Netflixドラマ『瞳の奥に』衝撃のエンディングがすご過ぎる!予測不可能なサイコロジカル・スリラー

出典:https://www.heavenofhorror.com/

イギリスの作家サラ・ピンバラのベストセラー小説を、Netflixがドラマ化したリミテッド・シリーズ。不倫関係になったデイヴィッドとルイーズが、デイヴィッドの妻アデルの過去に振り回されていく様をスリリングに描いています。本作のキャストや見どころなどを、ネタバレなしでレビュー!


『瞳の奥に』概要

製作・配給:Netflix
配信日:2021年2月17日
ジャンル:サスペンス、ミステリー
製作国:イギリス
話数:全6話、1話約50分
日本語吹き替え:あり

『瞳の奥に』あらすじ

ルイーズは息子のアダムを育てるシングルマザーで、診療所で週3日働いている。ある日子供をシッターに預けて友達と会う約束をしていたがドタキャンされてしまい、待ち合わせのバーでデイヴィッドという魅力的な男性と知り合う。

いい雰囲気になったものの連絡先は交換せず別れ、翌日ルイーズが出勤すると診療所の新しい精神科医としてデイヴィッドが出勤していて驚く。

惹かれ合う二人だったが、デイヴィッドは既婚者で美しいアデルという妻がいた。アデルは偶然ルイーズと街中で知り合い、次第に二人は親しくなっていく。

ルイーズはデイヴィッドとアデルが夫婦と知りながら二人と親しくするが、アデルとデイヴィッドにはさまざまな秘密がありルイーズは二人に翻弄されていくことになる。

『瞳の奥に』感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア63% 視聴者スコア57%
IMDb:7.2(10点中)
おすすめ度:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★☆☆
感動:★★★☆☆

不倫関係のもつれを描いたドラマと思いきや、途中で予想外にSF的な要素が加わり思ってもいない方向へと話が進んでいきます。

デイヴィッドとアデルの関係も謎が多く、二人の語る話のどちらが本当なのか?二人とも嘘をついているのか…?

視聴者が翻弄されまくり真実が何なのか分からなくなっていくなか、後半から驚きの展開へ突入していきます。最終話でそういうことだったのか!と、もう驚愕の真実が分かり余りに予想外でびっくりしてしまうはず。

全体的にスローテンポですが人間関係やアデルの過去を丁寧に描き、衝撃のラストまでじわじわと引っ張って行ってくれます。三人の関係もスリリングで、心がざわつくサイコロジカル・スリラーに仕上がっていておすすめです!


『瞳の奥に』キャスト

ルイーズ・バーンズリー(シモーナ・ブラウン)

夫と離婚し息子のアダムと二人暮らし。久しぶりに出かけたバーでデイヴィッドと知り合い、惹かれていく。アデルとも親しくなりデイヴィッドとアデルの間で板挟みになり、罪悪感を感じていくことになる。

アデル(イヴ・ヒューソン)

デイヴィッドの妻で専業主婦。引っ越してきたばかりで友達がおらず、街中で偶然出会ったルイーズと親しくなる。デイヴィッドとの関係がうまくいっていないことで悩んでいる。

デイヴィッド・ファーガソン(トム・ベイトマン)

アデルの夫で精神科医をしている。妻のアデルとはほとんど会話もなく、家に帰るのもためらうほど上手くいっていない。バーで知り合った魅力的なルイーズに惹かれていく。

ロブ(ロバート・アラマヨ)

アデルが昔入所していた精神病棟にいた友人。ゲイでアデルと親友同士になり、何でも話せる間柄になる。不遇な生い立ちで何度もドラッグに手を出し、依存症を克服できないでいる。

『瞳の奥に』見どころ

予測不可能な展開と衝撃のラスト


デイヴィッド、アデル、ルイーズの三角関係を見ているだけでもハラハラどきどきしてしまうのですが、ドラマ中盤から予想外にSF的な要素がプラスされ予測不可能な展開になっていきます。

これはただのサイコロジカル・スリラーではないぞ、とビシバシ伝わってきてスリリングなストーリから目が離せません。最終話で明かされる衝撃の真実を知ったら、うっそー!と声を上げてしまうこと間違いなし。

アデルとデイヴィッドの本性は?

ドラマ内でアデルとデイヴィッドの関係や過去について描かれ、どちらが本当のことをルイーズに語っているのか分らず誰を信じていいのかルイーズ同様視聴者も分らなくなってしまいます。

視聴者が翻弄されるドラマはよくできた脚本だからこそで、思いっきりだまされて翻弄されてしまいましょう。

ロブの正体は?

出典:https://www.express.co.uk/

ドラマ内でアデルの回想シーンで登場する友人ロブが、物語の大きな鍵を握っています。一見現在のアデルとデイヴィッドと関係がないように見えるロブが、実は二人に大きく関わっているので要注意。

ロブは一体何者なのか?彼の正体な何なのか?ロブに注目して見ていくと、ドラマが理解しやすくさらにおもしろくなりますよ。

夢が物語の鍵に

ドラマの大きな軸になっているのがルイーズの見る夢。ルイーズは夢遊病で歩き回る癖があり、いつも悪夢にうなされています。

その悩みをアデルに話した辺りから、物語が意外な方向へと進んでいきます。本作はドラマ全体に付線が散りばめられているので、最終話であれはそういうことだったのか!と分るはず。細かい付線が多いので、見逃さないよう登場人物の変化に気を付けて観ていきましょう。

イヴ・ヒューソン

 

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本作でアデルを演じているのが、アイルランド出身の女優イヴ・ヒューソン。世界的なロックバンドU2のボノの娘として知られています。

ブルネットに澄んだ青い瞳が印象的で、『大人の恋には嘘がある』『ブリッジ・オブ・スパイ』『The Knick/ザ・ニック』などに出演しています。

上品さと内に込めた激しさを持つアデルを見事に演じ、これからの活躍がますます楽しみな注目女優です。


『瞳の奥に』ネット上での評判は?

『瞳の奥に』まとめ

思っていたのと違うテイストでしたが、いい意味で裏切られた感じで楽しめました。こういう意外性があるドラマはやっぱりおもしろい!

サスペンスやスリラーはある程度展開が予測できてしまうとつまらないけれど、本作はまさかこういうラストが待っているとは!という意外な展開が衝撃的でした。

リミテッド・シリーズなので全6話と短いし、忙しいけれどおもしろいスリラー・ドラマが観たいときにおすすめです。

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