シーズン1の最終話ではサウロンの正体が判明しましたが、気になる謎を残したままシーズン1は終了。シーズン2で現在分かっている情報&シーズン2で明らかにしてほしい疑問点を紹介します♪(シーズン1のネタバレを含むため、視聴されてから読むことをおすすめします。)
シーズン2について現在分かっていること
シーズン2の製作は?
『力の指輪』シーズン2の製作は既に決定しており、2022年10月3日に製作が開始されました。シーズン1はニュージーランドで撮影されましたが、シーズン2以降の製作拠点をイギリスに置くことが決定しています。
その理由のひとつは経済的な理由でAmazonはイギリスのスタジオスペースに多額の投資を行っており、トールキンの遺産管理団体がトールキンの出身国でありインスピレーションを受けた国でシリーズを撮影することを望んだからだそうです。
ニュージーランドでの撮影中に発生した新型コロナウィルスによるックダウンの問題も、製作の拠点をイギリスに戻す一因になったよう。
ピーター・ジャクソン監督による映画6作品は、全て監督の故郷であるニュージーランドで製作されました。
『力の指輪』のスタッフの多くは映画版の作品に携わっていたため、この決定はトールキンの映画とニュージーランドとの関係の終わりを意味します。
シーズン2はいつ頃配信される?
ショーランナーのパトリック・マッケイは、シーズン2の製作には2年かかる可能性があると語っており、少なくとも2024年までは配信されないとのことです。
撮影が始まったばかりでシーズン2もシーズン1と同じ壮大なスケールになることが約束されており、視覚効果に時間を要することからも製作に時間がかかるのは仕方がないのかもしれません。
シーズン1はパンデミックの影響で撮影が中断されたこともあり、完成するまでかなりの時間を要しました。シーズン1は製作費4億6200万ドルという、これまでで最も高額なテレビシリーズになっています。
今回はパンデミックの影響はないにしても、シーズン2も同等の資金が投入されることを考えると製作にかかる時間はかなり要するはず。
早ければ2024年第一四半期には配信されるかもしれないとのことで、遅くとも2024年の後半には配信されると予想されます。
シーズン2の新キャスト
『力の指輪』シーズン2では、多くの新キャストが加わるのは確かのようです。
既にAmazonスタジオは3つの指輪の番人の一人となるエルフの領主、キールダンのキャスティングを検討しているとの報告があります。
また新情報が分かり次第追記したいと思います♪
追記:新キャスト7名が発表!
2022年12月1日にカリフォルニア州カルバーシティで、現在英国で制作中のシーズン2に向けて新たに7名のレギュラー・キャストが発表されました。
Amazon Studiosのグローバルテレビ部門責任者であるバーノン・サンダースは、「我々は、この素晴らしい俳優たちを我々の仲間に迎え、シーズン2でさらに素晴らしい物語を語ることを楽しみにしています。」と述べています。
シーズン1でオークのリーダーであるアダルを演じたジョゼフ・マウルが降板し、サム・ヘイゼルダインがアダル役を演じるそうです。
Welcome Sam Hazeldine (@samuelhazeldine) to the cast of #TheRingsOfPower! (4/7) pic.twitter.com/5dGu26b7oX
— The Lord of the Rings on Prime (@LOTRonPrime) December 1, 2022
新キャスト7名
ガブリエル・アクウダイク
ヤセン・アトゥール
ベン・ダニエルズ
サム・ヘイゼルダイン
アメリア・ケンワーシー
ニア・トール
Welcome Ciarán Hinds to the cast of #TheRingsOfPower! (1/3) pic.twitter.com/ugNxG8dacq
— The Lord of the Rings on Prime (@LOTRonPrime) March 20, 2023
シーズン2のキャストに新たに3人の俳優が加わることが発表されました。『ゲーム・オブ・スローンズ』のマンス・レイダー役で知られるキアラン・ハインズ、『スカイフォール』『スペクター』の007シリーズでビル・タナー役を演じたローリー・キニア、『エンパイア・オブ・ライト』のターニャ・ムーディの出演が決定しています。
