Netflix映画『ハート・オブ・ストーン』謎の組織チャーターの活躍を描く、ガル・ガドット主演のスパイ・アクション!

出典元:https://www.heavenofhorror.com/

人工知能「ハート」をめぐる、謎の組織チャーターの活躍を描いたガル・ガドット主演のスパイ・アクション。テンポよく進むストーリーと、派手なアクションを楽しめる映画に仕上がっています。本作のあらすじ・キャスト・感想などを、ネタバレあり&なしで早速チェック!



『ハート・オブ・ストーン』概要

製作・配給:Netflix
配信日:2,023年8月11日
ジャンル:アクション、スパイ、アドベンチャー
製作国:アメリカ
脚本:グレッグ・ルッカ、アリソン・シュローダー
上映時間:2時間5分
日本語吹き替え:あり

『ハート・オブ・ストーン』あらすじ(ネタバレなし)

レイチェル・ストーンはMI6のIT部門に所属し、イタリアのスキーリゾートで武器商人のアルバニーを追っていた。

途中トラブルが発生して作戦が失敗し、MI6のベイリー、パーカー、ヤンがアルバニーを追う。ストーンは別の組織チャーターの指示を受け、単独行動でアルバニーを追跡する。

ストーンはMI6とチャーターという二つの組織に属しながら、謎のハッカーのケヤを追跡することになる。

『ハート・オブ・ストーン』感想&評価(ネタバレなし)

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア28% 視聴者スコア70%
IMDb:5.4(10点中)
おすすめ度:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★☆☆☆

アクション満載のスパイ・スリラーで、普通におもしろかったです。ROTTEN TOMATOESの批評家スコアが28%と異常に低くて驚きましたが、ストーリーもおもしろかったしアクション満載のスパイアクションとしては、それなりの仕上がりなのではと思います。

主役のストーンのアクションが超人過ぎて、ほとんどアメコミヒーロー並みでリアリティに欠けたのがマイナス点。

個人的にはリアルな展開のアクションが好きなので、一歩間違えば死んでしまうぎりぎりセーフの間一髪アクションが多すぎて、こんなの絶対無理だろう!と思ってしまいました。

よくあるスパイ映画と言えばそれまでですが、良くも悪くも一言でいえば女性版「ミッション・インポッシブル」のような作品。

ガル・ガドットが本当に美しくて、見事なプロポーションに思わず見とれてしまいました。スタイルがよ過ぎて、自分が横に立ったらちんちくりんのミニオン状態だな…と思ったり(笑)。

作品自体のクオリティうんぬんより、何も考えず楽しめるポップコーン・ムービーとして観るのが正解です。アクション映画が好きな方におすすめで、強い女性が活躍する作品はいいですね!


『ハート・オブ・ストーン』キャスト

レイチェル・ストーン(ガル・ガドット)

MI6のIT部門に所属。裏では秘密組織チャーターのエージェントとして活躍している。

パーカー(ジェイミー・ドーナン)

MI6の謀報員で、背中に大きな火傷の跡がある。

ケヤ・ダウン(アーリヤー・バッド)

チャーターが追っている世界的なハッカー。まだ22歳と若いが、ハッキングの腕は一流。

ノマド(ソフィー・オコネドー)

謎の組織チャーターの一員。家族のいないストーンを組織に招き入れ、エージェントに育て上げた、

ジャック(マティアス・シュヴァイクホファー)

チャーターの一員。人工知能ハート・オブ・ストーンから情報を引き出す人物。

ヤン(ジン・ルージ)

MI6の謀報員。

ベイリー(ポール・レディー)

MI6の謀報員で、ストーンを妹のように可愛がり仲が良い。

 

『ハート・オブ・ストーン』全あらすじ・ラスト結末(ネタバレあり)

出典元:https://mashable.com/

イタリアのスキーリゾートで、MI6の諜報員チームが武器商人のマルバニーを追っていた。トラブルが発生しMI6の正体がバレて、チームメンバーそれぞれがアルバニーを追う。IT技術者のストーンは社外に出るなと言われたが外に出て、別の組織チャーターと連絡を取りアルバニーを追跡する。ストーンはチャーターという組織のエージェントで、MI6に潜入していた。パーカーはアルバニーを捕らえ山岳の麓で落ち合う手はずだったが、アルバニーが青酸カリで自殺してしまう。

リゾートで米海軍特殊部隊の現在の戦闘の映像が流れ、ストーンは軍の私設サーバーをハッキングされていることを知る。MI6本部は新たな任務として、米海軍の暗号をハックした女性を捕らえるよう指示する。翌日ストーンはチャーターの本部へ行き、エージェントのジャックとノマドに会う。人工知能ハートを使い、ハッカーはインド出身の22歳の孤児で名前はケヤ・ダワンだと突き止める。MI6はケヤに関する情報を入手し、ストーンたちはリスボンへ行く。ホテルで武装兵に襲撃され、ストーンは武装集団を一人で一掃し他のメンバーにチャーターの一員だとバレてしまう。

パーカーが突然ヤンとベイリーを射殺しストーンはショックを受けるが、パーカーはカヤと共謀していた。パーカーはストーンに毒を注射して、彼女の体内にバイオチップを注入する。ストーンはハートの本部に運ばれるが、体内にあるバイオチップが、ハートにアクセスするためのサイバーセキュリティを破壊してしまう。カヤはストーンに接触するが、パーカーがヤンとベイリーを殺害したことを知りショックを受ける。チャーターの上層部「4人のK」が集まり、7年前チェチェンの反乱の最中、パーカーはMI6の諜報員として別の偽名で現地に駐在していたことを話す。

