Amazonドラマ『ジェン・ブイ/Gen V』シーズン2で答えて欲しい12個の疑問点

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シーズン1のエピソードがすべて配信され、本家に負けない過激な展開でファンを楽しませてくれました!シーズン2で答えて欲しい12個の疑問点と共に、『ジェン・ブイ』が『ザ・ボーイズ』シーズン4にどう影響するかも考察したいと思います。(シーズン1のネタバレを含むため、視聴されてから読むことをお勧めします。)



『ジェン・ブイ/Gen V』がシーズン2へ更新が決定!

Amazonスタジオは『ジェン・ブイ』のシーズン1が終了する数週間前に、シーズン2の更新を発表しました。130カ国以上でプライム・ビデオのナンバーワン・シリーズとなり、視聴率のよさと人気が早期シーズン更新への決め手となったようです。『ザ・ボーイズ』とのクロスオーバーも多く、シーズン2が今から楽しみです!

シーズン1のあらすじ・キャストなど、レビューをチェック♪

シーズン1のあらすじ・キャスト・感想・結末などを、ネタバレあり&なしで紹介しています。

『ジェン・ブイ/Gen V』シーズン2で答えてほしい12の疑問点

※シーズ1のネタバレを含むため要注意

『ジェン・ブイ 』はヒーローが通うゴドルキン大学を舞台にした、『ザ・ボーイズ』のスピンオフドラマ。本家からのカメオ出演もたくさんあり、ファンを楽しませてくれました。本家に負けないおもしろさで、『ザ・ボーイズ』シーズン4とのクロスオーバーもさらに期待できそうです。

パート1で残した謎や疑問点や明らかにしてほしい疑問点を、シーズン1のストーリーを振り返りながらまとめてみました。シーズン1が『ザ・ボーイズ』シーズン4にどう影響するかも考察しています。長文ですがお付き合いください♪


ヴィクトリアの目的

シーズン1後半で『ザ・ボーイズ』で副大統領選に出馬中の、ヴィクトリア・ニューマンが登場しました。シェティは能力者だけに感染するウィルスを研究中で、マリーはウィルスに感染力を持たせ能力者の力を封じ込めようと画策するシェティの計画を知りヴィクトリアに知らせます。

ウィルスの存在を知ったヴィクトリアはカルドーサの保護を約束したとたん、ウィルスを奪って殺害してしまいました。ヴィクトリアが何を企んでいるのかは明らかにされず、謎を残したまま終了。

自分が能力者のため、能力者を死に至らす殺人ウィルスが広まっては困ると処分してしまうのか、それともウィルスを使って何かを企んでいるのか?

ヴィクトリアの性格からするとウィルスを処分するとは考えにくく、何かよからぬことを計画しているはず。シーズン2でヴィクトリアがウィルスをどうするのか、その目的が一番気になる疑問点です。

マリーの能力

マリはー血を操る能力を持っていますが、ヴィクトリアもマリーと同じく血をコントロールする能力があることが判明しました。

ヴィクトリアは遠距離から相手の体を爆発させる能力があり、最終話ではカルドーサの頭を爆発。マリーもジョーダンに触れようとしたケイトの腕を爆発させて、マリーも初めてのことで動揺していて自分でも意図した行動ではなかった様子

その他にもヴィクトリアから血中のコンパウンドVを探知する技を伝授され、最終話でトランスルーセントの息子マーヴェリックに襲われたとき、透明で見えないマーヴェリックのコンパウンドVを探知して撃退することに成功します。

マリー自身がまだ能力者の学生ということもあり、自分の能力をすべて把握できていない状態で、闘ううちに自分の能力を発見していきました。シーズン2でマリーをはじめ他のメンバーの能力がどう飛躍していくかも気になるポイントです。

エマが吐かずに小さくなったのはなぜ?

