
出典:https://missthinkup.com/
ライアン・マーフィーが手掛けるNetflix の大ヒット・ドラマ、『ダーマー』と『ザ・ウォッチャー』が次シーズンへ更新決定!現在分かっている情報を紹介します♪
Netflixが2つの人気ドラマを更新へ
Following the record-breaking success of DAHMER – Monster: The Jeffrey Dahmer Story, Ryan Murphy & Ian Brennan will create two more installments that will focus on other monstrous figures who have impacted society.
A second season of The Watcher has also been greenlit! pic.twitter.com/NmFdj6soJj
— Netflix (@netflix) November 7, 2022
Netflixは『ダーマー』と『ザ・ウォッチャー』を、次シーズンへ更新したことを発表しました。ライアン・マーフィーとイアン・ブレナンが手がけたこの2つのドラマは、2022年9月と10月に配信された実話を元にしたドラマです。
『ダーマー』は17人の男性を殺害した連続殺人鬼ジェフリー・ダーマ―の実話を基に製作され、『ザ・ウォッチャー』は高級住宅に引っ越してきた夫婦に匿名の脅迫状が届き始めるというサスペンス・スリラーです。
『ダーマー』はNetflixで最も視聴された英語シリーズの歴代2位となり、世界中で9億3400万時間の視聴時間を獲得しました。『ザ・ウォッチャー』は配信から18日間で、3億4100万時間の視聴時間を獲得しています。
『ダーマー』は思わず目を背けてしまうショッキングなシーンの連続で、筆者も最後まで視聴できないかも…と思ってしまったほど強烈な内容でした。
それでも蓋を開けてみると、まさかのNetflixの英語シリーズ歴代2位という快挙を成し遂げたのにはビックリ!
人間の怖いもの見たさを引き出すと同時に、ダーマーの家族や隣人の物語、アメリカが抱える社会問題を浮き彫りにするなど視聴者を引き付けるストーリー構成がヒットの要因と言えるのではないでしょうか。
数週間と開けずに二つのドラマを大ヒットさせた、ライアン・マーフィーの手腕の凄さが伺える結果となりました。
『ダーマー』のレビューはこちらをチェック↓
『ザ・ウォッチャー』のレビューはこちらをチェック↓
『ダーマー』はアンソロジー・シリーズに
『ダーマー』はシーズン2という形ではなく、「社会に影響を与えたモンスター」に焦点を当てたアンソロジー・シリーズになる予定だそうです。
『ザ・ウォッチャー』のシーズン2に関しては、クリエイティブ・プランが伏せられているため、同じストーリーが続くのかアンソロジー・シリーズになるのかは現在のところ不明です。
『ダーマー』の物語は完結していますが、これほどの大ヒット作の次シーズンを作らないのはさすがにもったいない。アンソロジー・シリーズという形で次につなげることになりましたが、『ダーマー』と同じくらいのヒットになるのか今から楽しみです。
Netflixとライアン・マーフィー
ライアン・マーフィーはディズニーが所有するFXのプロジェクト、『アメリカン・ホラー・ストーリー』『アメリカン・クライム・ストーリー』の製作総指揮を務めています。
マーフィーはNetflixとの契約には特別条項があるため、FXのプロジェクトを自由に続けています。
これまでマーフィーが手掛けたNetflixのドラマ『ザ・ポリティシャン』『ラチェッド』『ホルストン』などは彼の確立したFXブランドほどのインパクトを残さなかったことから、Netflixとの巨額の契約をめぐる議論が活発化していました。
一時はマーフィーがNetflixを去るかもしれないと囁かれていましたが、今のところ『ダーマー』と『ザ・ウォッチャー』が大きな成功を収めたことで、マーフィーはNetflixの仕事を続けていことは間違いなさそうです。
『ダーマー』のアンソロジー・シリーズで登場するモンスターは?
‘Dahmer: Monster: The Jeffrey Dahmer Story’ Locks Up Netflix’s Biggest Audience Since ‘Stranger Things’ Return https://t.co/IzYh96P5jZ
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) September 27, 2022
『ダーマー』の次シーズンはアンソロジー・シリーズになると発表されましたが、気になるのはどんなモンスターが登場するのかということ。
『ダーマー』ではジェフリー・ダーマー本人に加え、エド・ゲインとジョン・ウェイン・ゲイシーという二人の実在の殺人鬼も登場しました。
ジョン・ウェイン・ゲイシーは『ダーマー』最終話の『許しの神、復讐の神』で大きく取り上げられ、1967年~1978年の間に少なくとも33人の若者や少年を殺害し、そのほとんどを自宅の地下に埋めたアメリカ史上最も悪名高い連続殺人犯の一人です。
既に『ダーマー』に登場している殺人鬼が、アンソロジー・シリーズで取り上げられる可能性は高そうです。
その他にはテッド・バンディ、リチャード・ラミレス、エドモンド・ケンパーなどは、『ナイト・ストーカー: シリアルキラー捜査録』や『マインドハンター』などのNetflixドラマですでにおなじみなので、取り上げられる可能性がありそうですね。
『ダーマー』の大ヒットにより次シーズンのアンソロジー・シリーズが、Netflixの新たなトゥルー・クライム・ドラマの人気シリーズになるかどうか今から楽しみです。
参照記事:
Ryan Murphy’s The Watcher Season 2 Confirmed; Monster Becoming Anthology