『真相 – Truth Be Told』シーズン2 女性ジャーナリストが再び事件の真相に挑む!

出典:https://www.google.com.au/

キャスリーン・バーバーの小説を基に製作された、Apple TV+のオリジナル・ドラマ。幼馴染の夫が殺害され、事件の真相を突き止めていくジャーナリストの物語。本作のキャストや見どころなど、ネタバレなしで紹介します。



『真相 – Truth Be Told』シーズン2あらすじ

ポピー・パーネルは、自分のポッドキャストで情報発信するジャーナリスト。

ポピーの幼馴染のマイカはかつてストリート・チルドレンだった過去を乗り越え、ベストセラー作家とブランド「シェルター」の実業家として成功していた。

久しぶりの再会を喜ぶのも束の間、マイカの夫が殺害される事件が起きてしまう。

ポピーは事件の真相を突き止めるため再び調査に乗り出すが、自分のつらい過去と向き合うことになる。

シーズン1のキャスト&レビューはこちらをチェック↓

『真相 – Truth Be Told』シーズン2を視聴した感想

シーズン2も、なかなか事件の真相が見えてこない展開がおもしろく見応えがありました。ストーリーはおもしろいのですがですが、主人公のポピーが自己中過ぎて共感できないところが難点かも…。

ジャーナリストという職業柄、事件の真相を突き止めるという使命感は理解できるのですが、あまりにも周りの人間を巻き込み危険にさらす身勝手さに腹が立ってきます。

警察でない以上ここまでやる必要はないと思うのですが、逆にポピーが動かなかったら警察は事件を真剣に調べないという事実がもどかしい。

主人公に共感できないという点を除いてはポピーのトラウマや家族関係を上手く物語に絡め、クライム・サスペンスとしては上出来の仕上がりです。おもしろいサスペンス・ドラマが観たい、という方におすすめですよ♪


『真相 – Truth Be Told』シーズン2の新キャスト

マイカ・キース(ケイト・ハドソン)

ポピーの幼馴染で、子供の頃ストリート・チルドレンとして暮らしていた。その頃の体験を出版しベストセラー作家となり、自己啓発のブランド「シェルター」のCEOとして成功を収める。

ジョシュア・キース(ジェイソン・オマラ)

マイカの夫でドキュメンタリー作家。マイカの本の出版パーティーの日に、スタジオで遺体で発見される。

エイムズ捜査官(デビッド・ライオンズ)

ジョシュア殺害事件を捜査する刑事。一見感じが悪く事件の調査をするポピーのことを煙たがるが、警察の中で唯一まともな捜査官。

アイビー・アボット(アロナ・タル)

「シェルター」の役員で、マイカのためなら何でもする右腕的な存在。

ホルト・ロリンズ(クリストファー・バッカス)

「シェルター」が行っている、犯罪者を支援するプログラムで雇われた元犯罪者。ブランドで販売されている、ドールハウスを製作している。

ローズ・ギル(デボラ・アヨリンデ)

エイムズ捜査官とポピーの調査で浮上する、謎のホームレスの女性。

 

『真相 – Truth Be Told』シーズン2 見どころ・解説・考察

ポピー&マイカ

シーズン2のストーリーの要になるのがポピーとマイカで、二人は子供時代からの友人です。マイカはストリート・チルドレンとしてつらい過去を持ち、その経験を本にしてベストセラー作家として成功します。

作家としてだけではなく、ブランド「シェルター」を大成功させ実業家としても活躍するやり手の人物。

ポピーとマイカのこれまでの過去が、事件と絡んでいく展開がスリリング。二人の友情の行方もシーズン2の見どころのひとつで、女の友情ってやっぱり複雑⁉と思ってしまいます。

ポピーの過去

シーズン1ではポピーの子供時代のことが少し登場し、決して恵まれた子供時代ではなかったことがざっくりと描かれていました。

シーズン2ではポピーの過去にさらに鋭く切り込み、ポピーの抱えるトラウマの大きさが分かっていきます。

マイカと久しぶりに再会しジョシュアを殺害した犯人捜しをするうちに、ポピーは過去の自分のトラウマと向き合うことに…。

ポピーの子供時代の物語が痛々しく、幼少期の経験がその後に大きく影響することが見て取れます。ポピーが事件を通して、自らのトラウマを克服していく過程に注目です。

ジャーナリストとしてのポピー

 

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シーズン1でも感じたことですが、ジャーナリストの立ち位置とは一体どういうものなのか?ジャーナリストはあくまで報道者であり、取材したことを世の中に発信していくのが役割です。

ポピーの行動はジャーナリストの枠をはるかに超えていて、かなり危険なラインにまで踏み込んでいます。そのせいでシーズン1で散々な目に合ったのに、シーズン2でまったく成長していないのが何とも痛い。

相変わらず真相解明のために周りを巻き込み傷つけていく身勝手さに、見ていてイラっとする視聴者も多いはず。真相を暴くために果たしてそこまでやっていいのか?という疑問が最後まで残ってしまいます。

上質のクライム・サスペンス

主人公のポピーに共感できないのが難ですが、ストーリー自体はよくできていてクライム・サスペンスとしては上質の仕上がりです。

最後まで事件の真相が見えてこず、ポピーとマイカという二人の幼馴染の過去を絡めていく展開がうまい!おもしろいサスペンス・ドラマが観たいという方にはぜひおすすめです。


シーズン3の製作は?

Apple TV+は『真相 – Truth Be Told』のシーズン3を更新しました。シーズン3のショーランナー兼エグゼクティブプロデューサーとして、メイシャ・クロソンが起用されたことも発表しています。

シリーズ・クリエイターのニッチェル・トランブル・スペルマンは、最初の2シーズンでショーランナーを務め、引き続きエグゼクティブ・プロデューサーとして参加する予定です。

シーズン2のラストがシーズン3の物語を予想させ、ポピーの生い立ちが描かれるのは間違いないのではないでしょうか。

『真相 – Truth Be Told』シーズン2のネット上での評判は?

『真相 – Truth Be Told』シーズン2まとめ

シーズン1で扱った事件とは全く異なるテイストでしたが、すごくおもしろかったです。ポピーがもう少し共感できるキャラだったら、もっと物語にグイっと引き込まれるのにな…という点はありますが。

それでもクライム・サスペンスとしてはすごくおもしろいので、シーズン1&2合わせて楽しめると思います。Apple TV+に加入されている方は、ぜひチェックしてみてください♪

 

 

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