
出典:https://deadline.com/
『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚スピンオフ・ドラマ『ハウス・オブ・ドラゴン』が、いよいよ2022年に配信されることが発表されました。配信日などはまだ未定ですが、ティーザー映像が解禁され徐々に本作の概要が明らかになりつつあります。今回は海外サイトから入手した、『ハウス・オブ・ドラゴン』について現在分かっている情報をお届けします。
- ティーザー映像&配信日
- 追記:予告編が解禁!
- 追記:全米での配信日が決定!
- 『ハウス・オブ・ドラゴン』のストーリー
- 『ハウス・オブ・ドラゴン』の裏方は誰?
- 『ハウス・オブ・ドラゴン』キャスト
- ヴィセーリス・ターガリアン役(パディ・コンシダイン)
- アリセント・ハイタワー役(オリビア・クック)
- レイニラ・ターガリアン役(エマ・ダーシー)
- デイモン・ターガリアン役(マット・スミス)
- コアリーズ・ヴェラリオン役(スティーブ・トゥーサン)
- レイニス・ ヴェラリオン役(イヴ・ベスト)
- オットー・ハイタワー役(リス・エヴァンス)
- ミサリア役(ソノヤ・ミズノ)
- サー・クリストン・コール役(ファビアン・フランケル)
- サー・ハーウィン “ブレイクボーン”・ストロング役(ライアン・コア)
- ジェイソン・ラニスター卿&タイランド・ラニスター卿役(ジェファーソン・ホール)
- グランド・メイスター・メロス役(デヴィッド・ホロヴィッチ)
- サー・ハロルド・ウェスターリング役(グレアム・マクタヴィッシュ)
ティーザー映像&配信日
2022年内の配信が発表されたものの、配信日はまだ未定です。本国アメリカではHBOMaxでの配信になり、日本ではHBOMaxと提携しているU-NEXTでの配信になると予想されます。
日本での配信はアメリカよりも遅くなるケースが多いので、アメリカでの配信が年末になる場合日本では2023年の配信になる可能性があるかもしれません。
追記:予告編が解禁!
『ハウス・オブ・ドラゴン』のオフィシャル予告編が解禁になりました!
予告編ではターガリアン一族内の内紛や、鉄の玉座をめぐる権力と支配など一族の内戦の始まりが描かれています。
『ゲーム・オブ・スローンズ』ではシリーズ初期にはドラゴンは神話上の生き物でしたが、デナーリスが3頭のドラゴンを育てたことでドラゴンが登場するようになりました。
タイトルが『ハウス・オブ・ドラゴン』なのでドラゴンのアクション・シーンが多くが登場することが予測されますが、予告編ではまだ封印しているよう。
見せ場のドラゴン・アクションは本編を観てのお楽しみ、ということかもしれませんね♪「
追記:全米での配信日が決定!
『ハウス・オブ・ドラゴン』の全米での配信日が、2022年8月21日に決定したと発表されました!
日本での配信はそれ以降になると予想されますが、最近はアメリカで配信された後すぐに日本でも配信されるケースが多いので、それほど待たずに日本でも視聴できるのではないでしょうか。
また日本の配信日が決まり次第、追記したいと思います。
『ハウス・オブ・ドラゴン』のストーリー
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『ハウス・オブ・ドラゴン』は、ジョージ・R・R・マーティン著の『炎と血』を原作にドラマ化。
『炎と血』は2018年に出版された700ページに及ぶ小説で、『ゲーム・オブ・スローンズ』の200年前のウェスタロスを舞台にターガリエン家の物語を描いています。
ドラゴンの母として知られるデナーリス・ターガリエンの、三代前の当主による征服から150年間を描いた物語。ターガリエン家の後継者を巡る、権力闘争を描いた物語になると予想されます。
『ハウス・オブ・ドラゴン』の裏方は誰?
