Netflixドラマ『インサイドマン -囚われた者-』事件に巻き込まれた普通の人々の顛末は⁉死刑囚が事件解決へ導く異色サスペンス・ドラマ

出典:https://www.heavenofhorror.com/

『SHERLOCK』のクリエイターが手掛ける、スリリングな展開が見逃せないサスペンス・ドラマ。普通の人々が事件に巻き込まれ、本性を露わにしていくストーリーが恐ろしい!本作のキャストや見どころなどを、ネタバレなしで早速チェック♪



『インサイドマン -囚われた者-』あらすじ

ハリーは教会の牧師で、コミュニティからの信頼が厚い人物。ジャニスはハリーの息子のベンの家庭教師で、ハリーの家へ向かう途中、地下鉄の中でハラスメントを受けていたジャーナリストのベスを助ける。

ハリーは聖堂番のエドガーからUSBメモリを預かるが、ジャニスがハリーの家でUSBの中身を見てしまう。

ジェファーソン・グリーフは妻を殺害した罪で死刑を宣告されている身だが、元犯罪学者という優秀な頭脳で刑務所の中から未解決事件捜査の手助けをしている。

ベスは連絡をくれたジャニスが音信不通になったことを心配し、取材したグリーフに助けを求めるが思いがけない展開になっていく…。

『インサイドマン -囚われた者-』を視聴した感想

ものすごくおもしろいサスペンス・ドラマで大満足♪さすが『SHERLOCK』のクリエイターが手掛けただけはあるなと、緻密かつ意外な展開がスリリングでイッキ見でした。

普通の善良な人々が思いがけない事件に巻き込まれていくストーリーは、『ファーゴ』を彷彿とさせ、人間は窮地に陥ったときに本性が現れるというのがよく分かります。

不運な勘違いからとんでもないことが次々と起こり、雪だるま式に大きくなって後戻りできなくなってしまうのが何とも恐ろしい。

自分がこの状況に陥ったらどう行動するだろう?と思わず考えてしまうはず。死刑囚のグリーフが刑務所の中から事件を解決するというのもおもしろく、彼のロジカルな推理がピタリと当てはまっていくのがスゴイ!

刑務所版シャーロック・ホームズのような展開で、ハリーの物語とグリーフの物語が並行して描かれ、最後まで飽きさせずに楽しませてくれます。

『SHERLOCK』ファンは必見のドラマで、サスペンス・ドラマ好きの方にもぜひおすすめです!


『インサイドマン -囚われた者-』キャスト

ハリー・ワトリング(デヴィット・テナント)

教会の牧師で、妻と息子のベンの3人暮らし。コミュニティからの信頼が厚いが、預かったUSBメモリをきっかけに、とんでもない窮地に陥ってしまう。

ジェファーソン・グリーフ(スタンリー・トゥッチ)

妻を殺害した罪で死刑宣告された囚人。元犯罪学者で刑務所の中から未解決事件を捜査し、その優秀な探偵ぶりが評判を呼ぶ。

ジャニス(ドリー・ウェルズ)

ハリーの息子ベンの家庭教師で、未婚で子供はおらず友人も少ない。地下鉄でべスを助けたことで、連絡を取り合うようになる。

べス・ダヴェンポート(リディア・ウェスト)

犯罪専門のジャーナリストで、困っているのを助けてくれたジャニスと連絡を取り合う仲になる。犯罪捜査をするグリーフに興味を持ち、取材を申し込む。

ディロン・ケンプトン(アトキンス・エスティモンド)

ハリーの隣の房にいる死刑囚。抜群の記憶力の持ち主で、ハリーが捜査をするときは筆記係として全てを暗記する。

メアリー・ワトリング(リンゼイ・マーシャル)

ハリーの妻。思いがけない窮地に陥ったハリーを助けようとする。

ベン・ワトリング(ルイス・オリヴァー)