武器が悪人の手に渡らないようにするためチャーターは無人機による攻撃を命じ、空爆は周辺住民を巻き込んでしまう。チャーターとMI6は諜報員を巻き添えとみなし、彼らの身元は葬られる。空爆を生き延びたパーカーは背中にひどい火傷を負い、MI6に復讐を誓っていた。ケヤとパーカーはハートのある飛行船ロッカーが、西アフリカ上空にいるのを突き止める。ストーンは二人の居場所を確定して向かい、パーカーと格闘する。ケヤはハートに自分の生体情報をインプットし、彼女だけがアクセスできるようにし、メインコントロールキーを手に入れる。

パーカーはハートのコントロールキーを持って脱出し、飛行船を破壊してしまう。ストーンとケヤはパラシュートで砂漠に不時着し、途中でストーンはケヤに追跡装置を密かに取り付ける。村に到着するがパーカーの罠で、ストーンは崖から飛び降り海辺で目を覚ます。チャーターの現地エージェントがストーンを救助し、ノマドに集めた情報を渡す。ケヤはパーカーの動機に疑問を感じるようになり、チャーターはパーカーとケヤが、アイスランドのレイキャビク大学のコンピューター・ラボに移動したことを突き止める。

パーカーの意図に気付いたケヤはストーンに電話し、その場所がおとりであることを知らせるが間に合わず、パーカーは「4人のK」を全滅させてしまう。パーカーはノマドとジャックをバンカーに閉じ込め、換気システムを停止させる。ストーンは施設に到着してパーカーと格闘し、彼を殺害する。ハートのコントロールキーも取り戻し、チームはストーンに救われる。ケヤは裁判を待つ日々を過ごしていたが、チャーターに加入するように言われやり直すチャンスを与えられた。


『ハート・オブ・ストーン』見どころ・解説・考察(ネタバレあり)

女性版ミッション・インポッシブル

『ハート・オブ・ストーン』は2つのスパイ組織に属する、女性スパイが活躍するアクション映画。冒頭で登場するスキーリゾートでのパラシュートアクションやバイク・チェイス、飛行船での決死のアクションなど、スリル満点の見せ場がたくさん登場。

ストーンのアクションが超人的過ぎてアメコミ感が半端ない!一歩間違えば死んでしまうような間一髪のシーンが多すぎて、リアリティに欠けるのが個人的にはマイナス点。

それでも派手なアクションが好きな方は絶対満足する迫力です。女性版『ミッション・インポッシブル』のような作品で観やすい♪ガル・ガドットは本当にかっこいいし、女性が活躍するアクション映画はやっぱり観ていて楽しいです。

謎の組織「チャーター」

主人公のストーンはMI6に潜入しつつ、チャーターという謎の組織でエージェントをしています。

チャーターは国や政治の制約を受けない元諜報員の集団で、テロ攻撃や爆弾の脅威から多くの人々を救い世界の平和を保つ組織。

MI6のベイリーはストーンの前でチャーターは都市伝説的な存在で、本当に存在してるのかも怪しい組織だと話しているからおもしろい。ストーンがチャーターのエージェントだとバレるまでは、その存在すら伝説だったわけです。

チャーターはトランプに基づいたコードネームを使うのが特徴で、ストーンのコードネームは「ハートの9」。技術専門家のジャックが膨大な情報を操り、エージェントたちに指示を出している様子はまるでパントマイムをしているようです(笑)。

人工知能のハート

チャーターの重要な資産は、ハートと呼ばれる量子コンピューター。デジタル・インターフェースを持つ、惑星内外のあらゆるデバイスにハッキングできる人工知能です。

膨大な量のデータにアクセスし、ハートの正確な計算とアルゴリズムによる予測は、将来の大災害や重要なパターンを警告することができます。

あらゆるシステムに侵入し、すべての行動の確率を計算することができるため、任務中の詳しい経路や任務の成功率まで即座に割り出します。

チャーターはハートがつかさどる超ハイテクシステムで制御されていますが、パーカーにシステムを止められた時に活躍したのがアナログのダイヤル式電話というのが笑えました。

どんな高性能な人工知能も電源を切られたら、結局使えるのはアナログだけというのが何とも皮肉です。

復讐

ストーンは自分の素性を偽ってMI6に侵入していましたが、実は同じように侵入している人物がもう一人いることに気付かなかったのが盲点でした。

MI6の諜報員のパーカーは、チェチェンに派遣中の作戦に加わりますが失敗に終わります。MI6は諜報員が全員死んだと思い、兵器を破壊するためにミサイル攻撃を命じました。

目的は成功したものの、爆弾は民間人を巻き込みパーカーは背中に火傷を負い復讐を誓います。パーカーの復讐心がすさまじく、共謀していたケヤも彼の本性を知って恐れるように…。

映画内ではストーンVSパーカーの図式が成り立ち、二人の格闘シーンが見せ場となっています。

『ハート・オブ・ストーン』のネット上での評判は?

『ハート・オブ・ストーン』まとめ

アクション満載のテンポのいいスパイ・スリラーで、ガル・ガドットがかっこよくて楽しめました。スパイ映画やアクション映画が好きな方におすすめで、Netflixに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

 

 

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