『コロニー』『ヘラクレス』のマーティン&ライアン・コンダルが共同クリエイターを務め、マーティン・コンダルはミゲル・サポチニクとショーランナーを務めます。
コンダルとサポチニクは、ライアン・コンダル、ヴィンス・ジェラルディス、サラ・リー・ヘス、ロン・シュミットと共にエグゼクティブ・プロデューサーも兼任。
ショーランナーを務めるミゲル・サポチニクは『ゲーム・オブ・スローンズ』のシーズン5と6の監督を務め、シーズン6の第9話『落とし子の戦い』でジョン・スノウとラムジー・ボルトンとのドラマ史に残る壮絶な戦闘シーンを監督しエミー賞を受賞。
シーズン8でもエミー賞にノミネートされ、エグゼクティブ・プロデューサーとしてエミー賞のドラマシリーズ部門を受賞しています。
『ハウス・オブ・ドラゴン』でもサポチニク氏がショーランナーを務めるので、期待が高まりますね。
『エイリアニスト』『The Wedding Date』のクレア・キルナー、『ミート・ザ・パテルズ』『ウィッチャー』のギータ・V・パテルが同シリーズの監督を務めます。『Banshee』『Houseの』グレッグ・ヤイタネスが監督と共同製作を担当。
『ゲーム・オブ・スローンズ』『ウエストワールド』の作曲家ラミン・ジャヴァディが、シリーズの音楽を担当します。
『ハウス・オブ・ドラゴン』キャスト

出典:https://www.hbo.com/house-of-the-dragon
ヴィセーリス・ターガリアン役(パディ・コンシダイン)
ハーレンホルの大評議会でウェスタロスの諸侯により、老王ジェイヘーリス・ターガリエンの後継者に選ばれる。温厚で優しく礼儀正しい人柄で、祖父の遺志を継ぐことだけを願っている。
アリセント・ハイタワー役(オリビア・クック)
王の手であるオットー・ハイタワーの娘で、七王国一の美貌の持ち主。レッド・キープで王とその側近に育てられ、宮廷の気品と鋭い政治的洞察力の両方を備えている。
レイニラ・ターガリアン役(エマ・ダーシー)
国王の長女で純粋なヴァリリア人の血を引く。ドラゴンライダーであり、生まれながらにしてすべてを備えていると言われている。
デイモン・ターガリアン役(マット・スミス)
ヴィセーリス・ターガリアンの弟で、王位継承者である。デイモンは比類なき戦士で、ドラゴンの真の血を持つドラゴンライダーでもある。
コアリーズ・ヴェラリオン役(スティーブ・トゥーサン)
ターガリアン家と同じくらい古い、ヴァリリアの血統であるヴェラリオン家の領主。通称ウミヘビと呼ばれる 、ウェスタロスの歴史上最も有名な海の冒険家である。彼はヴェラリオン家をラニスター家よりも、さらに裕福で世界最大の海軍を持つ強力な座に築き上げた人物。
レイニス・ ヴェラリオン役(イヴ・ベスト)
ドラゴンライダーであり、コアリーズ・ヴェラリオンの妻。王権が彼女の従兄弟であるヴィセーリスを単に男性であるというだけで優遇したため、大評議会で王位継承者として見送られてしまう。
オットー・ハイタワー役(リス・エヴァンス)
王と王国の両方に忠実に仕える王の手。王の手にとって王国の最大の脅威は、王の弟であるデイモン・ターガリアンが王位継承者であることだ。
ミサリア役(ソノヤ・ミズノ)
何も持たずにウェスタロスにやって来て何度も売られてひどい目に合ってきたが、王位継承者であるデイモン・ターガリアンの最も信頼される存在になる。
サー・クリストン・コール役(ファビアン・フランケル)
ドーン人の血を引く、ブラックヘブン領主の執事の息子として生まれた平民。土地も称号もなく、あるのは名誉と卓越した剣の腕だけである。
サー・ハーウィン “ブレイクボーン”・ストロング役(ライアン・コア)
七つの王国で最も強いと言われる男。法学者ライオネル・ストロングの長男で、ハーレンホールの後継者である。
ジェイソン・ラニスター卿&タイランド・ラニスター卿役(ジェファーソン・ホール)
双子のジェイソン・ラニスター卿とタイランド・ラニスター卿。ジェイソンはキャスタリーロックの領主で、タイランド・ラニスターは、狡猾で計算高い政治家である。
グランド・メイスター・メロス役(デヴィッド・ホロヴィッチ)
ヴィセーリス王の理性的かつ、信頼できるアドバイザー。
サー・ハロルド・ウェスターリング役(グレアム・マクタヴィッシュ)
サー・ハロルドはジェイハエリス王の時代から近衛騎士団に仕えており、騎士道精神と名誉の模範となる人物である。
他にもあるぞ、『ゲーム・オブ・スローンズ』の企画開発中のスピンオフ!

