【サード・デイ 〜祝祭の孤島〜】実在するオシー島を舞台にしたオカルト・サスペンス!

出典元:https://subtitlesjam.com/

HBO製作の話題作『サード・デイ 〜祝祭の孤島〜』は、孤島で起こるミステリアスな出来事を夏と冬の二構成で描いた衝撃作です。本作のあらすじ・感想・見どころなど、トリビアを混ぜながら紹介したいと思います♪




【サード・デイ 〜祝祭の孤島〜】のあらすじ

サムはロンドンでガーデニング店を営んでおり、息子を亡くした辛い過去を持っています。息子が亡くなった川を訪れた時、エポナという少女と知り合い彼女が住むオシー島へ車で送ることに。

オシー島にやって来たサムは、かつて祖父がこの島に軍の仕事で駐在していたことを思い出します。オシー島は潮の満ち引きのときのみ道が現れ、引き潮の時だけ島に渡れる孤島です。

島は祭りの準備中で祭りに参加することにしたサムはその日は本土に帰らず、一晩泊まることに。翌日島で異様な光景を目にして、島の狂気に飲み込まれていきます。

後半パートではヘレンという女性が娘二人を連れてオシー島に訪れるも、予約したホテルに泊まれずどこへ行っても宿泊を断られます。島の荒廃した異様な雰囲気におびえながらも、ヘレンはなかなか帰ろうとしない。それにはある理由があった…。

【サード・デイ 〜祝祭の孤島〜】の感想

第1話を観た後は、一体どういうドラマなのかよく分かりませんでした。ドラマ全体に漂う不気味な雰囲気、島の秘密や島の人々の異様さなどこれはオカルト系…、なのか?

おそらく1話目を観て離脱する人とそのまま観てみよう、という人に分かれるドラマかなと感じました。全話観終わった感想は、何とも後味が悪い!その一言です。

人間の暗部をえぐり出すダークな内容で、いい意味でも悪い意味でも後から思い出してしまうドラマかもしれません。スカッとおもしろいドラマは、おもしろかった~!と言って終わりだけれど、このドラマは何か心に引っかかる異様さが残ります。おそらくこのドラマの狙いってそこなのか?と思わされました。


【サード・デイ 〜祝祭の孤島〜】のネット上での評判は?

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【サード・デイ 〜祝祭の孤島〜】の見どころ

「プランBエンターテインメント」が製作

出典元:https://news.sky.com/

ブラッド・ピットの制作会社「プランBエンターテインメント」とHBOがタッグを組み、ブラッド・ピット、『ムーンライト』のプロデューサーのデデ・ガードナーとジェレミー・クライナーが製作総指揮を務めています。

イギリス・ドラマの『Utopia –ユートピア–』のデニス・ケリーが脚本を執筆していると聞いて納得!筆者は『Utopia –ユートピア–』は観ていないのですが、このドラマのアメリカ版リメイク『ユートピア ~悪のウイルス~ 』を視聴して、同じ臭いがする!と思いましたもん(笑)。どちらも不気味で異様な雰囲気が漂う、オカルト色の強い作品という点が共通しています。

オシー島の夏と冬

ジュード・ロウが前半3話の夏のパートに主演し、ナオミ・ハリスが後半3話の冬のパートに主演する二部構成になっています。前半と後半で主演が異なるので、別の物語かと思いきや夏のパートで起きた出来事が冬の物語で絡んでいきます。

夏と冬ではオシー島の景色や雰囲気が違うのも見どころで、二つのパートに分けたことで物語の展開がさらにミステリアスに進みます。

現実と幻想

出典元:https://deadline.com/

ジュード・ロウ演じるサムが主役の前半3話はサムの精神状態が不安定なため、彼の見ている世界が実際に起こっているのが幻覚なのか、それともオシー島の魔力なのか判別がつかなくなります。何とも解釈しがたい状態のなかで、島の不気味さと狂気が描かれ視聴者は落ち着かない気持ちになるはずです。

 

オカルトの世界

オシー島に古くから伝わるケルト文化の宗教や土着の文化が、異様に描かれています。恐ろしい宗教儀式も登場し、島民による拷問など狂気に満ちた世界が恐ろしい。

オシー島のビジュアルがとっても美しいだけに、島で起こる恐ろしい出来事とのコントラストが際立ちます。島の伝統と文化を守るためならどんな犠牲もいとわない島民の行動は、洗脳による怖さを物語っているようです。

後半パートでヘレンが娘二人と別行動するんですが、明らかに異様な島で子供と離れて行動しないで~!と思わず心の中で叫んでしまいました。いやいや、子供置いて行かないでしょう普通…。が、ヘレンが最後に見せる母親の愛と根性に思わず拍手!

実在する島オシー島(Osea Island)

筆者はてっきりオシー島は架空の島だと思っていて、ドラマに登場する潮の満ち引きで現れる道もCGだと思い込んでいました。が、調べてみるとオシー島は実在する島だと判明!

ロンドンからそう遠くない場所にあり、島の広さは380エーカーほど。ドラマに登場する通り、島へのアクセスは引き潮のときのみ現れる曲がりくねった一本道のみ。こんな幻想的な島が登場するんだ~、と驚きました。

島には観光客が宿泊できるホテルやコテージがあり、島の写真を見ると町の作りはドラマに出てきたままの感じです。

まさか本当にドラマみたいにオカルトな島なんじゃ…?と思いましたが、写真を見る限りではドラマとは違って明るくてなごやかな雰囲気です。島の人たちはドラマであんなオカルトで不気味な島に描かれて、怒らなかったんでしょうかね?


オシー島の歴史

第一次世界大戦中は魚雷艇の基地があった場所で、ドラマ内でサムの祖父が戦争中に島に滞在していた、というのも史実に基づいているよう。

ドラマ内でチャーリントン醸造家の話が出てきますが、このチャーリントン醸造も実在していて、フレデリック・ニコラス・チャーリントンが所有していました。

オシー島は後にアルコールや薬物中毒の治療をするリハビリ施設が建設され、ドラッグの過剰摂取で亡くなったシンガーのエイミー・ワインハウスもリハビリで入所していました。2010年にこの施設は、無免許で患者を治療したとして閉鎖されています。

【サード・デイ 〜祝祭の孤島〜】まとめ

おもしろかった?と聞かれたら声を大にしておもしろい!とは言えないのですが、見ごたえがあったか?と聞かれたらあった!と言えるドラマです。

オシー島の神秘かつ不気味な雰囲気に引き込まれて、サムとヘレンの運命を最後まで見届けたくなりました。エンターテイメント性のある娯楽ドラマを観たい方には向いていないかもしれませんが、他のドラマとは違う衝撃作が観たい方やオカルト・サスペンスが好きな方は気に入るのではないでしょうか。

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