Netflixドラマ『ザ・リクルート』イッキ見できるテンポのいい痛快スパイ・ドラマ!

出典元:https://www.tvinsider.com/

CIAに入局したばかりの若き弁護士が、世界を股にかけスパイ活動を繰り広げる痛快スパイ・ドラマ。CIAのイロハが分からないまま、現場へ放り込まれる若き弁護士の活躍が見応えたっぷり。本作のキャストや見どころなどを、ネタバレなしでレビューします!



『ザ・リクルート』概要

製作・配給:Netflix
配信日:2022年12月16日
ジャンル:スパイ、サスペンス、アクション
製作国:アメリカ
話数:全8話、1話約55分
日本語吹き替え:あり

『ザ・リクルート』あらすじ

CIAの法務部に入局した弁護士のオーウェンは、組織の機密情報を暴露するという「グレイメール」と呼ばれる脅迫メールを見つける。

グレイメールの送り主である元ロシアの工作員マキシン(通称マックス)は、自分の起こした殺人事件の告訴を取り下げるようにと要求し、そうしなければ組織の秘密を暴露するとCIAを脅迫する。

オーウェンの上司であるナイランドはマックスの件を新人のオーウェンに担当させ、CIAの事情をよく知らないままオーウェンはヨーロッパへ飛ぶ。

調査を開始したオーウェンは、諜報員顔負けのスパイ活動をするはめになってしまう。

オーウェンは組織を守るためマックスの起訴を取り下げる法の穴を見つけようと奔走するが、さまざまな追手がオーウェンとマックスを追ってくる…。

『ザ・リクルート』感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア69% 視聴者スコア85%
IMDb:7.4(10点中)
総合評価:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★☆☆☆

特に期待せずに観始めたのですが思った以上におもしろくて、かなり満足度の高いドラマでした。スパイ・ドラマにありがちな複雑なストーリーではなく、シンプルで分かりやすいながらもよく練られたプロットが見応えたっぷりです。

主人公がCIAに入局したての法務部の弁護士という設定もおもしろく、まだ24歳の新人弁護士が想像以上の苦難を強いられ、ズタボロになりながらもサバイバルしていく姿がとにかく痛快。

弁護士なら本来はデスクワーク中心なのに、諜報員さながらの危険な現場に送り込まれ生き抜くスキルを身につけ成長していく過程がおもしろい!

重厚でシリアスなスパイ・ドラマと違い、音楽を多用したテンポのいい構成がカッコよくあっという間に完走してしまうこと間違いなし♪

ダグ・リーマン監督が第1話&第2話を監督しているだけあり、クオリティのある仕上がりに納得!

絶対シーズン2あるよね?というクリフハンガーのラストは、続きが気になって仕方ありません。ドラマのキャンセルが多いNetflixですが、ぜひ本作はシーズン2が実現しますように!

上手くいったら長いシーズン数続く、人気のスパイ・シリーズになりそうな予感です。スパイ・ドラマが好きな方や、テンポのいいおもしろいドラマが観たい時にぜひおすすめです。


『ザ・リクルート』キャスト

オーウェン・ヘンドリクス(ノア・センティネオ)

CIAの法務部に勤める新米弁護士で、チャーミングなルックスと性格がウリの人たらし。元ロシア工作員のマックスによる脅迫メールを見つけたことから、世界をまたに掛けたスパイ活動に巻き込まれていく。

マキシン・メラッゼ(ローラ・ハドック)

殺人容疑をかけられた元ロシア工作員で、通称マックス。組織の秘密を暴露する脅迫メールを送り付け、自分の嫌疑を晴らし告訴を取り下げるようにと要求する。

ハンナ・コープランド(ファイヴェル・スチュワート)

オーウェンの元恋人で弁護士。別れた後もルームメイトとして一緒に暮らしていて、オーウェンのことを心配している。

レスター・キッチンズ(コルトン・ダン)

オーウェンのCIA法務部の同僚。入局してから大きな仕事を任されているオーウェンに、少なからず嫉妬している。

ヴァイオレット・エブナー (アーティ・マン)

オーウェンのCIA法務部の同僚。デスクワーク中心の仕事に不満を持ち、もっとやりがいのある仕事をしたいと思っている。

ウォルター・ナイランド(ヴォンディ・カーティス=ホール)

