Netflix『ストレンジャー・シングス』シーズン4後半パート イレブンとヴェクナが対決、3つの場所で戦いの火蓋が切られる!

トリビア

Netflixの大ヒット・ドラマ『ストレンジャー・シングス』のシーズン4がやっと到着!首を長くして待っていたファンが、たくさんいることと思います。ホラー色強めの仕上がりで、ホーキンスの町が危機に陥ることに!シーズン4後半パートのあらすじや見どころなどを、ネタバレなしでレビューします♪(後半パートのネタバレはありませんが、これまでのシーズンのネタバレを多少含むためまだ視聴されていない方はご注意を。)



『ストレンジャー・シングス』シーズン4概要

製作・配給:Netflix
配信日:2022年7月1日
ジャンル:SF、ファンタジー、ホラー、青春ドラマ
製作国:アメリカ
話数:全9話、1話約70~150分
日本語吹き替え:あり

『ストレンジャー・シングス』シーズン4後半パートあらすじ

ヴェクナの意識に捕らわれたナンシーは、これからホーキンスで起こるビジョンを見て地獄絵図のような光景に驚く。

ジョイスとマレーと再会したホッパーは、刑務所に多くのデモゴルゴンが保存されているのを見つける。イレブンのいる研究所に軍の追手が迫り襲撃されるが、マイク達も研究所に辿り着きイレブンと再会する。

ナンシーの予知を聞いたスティーブ達はヴェクナを倒すことを決心し、計画を立て武器を調達する。ジョイス達はホーキンスにいる子供達の危機を知り、助けるためにハイブ・マインドを利用する。

ホーキンスへ向かうイレブンとマイク達は時間的に間に合わないため、イレブンは遠距離で戦う心理バトルの方法を思いつく。

ソ連、ネバダ州、ホーキンスの3つの場所から、それぞれ協力してヴェクナを倒すための戦いに挑む。

シーズン4前半パートのキャスト&レビューはこちらをチェック↓

『ストレンジャー・シングス』シーズン4後半パート感想&評価

ROTTEN TOMATOES:批評家スコア92% 視聴者スコア90%
IMDb:8.7(10点中)
総合評価:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★★☆

後半パートも見応えたっぷりでおもしろかったです。後半パートはホーキンスでみんなが一緒に戦うと思っていましたが、前半パートと同じく3つのグループが別々の場所で戦う設定でした。

特にホーキンスでのナンシーやスティーブ達のバトルが見もので、アメリカン・キッズはすごい!

それぞれの気になる人間関係もがっつりと描かれ、悲しい別れもありエモーショナルなシーンも登場し見どころがたくさんあって楽しめました。

1話分が映画並みの長さでしたが全く長さを感じさせない、ノンストップのジェットコースターのようなストーリーが見事です。

『ストレンジャー・シングス』は他のドラマとは別格と言うか、すごいところまで到達してしまっている傑作SFドラマですね。

ラストではホーキンスでの未来を示唆するような出来事が起こり、シリーズ・ファイナルとなるシーズン5がどうなるのか楽しみで仕方ありません!


『ストレンジャー・シングス』シーズン4後半パート見どころ

アメリカン・キッズは強し!

後半パートでもみんなは3つの場所で別行動し、それぞれの方法でヴェクナに対抗します。

イレブンが久々に大量の塩が入ったプールに入り心理バトルする方法も良かったですが、個人的にはスティーブやナンシー達のバトルが見応えたっぷりでした。

それにしても80年代は子供でも銃や武器を簡単に調達できたのか?と、不思議に思いましたが…。

あのヴェクナに自ら対抗しようと計画を練って、武器を作る行動力があっぱれでアメリカン・キッズは強し!もう大人は出る幕なしですね。

ウィルの描いた絵と本当の気持ち

前半パートで話題になったのがウィルのセクシャリティで、ウィルがマイクに恋心を抱きゲイなのでは?と憶測が飛んでいました。

後半パートでも確実に名言されていないものの、あのシーンから判断するとはっきりと答えが出たと言っていいのではないでしょうか。

ウィルの描いた絵も登場し、ウィルの気持ちを代弁するアイテムとして役に立っていました。

二人の会話を聞いたジョナサンが最終話で見せる心使いが兄弟愛を感じさせ、ウィルのマイクへの言葉がジョナサンがナンシーへの想いを伝える手助けにもなったようにも思えます。

イレブンとマックスの友情

マックスはヴェクナを倒すためおびき寄せる作戦で、自らおとりになります。そのことを知ったイレブンは、ネバダ州からヴェクナと同時にマックスの意識に入る心理バトルに挑むことに。

イレブンの脳裏には一緒にショッピングしてガールズトークをしたマックスとの今までの思い出がフラッシュバックで蘇り、マックスが初めての女友達でいかに大切な存在かを新ためて思い出します。

限界ギリギリまで力を出し切り、大切な友達を救いたい!というイレブンの強い想いが伝わってくる感動的なシーンでした。

ホーキンスの未来

ヴェクナとの戦いの後、ホーキンスの町はマグネチュード7.4の地震に見舞われ大きな被害を受けます。

ナンシーがヴェクナに見せられたホーキンスの未来は、暗い雲がたちこめ町が燃え、兵士達が倒れ大きな口を開けたモンスターの隊群がやって来るというもの。

ロシアでホッパー達が目撃した保存されているデモゴルゴンの数と関係しているのは明らかで、ホーキンスの未来はかなり危ないことが示唆されています。


シーズン5の最新情報

シーズン5がファイナルシーズンに

『ストレンジャー・シングス』は既にシーズン5へ更新され、シーズン5がファイナルシーズンになることが決定しています。

クリエイターのダファー兄弟は、撮影しながら脚本を仕上げていた今までのシーズンとは異なり、パンデミックによって撮影が中止されたことで撮影が始まる前にシーズン4の脚本をを書くことができ、シーズン5のプロットを書く時間を得ることができたと語っています。

