(サラ・ゴールドバーグ)
バリーが参加する演技クラスの生徒で、女優で成功しようと躍起になっている。自己中な行動が目立ち、バリーを散々振り回すことになる。
ジーン・クジノー(ヘンリー・ウィンクラー)
有名な俳優で演劇クラスを主催しており、飛び入りしたバリーに何かを感じ演技クラスに参加するよう促す。ダメなときは口悪く叱咤するが、上手くできたときはとことん褒めるタイプ。
ジャニス・モス(ポーラ・ニューサム)
俳優のライアン殺害事件を担当するLAPDの刑事。事件捜査中に知り合ったクジノーにアプローチされ、まんざらでもない様子だが公私混同することに躊躇してしまう。
ノホ・ハンク(アンソニー・キャリガン)
チェチェン人ギャングのゴラン・パザールの手下。ゲイで茶目っ気のある性格で、バリーのことを友達と思い慕っている。
『バリー』シーズン1の見どころ
ユニークなブラック・コメディ

出典:https://www.latimes.com/
演劇と何の縁もゆかりもなかった殺し屋が、ひょんなことから演劇の世界に入っていくユニークな設定がおもしろい。
孤独だったバリーが演劇クラスのみんなに受け入れられ、自分の居場所を見つけていく過程も見どころです。カテゴリー的にはブラック・コメディですが、ストレートな笑いも多く全編を通じてかなり笑えます。
間抜けなマフィアと警察官達が愛嬌たっぷりで、いつもシリアス顔なバリーとの対比がいいんですよね。タランティーノ系の作品が好きな方はきっと気に入るはず♪
俳優を目指す人達の生活
ロサンゼルスで俳優を目指す人たちの生活ぶりを、垣間見れるのも本作の魅力のひとつ。筆者は昔ロサンゼルスのレストランで働いていたので、レストランのウェイターやバーテンダーはみんな俳優志望で本作に登場するようなオーディション続きの愚痴をよく聞いたものです。
俳優として役をもらうまでには、よっぽどラッキーでない限り何百というオーディションを受ける必要がありエージェントを付けるのも至難の業。そんな俳優を目指す人達の日常を、リアルに描いているのも見どころです。
シリアス&コメディ&バイオレンス
ブラック・コメディなので笑えるのはもちろん、バリーが戦争で経験した心の傷や帰還後の孤独な生活などシリアスな部分も描かれています。
マフィアとの抗争や殺し屋の仕事ではアクションとバイオレンス・シーンも登場し、シリアス&コメディ&バイオレンスのバランスが絶妙!それぞれの波が交互にやって来るのでテンポが良く、あっという間に最終話まで観てしまいすよ。
主役のビル・ベイダー

出典:https://www.filmaffinity.com/
周りと波長が合わないずれた感じのバリーを、絶妙に演じているのがビル・ヘイダー。『サタデー・ナイト・ライブ』出身のコメディアンで、本作では主演の他に製作総指揮、監督、脚本も兼ねて多才振りを発揮しています。
本作の演技で2年連続、エミー賞コメディシリーズ部門の主演男優賞を受賞。眉毛と目元がちょっとミスター・ビーンぽくて、シリアスなのに何だか笑いを誘うバリーのキャラクター像を見事に体現しています。
『バリー』のネット上での評判は?
HBOの「バリー」S1-1。軽い気持ちで観始めたら最初のカットでギョッとした。退役軍人かつ鬱病気味の殺し屋が主人公とかなり重い設定ながら、舞台となるLAならではの意外な事態に巻き込まれ、意外な覚醒が。登場人物のパーソナリティと展開のミスマッチさには独特の味わいがあってこれはハマりそう。 pic.twitter.com/3p0zAB1YDR
— sharikko (@sharikko) September 7, 2018
HBO『バリー』期待通りめっちゃ面白くて、今日明日で見終えちゃいそう。
— Kyoko (Sam) (@sisfor_SAM) September 7, 2018
『バリー』シーズン1まとめ
前知識ゼロで観始めたのですが、予想以上におもしろかったです。警察が出す事件解決の結論が間違いだらけなのにウケたし、そういう結論が出てしまう全体の流れの構成の見事さがあっぱれでした。
いい意味で期待を裏切ってくれる、こういう意外性のあるドラマってほんと好き♪時間はないけどおもしろいドラマを観たい!、という時にぴったりのドラマですよ。