出典:https://www.empireonline.com/
『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者ジョージ・R・R・マーティンは、HBOと5年間で推定10億ドルの超大型契約を結んだことが報じられています。
そのため多くの『ゲーム・オブ・スローンズ』関連のスピンオフが企画開発中。製作・公開にこぎつけた最初のスピンオフ作品が『ハウス・オブ・ドラゴン』ですが、その他にスピンオフ企画に挙がっている作品を紹介します。
10,000 Ships(原題)
2021年5月にアマンダ・シーゲルが、『10,000 Ships』の脚本家になることが発表されました。マーテル家の祖先ナイメリア王女を主人公にした物語で、『氷と炎の歌』の約1,000年前が舞台となり、ウェスタロスのタイムライン上では最も古いプロジェクトになります。
ダンクとエッグの物語
ジョージ・R・R・マーティン著の『氷と炎の歌』の世界を舞台に、同シリーズの90年ほど前を描いた物語。王の盾の総帥であるサー・ダンカン・ザ・トール(ダンク)と後のエイゴン・ターガリエン五世(エッグ)の冒険物語で、エイゴンが七王国の領主になり旧友のダンクを近衛騎士団の団長に選出するまでの物語です。
9 Voyages(原題)
『ダンクとエッグの物語』や『10,000 Ships』とは異なり、『9 Voyages』は『ハウス・オブ・ドラゴン』と直接の関連がある物語。
『9 Voyages』は、ヴェラリオン家の領主コーリス・ヴェラリオン(別名ウミヘビ)に焦点を当てたストーリーです。本作の企画が本格始動するかどうかは、『ハウス・オブ・ドラゴン』でコアリーズ・ヴェラリオンを演じるスティーブ・トゥーサンの演技が評価されるかどうかにかかっているようです。
Flea Bottom(原題)
キングズランディングのスラム街として知られる「フリーボトム」を舞台にした物語。『ゲーム・オブ・スローンズ』の登場人物ダヴォス・シーワースは、「フリーボトム」生まれでスラム街から飛び出してナロー・シーを航海し悪名高い密輸業者になるという設定でした。
『ダンクとエッグの物語』に登場するダンクは、16歳でペニツリーのアーランから騎士号を授与されるまでフリーボトムに住んでいたという設定です。本作はキングズランディングのスラム街に住む人々の、生活を垣間見れる作品になりそうです。
アニメシリーズ
このプロジェクトがどのようなものになるか詳細は不明ですが、視覚効果の予算の制約を受けずに『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界を拡大するのには、アニメーションは優れた方法となり得るのではないでしょうか。
キャンセルになったスピンオフ『The Long Night』

出典:https://www.looper.com/
実はナオミ・ワッツ主演の『The Long Night(原題)』が、『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ第一弾になるはずでした。
3000万ドルの制作費を費やしパイロット版まで製作したにも関わらず、HBOは作品の出来に満足しなかったため『The Long Night』は陽の目を見ることなくあえなくキャンセルに…。
3000万ドルと言えば約34億円なので、それをふいにしてしまうとはHBO恐るべし!
参照記事:
House of the Dragon: Everything We Know About the Game of Thrones Prequel Series
HBO House of the dragon
Every ‘Game of Thrones’ Spinoff in Development