Netflixドラマ『ナルコス』麻薬組織カリ・カルテルを倒す孤独な闘い!シーズン3の見どころをチェック♪

出典:https://www.hindustantimes.com/

高い評価を受けたNetflixオリジナル・ドラマの『ナルコス』。シーズン3は実在したコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルを倒したペーニャ捜査官が、カリ・カルテルを倒すべく活躍します。シーズン3の見どころを、ネタバレなしでサクッとレビュー♪(シーズン3のネタバレはありませんが、シーズン1&2のネタバレを多少含むのでまだ視聴されていない方はご注意を。)


『ナルコス』シーズン3概要

製作・配給:Netflix
配信日:2017年9月1日
ジャンル:犯罪、サスペンス、ヒューマン・ドラマ
製作国:アメリカ
話数:全10話、1話約50分
日本語吹き替え:あり

『ナルコス』シーズン3あらすじ

パブロ・エスコバル亡き後はメデジン・カルテルの後釜に、ヒルベルトとミゲルのロドリゲス兄弟が率いるカリ・カルテルが君臨する。

アメリカに戻っていたペーニャはカリ・カルテルを倒すべくコロンビアに赴くが、コロンビアは新大統領になり警察組織や政府とカルテルの癒着が激しく誰を信用していいのか分らない状態だった。

カリ・カルテルの警備責任者のホルヘ・サルセドはカルテルから信用されていたが、組織を抜けたいホルヘはDEAに情報を流しヒルベルトとミゲルを逮捕する作戦を実行に移すことになる。

シーズン2のレビューはこちら ↓

『ナルコス』シーズン3感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア89% 視聴者スコア95%
IMDb:8.8(10点中)
おすすめ度:★★★★★
ストーリー:★★★★★
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★★

シーズン3もすごいおもしろかったですが、個人的にはシーズン1&2の打倒パブロ・エスコバルの物語がめちゃくちゃおもしろくて好きでした。

ペーニャとマーフィーのコンビが最高にカッコよかったし、シーズン3はマーフィーが登場せず少し物足りなかったかな…。

それでもやっぱり『ナルコス』は骨太なドラマで見応えあります!シーズン3はカリ・カルテルを追うペーニャの孤独な闘いといった内容で、新たにアメリカ人のDEA捜査官達も登場しますがマーフィーがいなくなった穴は大きい!

シーズン1&2ではコロンビア警察や政府にも信用できる人がたくさんいたけれど、シーズン3では誰を信じていいのか分らない状態で観ているこっちもハラハラどきどき。

実話を元にしているだけにリアリティがあって、最後までイッキ見して楽しめますよ♪


『ナルコス』シーズン3の新キャスト

クリス・ファイストル(マイケル・スタール=デイヴィッド)

DEAの捜査官で、英語とスペイン語が堪能。カルテルのダミー会社を突きとめ、ホルヘを信用しロドリゲス兄弟の逮捕に尽力する。

ダニエル・ヴァンネス(マット・ウィーラン)

ファイストルの相棒のDEA捜査官で、かつてチリに赴任していたことがあり地方のアクセントから重要な手掛かりを掴む。捜査に協力したホルヘを全力で守ろうとする。

ホルヘ・サルセド(マティアス・バレラ)

カリ・カルテルの警備責任者で自分の警備会社を設立する計画を、ヒルベルトとミゲル兄弟に邪魔されてしまう。

前任の警備責任者がカルテルに無残に殺害されたことから、自分の家族を守るためDEAに情報を流してミゲル達を逮捕させアメリカへ亡命することを計画する。

『ナルコス』シーズン3の見どころ

ハビエル・ペーニャの孤独な闘い

 

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シーズン1&2では相棒のマーフィーがいましたが、シーズン3ではペーニャに相棒はなし。打倒パブロ・エスコバルの時はカリージョ大佐やサンドバル副大臣など信用できるコロンビア人の助けがありましたが、今回は孤独な闘いを強いられることに。

良かれと思ったペーニャの行動のせいで、信用できる大佐を追い込んでしまうなど行動が裏目に出てしまい責任を感じてしまいます。どんな試練に直面してもカルテルを倒すという、ブレないペーニャの信念がめちゃくちゃかっこいい!

カルテル&コロンビア政府

前シーズンとは大統領が変わり、コロンビア政府や警察の内情も大きく変わります。カルテルとコロンビア政府、警察との癒着が激しく、DEAの機密情報がカルテルに流れるのも日常茶飯事の状態。

誰が裏切り者なのかも見どころのひとつで、汚職まみれのコロンビアという国は本当に恐ろしい!本作を観ていると日本はなんて平和で安全な国なんだろう、としみじみと感じます。



実在するDEA捜査官ファイストル

出典:https://www.express.co.uk/

ハビエル・ペーニャとスティーブ・マーフィーは実在のDEA捜査官ですが、シーズン3で登場するファイストルも実在するDEA捜査官。

ファイストルの相棒ダニエル・ヴァンネスは、ファイストルの相棒だったデビッド・ミッチェルがモデルとされています。

ナルコスの制作関係者はファイストルが2012年にポッドキャスト「This American Life」に出演した時に彼のことを知り、シーズン3のコンサルタントとして協力してもらったそうです。

時間、日付、場所など捜査で起こった出来事の正確さを確認し、誰がそこにいてどのような服装でどんな携帯電話を使用したのかなど細かいチェックとアドバイスをしたのだとか。細部まで行き届いたこだわりが、ドラマにリアリティをプラスしています。

ホルヘの活躍

シーズン3の主役とも言えるくらい出ずっぱりなのが、カリ・カルテルの警備責任者のホルヘ。ホルヘも実在した人物でロドリゲス兄弟を罠にはめるべく、DEAに情報を流し裏をかいて逮捕させる計画を実行します。

警備責任者なので最新機器に強く、見事にカルテルを騙す手腕がスゴイ。ホルヘの密告がいつカルテルにバレるのかと、観ているこっちはハラハラどきどき。

カルテルとDEAの板挟みになるホルヘの物語が超スリリングで、シーズン3をよりおもしろくしています。

新たな勢力との対立

シーズン2でメデジン・カルテルのライバルとして、登場したのがカリ・カルテル。シーズン3ではカリ・カルテルのライバル組織として、”バジェ北部”が現れます。

いつの時代もトップを狙って、相手を蹴落とそうとするライバルが登場するのがおもしろいところ。

ペーニャが作戦を成功させるために、シーズン2で情報提供してもらったドン・ベルナやコロンビア自営軍連合率いるカスターニョ兄弟に協力してもらうのもコロンビアという国ならでは。

アメリカや日本では、犯罪者にここまで協力してもらうのってあり得ませんよね。



『ナルコス』ネット上での評判は?

『ナルコス』シーズン3まとめ

個人的にはシーズン1&2のほうが好きですが、シーズン3は別のおもしろさがあって楽しめました。やっぱり『ナルコス』は見応えあって、何度でも見たくなるドラマです♪男臭い骨太なドラマが好きな方にぴったりで、観だしたらイッキ見してしまうこと間違いなし!

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