『ナルコス』シーズン1 実在の麻薬王をモデルにした衝撃作、壮絶な麻薬戦争が凄すぎる!

出典:https://www.nme.com/

高い評価を受けたNetflixオリジナル・ドラマの『ナルコス』。実在したコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルに焦点を当てた、超見応えのある熱いドラマです。恐ろしいけれどおもしろい、一度見出したらイッキ見してしまう傑作ドラマ。本作のキャストや見どころなどを、ネタバレなしでレビューします♪


『ナルコス』シーズン1概要

製作・配給:Netflix
配信日:2015年8月28日
ジャンル:犯罪、サスペンス、ヒューマン・ドラマ
製作国:アメリカ
話数:全10話、1話約50分
日本語吹き替え:あり

『ナルコス』シーズン1あらすじ

パブロ・エスコバルはコロンビアでコカインを中心に麻薬ビジネスを展開し、マイアミへの初のコカイン密輸ルートを作ります。

アメリカはコカインによる麻薬汚染が深刻な問題になり、アメリカ政府は麻薬取締局(DEA)をコロンビアに派遣しスティーブ・マーフィーもその一人だった。

マーフィーはハビエル・ペーニャとコンビを組みパブロ逮捕に向けて捜査を開始するが、コロンビアは麻薬組織と政治家・警察との癒着が激しく捜査は困難を要することに。

巨万の富を築き勢力を拡大するパブロは政界入りを目指し、文字通りコロンビアを牛耳っていく。パブロは巧みな策でDEAと政府を欺き、カルテルとの全面戦争に突入していくことになる。

『ナルコス』シーズン1感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア89% 視聴者スコア95%
IMDb:8.8(10点中)
おすすめ度:★★★★★
ストーリー:★★★★★
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★★☆

『ブレイキング・バッド』や『オザークへようこそ』を視聴していたので麻薬カルテルの恐ろしさは何となく分かっていたつもりでしたが、『ナルコス』を観て本当の恐ろしさを痛感しました。

戦慄とか衝撃という言葉では、足りないくらい恐ろしかったです。本作はフィクションですが、実在の人物をモデルにして実際に起きた事件を上手く絡めながら制作されているのでリアリティがありました。

パブロがコロンビアを牛耳るカルテルを築き上げていく過程、パブロを追う麻薬取締局とコロンビア政府の策略や駆け引き…、もうおもしろくて前のめりになってしまいました。熱い男のドラマってたまりませんね♪


『ナルコス』シーズン1のキャスト

スティーブ・マーフィー(ボイド・ホルブルック)

DEA(麻薬取締局)捜査官で妻のコニーと共にアメリカから赴任し、ペーニャとコンビを組む。パブロ逮捕のためなら昼夜をいとわず捜査に没頭し、妻を心配させる。

ハビエル・ペーニャ(ペドロ・パスカル)

ヒスパニック系で、英語とスペイン語が堪能。女好きで他の捜査官には評判がよくないが、口が堅く情に厚いところがある。

コニー・マーフィー(ジョアンナ・クリスティ)

マーフィーの妻で看護師として働き、コロンビアでの生活になじもうとうする。パブロの証人・エリサを囲うためマーフィーに協力するなど、公私ともにマーフィーを支えている。

パブロ・エスコバル(ヴァグネル・モウラ)

コロンビアからアメリカへの麻薬ルートを初めて作り、人々から恐れられている麻薬王。メデジン・カルテルを率い、麻薬ビジネスを拡大し世界有数の富豪になる。

オラシオ・カリージョ(モーリス・コンプト)

コロンビア軍大佐でパブロ逮捕のために、特捜隊の隊長に任命される。DEAと協力し、パブロを追い詰めるべく尽力する。

 

『ナルコス』シーズン1の見どころ

実在した麻薬王

 

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パブロ・エスコバルは麻薬カルテル史上、最悪と言われる実在した麻薬王。コカイン・ビジネスで巨万の富を築き、パブロの命令によって3000人以上の人間が殺されたと言われています。

DEAの捜査官スティーブ・マーフィーとハビエル・ペーニャも実在の人物で、トム・クルーズが映画で主演したアメリカ人パイロットのバリー・シールも登場します。

フィクションですが実話をベースにしており、実在した人物がモデルだけにリアリティがあります。ドラマで登場するテロも実際に起こった事件で、パブロが収監される刑務所「ラ・カテドラル」も実在したもの。

実際のニュース動画や写真などをドラマ内に織り込んで、リアリティ感たっぷり。パブロは頭が良く成績は学校で一番だったと言われ、ゼロからカルテルを築き上げ麻薬ビジネスを拡大していくビジネスマンとしてのパブロの手腕も見どころです。

男達の熱いドラマ

 

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麻薬カルテル撲滅のために命がけの戦いを繰り広げる熱い男のドラマは、見ていて本当にしびれます。かなり骨太で見ごたえがあるので、男性ファンが多いのも頷けます。

マーフィーとペーニャはもちろん、コロンビア軍大佐のカリージョや法務副大臣サンドバルなど、パブロ逮捕のために命を顧みずに行動する男達がめちゃくちゃカッコイイ!

麻薬カルテルの恐ろしさ

『ブレイキング・バッド』『オザークへようこそ』『ベターコールソウル』など、多くの人気ドラマに登場する麻薬カルテル。

人の命を何とも思わない、極悪非道な麻薬カルテルは本当に恐ろしい。麻薬カルテルとDEA&政府との攻防戦は迫力満点で、仲間の裏切りや他のカルテルとの対立など、終わりなき戦いが描かれとってもスリリング。

マーフィー&ペーニャ

 

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『ナルコス』はDEAの捜査官スティーブ・マーフィーのナレーションで物語が進みます。マーフィーの声もルックスもカッコよくて、ファンになった方もきっと多いはず。

シーズン1でアメリカからコロンビアに妻と移住しカルテル撲滅に尽力するマーフィーですが、暴力にまみれたコロンビアで生活するうちに少しずつ凶暴性を増していきます。

マーフィーの変化にも注目で、変化していくマーフィーにドン引き気味のペーニャの態度も要チェック。命を懸けた捜査でコンビを組む、二人の関係性も見どころです。


『ナルコス』のネット上での評判は?

『ナルコス』シーズン1まとめ

銃撃シーンが多くて血が苦手な筆者は少し目を背けてしまうシーンが多かったですが、それを差し引いても見る価値あるめちゃくちゃおもしろい骨太ドラマです。

ストーリー構成も見事だし、実際のニュースや画像を織り交ぜマーフィーのナレーションで進むドキュメンタリー・タッチの作りもリアリティがあって見応えたっぷり。

Netflixドラマはクオリティ高くて、エンターテイメント性に優れた秀作が多いですね。骨太な海外ドラマを観たい、という方におすすめです♪

 

 

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