Amazonは2022年12月シーズン2がシーズン1同様8話のエピソードで構成され、シャーロット・ブランドストロム、サナー・ハムリ、ルイーズ・フーパーという女性だけの監督陣で臨むことを明らかにしました。
残念なニュース
シーズン2の製作は現在進行中ですが、セットで撮影に使用していた馬が心不全で死んでしまうというニュースが…。馬は突然死するまで健康上の問題の兆候はなく、リハーサル前に馬が運動しているときに起こりました。
事故はこれだけではなくセット内の倉庫で電気火災が発生し、この火災により撮影は1時間程度中止となりました。
さらに残念なニュースなのが、シーズン1の視聴率の詳細について。新しいデータでは、シーズン1を見始めた視聴者の半数以上が、実際には最後まで見なかったと推測されています。
アメリカ国内では視聴者のうち、全シーズンを通して視聴したのは37%に過ぎなかったようです。
海外では45%の視聴者が最後まで視聴しているとの結果が出ていますが、視聴者の半数以上が1シーズンを通して視聴しなかったという事実は、同シリーズにとってよい兆候とは言えません。
この結果でシーズン2の製作に、さらにプレッシャーがかかるのではないでしょうか。
シーズン2のストーリー
シーズン1の最終話でサウロンの正体が判明しましたが、シーズン2ではサウロンが権力を握るための下地作りに焦点を当てることになるかもしれません。
サウロンがモルドールの要塞バラド=ドゥーアの建設に着手し、その過程でアダルの配下であるオークを支配下に置くことになる可能性が高そうです。
サウロンはエルフと一緒に16個の指輪を作ることになるため、サウロンはエルフの信頼を得るためアンナタールの姿になり現れるはず。
より多くの指輪を作るには多くのミスリルが必要となり、ガザド=ドゥームの鉱山の地下に潜むバルログの物語が重要になるのは間違いありません。
よそ人はノーリと共にリューンの地に旅立ちましたが、二人の冒険物語も描かれるはずです。
プロットの詳細はほとんど確認されていませんが、2エピソードに及ぶ大規模な戦闘シーンがあるという報告があります。
ショーランナーのペインとマッケイは、シーズン2はアクション満載で、テンポが良く、記憶に残るものにすることを約束しています。
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シーズン2で明らかにしてほしい8つの疑問点
※シーズン1のネタバレを含むため要注意
よそ人の正体
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シーズン1の最終話で謎の白装束3人組は、よそ人をサウロンと勘違いしていましたが、実はよそ人はサウロンではなく魔法使いのイスタルだということが分かります。
よそ人=サウロン説もありましたが、サウロンはハルブランドだということが判明しました。イスタルだと分かったものの、よそ人の正体は誰なのか名前も分からないままシーズン1は終了…。
最終話の展開ではよそ人がガンダルフであることを強く示唆しており、第8話でノーリとよそ人が旅に出るとき、行く方角に迷ったノーリに「迷ったときは鼻に任せるんだ」とアドバイスします。
このセリフは『ロード・オブ・ザ・リング』でガンダルフが、メリーに言うアドバイスと全く同じものです。
この考察からすると、よそ人がガンダルフの可能性は高いかもしれません。シーズン2でよそ人の正体が明らかになるのかに注目したいですね♪
イシルドゥルの運命
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第7話で南方国で起きた火山の大爆発により、辺り一面が崩壊して壊滅的な被害を受けてしまいました。家が燃えるなかミーリエルや村人を助けるため、燃え盛る家屋の下敷きになってしまったイシルドゥル。
エレンディルは息子が死んだものと思い死を悼んでいましたが、イシルドゥルは『ロード・オブ・ザ・リング』ではサウロンの手から一つの指輪を切り落とし、自ら指輪の運び手となる人物です。
ドラマ版が映画版に基づく忠実なストーリーなのであれば、死んではいないはず。
イシルドゥルの馬べレクは主人がいなくなったことで落ち着きを失い、エレンディルはべレクを自由にしますが、まっしぐらに賭けていく姿を見るとイシルドゥルを探しにいったとしか思えません。
べレクが無事イシルドゥルを探し出し、エレンディルの元へ連れ戻すのか?それとも他の展開が待っているのか気になります。
バルログ
ガザド=ドゥームの鉱山の地下にはバルログが潜んでいることが分かりましたが、一瞬姿が映ったのみでその後の展開は特にありませんでした。