ハリーとメアリーの息子。ジャニスのことを家庭教師として、友人として信頼している。

『インサイドマン -囚われた者-』見どころ

巻き込まれ型のサスペンス

第1話からハラハラどきどきの展開で、これどうなっちゃうの⁉とじっとしていられないほどです。

善良な牧師のハリーがある出来事がきっかけでとんでもない勘違いが起こり、次々と罪を重ねてしまい後戻りできなくなることに…。

一度選択を間違うとそれを隠すためにさらに嘘をつき…と、雪だるま式に問題が大きくなっていきます。

正直何でこうなっちゃうの?と思わずにいられませんが、人は窮地に陥ると本性が現れるというのがよく分かる物語です。

違う選択をしていたら万事無事に収まっていたのか?と言われると疑問ですが、何をどうすればよかったのか…?自分はどうあるべきかについても考えさせられます。

ハリーとグリーフの二つの物語

本作は事件に巻き込まれるハリーと、刑務所の中から未解決事件を捜査するグリーフの物語を並行して描く構成です。

普通のサスペンスは誰が犯人なのかを探っていく展開ですが、最初から何が起こり誰が犯人なのかというのが分かっているのが逆におもしろい。

グリーフの推理がハリーの物語とリンクして、核心に迫っていく過程がスリリングです。

ハリーの行動

ハリーは牧師で神を信じ常に正しくあろうと努めていますが、ある勘違いで思わぬ容疑がかかり、牧師にあるまじき行動に出てしまいます。

ハリーの行動は全て愛する者を守るためとも取れますが、いくら誰かを守るためでもやっていいことと悪いことがあります。

ハリーの行動は、明らかに限度を超えているのは間違いありません。自分の行動と嘘を正当化し、エスカレートしていくハリーの姿は鬼気迫るものがあり迫力満点!

ハリーを演じるデヴィッド・テナントの演技も見どころのひとつです。

グリーフ&ディロンのコンビ

出典:https://www.heavenofhorror.com/

死刑囚のグリーフは元犯罪学者で、優秀な捜査能力で刑務所の中から未解決事件を捜査します。

所長からもその才能を買われているグリーフですが、凶悪犯のためノートやペンは使用できないため記憶力抜群のディロンが筆記係として同席し全て記憶するのがおもしろい。

シャーロックとワトソン的な二人のコンビですが、結構二人の会話がドライでそっけなく感じるのは死刑囚ならではかも⁉どうせ死ぬ運命なら、素敵な友情や絆は要らないということでしょうか。

担当する事件の謎が分からないディロンに、クイズのように質問して答えを引き出していく過程も興味深く、グリーフとディロンの謎解きから目が離せません。

グリーフ&べスの関係

ジャーナリストのベスは、取材を通してグリーフと知り合います。ジャニスと連絡が取れなくなったことをグリーフに相談するものの、最初は調べてもらえません。

グリーフは依頼された事件を全て調べるわけではなく、自分の眼鏡にかなわない人物や事件は引き受けないところがおもしろい。

べスはグリーフのレベルに達するまで、いろいろとテストをされてしまいます。

死刑囚と女性捜査官が事件を解決していく『羊たちの沈黙』を彷彿とさせますが、グリーフは死刑囚とは思えないほど普通に見えるところも本作ならでは。

刑務所の中から指示を出し、グリーフの足となって現場に赴くベスとの捜査コンビも見どころです。


『インサイドマン -囚われた者-』のネット上での評判は?

『インサイドマン -囚われた者-』まとめ

さすが『SHERLOCK』のクリエイターが手掛けただけあり、すごく見応えがあっておもしろかったです。『SHERLOCK』のようにぜひシリーズ化してほしい!

意外な設定と展開が絶妙で、最初から最後までグイグイと引き込んでいくストーリーテリングが魅力です。『SHERLOCK』ファンの方はもちろん、推理ドラマやサスペンス・ドラマが好きな方にぜひおすすめです。