Amazonドラマ『ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から』コンチネンタル・ホテルの起源を描く前日譚ドラマ、クールな世界観にしびれる!

出典元:https://www.amazon.co.jp

『ジョン・ウィック』に登場する、コンチネンタル・ホテルの起源を描く前日譚ドラマ。『ジョン・ウィック』の世界が凝縮された、クールな世界観のドラマに仕上がっています。本作のあらすじ・キャスト・感想などを、ネタバレあり&なしで早速チェック!



『ザ・コンチネンタル』概要

製作・配給:Amazonプライム
配信日:2023年9月22日
原題:The Continental
ジャンル:犯罪、アクション、サスペンス
製作国:アメリカ
監督:シャーロット・ブランドストロム, アルバート・ヒューズ
話数:全3話 1話約90分
日本語吹き替え:あり

『ザ・コンチネンタル』あらすじ(ネタバレなし)

第1話:兄弟の再会

フランキーは金庫破りをしてある物を盗み、弟のウィンストンはロンドンで実業家として成功していた。コンチネンタルホテルの支配人のコーマックに、兄のフランキーを探すようにとニューヨークに引き戻されてしまう。

ウィンストンは昔の仲間を訪ねてフランキーの行方を追い、ある空手道場をへ辿り着く。女性刑事のKDもフランキーを探しており、手掛かりを求めてコンチネンタル・ホテルを訪れる。

第2話:裏切りか忠誠か

コーマックへの復讐を誓ったウィンストンは、復讐に必要な仲間を集めることにする。コインプレスの行方は分からないままで、コーマックは必死になって探す。ウィンストンはコーマックへの復讐を成功させるため、内部の人間を味方につけようとコーマックの助手のシャロンを引き込もうと接触する。

第3話:反撃の時

ウィンストンたちはコーマックとの対決に備えて準備をするが、メンバーの意見がまとまらない。コーマックの手下に不意打ちされるが、メイジーの軍隊の力を借りて総攻撃を開始する。ウィンストンを探すKDの理由と目的が明らかになり、コーマックは追い詰められ最終手段に出る。

『ザ・コンチネンタル』感想&海外評価(ネタバレなし)

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア49% 視聴者スコア%
IMDb:7.7(10点中)
おすすめ度:★★★★★
ストーリー:★★★★★
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★★☆

個人的には『ジョン・ウィック』の映画版より、『ザ・コンチネンタル』の方が絶対おもしろかったです。

映画版はアクションばかりでストーリー性に欠けて満足度が低かったですが、ドラマ版の方がよりストーリーを重視した内容で見応えがありました。

映画版同様アクションとダークな世界観がかっこよく、トータル的にクオリティが高い作品です。1話が約90分という尺の長さで、映画を一本見るような重量感があります。

『ジョン・ウィック』ファンの方はもちろん、映画版を観ていなくても問題なく楽しめる内容で、骨太なアクション・ドラマや犯罪ドラマが好きな方におすすめです。


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『ザ・コンチネンタル』キャスト

ウィンストン・スコット(コリン・ウッデル)

ロンドンで成功している実業家。長い間会っていない兄のフランキーを探すため、ニューヨークへ引き戻される。

コーマック・オコナー(メル・ギブソン)

コンチネンタル・ホテルの支配人。フランキーが盗んだある物を手に入れるため、必死でフランキーの行方を追っている。

フランキー(ベン・ロブソン)

ウィンストンの兄。弟と長年会っておらず音信不通で、行方が分からなくなっている。

KD(ミッシェル・プラダ)

フランキーを探している刑事。相棒のメイヒューと不倫関係にある。

イェン(Nhung Kate)

フランキーの妻。英語は話せないが喧嘩は強い。

マイルズ(ヒューバート・ポイント=ドゥ・ジュール)

空手道場「バートン空手」を経営しているが、裏では武器の密売を行っている。

ルー( ジェシカ・アレイン)

マイルズの妹。兄のマイルスと一緒に、空手道場と武器の密売を行っている。

シャロン(アヨミデ・アデグン)

コーマックの助手。

 

『ザ・コンチネンタル』全あらすじ・ラスト結末(ネタバレあり)

