Netflixのフランス製ドラマ『LUPIN/ルパン』予想外にスタイリッシュで骨太なドラマだった!見どころを紹介

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2021年1月8日からNetflixで配信中の『LUPIN/ルパン』。思っていたのと全然違って、予想を裏切るスタイリッシュで骨太なドラマでいい意味で期待を裏切ってくれました!『LUPIN/ルパン』の見どころや主役のルパンを演じる、オマール・シーについて紹介します!

『LUPIN/ルパン』のあらすじ

Lupin | Official Trailer | Netflix

アサン・ディオプは、パリで父親ババカールと暮らすセネガルからの移民。ババカールはペレグリニ家で運転手をしています。

ある日ババカールはペレグリニ家にあるマリー・アントワネットの首飾りを盗んだ罪で逮捕され、刑務所に投獄されてしまうことに。

絶望したババカールは刑務所で自殺を図り獄中死し、アサンは施設に送られてしまいます。25年後大人になったアサンは父が盗んだとされたマリー・アントワネットの首飾りがオークションにかけらることを知り、首飾りを手に入れる強盗計画を実行に移すのでした。

首飾りを手に入れたアサンは、父親の事件に関する真相を追いペレグリニ家に復讐することを決意します。

『LUPIN/ルパン』の見どころ

黒人のルパンが誕生

 

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怪盗ルパンことアルセーヌ・ルパンは、フランスの小説家モーリス・ルブランの小説「アルセーヌ・ルパン・シリーズ」の主人公。

日本人にとってルパンと言えば、どうしてもアニメの「ルパン三世」のイメージが強いですよね。筆者も最初は「ルパン三世」のイメージしか思い浮かびませんでした。

『LUPIN/ルパン』の主役はセネガルからの移民という設定で、なんと黒人の怪盗ルパンの誕生です。黒人のルパンって何だかイメージが浮かばない…、と思う方もいるかもしれませんが、これがものすごくいい!ルパンを黒人に設定にしたことで、ストーリーにものすごく深みが生まれているんです。

アサンの生い立ちと義賊

 

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アサンはセネガルからの移民で、母親はおらず父親が男手ひとつでアサンを育てていました。アサンの中には父が逮捕されたのはアフリカからの移民で黒人だったため、きちんと捜査をしてもらえなかったという人種差別や格差社会への怒りがあります。

フランスの抱える社会問題に、さりげなく切り込んでいるのもこのドラマの見どころ。黒人は皆が同じに見える、上流階級の人間は下流の人間が目に入っていない…。

そういう人種差別、格差社会のフランスだからこそ、個とみなされない黒人のルパンがそれを逆手に取って神出鬼没する巧みさが爽快で気持ちいい!

原作のアルセーヌ・ルパンは善良な者を助ける義賊の性格も合わせ持っていて、それは『LUPIN/ルパン』でも活かされています。弱者を助け悪い権力者を許さない、義賊の要素を上手くプラスしてアサンをより魅力的に見せています。

シリアスな復讐劇

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第1話はアサンがルーブル美術館で行われるオークションで、マリー・アントワネットの首飾りを盗み出します。怪盗ルパンならではのスリルのあるアクション活劇、といった感じでルパンの見事な盗みの手口を披露。視聴者までも出し抜く華麗な怪盗劇が爽快でかっこいい!

最初の1話でマリー・アントワネットの首飾りを見事手に入れたルパン、その後の展開は?と気になっていたところ、第2話からはかなりシリアスな復讐劇を繰り広げます。

父親を無実の罪で亡くした無念さと格差社会や人種差別への怒りを胸に、ペレグリニ家への復讐に燃えて見事なコンゲームを展開します。

コミカルさも織り交ぜているけれど、作品全体はかなりシリアスでスタイリッシュ。アサンの復讐劇と共に、ペレグリニ家の謎にも迫る謎解きも楽しめるのも魅力。アニメの『ルパン3世』を想像していた人は、いい意味で裏切られて新しい怪盗ルパンの世界に引き込まれるはず!

ルパンオタク

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筆者は原作を読んでいないので『LUPIN/ルパン』がどれだけ原作をベースにしているからよく分からないんですが、ドラマに登場する刑事のゲディラがドラマ内で上手く説明してくれています。

ゲディラはアサンの手口がアルセーヌ・ルパンと同じ、ということに気付いて同僚に説明するも全く取り合ってくれない…、という展開がちょっとユーモラス。

脱出の仕方や盗みの手口など、アサンはルセーヌ・ルパンの原作からかなりヒントをもらっているようです。アサンは子供の頃に父親からルパンの本をプレゼントされ、ずっと愛読してる大ファン。

アサンの息子ラウールの誕生日にも、ルパンのシルクハットとマントをプレゼントするルパンオタクです。ドラマ全体にルパンに関することを散りばめて、原作ファンもきっと楽しめるはず!