そのためシーズン4と5は “1つの作品 “のように繋がっていて、これまでの3シーズンよりもつながりが強くなっているそうです。

シーズン5はタイムジャンプする

共同クリエイターのロス・ダファーは、メインキャストの俳優の年齢が上がることに対応するため、タイムジャンプが行われると明かしています。

新型コロナウィルスのパンデミックの影響で撮影が延期されたため、シーズン3から3年間という間隔が開くことになってしまいました。

シーズン3と4の間はわずか数カ月しか経っていないにも関わらず、登場人物たちは大きな成長を遂げたように見えます。

特にウィル役のノア・シュナップは身長が劇的に伸びて、母親のジョイス(ウィノナ・ライダー)を追い越す成長ぶり。

パンデミック前後の撮影という不測の事態により物語の時間軸を大幅にジャンプさせない限り、キャストの年齢や体の変化を物語内で説明することは不可能です。

シーズン4とシーズン5の間にスペースを置くというダファー兄弟の決断は、俳優の年齢に物語が追いつくようにするためのものであり適切なものであると言えます。

スピン・オフの企画

ダファー兄弟はスピンオフの計画について次のように語っています。「スピンオフのために何も書いていないものの、オリジナル版とはまったく違うものになるはずで、みんなを驚かせることになるだろう。

まだ誰にもそのアイディアを話していないし、ましてや書いてもいないんだ。

驚いたことにマイク役のフィン・ウルフハードは、めちゃくちゃ頭のいい子で、この作品がどういうものになるのか正確に言い当てたんだ。でも、フィン以外には誰も知らないんだ!」

ダファー兄弟とフィン・ウルフハード以外は、スピンオフの内容についてまだ誰も知らないそうです。まだ先になりそうですが、どんなスピンオフになるのか楽しいに待ちましょう♪


シーズン5について現在分かっている情報&シーズン5で答えてほしい6つの疑問点

シーズン5について現在分かっている情報&シーズン5で答えてほしい疑問点を記事にまとめました!(※シーズン4のネタバレを含むため、視聴されてから読むことをお勧め示します。)

 

『ストレンジャー・シングス』のトリビア2選

シーズン1でスティーブは死ぬ予定だった

クリエイターのダファー兄弟は、もともとシーズン1でスティーブが死ぬ予定だったことを明かしています。シーズン1ではスティーブはジョナサンをターゲットにして意地悪する、典型的ないじめっ子キャラでした。

ナンシーと交際中のスティーブは浅はかで、ナンシーの行方不明になった友人のことよりも、自分がトラブルに巻き込まれることを心配するいけすかないヤツ。

シーズン2にスティーブはホーキンスの裏側の世界の事件に巻き込まれ、マインドフレイヤーを撃退するのを手伝ううちにキャラ変を遂げます。

年下の子供たちのベビーシッターをする面倒見のいいお兄ちゃんになり、特にダスティンとはブロマンスと呼べる仲の良さを見せてすっかり人気のキャラクターに変身。

ナンシーに未練があるのは明らかですが、ジョナサンともいい関係を築き、ロビンのセクシュアリティを受け入れ彼女の親友であり相談相手にもなっています。

ダファー兄弟はスティーブが死ぬはずだった正確なシーンを覚えていませんが、素晴らしい可能性を秘めたキャラクターを誤って殺してしまうことも容易にありえた可能性があります。

スティーブの成長ぶりは『ストレンジャー・シングス』の見どころのひとつになっているので、死なずに生きる設定に変えたことは大成功と言えます。

ヴェクナのデザインは『GOT』のホワイト・ウォーカーがモデル

メイクアップデザイナーであるバリー・ガウアーは、シーズン4に登場するヴェクナのデザインについて次のように語っています。

「ダファー兄弟は『ゲーム・オブ・スローンズ』での仕事ぶりを見て、ホワイト・ウォーカーをとても気に入ったようです。

HBOドラマ『チェルノブイリ』での放射線による火傷の特殊メイクも気に入ったようで、ある意味この2つを組み合わせたものを望んでいたのだと思います。

シーズン4では象徴的な悪役となる新キャラクターかつ新しい存在をデザインする必要があると考え、ホワイト・ウォーカーを作った人たちにアプローチしてみようと思ったのだと思います。

それがきっかけで仕事が決まったので、とても幸運でしたね。」と語っています。

参照記事:Stranger Things’ Creators Tease an Unavoidable Final-Season Time Jump

シーズン4後半パートのトリビア11選を紹介!

「ウィルが描いた絵の意味」「ルーカスがマックスに読む本は?」「エディのタトゥーに彼の運命が刻まれていた⁉」など、シーズン4がさらにおもしろくなる後半パートにまつわるトリビアを11選紹介しています♪

『ストレンジャー・シングス』シーズン4のネット上での評判は?

『ストレンジャー・シングス』シーズン4後半パートまとめ

後半パートもボリューム満点の内容でおもしろかった!前半パートと同じく3つのグループの行動を追っていく設定で、それぞれの活躍が描かれ見応えたっぷりでした。

登場人物のロマンスや人間関係もしっかり描かれているので、アクションだけでなくドラマ・パートも楽しめました。

シーズン5ではホーキンスを舞台に最終決戦になる予感で、ラストに残した付線も気になり続きが楽しみです。

 

 

 

 

 

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