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ポスト『ブレイキング・バッド』と呼び声の高いNetflixドラマ、『オザークへようこそ』のシーズン4前半パートが1月21日から配信スタートしました。麻薬カルテルの資金洗浄を描いた骨太なクライムドラマで、シーズン4も見応えたっぷり。シーズン4の新キャストや見どころなどを、ネタバレなしでチェック!(シーズン4のネタバレはありませんが、これまでのシーズンのネタバレを多少含むのでまだ視聴されていない方はご注意を。)
『オザークへようこそ』シーズン4概要
配信日:2022年4月29日
ジャンル:犯罪、サスペンス、ヒューマン・ドラマ
製作国:アメリカ
話数:全14話、1話約60分
日本語吹き替え:あり
『オザークへようこそ』シーズン4あらすじ
弁護士のヘレンを目の前で殺害された後、マーティとウェンディはナヴァロ邸で催されたパーティーに出席しナヴァロから引退したい旨を知らされる。
ルースはダーリーンのヘロイン・ビジネスを手伝うことになるが、意見の相互で二人は口論が絶えずワイアットは板挟みになってしまう。
叔父のベンの死にウェンディが関わっていると知ったジョナは、ウェンディに反抗するようになってしまう。
ウェンディはバード財団への寄付の件でショー・メディカル・ソルーションズのCEO・クレアと会い、多額の寄付金を取り付けることに成功する。
行方不明扱いになっているヘレンを探しに私立探偵のメル・サッテムがシカゴから訪れマーティ達の周辺を嗅ぎまわり、保安官のゲレロもバード家の行動を怪しむ。
ナヴァロとの取引でFBI捜査官のマヤ・ペリーとナヴァロが直接会うことになるが、そのことで事態は思ってもいない方向へと動き出してしまう。
シーズン4後半パートのレビューはこちらをチェック↓
『オザークへようこそ』シーズン4前半感想&評価
IMDb:8.5(10点中)
おすすめ度:★★★★★
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★☆☆
期待を裏切らないおもしろさで大満足でした!シーズン4前半7話のみの配信なので、後半パートが待ちきれません!
カルテルとバード家の関係、FBIとの取引、バード家を嗅ぎまわる探偵と保安官、マーティ達の脅威になるハビの存在、ルースとバード家の関係など、全てのプロットがおもしろく濃い内容で見応えたっぷり。
じわじわと迫りくる恐怖感と、ハラハラどきどきのスリリングな展開は観だしたらイッキ見間違いなしです。
シーズン3は少し資金洗浄から脱線しがちでしたが、シーズン4は新たな資金洗浄と麻薬ビジネスの一面を垣間見れたのもよかったです。
第1話冒頭のいきなりのビックリ展開の付線は、シーズン4後半用のようなのでますます続きが楽しみです!
『オザークへようこそ』シーズン4新キャスト
ハビ・エリゾンドロ(アルフォンソ・ヘレラ)
ナヴァロの甥で、カルテルのビジネスを手伝っている。熱血漢でキレやすく身勝手な行動で、マーティやナヴァロを窮地に追い込んでいくことになる。
メル・サッテム(アダム・ローゼンバーグ
ヘレンの離婚問題で、行方を捜しにシカゴから訪れる私立探偵。元警察官で勘がよく、優れた調査能力でマーティに狙いを定めていく。
リー・ゲレロ保安官(CC・カスティーヨ)
オザークの新保安官で、行方不明になった前任保安官ニックスとヘレンの行方を捜索している。鋭い観察力で、バード家に何かがあると感づいていく。
クレア・ショー(カトリーナ・レンク)
製薬会社ショー・メディカル・ソルーションズのCEO。バード財団に多額の寄付をする代わりに、医療用に使うアヘンの供給をカルテルから低価格で受ける契約を交わす。
『オザークへようこそ』シーズン4の見どころ
バード家の新たな脅威
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シーズン4から登場するカルテルの麻薬王ナヴァロの甥ハビが、新たなヴィランとしてバード家を引っかき回します。
血の気が多く冷静さにかける性格で、何をしでかすか分からない恐ろしい人物。ナヴァロは麻薬王の割に物腰が柔らかいため、ハビのヤバさが際立ちます。
シカゴからやって来た元警官の私立探偵サッテムや新保安官のゲレロなど、鋭い観察力でバード家に目をつけ嗅ぎまわる人達が増えていくのもおもしろい!
