『ファーゴ』 シーズン5へ更新決定、どんなストーリーになる?現在分かっている情報を紹介!

出典:https://www.rottentomatoes.com/

『ファーゴ』は1996年のコーエン兄弟の映画から、着想を得たドラマ・シリーズ。ユニークな展開が視聴者を引き込んでいく、クオリティの高いサスペンスとして人気を集めています。製作元のFXがシーズン5への更新を発表し、現在分かっている情報を紹介します。


『ファーゴ』はどんなドラマ?

 

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1996年のコーエン兄弟が監督した『ファーゴ』から着想を得たドラマで、普通の人々が犯罪に巻き込まれ自ら罪を重ねていくスリリングなストーリーが魅力です。

シーズンごとに登場人物や時代が異なるアンソロジー・ドラマですが、物語や登場人物が少しクロスオーバーしているのが特徴。

『ファーゴ』はノア・ホーリーが製作し、独特のトーン、暴力、ブラックな笑いを取り入れた作品になっています。

寒々とした田舎町ファーゴを舞台に、予測不可能な驚く展開で視聴者を魅了する見応えたっぷりのドラマです。

 

シーズン5へ更新決定!

 

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シーズン5の更新発表は、FXエンターテインメントの社長であるエリック・シュリアーによって行われました。

シュリアー氏は声明の中で、「製作総指揮のノア・ホーリーとウォーレン・リトルフィールドは全シーズンを通じてファンを喜ばせ、感動させてきました。

我々はMGMのパートナーと共に、最も評判の高いテレビ・シリーズのひとつになった新たなシーズンを発表できることを嬉しく思っています。」と述べています。

MGMのスクリプト・テレビ部門の責任者であるマイケル・ライトは、シュリアー氏と共に、「ノア・ホーリーはテレビで最も素晴らしいシリーズのひとつである、完全オリジナルの4シーズンを見事に作り上げた名ストーリー・テラーである。

シーズン5で彼のビジョンが、FXと共に実現するのが待ちきれません。」と賞賛の言葉を述べています。

キャストはまだ発表されていませんが、これまでのシーズンではマーティン・フリーマン、ビリー・ボブ・ソーントン、キルスティン・ダンスト、ユアン・マクレガー、クリス・ロックといった人気俳優が出演したことから、シーズン5でも豪華なキャストが出演するのではと期待が高まります。

製作総指揮のホーリー氏とリトルフィールド氏に加え、映画版の監督ジョエル&イーサン・コーエンが同シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーを務め、スティーブ・スタークもエグゼクティブ・プロデューサーを務めています。

ノア・ホーリーは、シーズン5の脚本とショーランナーとして復帰する予定です。


主要キャストが決定!

シーズン5の主要キャストが発表されました!ジョン・ハム(ロイ役)、ジュノー・テンプル(ドット役)、ジェニファー・ジェイソン・リー(ロレイン役)の3人が最新作で出演することが決定しています。

ジョン・ハムは1960年代の広告業界を描いた『マッドメン』でドン・ドレイパーを演じ、エミー賞を受賞し一躍有名になった人気俳優です。最近では『トップ・ガン マーヴェリック』で、トム・クルーズと共演しています。

ジュノー・テンプルはApple TV+の大ヒット作『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』の、キーリー・ジョーンズ役で絶賛されているイギリス人女優。

ジェニファー・ジェイソン・リーは子役から活躍しているベテラン女優で、クエンティン・タランティーノ監督の『ヘイトフル・エイト』でアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞の助演女優にノミネートされた実力派です。

シーズン5も話題性たっぷりで配役で、ますます楽しみです!

『ストレンジャー・シングス』のジョー・キーリーが出演決定!

 

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さらにシーズン5の追加キャストが発表され、『ストレンジャー・シングス』のスティーブ・ハリントン役で知られるジョー・キーリーの出演が発表されました。ハリントンはゲイター・ティルマンという人物を演じ、彼のキャラクターについてはまだ明らかにされていません。

その他に『New Girl / ダサかわ女子と三銃士』で7シーズンにわたり、猫好きのウィンストンを演じたラモーン・モリスの出演も決定。

Netflixの青春コメディ『私の”初めて”日記』でカマラ役を演じている注目株、リチャ・ムールジャニがインディラ・オルムステッドを演じる予定です。

シーズン5はどんなストーリーになる?

シーズン5はコーエン兄弟のオリジナル映画から、よりインスピレーションを受けた作品になるかもしれないと示唆されています。

今までのシリーズでは中西部を舞台にした組織犯罪が描かれ、人間の強欲さと愚かさが登場人物の間で繰り広げられる物語になっており、シーズン5でもこの流れを引き継ぐとのこと。

全4シーズンは1950年代、80年代、90年代といった過去を舞台にしていましたが、シーズン5の舞台は2019年と現在から近い時代設定になっています。

登場人物が誘拐という厄介なビジネスに加担し、妻が自分のものなのかそうでないのか?という複雑な問題に取り組むことになるようです。

コーエン兄弟のオリジナル映画はウィリアム・H・メイシー演じる主人公が、父親の遺産目当てに妻を狂言誘拐するというストーリーでした。

発表されているプロットからすると、オリジナル映画により近い作品になりそうです。

追記:シーズン5のあらすじ、舞台がアメリカ中西部に戻る

『ファーゴ』シーズン4はシリーズ最大の失敗作と言われており、その原因のひとつがそれまでのシーズンがすべてノースダコタ州ととミネソタ州が舞台だったにも関わらず、舞台をカンザスシティに移してしまったこと。

場所とギャング抗争を描いたストーリーが『ファーゴ』らしくないと、視聴者に感じさせてしまったのが最大の要因だと言われています。

シーズン5は舞台がノースダコタ州ととミネソタ州に戻り、ストーリーも『ファーゴ』らしいものになっています。

ジョン・ハム演じる保安官のロイ・ティルマンが、息子のゲイター(ジョー・キーリー)を引き連れて、謎の過去を持つドロシー・”ドット”・ライアン(ジュノー・テンプル)を追うストーリー。

ドロシーは自分の過去を夫のウェインと義母のロレインに隠していたが、彼女の秘密が徐々に明らかにされていきロレインとウェインがその問題に介入していく。

ロレインは大手債権回収会社のCEOで、顧問弁護士のデニッシュにこの事件を一任するが、二人の保安官もロレインの後を追う…。

複雑な陰謀の網が張り巡らされ、『ファーゴ』のこれまでのシーズンのように多くの登場人物が交錯する物語になるようです。

アメリカでの配信日が決定

アメリカでの『ファーゴ』シーズン5の公開日は、2023年11月21日に決定しており、全10話の構成となっています。日本での配信日が分かり次第追記したいと思います。

参照記事:‘Fargo’ Season 5 Casts Jon Hamm, Juno Temple, Jennifer Jason Leigh as Leads

 

 

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