エマは体のサイズを変える能力の持ち主ですが、小さくなるためには嘔吐する必要があり、逆に大きくなるにはたくさん食べ物を食べる必要があります。

吐くか食べるかでサイズのコントールをするわけですが、最終話ではサムに冷たく非難された後、エマは嘔吐せずに突然マイクロサイズになってしまいます。

どうしてエマが突然小さくなったのか説明されないままで、この点もシーズン2で明らかにしてほしい点なのは間違いありません。

エマもマリーと同様に自分の能力が発展途上状態で、自分でも気づいていない能力や技が隠されている可能性もあります。嘔吐や食べたりせずにサイズがコントロールできるようになれば、エマは闘うときに即戦力となるはず。

サムが暴れまわった時誰も止めることができなかったのを、ひとひねりで止めたのも巨大化したエマでした。マインドを操れるケイト以外では、サムを倒すことができる唯一の人物かもしれません。

エマが小さくなったのは新たな能力なのか、サムに批判されたことで作用したネガティブな反応なのか気になるところです。

マリーは妹と再会できるのか?

マリーは自分の能力に気付いたとき誤って両親を殺害してしまい、妹は養子に出されてそれ以来会っていません。妹がどこにいるのか分からず行方を捜していますが、ずっと会えないまま。

マリーがヒーローとして認められセブン入りしたいと願うのも、有名になれば妹を探すことができると思っているからです。

妹は両親を殺したマリーのことを恨んでるようなので、会うチャンスが巡ってきても妹が会いたがるかどうかは分かりません。マリーがシーズン2で、妹と再会できるかどうかも要チェックポイントです。


ケイトの脅威


シーズン1ではルークの恋人だったケイトが、シェティに操られルークのマインドをコントロールしていたことが分かりました。最終話ではサムとタッグを組んで「森」を開放し、大学をパニックに陥れます。

ケイトの能力は他のみんなと違い腕っぷしや技に頼るのではなく、他人に触れることで相手のマインドを思うがままに操る、実は一番恐ろしい能力。能力の上では食物連鎖の頂点に立つケイトですが、さらにシェティによって彼女の能力は薬によって抑制されてた事実が判明します。

使いすぎると失神してしまうのが弱点でしたが、もし薬による抑制がなくなれば、もっとすごいパワーを発揮する可能性があります。

最終話でマリーがケイトの片腕を吹き飛ばし、腕一本となったため触れる腕が減ったことでどう能力に影響がでるのかも見どころになりそうです。

片腕になっても薬による抑制がなくなり、ケイトの能力がさらに増してシーズン2で一番の脅威になる可能性もあり得ます。

アンドレの能力

アンドレは金属を操る能力があり、かつてヒーローだった父ポラリティと同じ能力を持っています。第7話でポラリティは突然の発作に見舞われ、最終回では能力を使うことで脳に微細な断裂が生じ、脳の損傷が徐々に大きくなっていることが分かりました。

医師は同じ能力を持つアンドレも同じ症状が起こる可能性があると説明し、今後能力は使わないようにと警告します。

マリーやエマが新しい能力を発見するのと同時に、能力に限界が来たり体に悪影響を及ぼす可能性もあるわけです。

ケイトはマインドコントロールの能力がありますが、能力を使いすぎると貧血を起こして倒れたり、目が充血して出血することがあります。アンドレを含め、みんなの能力がどう変化していくかも気になるところです。

マリー達をハメたのは誰なのか?

マリーはケイトとサムによる大虐殺を阻止しましたが、同じ能力者に敵意が向けられるのに怒ったホームランダーによってレーザーの一撃を受け意識を失ってしまいます。

マリーが目を覚ますとアンドレ、ジョーダン、エマがドアのない部屋に監禁され、大学の大虐殺の濡れ衣を着せられていました。

一方、真犯人のケイトとサムはゴドルキンの新しい守護者として功績を称えれ、事実と全く逆になっています。

誰が情報操作をしたのかは明かされておらず、大学での大虐殺を目撃したアシュリーや理事会は実際に何が起こったかを知っているため、真犯人をかばう動機はないはず。

ケイトがマインドコントロールで彼らの頭に新しい現実を植え付けたのか、それとも単に嘘をついているのか?