ジョナの成長
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これまで反抗的で言うことを聞かなかったシャーロットがすっかり大人しくなり、今度は今まで大人しかったジョナが反抗期に突入。
ベンの死を巡ってウェンディに不信感を持ったことから、バード家からどんどん離れて行ってしまいます。
マーティ譲りの資金洗浄のセンスも発揮し、シーズン4では色んな意味で大活躍。ジョナの成長ぶりを楽しめるのも、今シーズンの見どころのひとつです。
FBIと麻薬カルテル
引退したいカルテルの麻薬王ナヴァロは、マーティが信頼するFBI捜査官ミラーとマーティを仲介人に立てFBIと交渉に入ります。カルテルとFBIの取引はお互いの思惑と条件が合わず、なかなか話がまとまりません。
FBIと麻薬カルテルの取引が思ってもいない方向へ動き出し、怒号の展開に!本作を観ているとこういう世界の人たちは、誰も信用したらダメ!ということがよくわかり分かります(笑)。
マーティVSウェンディ
バード家はマーティより断然ウェンディが怖い!悪いことをしていても人間味のあるマーティと違い、ウェンディはしたたかで冷酷で自分の目的のためなら何でも利用する恐ろしい女性。
シーズン4ではジョナのことを巡り、マーティとウェンディの違いが顕著に現れます。資金洗浄のことがなかったら、とっくに離婚しているんだろうなこの二人…。
皮肉にも資金洗浄が二人の夫婦間をつなぎとめるという、綱渡り的な夫婦関係も見ていてとってもスリリング。
マーティ&ルース

出典:https://netflixlife.com/
これまで二人三脚で資金洗浄をやってきたマーティとルースですが、シーズン4では別々の道へ歩むことになります。
何度も意見が対立し喧嘩が絶えませんでしたが、修羅場を何度もくぐり抜けてきた仲だけに二人の間には妙な絆が生まれているのも事実です。
何か困ったら結局ルースはマーティを、マーティはルースを頼りにするところが何となく微笑ましかったりします。
友人でもなく恋人でもない二人の間に生まれる奇妙な絆は、本作の見どころのひとつと言えるのではないでしょうか。
それにしてもルース役のジュリア・ガーナーが、第7話のラストで感情を爆発させるシーンの迫真の演技がすごかった!今年のショーレースに食い込んでくるのでは?と筆者は見ています。
追記:シーズン4後半パートの配信日が決定!
『オザークへようこそ』シーズン4の後半パートの配信日が、予告編で告知され4月29日(金)に決定!
思った以上に早い日程でビックリしましたが、前半パートから間隔を大きく開けずに視聴できるのはうれしいですね。
予告編を見る限りルースがかなり暴走しそうで、果たしてどんなファイナルを迎えるのでしょうか?
追記:シーズン4後半パートの予告編が解禁!
いよいよファイナルとなる、シーズン4の後半パートの予告編が解禁になりました。もう鳥肌立ってしまいました~、ゾクゾクする!
予告編を見る限りではルースVSマーティンの対決が深刻化しそうで、また死体が増えそうな予感です。どういうラストで締めくくられるのか待ちきれません!
ローラ・リニーがシーズン4の最終回で監督デビュー
『オザークへようこそ』シーズン4のパート2で、ウェンディ役のローラ・リニーが監督デビューすることを米サイトDeadlineが報じています。
最終回のエピソードで監督デビューを果たすそうで、4度のエミー賞受賞歴を持つリニーが監督としてどんな手腕を発揮するのか見どころです。
監督デビューで最終話を監督するのはかなりプレッシャーなのでは?マーティ役のジャスティン・ベイトマンは主演だけでなく本作の製作総指揮、監督、脚本、ショーランナーも務めており、経験豊富なベイトマンが現場にいるのは心強いのではないでしょうか。
リニーは共同製作総指揮も務めおり、監督としてどうフィナーレを演出するのか楽しみです!
『オザークへようこそ』シーズン4のネット上での評判は?
大好きな海外ドラマと映画の感想: オザークへようこそ シーズン4 まだ2話だけど、とても良い。 https://t.co/zJDNG4wMel pic.twitter.com/zbApMVcZ54
— tomotan (@tomotanohio) January 24, 2022
『オザークへようこそ』どう転んでもハッピーエンドにはならないのでどういう落とし方をするのかめちゃくちゃ気になる。シーズン重ねる毎に評価上がってるし、シーズン4で完結(前半だけ配信中。後半は配信日未定)なので未見の人は是非。ローラ・リニーとジュリア・ガーナーが最高なので…!#Netflix pic.twitter.com/2oJv6wt7S9
— まゆまゆ (@caramelholic) January 24, 2022
『オザークへようこそ』シーズン4まとめ
さすが!という出来で大満足で思いっきり楽しめました。救いようのない性格のハビの存在もおもしろかったし、思いもよらない裏切りやカルテルとの取引など見どころがいっぱいで終始ハラハラどきどき。
どういうフィナーレを迎えるのかすごく気になるし、バード家が平穏に暮らせる日は果たしてやって来るのか…?シーズン4後半が待ちきれません!