ルパンの聖地エトルタ

 

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ドラマ内でアサンの息子ラウールの誕生日に、アサンと元パートナーのクレールがラウールを連れてルパンの聖地エトルタへ旅行に行きます。エトルタはパリから約200Kmのノルマンディー地方にあり、海岸に面した美しい場所。

ノルマンディー地方は怪盗ルパンの本の舞台なっている場所で、海岸線に沿った断崖絶壁やアーチはルパン・シリーズ「奇巌城」のモデルになっています。ドラマ内でもエトルタにルパンファンがたくさん集まり、シルクハットとマントを着ているのが印象的でした。

 

ルパンを取り巻く人々

父親ババカール

出典元:https://universoestendido.com

アサンの父親でペレグリニ家で運転手をしていましたが、首飾りを盗んだ罪で逮捕され獄中死することに。正直で善良な人だったのに、ペレグリニ家の企みに利用されてしまいます。ババカールの死も果たして自殺だったのか他殺だったのか、そこも謎。

クレール

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アサンの元パートナーで、学生時代からの付き合い。アサンの一番の理解者で、別れた後もアサンに文句を言いつついい関係を築いています。アサンが怪盗ルパンなのは知らず、長い付き合いなのにアサンの本当の姿を知らされていません。

息子のラウール

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アサンとクレールの息子。二人が別れた後はクレールと一緒に暮らし、アサンからもらったルパンの本を愛読。時々約束をすっぽかすアサンにあまり期待していない感じだけれど、アサンとの関係は良好でいい父子関係を築いています。

友人のベンジャマン

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アサンの親友で学生時代からの付き合いで、アンティークショップを経営。アサンの正体を唯一知っている人物で、アサンの仕事に協力しています。

ペレグリニ

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アサンの父親の雇い主で、裏で色々と悪いことをやっている大富豪。傲慢で身勝手な性格で、マリー・アントワネットの首飾りを盗んだとして、ババカールを警察に突き出します。

ジュリエット

出典元:https://screenrant.com

ペレグリニの娘でアサンとは昔からの知り合い。マリー・アントワネットの首飾りをオークションにかけたことで、アサンと再会します。アサンとただならぬ関係を匂わせ、どういう関係なのか気になるところ。

デュモン警視

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25年前ババカールの首飾り窃盗事件を担当した刑事。ペレグリニと共謀してババカール逮捕に関与し、無実の罪のババカールを刑務所に送った人物。

記者のファビエンヌ

出典元:https://www.lemonde.fr

かつてペレグリニに落とし入れられ、記者の仕事から追放されたジャーナリスト。アサンにペレグリニの罪を暴こうと協力を持ちかけられます。ペレグリニの悪事を暴く証拠を握っていましたが、あと一歩というところで残念な結果になってしまいます。

刑事のゲディラ

出典元:https://www.express.co.uk

マリー・アントワネットの首飾り盗難事件を担当する刑事。犯人の手口がアルセーヌ・ルパンの手口と同じことにいち早く気付くも、周りから取り合ってもらえません。

オマール・シー

出典元:https://www.looper.com

『LUPIN/ルパン』で主役のアサン・ディオプを演じるのはオマール・シー。1978年1月20日生まれの44歳。え~、そんな年に見えない!とビックリですよね。

筆者はてっきり30代だと思っていました。代表作は2011年の『最強のふたり』で、フランス映画のフランス国内での観客動員数で歴代2位となる大ヒット作です。この演技で東京国際映画祭最優秀男優賞や、セザール賞主演男優賞を受賞しています。

ウィットとスマートさを兼ね備えた、史上初の黒人ルパンを演じるのにふさわしい俳優。カリスマ性がありながらどこか親しみやすい雰囲気で、まさにルパン役にぴったりです。

まとめ

想像していたのとまったく違うタイプのドラマだったけれど、ハラハラどきどきの展開に、謎解き、アクション、復讐劇…、と見どころをギュっと凝縮した見応えのあるドラマです。Netflixで現在配信されているのはパート1の全5話で、次回のパート2がとっても楽しみです!

 


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