出典元:https://www.cnet.com

1955年、少年のフランキーとウィンストンは警察に捕まり、兄のフランキーが自分がやったとウィンストンを説得する。数十年後の大晦日、フランキーは金庫破りをしてある物を盗む。ウィンストンはロンドンで実業家として成功していたが、コンチネンタルホテルの支配人のコーマックに、兄のフランキーを探すようにとニューヨークに引き戻されてしまう。女性刑事のKDもフランキーを探しており、手掛かりを求めてコンチネンタル・ホテルを訪れるが、相棒のメイニューにあそこには近づくなと釘を刺されてしまう。

ウィンストンは仲間から得た情報でバートン空手へ行きフランキーのことを尋ねるが、道場は裏で武器を流していることを知る。ウィンストンはフランキーと再会し、フランキーはイェンという妻と一緒だった。コーマックはフランキーが盗んだコインプレスを奪うのが目的だと説明する。コーマックはツインズという殺し屋を雇い、フランキーを仕留めよと命令する。

メイヒューがKDに資料を渡し、そこにはウィンストンとフランキーの父がコーマックに融資を受け家を失ったことが書かれていた。コーマックの追手がウィンストン達を襲撃し、フランキーはイェンとウィンストンを守るため自らおとりとなりツインズに射殺される。コーマックはフランキーが持っていた箱を開けるが、そこにコインプレスは入っていなかった。

首席連合はコーマックに3日以内にコインプレスを探せと圧力をかけ、ウィンストンも含め、誰もコインプレスの隠し場所を知らなかった。ウィンストンは復讐の仲間を増やすため、狙撃手のジーン・ジェンキンスを仲間に入れ、強力な軍隊を持つメイジーと交渉しに行く。コーマックの内部の人間を味方につけようと、コーマックの助手のシャロンを引き込もうと接触する。シャロンはウィンストンが接触してきたことをコーマックに報告し、コーマックの元で出世するチャンスだと感じたと話す。

KDはウィンストンを探しに空手道場へ現れ、ウィンストンはメイジーと会い協力を取り付ける。ウィンストンたちはコーマックとの対決に備えて準備するが、メンバーの意見がまとまらない。コーマックの手下に不意打ちされるが、メイジーの軍隊の力を借りて総攻撃を開始する。コーマックはシャロンが寝返ったことを知ってショックを受けるが、シャロンはコーマックを撃つことができず逃げられる。イェンはフランキーを殺したツインズに復讐を果たし、ウィンストンが優勢に立つがKDに連れ去られてしまう。KDの家族はウィンストンとフランキーが子供の時に火をつけた家にいた少女で、ずっと復讐の機会を狙っていた。

ウィンストンを撃とうとするが敵に撃たれ、仲間のレミーも爆死してしまう。ウィンストンとシャロンはコーマックのいる指令室へ行くが、コーマックは最終手段でホテルを崩壊するためコンピューターを作動させる。KDが現れ子供のウィンストンに指示を出したコーマックが自分の敵だと悟り、コーマックを射殺する。ウィンストンたちはホテルの崩壊を止めることに成功した。コインプレスはウィンストンとフランキーが子供の時に、寝泊まりした車のトランクの中に隠してあった。首席連合がやって来るが、ウィンストンが射殺してホテルを手に入れる。



『ザ・コンチネンタル』見どころ・解説・考察(ネタバレあり)

ウィンストンの若き日

『ザ・コンチネンタル』は『ジョン・ウィック』でイアン・マクシェーン演じるウィンストンの若き日と、コンチネンタル・ホテルの起源を描いたドラマです。

コンチネンタルの支配人のコーマックが、フランキーが盗んだある物を手に入れるためにウィンストンに兄探しを強要したことから、いわくつきのホテルの世界に引きずり込まれて行くことに…。

『ジョン・ウィック』で重要な場所として登場するコンチネンタル・ホテルの歴史と、ここで何があったのかが描かれる興味深い内容になっています。

ウィンストンがニューヨークの裏社会で頭角を現し、ホテルの支配人になるまでが描かれる前日譚ドラマで、『ジョン・ウィック』ファンは必見です。

コンチネンタル・ホテルの役割

『ジョン・ウィック』でコンチネンタル・ホテルは、殺し屋御用達のホテルとして登場します。世界中に支店があり、殺し屋たちに宿泊施設、武器、衣服、その他のサービスを提供する場所です。

ホテル内での商売は許されないといった厳しいルールがあるものの、殺し屋たちの隠れ家&憩いの場として機能しています。

『ジョン・ウィック』ではホテルの起源や、ホテルチェーンがジョン・ウィックの犯罪の裏社会に欠かせない存在になった経緯については謎に包まれていました。

『ザ・コンチネンタル』では、どうして殺し屋御用達のホテルとなったのかなど、『ジョン・ウィック』シリーズで描かれなかったホテルの謎が明かされることになります。

コーマックが探しているものとは?