さらに指輪を鍛造するには鉱山からミスリルを採石する必要があるため、バルログに再び近づくことは避けられそうにありません。
バルログのストーリーがどう展開するのかも、シーズン2で気になる疑問点のひとつです。
ヌーメノールの勢力争いと預言
Ramsey Avery, production designer behind ‘The Lord of the Rings: The Rings of Power,’ shares an exclusive glimpse of Númenor. Read the full story: https://t.co/n8GU0po9VB
— The Lord of the Rings on Prime (@LOTRonPrime) August 12, 2022
ヌーメノールの王妃ミーリエルは、火山の噴火で失明してしまいました。
父親のタル=パランティルが亡くなったことで、野心的な顧問官ファラゾーンが彼女の怪我を口実にヌーメノールの政権を掌握しようとする可能性は高そうです。
ファラゾーンは横たわるタル=パランティルに、「墓の中で永遠の命を与えるのだ、王さえも生前は手に入らぬものをな。」と意味深なことを語りかけていました。
生と死について演説するファラゾーンは、王ですら到達できない 不老不死について言及しており、何やら企んでいる様子。
ミーリエルが信頼を寄せているエレンディルは、ファラゾンの企みに対してどう行動をとるのかも気になるところ。
ミールエルが不在中にイシルドゥルの妹エアリエンがタル=パランティルに予言を告げられ、エアリエンはパランティアの石に映るものを見てしまいます。
何が映っていたのかは謎で、シーズン2への大きな付線となっているようです。ミーリエルとガラドリエルが見たのと同じ、島が水で破壊される様子なのか?この点もシーズン2で明らかにしてほしい疑問点です。
リューンの地
シーズン1最終話でよそ人とノーリは、彼が捜している星座が唯一見える場所「リューンの地」へ旅に出ます。
「リューンの地」についてはトールキンも詳しく描いていないため、ドラマの脚本家によるストーリーに期待したいところ。
よそ人は記憶が曖昧で、自分がどこから来たのか中つ国へ来た目的も謎のまま。
リューンの地でよそ人の記憶が戻り、彼の目的や正体が明らかになるかもしれません。リューンの地で何が起こるのかも、シーズン2の気になるポイントです。
サウロンVSアダル
The ‘Rings of Power’ show runners discuss Mount Doom’s eruption with geologists.https://t.co/1mFHoqhjVo
— Collider (@Collider) September 30, 2022
シーズン1最終話では、ハルブランドがサウロンだということが判明しました。
彼がモルドールに姿を現すところで終了しましたが、モルドールはアダルと彼の配下にあるオークによって支配されています。
アダルはガラドリエルに自分がサウロンを殺したと言っていましたが、果たしてアダルは本当にそう信じているのか?
だとしたらサウロンが現れたら、アダルはどういう行動を取るのでしょうか。
サウロンはアダルに対して恨みがあるため、アダルと決着をつけモルドールの領主としての地位を確立することになるのでしょうか?
ブロンウィン達の行方
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第7話で壊滅的な被害を受けた南方国は、人間が住めるような状態ではありません。ブロンウィンは食料と水を求め、新しい土地へ移動することを提案していました。
アロンディル、テオ、ブロンウィン、南方国の人達は、新たな土地を探して定住するのか。それとも南方国を取り戻すために戦う道を選ぶのか?南方国の人達の今後も気になります。
他の指輪の鍛造
いまのところ19個の指輪のうちまだエルフの指輪3つしか作られていないため、シーズン2で新たな指輪が鍛造されるのかも気になるところ。
次の指輪を作るのであれば、サウロンは再びエレギオンに戻ることになるはずです。シーズン2でサウロンがモルドールの要塞 バラド=ドゥーアを建設するのであれば、「一つの指輪」の鍛造も描かれることになるかもしれません。
参照記事:Rings Of Power Season 2 Will Be More Canonical, Says LOTR Showrunners