ホームランダーがニュースを満足そうに見ているシーンが映っていたことから、ホームランダーが一枚かんでいるのかもしれません。あるいはヴィクトリアや、まだ登場していない黒幕の誰かという可能性もありそうです。


マリー達が監禁されている場所

出典元:https://www.escapistmagazine.com/

最終話でホームランダーの一撃を食らったマリーが目を覚ますと、アンドレ、エマ、ジョーダンと一緒にドアのない部屋に監禁されています。

マリー達が監禁されていた場所は一体どこなのか?どこかの研究所か「森」の新バージョンか、ヴォート社内のどこかかもしれません。

部屋にはドアがないため、前回のようにケイトの心の中に閉じ込められている可能性もあり?第7話でグレース・マロリーが登場していることから、マロリーによってヴォート社から保護されていることもあり得ます。

どこに監禁されているかが物語に大きく影響するため、4人がどこにいるのかがシーズン2の重要点になりそうです。

ブッチャーの目的

最終話のラストでホームランダーが登場したときも驚きましたが、最後の最後でブッチャーも登場!本家からのカメオ出演が多くて、ファンはうれしい限り。ブッチャーは廃墟と化した「森」の中を、懐中電灯で照らしながら何かを探している様子。

何を探しているのか明らかにされていませんが、「森」で何かを探すならウィルス以外考えられません。能力者に恨みを持つブッチャーにしてみれば、能力者を殺す殺人ウィルスは、ぜひ手に入れたいブツなわけです。

ウィルス自体を持っているのはヴィクトリアですが、ブッチャーはウィルスの製作に関する資料を探しているのかもしれません。

ブッチャーは一言「見事なクソどもだ」と呟きますが、この言葉も実に意味深。壊滅状態の「森」を見てケイトたちのやったことに感心したのか、ウィルスを作ったシェティとカルドーサに対しての言葉なのか、それともまったく大学をコントロールできていないヴォート社に対する呆れた言葉なのか。

ブッチャーの表情と笑い方からすると、どういう意味にしても破壊された「森」の状態に満足している様子。

ブッチャーが「森」で何をしていたのか実に気になるところで、原作コミックでは生物兵器が重要なキーポイントとなっていることからも、ウィルスが『ザ・ボーイズ』シーズン4への大きな付線となることは間違いないようです。

誰がセブンのメンバーに?

最終話ではルークの事件によって大学への入学希望者が激減したため、セブンの新メンバー候補を選抜していました。アシュリーが挙げていた候補者は、マリー、アンドレ、トランスルーセントの息子のマーヴェリックの3人。

ところがその後起きた大虐殺でマリーとアンドレが首謀者にされてしまったため、セブン入りはかなり難しい状況に。

真犯人のサムとケイトが大虐殺から救った守護者として報じられていたため、二人がセブン入りする可能性もありそうです。

『ザ・ボーイズ』シーズン3の最後でホームランダーは大規模な極右運動のリーダーになりましたが、ホームランダーが掲げるスーパーヒーロー至上主義のグループにケイトとサムが加入することもあり得ます。誰がセブンに加入するのかも、シーズン2で明らかにしてほしい疑問点です。

『ザ・ボーイズ』に加入する可能性

ケイトとサムがセブンに加わるかホームランダーのプロパガンダに加担するのであれば、マリー達がボーイズに加わることもあり得ます。

ボーイズは能力者を嫌っていますが、キミコとスターライトは能力者だし、ソルジャー・ボーイやクイーン・メイヴがボーイズを助けるなど何かと能力者の助けを借りています。

マリー達がボーイズに入れば、ブッチャーの目的を果たす大きな助けになることは間違いありません。シーズン2ではサム、ケイト、ホームランダーVSマリー達、ザ・ボーイズという図式になるかもしれません。