コーマックがウィンストンにフランキー探しを命令した理由は、フランキーから盗まれたある物を奪うため。第1話の後半でフランキーが盗んだものはコインプレスだと判明し、コインプレスは通貨を作るために使われます。

このコインプレスで『ジョン・ウィック』で登場する、裏社会専用の通貨の金色のコインが作られているのでしょうか?フランキーはウィンストンと妻を助けるために、コインプレスが入った箱を持っておとりとなり射殺されてしまいます。

コインプレスの隠し場所は最終話のラストまで明かされませんでしたが、すぐに見つかりそうな場所に隠されていました。

フランキーとウィンストンが寝泊まりした車のトランクに無造作に置かれていて、金庫などのいかにも探されそうな場所に隠していなかったのが功を期したと言えます。

ウィンストンの復讐

ウィンストンとフランキーの兄弟仲には確執があり、それは1955年の事件にさかのぼり、ウィンストンが何か事件を起こしその罪をフランキーがかぶったことが描かれます。

フランキーは出所後ベトナムに従軍し、帰国後フランキーがコーマックのもとで働くようになったことが明らかにされます。

ウィンストンはフランキーがあの怪物の元で働くようになったと吐き捨てるように言っていましたが、フランキーはウィンストンのためを思い自分の人生から切り離したよう。

それが2人の間に亀裂を生じさせることとなりましたが、さらに二人の父親はコーマックに融資を受けたせいで家を失い、二人が孤児となったことも判明します。

コーマックはウィンストンとフランキーの仲を切り裂き、父親を破滅させた事実が明らかに…。しかもコーマックの雇った殺し屋にフランキーは射殺され、ウィンストンの復讐心が燃え上がることになります。

復讐を誓ったウィンストンはマイルズのところへ行き、「銃をくれ、どっさりと」と頼みます。このセリフは『ジョン・ウィック:パラベラム』で年老いたウィンストンがジョン・ウィックに何が必要かと尋ね、ジョンが同じセリフで答えています。

シャロンの忠誠心

第2話でコーマックへの復讐のため仲間を増やそうとリクルートに奔走しますが、内部の人間も味方につけたいとコーマックの助手のシャロンに目を付けます。

ウィンストンは自分の身の上話やコーマックとの関係を話して、シャロンを引き込もうと説得。ホテルに戻ったシャロンは、コーマックお抱えのチェリストが彼の元を離れて外国留学を選んだため、無残に殴殺された遺体を目にすることに…。

自分の元を離れるということは裏切り行為であるというコーマックによる証明で、シャロンはウィンストンから仲間に誘われたことを報告し、コーマックの元で出世するチャンスだと感じたと話します。

一見コーマックに忠誠を誓っているように見えますが、これはすべて手の込んだ策略の一部で、シャロンを通してウィンストンの計画をコーマックに話して油断させる計画です。

シャロンがコーマックを裏切った理由が意外で、シャロンはフランキーと仲が良く、兄のように慕っていたことが分かります。シャロンはスコット兄弟二人と、強い絆で結ばれる運命だったのかもしれません。

KDの狙い

第1話からウィンストンのことを探していたKDですが、その理由が最終話で判明。ウィンストンとフランキーは子供の時にコーマックに指示され、ビルに火炎瓶を投げ入れて火事を起こしますが、ビル内には人がいてウィンストンがショックを受けたことが前話で描かれました。

ビル内にいたのがKDの家族でこの事件により親を亡くし、それ以来ずっと家を燃やした犯人を捜してたたのです。

KDはウィンストンに復讐しようとしますが、子供だったウィンストンがコーマックに指示され、中に人がいることを知らなかったとことをウィンストン本人から聞くことに。

結果的にKDが本当の敵であるコーマックを射殺すると言う結末を迎え、KDとウィンストンの復讐劇が果たされることとなりました。

『ザ・コンチネンタル』のネット上での評判は?

『ザ・コンチネンタル』『ザ・コンチネンタル』まとめ

個人的にはアクションばかりで内容が薄かった映画版より、ストーリーに重点を置いたドラマ版の方が好みでした。

映画版のファンはもちろん、本家を観ていない方でも楽しめる内容なので、Amazonプライムに加入されている方はぜひチェックしてみてください♪

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