【ベター・コール・ソウル】『ブレイキング・バッド』のスピン・オフドラマの見どころは?

出典元:https://4001reviews.de/

ベター・コール・ソウルは、アメリカのドラマ史上最高傑作と言われる『ブレイキング・バッド』のスピン・オフドラマ。『ブレイキング・バッド』ファンならぜひ観ておきたいドラマです。本作を観た感想や見どころなど、サクッと紹介したいと思います♪



『ベター・コール・ソウル』概要

製作・配給:製作AMC 配信Netflix
配信日:2015年2月8日
ジャンル:犯罪、サスペンス、ヒューマン・ドラマ
製作国:アメリカ
話数:全63話、1話約45~50分(全6シーズン)
日本語吹き替え:あり

『ベター・コール・ソウル』あらすじ

ジミー・マッギルはアルバカーキの法律事務所に勤める弁護士。主に公選弁護人としての仕事が多く、とても裕福とは言えない生活を送っています。

兄のチャックは大手事務所のHHMを経営する有能な弁護士ながら、電磁場過敏症のため家に引きこもり中。ジミーはチャックの世話をしながら、弁護士としてして這い上がるため奮闘するもチャックにことごとく邪魔されてしまいます。

昔からの友人のキムと公私ともにパートナーとなるも、麻薬カルテルと関わりを持つようになり裏稼業にハマっていくことになります。

『ベター・コール・ソウル』感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア98% 視聴者スコア96%
IMDb:8.9(10点中)
おすすめ度:★★★★★
ストーリー:★★★★★
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★★☆

『ブレイキング・バッド』ファンの間では、意外に賛否が分かれている本作。確かに『ブレイキング・バッド』そのままの感じを想像していると、肩透かしを食らうかもしれません。

『ブレイキング・バッド』は寿命わずかの化学教師が麻薬の世界でのし上がっていく限界ギリギリの犯罪ドラマなのに対して、本作はソウルことジミー・マッギルの弁護士人生を描いたヒューマン・ドラマ。全くテイストが異なるので、切り離して観て欲しいと思います。

筆者はジミーことソウル・グッドマンのキャラがとっても好きだし、ドラマとしてのクオリティも高くてすごく楽しめました♪どちらかというと『ブレイキング・バッド』を観ていない方のほうが、すんなり本作の世界観にハマれるかもしれません。全く別物のドラマとして、ぜひ楽しんでください!


『ベター・コール・ソウル』見どころ

『ブレイキング・バッド』の前日譚

ジミー・マッギルが真っ当な弁護士として働いていた頃の物語。そこからソウル・グッドマンに改名し、麻薬カルテルに関わり道を踏み外していく姿が描かれます。

『ブレイキング・バッド』の2年前の2002年から物語が始まる前日譚。当然本作の撮影は『ブレイキング・バッド』終了後なので、前日譚なのにキャスト達は『ブレイキング・バッド』の頃より老けているというギャップがちょっと笑える。

シーズン5になるとキャストがみんなかなり老けてきて、もはや前日譚に思えない(笑)。製作側もまさかここまで長寿シリーズになるとは思っていなかったのでは?と思います。

ブレイキング・バッドと同キャストが出演

何でも屋のマイク、マフィアのボスのガス、麻薬カルテルのボスのヘクター、ギャングのトゥコやナチョなど、『ブレイキング・バッド』でおなじみのサブキャラ達が登場してファンにはたまりません。

『ブレイキング・バッド』を観ていなくても楽しめるけれど、観ていた方が小ネタを理解できるしより楽しめると思いますよ。

 

ジミー・マッギルの物語

ジミーは弁護士になる以前は「滑りのジミー」として、詐欺まがいのことをして生計を立てていました。弁護士になったジミーは公選弁護士としてまっとうに働いていたのに、なぜ犯罪に加担する弁護士になってしまったのか、ジミー・マックギルからソウル・グッドマンになったいきさつを描いた物語です。

正義のために公選弁護士として奮闘しても、元は詐欺で生活していたジミーだけにいつも胡散臭さがつきまとうのがある意味彼の魅力かも。

欠点だらけなのにだんだんジミーが好きになってきて、落ちこぼれ人生から這い上がるのを応援したくなります。

ジミーの兄チャック

ジミーの兄のチャックは大手弁護士事務所HHMの創設者の一人で、優秀な弁護士ながら電磁場過敏症のため外の世界出られず隠遁生活を送っています。

ジミーと折り合いが悪く彼を認めていないチャックは ジミーの全てが気に入らなくて見下しています。ジミーとの確執がすごくて、チャックがかなりえげつないことをして見ていてとっても腹が立つんですよ!

チャックのジミーに対する確執の理由も次第に判明していって、兄弟や家族ってむずかしい…、と考えさせられました。

マイク・エルマントラウト

本作の第二の主役は、『ブレイキング・バッド』で何でも屋を演じていたマイク。元フィラデルフィアの警官で、マイクがアルバカーキにやってきた理由や家族の話などマイクに焦点が当てられています。

無口ながらどこかユーモアがあって、いざというときに頼りになる不思議な存在。本作ではジミーとの関係もたっぷりと描かれていて、見どころのひとつになっていますよ。

ジミーとマイクの関係

『ブレイキング・バッド』の名コンビがウォルターとジェシーなら、本作の名コンビはジミーとマイクに決定!すごく仲良しというわけではないけれど、お互いピンチの時はさりげなく手を貸して助け合う姿に何だかほっこりさせられます。

オジサンと熟年老人のつかず離れずのバディ感がたまらない♪ウォルター&ジェシーの関係より、ジミー&マイクの関係のほうが味があって筆者は好きです。

ジミー役のボブ・オデンカーク

口から生まれてきたようなジミーを軽快に愛嬌たっぷりに演じて、まさにハマり役。『ブレイキング・バッド』の時より本作のジミーのほうが人間味があって、共感できるところがたくさん。

ダメダメな奴なのにどこか憎めなくて好き嫌いが分かれるギリギリのラインを、軽快にコミカルに演じていて本当に上手い!


『ベター・コール・ソウル』のネット上での評判は?

シーズン6の配信は?

シーズン6がファイナル・シーズンになることが発表されています。撮影は2020年の2月からスタートしましたが、新型コロナウィルスのパンデミックの影響が出ている模様。全13話になる予定で、2022年の中頃には配信されるのでは?と予想されています。ジミーの物語がどう決着がつくのか、楽しみで仕方ありません♪

参照記事:
Better Call Saul season 6: Release date, cast, plot and everything you need to know

 

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