オーウェンの上司。入局したばかりのオーウェンにCIAのイロハを教える前に、いきなり大仕事を任せるちょっとコワい鬼上司。

アメリア・サラザール(ケイラ・ザンダー)

CIA局員でヴァイオレットに頼まれ、オーウェンに探りを入れるため近づく。オーウェンに大胆に色仕掛けしてくる。

 

『ザ・リクルート』見どころ・解説・考察

テンポのノリのいいスパイ・ドラマ

CIAを舞台にしたスパイ・ドラマはたくさんありますが、本作はCIAの法務部に勤める弁護士という設定がおもしろい。

しかも入局したてで右も左もわからない状態で、いきなり重要案件を任され危険な現場に放り込まれる展開がスゴイ。

主人公のオーウェンがまだ24歳と若い設定のため、全体的にクールでノリとテンポのいいスパイ・ドラマに仕上がっています。

重厚で硬派なスパイ・ドラマに比べると、音楽の使い方がおしゃれなのもカッコいい。

分かりやすいストーリーながらもよく練り込まれたプロットと、人物描写に長けていて最初から最後まで視聴者をグイグイと引っ張っていく説得力のある展開は必見です。

オーウェンの魅力

 

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主人公のオーウェンは自信家で出たとこ勝負なところがあるものの、いい意味のひとたらしで人を自分のペースに巻き込んでいくのが上手い。

悪く言えば自分勝手なところもありますが、そこは高身長にチャーミングなルックスでしっかりとカバーしています。

入局したばかりでCIAのイロハも分からないうちから、大金星を挙げる運の強さも持ち合わせています。

明らかにデスクワークの弁護士より諜報員向きで、経験の長いCIA局員からすると鼻につく存在でもあります。

同僚のヴァイオレットがアメリアを近づかせてオーウェンに探りを入れようとしますが、アメリアから上手く自分の知りたい情報を引き出していく、人たらしな手腕があっぱれです。

年上美女達を上手く手のひらの上で転がしてしまうところも、オーウェンの魅力のひとつと言えるかもしれません。


オーウェン&マックスの絆

出典元:https://www.hollywoodreporter.com/

入局したてのオーウェンはマックスに関わったことで、思ってもみないようなスパイ活動に巻き込まれマックスに振り回されっぱなしです。

マックスにとってはオーウェン以外信用できる人はいない状態で、連絡を取り続ける二人は次第に妙な絆を築いていきます。

美男美女の二人はもしかして男女の関係になってしまうのか?という、ハラハラどきどき感もお楽しみのひとつ。

元工作員とCIAの弁護士という全く違うバックグラウンドながら、修羅場をくぐり抜けていく二人の関係は本作の見どころのひとつになっています。

オーウェン&ハンナの関係

オーウェンとルームメイトのハンナは元恋人同士。別れた後もルームメイトで、友人のテレンスと3人で仲良く暮らしています。

傍から見ると元恋人とひとつ屋根の下で暮らして大丈夫なの?と思ってしまい、オーウェンとハンナはお互いに気持ちは残っている様子。

それでもオーウェンがCIAで働き始めたことから、ハンナはオーウェンのペースに巻き込まれることが多く、オーウェンを心配して精神的に振り回せされてしまうことに。二人の関係がどうなっていくのかにも注目です。

シーズン2へ更新決定!

Netflixは『ザ・リクルート』をシーズン2へ更新することを発表しました。同シリーズは第3位で初登場し、公開後5週間はNetflixの英語シリーズのトップ10にとどまり健闘していました。

Netflixはシリーズのキャンセル数が多いため、『ザ・リクルート』がシーズン2へ更新されたのは、シーズン2でより多くの視聴者を獲得できると計算したのかもしれません。

筆者にとっても2022年に配信されたお気に入りのNetlixドラマのひとつなので、更新されてよかったです!

『ザ・リクルート』のネット上での評判は?

『ザ・リクルート』まとめ

思っていた以上におもしろくて、かなり満足度が高かったです。音楽や映像がおしゃれでカッコよく、テンポよく進むストーリーは飽きずに最後までイッキ見できます。

スパイ・ドラマやテンポのいいドラマが好きな方におすすめで、Netflixに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

 

 

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