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ロサンゼルスを舞台にモテモテ小説家の赤裸々な日常を描いた、デヴィッド・ドゥカヴニー主演のコメディ・ドラマ。エッチでかなり笑えるストーリー展開は、観だしたらハマってしまうおもしろさ。シーズン5のキャストや見どころをネタバレなしでレビュー!(シーズン5のネタバレはありませんが、これまでのシーズンのネタバレを含むのまだ視聴されていない方はご注意を。)
『カリフォルニケーション』シーズン5あらすじ
シーズン4から3年後、ハンクはニューヨークで暮らしていたが、久しぶりにロサンゼルスに戻って来る。チャーリーはマリブで一人暮らしをして独身を謳歌していたが、真剣に付き合える女性と出会いたいと思っていた。
カレンは新しい人生を歩み始め、ハンクとの久しぶりの再会を喜ぶ。ベッカは大学生になり恋人のタイラーをハンクに紹介するが、ハンクはタイラーのことが気に入らない。
ハンクはチャーリーの紹介で、ラッパーのサムライ・アポカリプスが出演する映画の脚本を担当することになる。脚本家の仕事が順調なハンクだったが、思わぬことでタイラーにキャリアを邪魔されることになってしまう。
シーズン4のキャスト&レビューはこちら ↓
『カリフォルニケーション』シーズン5を視聴した感想
シーズン4から3年後という設定で、みんな新しい人生を歩み始め大きな変化が訪れて冒頭から驚きの連続。
シーズン3でチン騒動を起こした作家のリチャード・ベイツが再び登場し、再びチン騒動を引き起こしてくれます(笑)。
シーズン4では今までの行いのツケが回ってきて散々な目にあったハンクでしたが、3年後ということもありシーズン5ではかなり成長した姿を見せてくれました。
前に比べると下半身で動く前にきちんと頭で考えて行動できるようになり、チョイ悪度はあるけれど前とはかなり成長した印象です。
その分チャーリーのハチャメチャ振りがアップして、下ネタ担当を一身に請け負い笑わせてくれました。
ハンクが映画製作に関わることで、ハリウッドの業界裏を垣間見れるのも興味深いですよ。やっぱり『カリフォルニケーション』はおもしろい!
『カリフォルニケーション』を視聴できる動画配信サービスは?
現在『カリフォルニケーション』を視聴できる動画配信サービスは、Huluのみになっています。
Huluは100,000本以上の映画・ドラマ・アニメ・バラエティを楽しめるオンライン動画配信サービスで、人気の作品が見放題で視聴可能です。
※紹介している作品は、2023年8月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。
『カリフォルニケーション』シーズン5の新キャスト
サムライ・アポカリプス(RZA)
人気ラッパーで、エディ・マーフィーのような映画スターになるのを夢見ている。ハンクのことを気に入り脚本家に抜擢するが、ギャング上がりの危ない性格で問題を引き起こす。
キャリ(ミーガン・グッド)
サムライの恋人で、歌手デビューを控えている。ハンクのことが気になっているが、他の男性とも気軽に付き合うタイプ性でサムライを怒らせてしまう。
タイラー(スコット・マイケル・フォスター)
ベッカの恋人で大学院生。ベッカ以外の女性にも目が行くプレイボーイで、ハンクをいつも苛立たせる。タイラーの書いた脚本のせいで、ハンクはピンチに陥ることになる。
リジー(カミラ・ラディントン)
マーシーが雇うベビーシッター。女優志望で野心が強く、周りの男性を利用して映画の役を得ようとする。
『カリフォルニケーション』シーズン5の見どころ
ハンクの成長

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あれだけ好き放題やってきたハンクですが、シーズン5では前回から3年後ということもありかなり成長しているのが見どころです。
いまだにチョイ悪なところは変わっていませんが、かなり分別を持って行動できるようになっていてビックリ。これまでは説教したくなるくらいのダメっぷりだったので、これくらいがちょうどいいのかもしれません。
カレンの男を見る目
本作を観ていてつくづく思うのが、カレンの男を見る目のなさ…。ハンクをはじめシーズン5で男関係でさんざんな目に合うことになり、何だか気の毒になってきます。
ハンクがクズになってしまったのは、カレンの浮気が原因なのでハンクを責められないのですが。ロサンゼルスという特殊な街が、ハンクのクズっぷりに拍車をかけたのかもしれません。
シーズン5ではハンクが成長したことで、カレンとの関係にも変化が生じているところも要チェックです。
ハリウッドの業界裏

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ハンクが映画の脚本を担当するようになり、ハリウッドの業界裏が描かれているのが興味深い。ハリウッドは世界でも異色の特殊な街で、巨額のお金、名声、ドラッグ、セクハラ、汚職が蔓延るとっても怖いところ。
一見きらびやかに見えるけれど、一歩間違えればあっけなく身を持ち崩し足元をすくわれてしまう場所です。
本作では最近の「#MeToo運動」に通じるものや、その逆バージョン的なシチュエーションも描かれているのも見どころです。ハリウッドの業界裏を覗いてみたい、という方にもおすすめですよ。
リチャード・ベイツの登場
シーズン3で出演した、有名作家のリチャード・ベイツが再び登場。カレンの大学の恩師という設定でしたが、酒癖が悪く飲むととんでもないことをやらかしてしまいます。
シーズン3でもチン騒動を起こしましたが、シーズン5ではさらにスゴイことに!
チン騒動が起きる『Chaya Brasserie』は、ウェスト・ハリウッドにあったレストランなのですがLA在住中に何度か行ったことがあるので思わず爆笑!ここであれを撮影したとは(笑)。
ベイツを演じるジェイソン・ベギーの役者魂がアッパレ!あの役を演じられる俳優は、ある意味なかなかいないと思います。
『カリフォルニケーション』のネット上での評判は?
『カリフォルニケーション』シーズン1全12話を観る。デヴィッド・ドゥカブニーにちょっと”変”なキャラクターを演じさせると抜群に上手いが、こういう”才能あるダメ男”も意外にハマるとは…!理想の男だ!ということで真似しようとしたヤローが続出したらしいが、誰もドゥカブニーにはなれない(笑) pic.twitter.com/2mSHqk4qIF
— 梶研吾 (@kajiken7) September 13, 2018
【海外ドラマ】「カリフォルニケーション」ってどのシーズンが最も良かったっけ。シーズン1の後半辺りからグングン面白くなってずっと良かった印象でどこが一番かは覚えてない
— ドミニカゾンビ◆CFCPDCMCJ (@zombiedominica) July 1, 2014
『カリフォルニケーション』シーズン5まとめ
シーズン5ではまさかのハンクの成長ぶりを見ることができて、かなり満足でした。それでもチョイ悪なところは健在なので、今まで通りのテンションをキープして楽しめます。
ハリウッドの業界裏も見ることができ、とってもおもしろいコメディドラマに仕上がっていておすすめです!