ロサンゼルスを舞台にモテモテ小説家の赤裸々な日常を描いた、デヴィッド・ドゥカヴニー主演のコメディ・ドラマ。エッチでかなり笑えるストーリー展開は、観だしたらハマってしまうおもしろさ。シーズン3のキャストや見どころをネタバレなしでレビュー!
『カリフォルニケーション』シーズン3あらすじ
カレンは新しい仕事でニューヨーク勤務になり、ハンクとベッカはロサンゼルスに残ることになる。ベッカの反抗期が始まりハンクは手を焼くことになるが、大学講師の仕事を得て一応生活リズムは整うことに。
ハンクに講師の仕事を紹介したフェリシア、ハンクの助手のジル、生徒のジャッキーと、相変わらずハンクの周りは女性の影がちらつく。
チャーリーは再びエージェントに復帰するが、上司のスーに言い寄られマーシーとの関係も暗礁に乗り上げたままだった。
カレンがロサンゼルスに少しの間戻り、ハンクとカレンはつかの間のひと時を楽しむ。自分の本のプロモーション・ツアーに出ていたミアが戻ってきたことで、再びハンクに試練が訪れる…。
シーズン2のキャスト&レビューはこちら ↓
『カリフォルニケーション』シーズン3を視聴した感想
シーズン1からまったくテンポを落とさずに、さらにおもしろさがアップしているのがスゴイ!第1話から早速チン騒動が勃発して、しょっぱなから爆笑でした。
シーズン3ではハンクがシングル・ファーザーとしてベッカを男手ひとつで育てることになり、ベッカの反抗期が始まりハンクも成す術なし…。
本当に子供の反抗期は、どんな親もどうしていいか分らなくなります。ハンクとベッカの関係に焦点が当てられていたのもおもしろかったし、シングルファーザーで子育て中でもやることはちゃんとやる女好きのハンクはそのままで抱腹絶倒。
こういうドラマは絶対日本では作れないんだろうな。特に第8話のてんやわんやの騒動のムチャ振りがすごくて、ほんとおもしろ過ぎでした。このままペースを落とさずに、最終シーズンまで楽しませてくれることを期待!
『カリフォルニケーション』を視聴できる動画配信サービスは?
現在『カリフォルニケーション』を視聴できる動画配信サービスは、Huluのみになっています。
Huluは100,000本以上の映画・ドラマ・アニメ・バラエティを楽しめるオンライン動画配信サービスで、人気の作品が見放題で視聴可能です。
※紹介している作品は、2023年8月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。
『カリフォルニケーション』シーズン3の新キャスト
スー・コリーニ(キャスリーン・ターナー)
チャーリーの新しい上司で、ことあるごとにチャーリーに言い寄る性的に奔放な性格。最初はチャーリーのことを見くびっていたが、次第にチャーリーの仕事ぶりを評価していく。
ステイシー・クーンズ(ピーター・ギャラガー)
ハンクが講師を勤めることになる大学の学部長。ベッカの親友チェルシーの父親で、ハンクの軽薄な行動が気に入らず度々文句を言う。
フェリシア・クーンズ(エンベス・デイヴィッツ)
ハンクに大学講師の仕事を紹介し、夫のステイシーとの関係は冷めきっている。浮気願望がありハンクのことを気に入っているが、カレンはフェリシアのことが気に入らず嫌っている。
リチャード・ベイツ(ジェイソン・ベギー)
有名な作家で本当はハンクではなく、ベイツが大学講師を勤めるはずだった。長年禁酒していたがお酒を再び飲み始めたことで、仕事を失ってしまう。
『カリフォルニケーション』シーズン3の見どころ
ベッカの反抗期
シーズン1&2では勝手な親に振り回されながらも、理解を示してくれるやさしいベッカでしたがシーズン3では反抗期に突入。
子供の反抗期はどう扱っていいのか難しく、ハンクもお手上げ状態に。何を言っても反発するベッカに携帯を取り上げたり外出禁止にしたりとお灸をすえるも、ハンク自体が女と酒にだらしない状態なのでベッカが言うことを聞くわけがない(笑)。
ニューヨークにいるカレンも度々ロサンゼルスに戻ってベッカと接するも、親と子の溝は深まるばかり。筆者もそろそろ反抗期を迎えそうな娘がいるので、他人事とは思えず視聴してしまいました。
ハンクの女性関係
シーズン3もハンクの女性関係はお盛んなこと!ハンクから言い寄らなくても女性の方が引き寄せられていくので、いつもハンクの周りは女性達であふれかえっています。
学部長のステイシーも、ハンクの女性の扱いのうまさに感服してアドバイスを乞うほど。第8話でハンクの家に次々と訪問者がやって来て、てんやわんやになる展開がオモシロ過ぎてシーズン3の神回でした!
いままでやりたい放題やってきたハンクですが、とうとうそのツケが回ってきた⁉という展開でシーズン3は終了。
自分の行いはいい意味でも悪い意味でも、結局自分に返って来るんですよね、シーズン4でハンクがどうなるのか楽しみです。
豪華な出演俳優達
チャーリーの上司スー役にキャスリーン・ターナー、ハンクの上司ステイシー役にピーター・ギャラガーとシーズン3のキャストはとっても豪華。
しかも80年代の人気ロック歌手、リック・スプリングフィールドが本人役で出演というサプライズも。本人役なのに超ゲスな役なのがおもしろく、これで本人が納得しているのがすごい。
その他にもピーター・フォンダもゲスト出演していて、『アントラージュ☆オレたちのハリウッド』同様ロサンゼルスの業界裏を描いたドラマはゲスト出演が豪華です。
薄幸の男チャーリー
ハンク同様、ジェットコースターな人生を送っているのが親友のチャーリー。ハンクは女性を振り回しているのに対し、チャーリーはいつも女性に振り回されているのがおもしろい。
妻のマーシーとの関係も上手くいっていないし、新しい上司の迫力おばさんスーに言い寄られるわで踏んだり蹴ったり。薄幸の男チャーリーがいつも笑わせてくれて、安定のおもしろさです。
『カリフォルニケーション』のネット上での評判は?
『カリフォルニケーション』シーズン1全12話を観る。デヴィッド・ドゥカブニーにちょっと”変”なキャラクターを演じさせると抜群に上手いが、こういう”才能あるダメ男”も意外にハマるとは…!理想の男だ!ということで真似しようとしたヤローが続出したらしいが、誰もドゥカブニーにはなれない(笑) pic.twitter.com/2mSHqk4qIF
— 梶研吾 (@kajiken7) September 13, 2018
【海外ドラマ】「カリフォルニケーション」ってどのシーズンが最も良かったっけ。シーズン1の後半辺りからグングン面白くなってずっと良かった印象でどこが一番かは覚えてない
— ドミニカゾンビ◆CFCPDCMCJ (@zombiedominica) July 1, 2014
『カリフォルニケーション』シーズン3まとめ
シーズン1~3までハイテンションのまま、一気に見せてくれる超おもしろいドラマ。シーズン3も最高に笑わせてくれて大満足でした!
主役のデビッド・ドゥカブニーも最高ですが、チャーリー役のエヴァン・ハンドラーがおもしろくて好き。個性的なキャラクター揃いで、テンポよく進むストーリーは飽きることなく楽しめます!