『きみがぼくを見つけた日』タイムトラベルに翻弄される、夫婦の運命を描くラブ・ストーリー♡

きみがぼくを見つけた日

2009年に製作された、レイチェル・マクアダムスとエリック・バナ主演の映画版のリメイク・ドラマ。タイムトラベルに翻弄されるカップルを描いた、ちょっと不思議なSFラブ・ストーリーです。本作のキャストや見どころなどを、ネタバレなしで早速チェック!



『きみがぼくを見つけた日』あらすじ

クレア・アブシャーは20歳のある日、図書館で6歳の時から恋していた28歳のヘンリーと出会う。

ヘンリーは遺伝性の体質のせいで子供の頃からタイムトラベルを繰り返しており、38歳の時にタイムスリップした先で6歳のクレアと出会う。

二人は12年に渡り152回会い、クレアはヘンリーを運命の人だと信じて大人になってから出会うのを心待ちにしていた。

28歳のヘンリーはまだクレアを知らなかったが、自分のタイムトラベルの秘密を知るクレアに惹かれ恋に落ちる。

ずっと30代後半のヘンリーに恋していたクレアは、28歳の未熟なヘンリーに落胆してしまう。タイムトラベルに翻弄されながらも二人は強い絆で結ばれ、結婚式の日を迎えるが…。

『きみがぼくを見つけた日』を視聴した感想

筆者は映画版を既に視聴していたため、ストーリーは知っていました。

映画版も好きですが2時間の映画よりもドラマ版の方が、クレアとヘンリーの関係や気持ちを深く描いていておもしろかった印象です。映画の方がロマンス色が強かったかな…?

主人公のヘンリーがタイムスリップするたびに素っ裸になってしまうのがツボで、ヘンリーを演じるテオ・ジェームズの出演シーンの半分が全裸というのがスゴイ。引き締まったボディはダビデ像のようで、テオのファンの方は必見です♪

他のタイムトラベルものと違い、タイムスリップして過去を変えるとか未来をどうするとかではなく、タイムトラベルに翻弄されるカップルの関係を描いているのがポイント。

同じ時間と場所に年齢の違うヘンリーが居合わせることが多く、ヘンリー同士が嫉妬するなど他のタイムトラベルものと違う視点で楽しめます。


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『きみがぼくを見つけた日』キャスト

クレア・アブシャー(ローズ・レスリー)

6歳の時に初めて、タイムスリップしてきた38歳のヘンリーと森で出会う。それ以来152回ヘンリーと会い、運命の人と恋焦がれるようになる。

ヘンリー・デタンブル(テオ・ジェームズ)

遺伝性により自分の意思に反してタイムスリップしてしまう。子供の時に経験した自動車事故の時初めてタイムスリップし、その出来事がトラウマになっている。

チャリス(ナターシャ・ロペス)

クレアのルームメイトで親友。ゴメスと付き合っている。

ゴメス(デスミン・ボルヘス)

チャリスの恋人でクレアの親友。のちにヘンリーとも親しくなる。

リチャード・デタンブル(ジョシュ・スタンバーグ)

ヘンリーの父親でヴァイオリニスト。あることがきっかけでアルコール依存症になってしまう。

 

『きみがぼくを見つけた日』見どころ・解説・考察

映画版との比較

本作はレイチェル・マクアダムスとエリック・バナ共演で映画化された、リメイク版ドラマです。ストーリーはほぼ同じですが、映画版の方がロマンス色が強かったような印象があります。

ドラマ版は映画版よりエピソード数が多い分、クレアとヘンリーの関係を深く掘り下げて描いているのが特徴です。

映画版もドラマ版も、タイムトラベルに翻弄されるヘンリーとクレアのちょっと不思議なSFラブ・ストーリーになっています。

タイムトラベルのルール

出典:https://www.leisurebyte.com/

ヘンリーのタイムトラベルにはいくつかルールがあり、本人の意思に関係なく勝手にタイムスリップしてしまいます。タイムトラベル時はいつも素っ裸になってしまい、服はもちろん紙やペンなどの小物も持っていけません。

ヘンリーを演じるテオ・ジェームズは出演シーンの半分が全裸姿で、この役を引き受けるのは結構勇気がいったかも…。鍛え抜かれた見事なボディはまるでダビデ像のようで、思わず目が釘付けになってしまうはず(笑)。

行先や時代などはヘンリーは決めることができず、意味のある場所と時間には何度もタイムスリップする傾向にあります。

時空を超えた後は気分が悪くなって嘔吐することが多く、タイムトラベルによる体の負担のため他の人より老けるのが早いのも特徴です。

同じ場所に年齢の違うヘンリーが同時に現れることも多く、本人同士が話をしたり喧嘩したりするのがおもしろい。

クレアとヘンリーの関係

 

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6歳の頃からヘンリーに会っていたクレアにとって、彼は初恋の人であり運命の人でもあります。タイムトラベルして何度も自分に会いに来る男性を、運命の相手だと思うのは自然の成り行き。

しかも中年とはいえヘンリーみたいなイケメンだったら、ときめいてしまう気持ちはよく分かります!

同じヘンリーでも28歳と30代後半とでは雰囲気や性格が違い、クレアは子供の頃に初めて会った30代後半のヘンリーに恋して育ちました。

そのため20歳の時に会う28歳のヘンリーは、未熟で物足りなく感じ、そんなクレアの気持ちにヘンリーも気付きます。同じ人間なのに年代の違う自分に嫉妬するという、摩訶不思議な状況がおもしろい。

タイムトラベルの意味

ドラマや映画で描かれるタイムトラベルは、過去や未来に行って運命を変えたり、事件を解決したりと何か特別な意味や目的があります。本作の異色なところは、タイムトラベルに特に意味や目的がないこと。

ヘンリーは遺伝的な原因で勝手に自分の意思に反してタイムスリップしてしまいますが、どんなことがあろうと過去の出来事を変えることはできません。

それでも宝くじや株の情報を未来で利用するのはOKというのがおもしろく、みな考えることは同じですね(笑)。

映画版と同じくドラマ版も「タイムトラベルに翻弄される夫婦」を描いたドラマで、タイムスリップに振り回されるクレアとヘンリーの異色のラブストーリーになっています。


シーズン2の製作は?

シーズン1が気になるところで終わりましたが、なんとHBOはシーズン1の最終回の放送からわずか2週間でシーズン2への更新をしないと発表しました。

視聴率が思ったほど振るわず、批評家からの評価も低かったのが原因のようです。続きが気になる方は映画版を視聴すると、シーズン1のラストの続きの展開が分かりますよ♪

『きみがぼくを見つけた日』のネット上での評判は?

『きみがぼくを見つけた日』まとめ

映画版を視聴していたためストーリーは知っていましたが、細かいところは忘れていたしドラマ版ならではの掘り下げた構成がおもしろかったです。

残念なことにシーズン2への更新はならずキャンセルになってしまったため、続きが気になる方は映画版を視聴しましょう。

タイムトラベルものが好きな方やラブストーリーが好きな方は、チェックしてみてください♪

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