あるいは『ザ・ボーイズ』シーズン4で、対立が描かれるの可能性も⁉これからどれくらいのクロスオーバーになっていくのか分かりませんが、クロスオーバーしすぎてどっちが本家なのか分からなくなるのは避けたいところ。

せっかくいい雰囲気になったサムとエマが敵対することになり、アンドレとケイトも復縁は難しそう…。セブンやボーイズに入らなくても、サムとケイトがマリー達と対立することは避けられそうにありません。

テック・ナイトの復活

前半に登場したゴドルキン大学OBのテック・ナイトは、シェティに秘密を握られたため、その後しれっと退場。

後半ではすっかり存在を忘れていましたが、シェティが死んだ今、テック・ナイトの弱みを知るものは誰もいません。

テック・ナイトがシーズン2で再登場することもありそうで、結構際どいキャラだけにこのままいなくなってしまうのはもったいない存在です。


『ジェン・ブイ』のラストは『ザ・ボーイズ』S4にどう繋がる?

『ジェン・ブイ』は思った以上に『ザ・ボーイズ』からのカメオ出演が多く、最終話ではホームランダーとブッチャーが登場して驚かせてくれました。

ストーリーも能力者を抹殺するウィルスを巡り、『ザ・ボーイズ』への大きな付線を残して終了。『ジェン・ブイ』のシーズン1が、『ザ・ボーイズ』シーズン4にどう繋がるのかを考察したいと思います♪

殺人ウィルス

出典元:https://www.imdb.com/

『ジェン・ブイ』シーズン1でインディラ・シェティがカルドーサに開発させたウィルスが、ヴィクトリアの手に渡って終了しました。ブッチャーも「森」を訪れ何かを探している様子で、恐らくウィルスを探していたはず。

みんなが欲しがるウィルスが、『ザ・ボーイズ』シーズン4で登場するのは必至なのではないでしょうか。ブッチャーだけでなくグレース・マロリーもウィルスを追っているため、シーズン4でウィルスの話がどう展開してくのか楽しみです。

シェティが望んだように誰かがウィルスに感染力をつけて、能力者の間で広まるのかどうかも気になります。

『ザ・ボーイズ』シーズン4でウィルスの争奪戦が繰り広げられ、今度は『ジェン・ブイ』シーズン2へ付線を残すリレーのようになるかもしれません。

スーパーヒーロー至上主義の加速

ホームランダーが掲げるスーパーヒーロー至上主義は、『ザ・ボーイズ』の世界で危険な速度で成長しているプロパガンダです。

能力者が人間より優れた種族であるという考えは、シーズン2のストームフロントが最初に持ち込んだもの。

シーズン3ではホームランダーと彼の信奉者たちがプロパガンダを推し進め、『ジェン・ブイ』第7話のヴィクトリア・ニューマンの記者会見では、多くのゴドルキン大学の学生がホームランダーの味方であることが示されています。

アシュリーに頼まれ大学に現れたホームランダーは、虐殺を止めるどころか暴徒を止めようとしたマリーを光線で吹っ飛ばすという暴挙に出ることに。

能力者を攻撃するマリーに同胞を傷つけるケダモノ呼ばわりして、虐殺に加担する能力者の味方であることを自ら証明します。

ホームランダーがケイトとサムを仲間に引き込むことになったら、シーズン4でスーパーヒーロー至上主義がさらに加速することになりそうです。

ホームランダーの脅威

出典元:https://www.imdb.com/

ホームランダーとヴォート社は過去に対立したことがありましたが、『ジェン・ブイ』のラストでは、ヴォート社がホームランダーを完全にコントロールできなくなっていることを証明しています。

ホームランダーはアシュリーの頼みを聞かず、虐殺に加担する暴徒を手助けしました。誰もホームランダーをコントロールできない現状では、ホームランダーは最強のヴィランとなりシーズン4でさらに大きな脅威となるはず。

『ジェン・ブイ』のメンバーの中から、ホームランダーに匹敵する強さの能力者が育っていくという可能性もあり、ボーイズユニバースの世界から今後も目が離せません。

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