『ナルコス メキシコ編』シーズン3 カルテル同士の争いが激化!麻薬戦争に終わりはないのか…

出典:https://www.vitalthrills.com/

麻薬カルテルとDEA(麻薬取締局)との攻防戦を描いたNetflixドラマ。コロンビア編からメキシコに舞台を移し、実在した人物をモデルにリアリティーたっぷりのドラマに仕上がっています。シーズン3のキャストや見どころなどを、ネタバレなしでレビュー!(シーズン3のネタバレはありませんが、これまでのエピソードのネタバレを多少含むのでまだ視聴されていない方はご注意を。)


『ナルコス  メキシコ編』シーズン3あらすじ

フェリクスが逮捕された後プラサは分裂していき、プラサ同士の対立が激化していく。

フェリクスの右腕だったアマドがフアレス・カルテルを率い、コロンビアのカリ・カルテルと同盟を結び組織を細分化するセル・システムを作り上げ世界でも屈指の密売人へと登り詰める。

ウォルトはテキサス州エルパソのDEAに勤め、メキシコのカルテルを追っていた。

フアレスの警官ビクトルは行方不明の少女テレサの捜索を頼まれ、ウォルトに接触しDNA鑑定に協力してもらう代わりにカルテルの情報を流す。

メキシコの新聞社「ラ・ボス」の記者アンドレアは、アレジャノ兄弟と政治家ハンク・ゴンザレスとの関係と資金の流れを調査するが新聞社の記者達が命を狙われてしまう。

カリ・カルテルが司法取引に応じ麻薬ビジネスから撤退することになり、メキシコ・カルテル同士で麻薬供給元を巡り生き残りをかけて争いが激化していく。

シーズン2のキャスト&レビューはこちらをチェック ↓

『ナルコス  メキシコ編』シーズン3を視聴した感想

コロンビア編とメキシコ編を合わせたシーズンのなかではパンチが足りなかった気がして、シーズン3で麻薬王になるアマドは存在感が薄く悪役としてはインパクトに欠けたかな?という印象です。

それでもサイドプロットの記者のアンドレア、フアレスの警官ビクトルの物語にもしっかりと焦点を当て、メキシコの問題をがっつりと描きファイナルを飾るのにふさわしい骨太な作品になっていたと思います。

全6シーズン通してDEAと麻薬カルテルの抗争は最高におもしろかったし、大好きなドラマ・シリーズのひとつになりました。


『ナルコス  メキシコ編』シーズン2の新キャスト

アンドレア(Luisa Rubino)

新聞社ラ・ボスの記者で、政治家ハンク・ゴンザレスとアレジャノ兄弟との関係、資金洗浄、資金の流れを追い取材を続ける。核心に近づきすぎて、アンドレアと新聞社が脅迫され命を狙われてしまう。

ビクトル(Luis Gerardo Méndez)

フアレスの警官で、生活のために悪さもする汚職警官。行方不明の少女の捜査のためDNA検査が必要になり、ウォルトに接触し検査の協力の代わりにカルテルの情報をDEAに流す。

『ナルコス  メキシコ編』シーズン3の見どころ

麻薬王アルド

 

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シーズン3ではフェリクスの右腕だったアマドが、麻薬王として君臨します。

エスコバルやフェリクスと違い温厚な性格で、凶暴的ではないため今までの麻薬王に比べると印象が薄い感じ。

それでもエスコバルやフェリクスが稼いだ金額より遥かにしのぐ売り上げを出し、世界有数の麻薬の売人にのし上がったのだからある意味すごい。

それもカリ・カルテルのパチョと友好な関係を築き、友人とも呼べる間柄になったからこそかもしれません。温厚な性格が、ビジネスで公を期した結果とも言えます。

カルテル同士の抗争

全シーズンを通してカルテル同士の抗争が描かれましたが、シーズン3ではフェリクスが牛耳っていたプラサが分裂し抗争が激化していきます。

カルテルのメンバーが命からがら逃げるシーンが続出して、いつどこで狙われるか、誰に裏切られるのか分らない状況は本当に怖い。

こんなに恐ろしい目に合い一生食べて行けるだけの大金もあるのに、麻薬ビジネスから手を引かないのが何だか信じられません。

一度甘い汁を吸ってしまうと、そこから抜け出すのは難しいということなのでしょうか…。


腐敗しきったメキシコ

メキシコ編を見ていると、メキシコという国がいかに腐敗しきっているかということがよく分ります。

国のトップが独裁政治をし、官僚が甘い汁を吸いながら長い間居座る国に明るい未来があるとは到底思えません。

シーズン3でも驚きの裏切り者が登場し、90年代のメキシコという国を象徴するような出来事が描かれます。

ビクトルの物語

 

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シーズン3のサブプロットとして登場するのが、フアレスの警官ビクトルの物語。ビクトルは決していい警官ではなく、かなり悪いことをしている汚職警官です。

行方不明の少女テレサの捜査を始めたことから、女性の連続殺人に胸を痛め犯人を捕まえるべくDEAにカルテルの情報を流してまで自分の捜査に必要なDNA検査を依頼します。

一見本編とは関係のない物語に見えますが、善人ではないビクトルが正義を求めて行動する様子がメキシコの良心として描かれているように感じます。

記者としてメキシコの汚職を暴露しようとするアンドレアの物語同様、真実と正義を求める者の姿を描き、腐敗したメキシコ政府と真実を求める国民とのコントラストを浮かび上がらせています。

 

『ナルコス  メキシコ編』シーズン3のネット上での評判は?

『ナルコス  メキシコ編』シーズン3まとめ

シーズン3はカルテルとDEA以外の話にも焦点を当て、メキシコという国の問題を浮かび上がらせたかなり社会派の仕上がりになっていたと思います。

コロンビア編とメキシコ編両方とも骨太なドラマですごくおもしろかったし、筆者のお気に入りのドラマ・シリーズのひとつになりました!

男の熱いドラマが好きな方や、骨太な社会派ドラマやヒューマン・ドラマを観たいという方におすすめです。